【カマタマーレ讃岐】怒涛の鳥取遠征!!深夜バスで東京↔鳥取間を0泊3日したらこうなる。
なんがでっきょんな。ぼっちシンガーです。
香川県出身、20代で路上ライブ世界一周、30代は東京で働きつつ音楽活動!
旅と音楽、サッカーなど、好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ!
「うじうじうるせぇんだよ!悩むくらいなら行けや!」
その日、我が家では妻・ようちゃん氏の怒号が響いていた。
「お前はなんのために働いとるんや?こういう時に使うためだろ!?金のことでぐじぐじ悩んでんじゃねぇよ!」
とお尻を蹴られながら、おれはハッとさせられた。
その通りだ…!おれは、人生楽しむために仕事して金稼いでんだ…!
そして、おれは次の瞬間、誓ったのだ。
行くしかねぇ!!東京から山陰鳥取にっ…!!!!
もくじ
カマタマーレ讃岐の鳥取アウェイを見に行きたい…っ!!
ことの発端は数日前。
いつもは土日祝日が仕事の俺は、自身の3月の出勤日を確認して、驚愕していた。
「え…!?これ、もしかして鳥取戦行けるんか…!?」
そう、今月は偶然の連休が組まれていて、これまた偶然、応援するJリーグチームカマタマーレ讃岐のvsガイナーレ鳥取アウェイゲームの日と被っていたのだ!
これはきっと呼ばれている!鳥取に激しくコールアンドレスポンスされているよっっ!!!
と急に盛り上がって、さっそく東京から鳥取までのアクセスを調べてみたんだが…
たっか!!!!!
一番楽な方法である羽田からの飛行機はお、往復6万円っ!!!???LCCもないっ!!??
おま、今度いく香港でも往復4万だぞ!!??鳥取って中東とかにあったっけ!??
その他の方法、新幹線も見ていたがやはり往復4万円くらいかかる+試合に間に合わせるためには前乗り必須で宿泊代もかかる事が判明…
なんなんだよ!!なんでこんなに高いんだよ鳥取!!
無理だよ…いやそりゃあの臨場感抜群のサッカー専用スタジアム「AXISバードスタジアム」は一度は行ってみたいしさ…砂丘に美術館、日本海の海の幸も興味深いけどさ…
いやでも6万円なんて大金、このブログ収益の3年分だぞ…!
底辺ゴミクズ零細ブロガーには無理だよ…一泊二日の国内旅行で6万円なんて…
そんなで、鳥取渡航の難易度の高さになげき狼狽えながら、おれが月収2000円の最底辺ブロガーである事を世間に知られて辱めを受けるというダブルパンチもあり、負け惜しみの言葉をぐずぐずとようちゃん氏にこぼしていたところ、
「ぐずぐずうるせぇんだよ!」
と文頭の言葉を言われた訳である。
あぁ、確かに、人生を最高に楽しむために俺たちは働いているんだ!やれる時にヤレ!推せる時に推せ!
しかしな…かといって6万円は高いしな…
くっ…こうなったらあの奥の手を使うしかないか…
貧困系旅人の奥義、「深夜バス」をなっ!!!
深夜バスで東京↔鳥取間を0泊3日したらこうなる。
19日23:00-横浜発(深夜バス)
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) March 18, 2024
20日6:15大阪梅田着
7:00難波OCAT発(バス)
9:52鳥取駅着
熱烈応援・讃岐の勝利を見届ける
18:20鳥取発米子(JR)
21:50米子発(深夜バス)
21日8:48 東京駅着
我ながら鬼すぎるスケジュール…!ドキドキするぜ…!(ドM)
そんなで、試合前日の仕事終わりから試合翌日の朝まで、0泊3日の超弾丸高速バスの旅をセルフプロデュースしたおれ氏!!
このつぶやきのように、
前日23時横浜発のバス→試合当日早朝に大阪で乗り換え→鳥取で試合見たあと米子に移動してまた一晩かけて東京へ!
という鬼スケジュールが完成した!
飛行機とかが6万円ちかくかかるのに対して、このスケジュールなら往復約2万円5千円と、半額の予算でいけちゃうんだよね!!
しかも2泊とも車中泊だから宿泊費もかからんしな!
「とはいっても、2泊連続20時間以上のバスの旅なんて無茶無謀すぎる!冷やおろしぶっかけのつゆを被って頭を冷やせ!」
と、ファンのみんなからのおれの体を気遣うコメントが殺到することだろうが、
フハハハハ!安心してください。
世界中の旅では長距離バスを幾度となく乗り継いで旅をして来たおれ!深夜バスの魔導士、またの名を「貧乏すぎて飛行機乗れなかった人」と呼ばれし玄人旅人なおれにとって、深夜バスは家みたいなもんよ!
そう、あれはベトナムを縦断していた時だった。ハノイから24時間のバスで南部を目指していたおれは…(以下自分語り)
そんなで、今日も聞かれてもいない昔の旅の話をブログでしては承認欲求を得る代わりに読者を減らしつつ、
過酷なスケジュールを公開したXのポストに対しても俺の体を気遣う声は特にないどころか、まず「ファンのみんな」なんて最初から存在しなかったことなどを確認したおれは、泣きながら当日!
仕事終わりに爆速でシャワーを浴びて、横浜のバスターミナル、23時大阪行きバスに飛び乗ったのである!!
深夜バスはとにかく「いかにうまく寝られるか」
乗車し席に着いた安心感とともに襲い来る、強烈な眠気…!!
ふふふ…ここで玄人旅人なおれが、快適でスマートなバス旅の極意を皆さんにお教えいたしましょう。
深夜バスはとにかく「いかにうまく寝られるか」なのですよ!!
宿泊代をケチって深夜バスで車中泊しても、全く眠れずに目的地で頭がぼーっとしてしまうようじゃ、安物買いの銭失い!
不慣れな車中泊の環境でも、ぐっすり泥のように眠れるように、
前日から睡眠時間を削った睡眠不足状態をキープしておくべしっ!!!
そうするとほーら…バスに着席したとたんに、即、眠気に包まれてきて…
…
…
全然寝られねぇっ!!!!
やだっ!!わたし、もし自分がいびきをかいたり、寝言言ったりしないか!?とか周りが気になって全然寝られないわっ!!
それに車内めっちゃ窮屈だしっ!!全然足伸ばせれん!!
これまだ、「讃岐の合鴨」、またの名を「お前座高たっか!」で有名なおれのコンパクトで収納性の高い足だからよかったものの、
もしこれが讃岐を応援するためにイングランドから駆け付けたピータークラウチだったらどうすんだよ!!
足の長さを理由に乗車拒否なんかした日にゃ、人種差別だと炎上して滝沢ガレソにまとめられるぞ!!
そんなで、快適でスマートなバス旅の極意などと意気込んでいながら、自分が一番深夜バスビギナーであったという事実に赤面しつつ。
不安と窮屈にイヤフォンをぶっさして、音楽を注ぎ込んではごまかしながら、バスは進むよ西へ西へ…。
卒業旅行とかかな?最初は周囲の大学生っぽい若者たちの、興奮したひそひそ話が聞こえていたんだけれど、
しだいにそれらも寝息に代わり。
バスの窓は遮光カーテンで閉め切られているのだが、隙間から見える東名高速の明かりが、流れては消えていく。
ゆっくりゆっくり、音楽にとろけてはなめらかな気持ちになってくる。
あぁそうだった。
おれは深夜バスの旅の、こうやって音楽を聴きながら車窓を眺めてる時間が好きだったんだ。
たくさんの人たちが詰め込まれたはずの車内、しかしまるでたった一人銀河鉄道にのって、真っ暗な宇宙を突き進んでいるような、まるでくすぐったくなるような孤独感が、なんだか感傷的な気持ちにさせる。
タイミングよくAppleMusicのシャッフルが、大好きなThe 2というバンドの「急行電車」という曲を流す。
「コーヒーカップごとひっくり返したような真っ黒な夜」を急行電車に乗って遠くに行く主人公が、
遠ざかっていく街に住む「あの子」に想いを寄せるって曲。
泣かないように平然と取り繕ってたのに、もうダメってなってあふれ出すように鳴くサビのメロディが、すごくいいんだよなぁ。
おれもたった今通り過ぎた見知らぬ聞いたこともない街の、その明かりの一つ一つに人生があるんだ、なんて大げさな妄想を繰り広げてみたり、する。
そんなくだらない遊びにも心行くまでどっぷりと浸っていられるのは、深夜バスの、永遠のように横たわる到着までの退屈な時間があってこそ。
日々のせわしない生活からどんどん遠ざかっていくようで、非日常の世界に連れてってくれているようで、なんかやっぱり、深夜バスは楽しい。
そんなことを考えていた。
大阪で難波発鳥取行きに乗り換え!
そんなで、突然訪れた哀愁漂う感情にポエムをしたためながら、寝たか寝てないかあいまいなまどろみながら、窓の外も明るみかけてきた早朝6時。
フフフ…バス車内に香りだすソースと鰹節の香り…道行く人たち皆が着ているトラ柄のセーター…(寝ぼけていて幻想が見えている)
そう、高速を降りれば、ここは大阪あぁぁぁぁぁぁっ!!
きたで…最大の難関っ!!
梅田から難波への乗り換え、うまくいくのか問題っ!!!!
キーとなるのは難波7:00発の鳥取行きバスに乗れるかどうか、だな…
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) March 18, 2024
深夜バスの梅田着が遅れたらアウト、梅田から難波への移動で道に迷ったらアウト。このスリル…たまらねぇぜ…!!(ドM)
そう、行きのバスは東京から鳥取への直行がなくて、大阪で乗り換えをしないといけなかったのよ…。
しかも、東京からのバスは梅田(JR大阪駅)着、鳥取へのバスは難波(JRなんば)発!
この記事の読者である港区女子のみなさまにもわかりやすく東京に例えて説明すると、
梅田ってのは東京駅、難波ってのは新宿みたいな感じの場所で、同じ大阪でもちょっと離れてんのよ!
乗り換え間隔は45分…果たして道に迷わず難波に行けるのかッ!?無事にバスに間に合うのかッッ!!!?
都市高速を降りたバスは定刻通り6:15に梅田駅に到着っ!!
…と同時に前田大然並みの圧倒的瞬発力でクラウチングスタートを切ったおれ!!
「こんな低俗ブログ読んでる港区女子なんているわけねーだろww」
などという読者の皆様からのご意見ご感想も届かないほどのスプリントで一気に御堂筋線に乗り込み、
地下鉄難波駅から爆速でバスが出る難波OCATへっ!!!!
ま、まにあった…!!!はぁはぁぜぇぜぇ…!!!!
まじで一試合平均スプリント回数ブンデスリーガ一位は記録してたやろ…!!
くっそしんどかった…!!応援するためのライフ全部使い果たした…!!!
これで試合中止とかなったら、まじ泣くぞ…!!!!
あとは『ちゃんと試合が行われるかどうか』だけやな。#中止になったら笑う#いや笑えん#カマタマーレ讃岐#ガイナーレ鳥取 pic.twitter.com/HflMnPTr3p
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) March 19, 2024
そう、最大の難関移動を潜り抜けたおれ、しかしさらなる試練がっ!!
「今日試合、ちゃんとやるんすか?」問題、勃発っ!!!
なんやねん暴風雪警報って!!!!降水率100%にイナズマ純也マークまで付いとるがな!!
こんな天気予報、水不足にあえぐ香川県民は見たことも聞いたこともないぞ!!
いやぁ~、天気悪くなるとは聞いてたけれど、ここまでとは…
なんか瀬戸大橋も暴風で通行止めになって、一部のサポ仲間さんたちは遠征中止を余儀なくされたらしいし…
くっ…鳥取め…!!山陰地方の天候さえも味方につけ、われわれ讃岐の戦力を削ごうって魂胆か…!!!
ちくしょう、アウェイはすでに始まっているってことだ…!!
ここまで来た!
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) March 19, 2024
地図で香川が見えて感動!これはもうホームと言っても過言では無いのでは!(?)#カマタマーレ讃岐 pic.twitter.com/wfI4j6LgFF
そんなで、不安になる心を「地図上に香川が見えたからここはホーム」などと都合のいい解釈で落ち着かせながら、
バスに揺られることさらに3時間…
ついに到着!!鳥取駅!!
ついたぁぁぁぁぁぁ!!!!ここが鳥取砂丘の町、鳥取かーーーーーーっ!!!!!
鳥取県といえば米子市が有名だが、県庁所在地はここ鳥取市。
日本唯一の砂漠地帯・鳥取砂丘があまりにも有名で、砂丘に隣接する「砂の美術館」や因幡の白うさぎで有名な「白兎神社」などがある街だ!
そして個人的に、鳥取市の旗が好みなんや…!!
なんかめちゃくちゃ中央アジアっぽくないすかっ!!!
すごいときめいたんだが!!なんなんこのモンゴル文字みたいなかっこいい旗!!
この濃いグリーンもかっちょえぇぇぇ!!!もしかしてガイナーレの緑もこの旗から来とるんか!??
砂漠の街で、アクセスが難しい謎めいた街、すなわち鳥取は日本のコーカサス地方ともいうべきか!!
うおぉぉお興奮するぅぅぅっぅ!!!
そんなで、好きな国旗を鼻息荒く語るだけのブログ記事を書くほどの国旗マニアなおれは、
誰にも伝わらない狭い性癖で一人盛り上がりつつ、シャトルバス乗り場へ急ぐ!
じっくり街を散策でもしてみたいところではあるが、すまん鳥取、我は急ぎの身!!
さぁ砂漠の果てのシルクロードを抜けて、いざゆかん!!AXISバードスタジアム!!(大げさ)
うん、曇り空ではあるけれど、天気予報に反して雨は降ってない!
なんじゃい!!暴風雪警報とかビビらせやがって!!
まったくいつも天気予報は大げさなんだよな~!!!全然余裕で試合できr…
ピカッ!!!!ゴロゴロゴロ…!!!!
ずぁぁぁぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!!
ほんとに試合出来るんかこれッ…!!!!(恐怖)
迫力満点!AXISバードスタジアム!
バスに揺られること30分…!!!
そして東京を出発してから12時間後…!!!!
ついに到着っ!!!ガイナーレ鳥取のホーム、AXISバードスタジアムッ!!!!!
かっこいいぃぃいぃぃぃい!!!!!近すぎるっ!!!!!!
田園地帯に突如現れるサッカー専用のスタジアムは、とにかくピッチが近いっ!!迫力満点!!
まじで選手の息遣い、スパイクのこすれる音すら聞こえてきそうなほどの圧倒的な臨場感ッ!!
全体がコンパクトで見やすくて、こりゃいいスタジアムだなぁ!!!
ガイナーレ鳥取はこのAXISバードスタジアムのほかにも、米子市に「オールガイナーレYAJINスタジアム」っていう専用スタジアムも持ってんのよ…!!
くそっずるいぞ!!こんな雰囲気良いサッカー専用スタジアムがありながら、なんて贅沢なチームなんだ!!
雨が止んだ一瞬を見計らってスタジアムの写真を撮ったものの、基本は豪雨&暴風吹き荒れる状況…
すぐさまテント下に逃げ込んでは、いつものようにだれも望んでいないスタグルレポートを慣行する余裕もなく、凍えながらアツアツのたこ焼きで暖をとりつつ待つこと1時間…
ついに選手入場だッ!!!!!
よかったぁぁぁ!!!どうやら試合は開催されるみたいだ!!(まずそこ)
うぉぉぉぉおカマァァタマァァレッ!!!!カマァァタマァァレッ!!!!
白熱の試合!!凍える寒さだったけどおもしろすぎた!!来てよかった!
そして、試合終了ぉぉぉおぉっぉ!!!!
はい。「なんかよー分からんけどなんとなく感覚でサッカー見てる」系ブロガーなので、いつものように詳細なマッチレポートは書けないのだが。
激闘…!!!!
まさに、そんな言葉がぴったりな試合だった…!!
開始早々にニーナのゴールで讃岐が先制するも、風下になった後半は鳥取が勢いついて防戦一方…!!
守り切るかと思えた後半終了間際に被弾し1-1…!!
しかし、なんかこう、讃岐ゴール裏、めちゃくちゃ熱く戦えてたぞっ!!
警報級の雨とみぞれと暴風の中、瀬戸大橋止まっても駆けつけるような頭のおかしい(褒めてます笑)人たちだ。
コールリーダー氏を中心に「今日はなにがなんでも勝たせる!!」って熱い思いが、ゴール裏の一体感が、バチバチに溢れてた!!
ポジティブな声掛けがいたるところから沸き起こってたし、見ず知らずの同郷の人たちと一喜一憂してハイタッチして、一緒に叫んで飛び跳ねて。
やっぱこの臨場感、一体感、心が沸きあがるようなドラマティックな感情、そして試合後の「出し切った~」ってへたれ込んでは見上げる空の、何とも言えない爽快感。
12時間かかったけど、びしょ濡れになったけど、
「やっぱり来てよかった」
と心の底から思えたのでありました!!
「うじうじすんな迷ったら行けや!」と尻を叩いてくれた(物理的にも)ようちゃん氏にも感謝である。
大学の軽音楽部のころのバンド仲間とも会えたし。
試合後、大雨と弓矢みたいなヒョウに打たれた後の、もはや快感さえ感じている瞬間の一枚。
生粋のドМである。
いややっぱ無理っ!!!!
痛いっ!!!!痛いっ!!!!!寒いしヒョウが痛いっ!!!!!
撤収やぁぁぁぁぁ!!!!
風呂に入って米子で一杯ひっかけて帰る。
そんなで、鳥取駅に戻った後は駅近くの銭湯へ!
ガイナーレのポスターが貼ってある、番頭?っていうのか?あのおばあちゃんが入ってすぐのカウンターから話しかけてくれる、めちゃ渋い雰囲気の昔ながらの銭湯だった!!!
ここでさっき会った大学生の讃岐サポさんとまさかの再会!
彼も今から高速バスで帰るそうで、「みんな考えること一緒ですね~!」とか言いながら風呂に浸かっていると、
地元のおじさんも「ガイナーレの試合?どこから来たの?」と話しかけてくる。
見ず知らずの地元の人と自然と会話が始まっていく感じ、ええなぁ~。
Jリーグが地域に根付いているおかげで、それを通して地元の人たちとのコミュニケーションが広がっていく。
これもまたアウェイ旅の醍醐味やで。
「うそやんめちゃめちゃ晴れとるやんけ!!」
銭湯を出ると、さっきまでの嵐が嘘のように青空が広がっていた。
大学生サポくんと、讃岐と鳥取のJリーグ入れ替え戦の歴史など話しながら駅まで歩いて、
「またどこかの試合で!」と言って別れた!
そこからおれは電車に乗って、深夜バスが出る米子へ向かうことに…
フッ…夕日がまぶしいぜ…!!旅情緒あふれる風景だ…!!
と、最初は電車旅を満喫していたんだけれど。
同じ鳥取県内、鳥取市から米子市なんてすぐでしょ?と丸亀から高松行くくらいの感覚で電車に乗ったんだが…
その日うどん県民は思い出した…!わが県は日本で最も面積の小さい県だったということを…!!
広っ!!!鳥取広っ!!!
鳥取⇔米子間、めちゃくちゃ遠いんだがッ!!!!
なんか特急もあったみたいなんだけれどケチって鈍行に乗ったので、暴風で遅れたのもあって結局3時間近くかかった…!!(香川だったら縦断できるぞ…)
なんか試合後の疲れもあって、地味にこの旅で一番きつい移動だったわ…
いいかみんな!?鳥取から米子に行くときは、無理せず特急使えよ!!
そして、この世の果てかのように思われた米子市に電車が到着したころには、あたりはすでに真っ暗に…。
いかん!バスが出るまでにご飯食べなきゃ!!
と思って、適当に駅ちかで評価の高い中華料理屋に入ってみる。
あんまり時間もないし、サクッと一杯ひっかけて帰るか…。
フフフ…安定の餃子とピリ辛メンマで一杯。
ウマイィィィィィ!!!!!!
やはり試合後は餃子とビールに限るぜっ!!!
そして〆にラーメン半チャーハンセットでも…
でっか…!!!!
〆のつもりで頼んだこの店名物らしいラーメンは、東京ドーム3個分はあろうかと思われる巨大などんぶりに摂氏2000度を超えるアツアツのアンがなみなみとかけられた、超大盛みそあんかけラーメンだったッ!!
セットの半チャーハンも、たまに実家帰ったときに
「あんた痩せとるなぁ!東京でちゃんと食べとんな?半チャーハン言わんと、しっかり食べないかんで!」
とか言って作ってくれる「カァーチャンのチャーハン」な量だし!!!
い、いかん!!早く食べねば時間がないっ!!
うまいっ!!!アツアツのあんと柔らかめの麺が濃厚ミソスープに絡んで、めちゃくちゃうまいっ!!
うまいんだけれど…
これ、バスの時間に間に合うのかおれっ!!!
スープは…勘弁してください… pic.twitter.com/TKOKXAtzYx
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) March 20, 2024
うぷ…もう限界…
めちゃんこおいしくてコスパ最高の店だったけど…
夜行バスに乗る前はやめとけ…!!!
米子から東京へ再び12時間のバス旅!帰りは一瞬…
くっ…一瞬だったぜ鳥取滞在…っ!!!
12時間かけて今朝到着したばかりなのに、また乗り込むぜ12時間の深夜バスっ!!!
行きとは乗るバスこそ違うものの、昨日一晩を過ごしたバスと同じような車内の風景に、
もはや帰宅した時のような安心感さえも感じつつ、バスは出発っ!!
行きは大阪で乗り換えしたんだけれど、帰りはなんとなんと米子から東京駅まで直通弾丸深夜高速バスなのだ!
いやぁ途中で「ちゃんと乗り換えできるかな?」とかの精神的不安がない分、気が楽だわ。
乗っておくだけでいいしね。
あぁ、無事バスに乗れた安心感と睡眠不足で、急激に眠くなってきた…。
いかん、このブログの〆のまとめ文を書かねばならんのに…
いやぁ・・・短い滞在だったけど…
やっぱJリーグアウェイ旅は楽しい…
な…
足柄まで帰ってきたー!
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) March 20, 2024
2連泊の深夜バス、めちゃめちゃぐっすり寝れた…もうバスの揺れがないと寝られない体になってきたかもしれん。 pic.twitter.com/YW5MQy4z7h
え!??もう足柄ッ!!!??
昨日とは打って変わって、まじで一瞬で関東まで戻ってきてしまった!!
途中立ち寄った岡山の蒜山SAや兵庫の宝塚SAで、めっちゃ雪が降ってたのに驚いたのはなんとなく覚えているのだが、そこから大阪名古屋を通り過ぎた記憶が皆無っ!!
まじで自宅のようにぐっすり眠れてしまった!!
あかん!!もう深夜バスの揺れがないと眠れない体になってしまったかもしれんっ!!!
とかなんとか言うてたらもう東京やぁぁぁぁ!!!
まとめ
これにて今回の鳥取遠征、完ッ!!
まじで怒涛の0泊3日だった…!!行くの躊躇してたけど、無理してでも行ってよかった!
アウェイ観戦を通して、いろんな方法で旅したり、行ったことない土地で見知らぬ地元の人たちとコミュニケーションするのは、やっぱ楽しい!
そして、深夜バスの旅は最初はハードだけど、慣れてくるとやっぱ居心地いいわ。
深夜の高速道を眺めながら音楽聴くのは最高にキマってポエム書いてしまうほどメロウな気分だし、知らない街を次々と通り過ぎていくあの、遠くに行ってる~!感がまた、いい。
最後のほうとか、「まだ着かないでくれ!!わしゃまだ現実に帰りとうない!!ちょっと仙台あたりまで周遊ドライブして帰ってこようよ!!」とか思ってたもんな…
これで往復で2万円ちょっと。時間さえあれば最強の移動手段だな。
深夜バスは乗っておくだけでいいんでまだ楽なんですけど、とにかく思ったのは、
自走で東北とかまで行っちゃうサポーターの人たちとか、どんな精神力してんのや!!
と驚きをかくせない、そんな旅となりました…!!!
そんなところです。
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