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うどん県民が取りがちな『うどんマウント』3選の話【香川県民とうどんを食べる際は注意！】

2020年10月26日

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

なんがでっきょんな！ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
「コシ無きうどんはうどんにあらず」が座右の銘の、極右派うどん県民だよ。


香川県外の皆さんは、うどんを食べるときは気をつけた方がいい！！

周りに、香川県民がいないかをしっかり見渡して食べるべきだ！

彼らは鋭き眼光で君の一挙手一投足を見ている。

そして、うどんマウントを取るその瞬間を、今か今かと舌なめずりをしながら待っているのだ！！！

見せたるで…！この由緒正しきうどん県民の俺様が、うどんのうの字も知らんやつらに、うどんとはなるたるやを見せつけてやるで…！！！ぐはははは！！！

ぼっちシンガー
ぼっちシンガー


香川県民、うどんしかない説


僕はかれこれ3年ほど東京で暮らしている。

ご存じの通り、東京には日本全国さまざまな場所から人が集まってきている。

そして、そんな出身地がバラバラの人達が一同に会して話をすれば、地獄絵図が繰り広げられる。

どういうことか？

そう、皆、「自らの出身地こそが日本一！」と言わんばかりにご当地マウントを取り合うのだ！！



まず、関東勢は東京第一主義の理念が根付いている。

東京出身者は、実家が山手沿線だとかいうだけで周りが勝手にもてはやしてくれる。

唯一神奈川県民だけは

「あ、そうなんだ。私は実家横浜。」と対等に出身地を語ることができるのだが、

千葉、さいたま勢は「いやぁさすがでございますお代官様！」とすり寄っては、自らの身の上を語る事は頑なに避ける。

そして、地元に帰って群馬栃木茨城県民を捕まえては

「オラァ田舎者が！こんにゃくでも食ってろ！」

などと横柄な態度で見下しては、辟易した心を晴らすのである。



関西も大変だ。

基本的に、大阪出身者は東京の人々を見下している。

「あいつらオチもない話をボソボソ小さい声で話して聞こえへんねん！もっと声はれや！」

とオラぶる姿を、京都出身者、神戸出身者は

「我々はあのような下等な人種とは違いますので勘違いせんといてください。」

と見下す負のスパイラル。





ここに書いたのは名高い大都市出身者のマウント合戦だが、田舎出身者なら、地元の名産や土地柄を武器に戦う事になる。

例えば長野県民は、「東京の水なんて臭くて飲めないよ。」などと北アルプスの天然水を遠回しに自慢するし、

福岡県民なら「家系ラーメン？あんなんしょっぱいだけたい。」とラーメンでマウントを取る。



その流れで行けばわかるだろう。

日本一面積が小さく！！
人口、都市発展度ともに隣県愛媛にすら勝てず！！
年中水不足！！

くっ…！！俺たちが誇れる県民の唯一のプライド…

それはうどんのみ！！！！

そう、我々にはうどんしかないのだっ！！！！

うぉぉぉ勇ましき県民たちよ！！右手に麺を！左手にどんぶりを！！
覚悟を決めろ！！！いくさだ！！！

ぼっちシンガー
ぼっちシンガー


うどん県民が取りがちな『うどんマウント』3選


上記の理由から、うどんの話になるとやたらいきり立って得意げに語り出す傾向のある香川県民。

ここで、とある香川県民のツイートを参照しながら、彼らが取りがちなうどんマウント、その具体例を紹介していこう！！

関東のうどんをバカにする。

見よっ！！！

文章の節々から、

（関東のうどんは偽物！こっちの人はダシの効かせた本場のうどんが食べられなくて、かわいそうだねぇww）

と言いたげなマウント根性がにじみ出たツイートだ！！

だが、口に合わないなんて直接口にするといろいろトゲが立つから、「これはこれで…」などと釈明してあるあたり、かなりの玄人。
うどんマウント玄人だこいつは。つまり、性格悪っ！という事だ。



よく、料理には地域差があって、関東は醤油味が、関西ではダシの味をベースにした味付けが好まれる、と言われている。

実際、関西のうどんがいりこだしを効かした色の薄いスープなのに対し、関東風うどんは醤油多めで色が濃い。

どん兵衛のうどんも、関東と関西で味付けが違うらしく、『味覚の地域性』というものがいかに根強いかを物語っている。

基本的に香川県民は、

『讃岐うどんこそがうどん。それ以外はうどん風の何かである』

との思想を初等教育下から徹底して植えつけられるため、他所の味の文化を認めない傾向がある。

その頑なな姿勢が、このようなツイートを投稿する背景にあると筆者は分析する。

丸亀製麺を目の敵にする。


香川県中部、丸亀市出身の県民が取りがちなのが、

『丸亀製麺は丸亀じゃない』マウントである。


上のツイートのように、「丸亀出身？あぁ！丸亀製麺の！」などと言われた際に、

「実は丸亀製麺は県外(兵庫県)のうどん屋なんだよね。」

と、事実を伝えているだけなスタンスの会話の裏に、

（あんな偽物を讃岐うどんだと思ってもらっちゃぁ困るよ！本場の讃岐うどんはもっとすごいんだぜ！？知らないとはなんて可哀想な人達！！www)

という対比マウントを含ませるという、上級テクニックだ！！


素直な人なら、「へぇ知らなかった！教えてくれてありがとう！」などと感謝してしまいそうになるが、そうやってもてはやすと、

「あ、ちなみに【はなまるうどん】は香川のうどん屋ね。まず量が違うから。本場は。値段もひと玉100円台から食べられるし第一…」

などと調子に乗って30分は語り続けるので、注意が必要だ。



丸亀製麺は、丸亀の名前を勝手に語りつつ丸亀市には店舗すら無いことから、実際に多くの香川県民から反感を買っているのは事実。

カマタマーレ讃岐(香川のJリーグチーム)が財政難にも関わらず、県民のプライドが許さないという理由で丸亀製麺からの大型スポンサーオファーを蹴ったという噂は有名だ。


しかし、丸亀製麺が讃岐うどんブームの一端を担ってきた事は素直に認めるべき所であるし、ちょっと高いけど味は普通に美味しい。

また、関東在住の県民にとっては、丸亀製麺は【一日の必要うどん摂取量※】を満たす上でやはり貴重な存在である。

表向きでは「丸亀製麺なんて…」などと言いながら、影では週3ペースで足繁く通う姿が確認されているというから、滑稽だ。


※うどん県民白書によると、香川県の一般成人男性の必要うどん摂取量は、【1日3玉前後】が推奨とされている。

セルフうどん店のマナーについてあれこれ言う。

東京でははなまるうどんと丸亀製麺ぐらいしかないが、香川のうどん屋はセルフ式が基本。

セルフうどん店は社員食堂のような形式で、カウンターに並んで注文、もちろん食器の返却までを自身で行う。

香川の昔からの製麺所では、どんぶりに麺だけをポイっと入れて渡され、

湯切りもダシを入れるのも、そして薬味のねぎを刻むことすらもセルフでやらせる所もある。

もちろん県外の初見さんはやり方が分からずに戸惑うわけで、そんな姿を見つけては

（まったくこれだから素人は困るんだよな…！どれ、無様な者どもに誇り高きうどん文化を見せつけてやるか。）

と嬉々として食べ方の指南を聞かせ付けるのがうどん県民の幸せなのである。


そして時には、セルフうどん屋のマナーに反する人々へ、注意喚起するフリをして「香川のうどん文化の成熟度」を見せつけるマウントなどを取ってくる場合もある。

見よっ！！！

マナーの向上を呼び掛けるツイートの裏で、

（香川県民は皆、高尚な文化と高度な教育を受けて育ってきた！うどん先進国民の我々は、君たちとは違うのだよ！！がははは！！）

という魂胆がいりこダシのごとくプンプン香っている！！！



このようなうどんマウントを取られないためにも、香川でセルフうどん屋を訪れる際は、しっかりとマナーを把握しておくことが大切だ。

香川のうどん屋はうどん一杯150円とかで食べられる。驚愕の安さ。

日本とは思えないようなそんな価格設定が可能なのは、セルフうどん屋の回転率の良さ・薄利多売のシステムが機能するからこそ。

なので、

注文カウンターで写真撮影などをして列をつっかえさせる、

無料トッピングのネギや天かすの乗せすぎ、

食べ終わってもすぐに席を立たない、

などの行為は即銃でパン！である。（ちなみに丸亀製麺は以前、ネギの増し増しトッピングを推奨して大炎上した。）

もしあなたがうどん県を訪れる予定があるなら、上記のルールを守り、

うどん県民にマウントを取らせる隙を見せない楽しいうどん屋巡りを目指そう！

まとめ

このように、香川県民にとって最後の武器、そして唯一のアイデンティティであるうどん。

間違っても彼らの目の前で、「おれはうどんより断然そば派だわ～」などと主張するのは止めよう。

相手が讃岐うどん原理主義組織の人間であれば、即身柄を拘束され釜茹での刑に処される事は確実であろう。


そして、もしあなたがうどん県民であれば、ここで例に上がったツイッタラーのように、あからさまなマウントを取っては調子にのらないよう、注意しよう。

表面上はうまく取り繕っているようでも、その裏の『うどん第一主義』的思想は他県民に十分伝わってしまっている。

不用意なマウント合戦から、「讃岐うどん」対「他県うどん」、「そば」の全面戦争に発展する事態にもなりかねない。

不用意な挑発は慎むべきだ、と筆者は考える。

まったく、一体だれなんだあのぼっちシンガーとかいうやつは。

香川の恥もいいところだぞ！けしからん。

そんなで、書いてたらうどん食べたくなってきたので、讃岐うどんとは何たるやを体現するうどん系Youtuber、『ヤグタウン』の動画でも張って、筆をおくこととする。



そんなところです。

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Posted by gamoyuki