【空港からバンガロール市街地へ/インド】バンガロール到着とWi-Fi砂漠難民の話。
タイからエアアジアでインド、バンガロールに到着!!!!
バンガロールは南インドの中央部に位置する都市で、近年はIT産業の発展著しいビジネス都市として有名!
多分、1年前に見たデリーやバラナシなんかの混沌としたインドの風景とはまた違った、ビル街の並ぶ新しいインドを見られるんだろうなぁ。刺激はないかもだけれど、インドに慣れるためにはありがたい。
なんて、想像していた。
バンガロールの空港のイスでそのまま一泊して、ふらふら寝ぼけながら朝7時の市内へのシャトルバスに乗り込む。
30分後、吐き出された国鉄駅前は、予想をはるかに上回る、まさに絶対的インドの姿がそこにあった!
まさに圧倒的異国感!
行き交う人と牛、四方向から信号のない交差点に突進してくる車とバイクとトゥクトゥクはけたたましいクラクションをあげている。巨大な荷物を頭に乗せて歩く労働者達、悲しい目でこちらを見てくる物乞いのお母さんと娘。
180パーセント日本とかけ離れた街の姿。
そうだよ、これがインドなんだ。
南インドは、北インドよりも観光地化されていない部分もあって、しつこい客引きやおれがガイドしてやろうなんて話しかけてくるめんどくさい詐欺集団に付きまとわれることはないため、まだ街を歩きやすいけれど、それでも昨日までいたはずのタイの都会とは全く違う人間の生き方がある。
一泊800円の宿にチェックイン。
一応この辺の最安値みたいだけれど
めちゃくちゃ汚くて泣きそう!
鍵は壊れてるし、
蛇口をひねれば泥色の水が出る。
もちろんシャワーもお湯は出ない。
トイレにトイレットペーパーなんてあるわけないし、
Wi-Fiも南インドの安宿はほとんど設置されていない。
極め付けはダニだらけのベッド、、、涙
不便すぎる!!!
あぁ、しっかりしてくれよインド!
なんて最初はその不便さに嘆くんだけれど、だんだんと慣れてくると、日本やタイの綺麗な部屋が、蛇口をひねるだけでお湯が出るということが、とんでもない幸せに感じてくるのだ。
インド人の当たり前が僕らにはカオスにしか映らない様に、日本人の当たり前もまた、世界の中では異常なのかもしれない。
とにかく、Wi-Fiを繋げないことには、バンガロールの観光スポットも、ここから先の旅のことも、自分という存在さえもなにも分からないという現代検索少年の俺は、ネカフェかなんかあるかなぁと街をぶらぶら。
細い路地でトラットゥクトゥクが荷物の搬入作業で道を塞いでいて、大渋滞。
無数のけたたましいクラクションに慣らされるも搬入作業員は急ぐ気配一つない。
インドの街は、この区域は八百屋の集まる場所、この区域は電子機器街、という風に同業者同士集まることが多い。
この幹線道路の高架下は物乞いの街なのだろうか、真っ黒に汚れた服を身にまとった多くの老人がコンクリートの上で眠っていて、歩道には手を差し出したまま動かないおばあさんが2人、並んでいる。
近くには商店街の目の前に山盛りにされたゴミの山。どこからともなく野良牛がやって来て、捨てられているココナツの実をかじっている。
そんな横で、火がつけられて、黒い煙がてている。
ここで直接ゴミを焼くみたいだけれど、火事にならないのか!?
それとも野良牛のステーキでも作るんだろうか!?
その背中には立派なモスクが建てられていて、その対比がなんとも不思議だった。
空き地でクリケットする少年たち。
インドでサザエさんがリメイクされたら、カツヲは中島に、「磯野~クリケットしようぜ~」と誘われるに違いない。
インドでは常に足元を気にしながら歩かないといけない。
この様に、神様(牛)の落し物が街のいたるところにプレゼントされている。
毎年数件、不慣れな日本人旅行者がこれをバターカレーと間違えて飲食してしまい死亡する事件が発生しているので、十分に注意が必要だ。
晩飯は、おきまりのカレー。
うーん、この絵、さっきどっかで見た様な、、、
味はイマイチだな。。やっぱり北インドのカレーの方が、日本人には合う気がする。
あぁ、ここからまた地獄のカレーばかりの毎日が始まるのか。
ってかWi-Fiまだみつからねぇ!!!!
この日記も陽の目を見る事もなく歴史の砂の中に埋もれるのであろうか。
あぁインターネット砂漠南インドよ。
なんて書いていると本当に今までネットにどれだけ依存して生きていたかよく分かるな。
少しはこの環境を楽しむのも悪くない。
そんなところです。
PS.このブログをついに更新する事ができたという事はそうです、Wi-Fiが見つかりました。
近所のちいさな汚いネットカフェにて。
お母さん、僕は元気です。
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