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ゴアで販売営業と怪しいウワサの湖の話。

2019年8月1日

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もうすぐゴアを去ることになる。

ぼっち旅の再開が近い。

当初の目的では、ここから電車で6時間の大都会ムンバイへ行こうと思っていたのだけれど、ムンバイの宿がめちゃくちゃ高いから友達のいない君には無理だとか、ただの大都会ですること無いから友達のいない君には無理だとか、あんまりいい話を聞かなかったので、もういっそ首都のデリーまで行っちゃおうかと考えている。

30時間の長旅になるけれどね!

30時間だよ!!?
もう一生分の電車利用時間を超えちまうよ!

大丈夫かおれ!?

大学生の時、千葉で行われるカウントダウンジャパンフェスに地元の奴らで行ったんだ!

青春18切符を使って。

香川から12時間かかった。

あの時も、楽しかったけどあまりもの長旅に、幼かった俺たちの可愛いケツは割れ、その爪痕は今も残り続けている。

30時間も乗っちゃったら。

割れるなんて騒ぎじゃ無いだろうね。

…そう、待っているのは空中分解だ。

幾度の振動と、コンパートメントで一緒になった陽気な欧米人達とのコミュニケーションに取り残されたおれは、
いくつもの光に包まれて、大宇宙になるんだ!

みんな。
3日後くらい、遠く西の空でだれよりも光り輝く赤い星を見たら、そっと笑いかけてくれ無いか?

世界の終わりを、パンを焼きながら待つように….

fin….

ということで、出発に向けてお荷物だったバッグを売ってきた。

オーストラリアで80ドルで買ったこの足のアレのマークのバッグ。

マーケットの親父たちに一軒一軒、交渉を重ね見事、

300ルピー、600円で売れました!!

うん、もう捨てようと思ってたくらいだから嬉しい!!ビール5杯も飲めるぞ!!

もし売れなかったら、浜辺でフリーマーケットにしても良かったなぁなんておもってたけど、案外買ってくれるもんだな。

その後、一人で宿からアランボルビーチを背に海沿いを歩いて行くと、小さな別のビーチに出た。

そしてすぐ近くには小さな湖。

前に見たゴアの紹介ブログかなんかで、海の近くの湖の裏に巨大な木が祀られてあって、そこでヒッピー達の謎の儀式が行われている、なんて書いてあった。

ここの事か!?

湖の周りは木々生い茂る森になっていて、小さな小道が一本。

とりあえず入ってみる。

クネクネ道を過ぎていくと、水溜りみたいに静かな、森に囲まれた小さな池に出た。

池の水はわりと澄んでいて、海水魚みたいな白と黒のゼブラ柄の魚が二匹、なかよく泳いでいた。

なんだか気持ち良くなって、森のなかで火に気をつけながら、一本吸ってみた。

旅を始めて、たばこに火をつけることが多くなってしまった。

そんなに吸ってて心地いい!!って思うことはないんだけれど、旅の途中で出会った旅人達と一緒に吸う一本分のまったりした時間が好きで、いつも手に持っていた。

だからあんまり一人では吸わないんだけれど、湖の見える小さな岩に腰掛けると、木漏れ日がゆっくりと揺れて、気持ちよくなって。

背中を向けた池からは魚の跳ねる音がポチャっと聞こえて、遠くでは鳥がせわしなくさえずっている。

青いカワセミが水面を横切るように飛ぶのも見た。
背中のブルーが鮮やか過ぎて、思わず見とれてしまった。

少し離れたビーチから、楽しそうな笑い声と打楽器のジャンベの音が聞こえる。

ゆっくりとゆっくりと、火に燃えて緩やかに短くなる。

短くなればなるほど、赤く揺れる小さな火が踊るように輝き出して、生きてるみたいだ。

最後の最後まで、そんな姿を見ていたくて、フィルターに火が届くまでゆっくり吸った。

体に悪いんだろうなぁ!なんて思いながら、小さな物語のような、ショートムービーのような時間。

気分が良くなってきて、持ってきていたギターで森のなかで静かに歌ってみた。
鳥が返事をするように近くでさえずってくれる。

大きく深呼吸。

結局噂の大木はなんのこっちゃわからず諦めて帰ってきたけれど、森と過ごした一時の素敵な時間でした。

そんなところです。

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Posted by gamoyuki