青春こじらせおじさんおれ氏、各社の卒業ＣＭとその主題歌をまとめてみる話【グッとくる卒業ムービー一覧】

2023年3月3日

ぼっちシンガー

ナマステ！ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅などを経験し、現在は東京で音楽活動中。
旅や音楽、その他好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ！

あかんってぇぇぇぇぇ！！！！

スタサプさん、それはあかんってぇえぇえええぇ！！！！

びぃぃいぃいぃぃえぇぇぇぇぇぇんん！！！！！！

暖かな日差しが春の訪れを告げ、新しい季節を感じられるようになった今日この頃、

皆様いかがお過ごしでしょうか？

冒頭から30代の汚いおじさんが泣きわめく、この世の終わりのような書き出しで始まった当記事であるが、

その理由がこちらである。

泣いてまうやつや… https://t.co/4410JPu1Ji
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) February 10, 2023

卒業する君へ『18の問い』スタディサプリ卒業ＣＭ： Sundae May Club

そう、2022年のスタサプの卒業ＣＭを見ていたのだ。

なんこれめっちゃせつないやんけぇぇえぇ！！！！う”う””う”っ！ぐじゅ…！！（号泣）

ＣＭの内容はこんな感じ。

18歳、高校卒業に向けて先生がアンケートを実施。

それに対する生徒たちの等身大の回答が、思い出の写真たちと一緒に映し出されていく…

いかん、こういうプライベートフィルムみたいなの、

まったく知らない学校の全く知らない生徒たちなのに、まるで古くからの友人のように感情移入しちゃう…

「高校生活でやり残したことは？」って質問に対して「修学旅行」って答え、コロナ渦ならでわでせつないね…。

そして、「卒業してまっさきにやりたい事は？」と問われ、

「母の写真を持って海に行くこと」って…

あかん…あかんやつや…！心ぐじゅぐじゅになっちゃう！！大丈夫…きっと…きっとお母さんも幸せだからね…！！

（しばしすすり泣き）

…ふぅ（泣き止んだ）ぐじゅ…。

そして選曲が最高なんや。最近おれもハマっているSundae May Clubの、「春」って曲！！

卒業シーズンって、甘ったるく泣かせに来る曲が多い中、この曲はそういういやらしさ・お涙頂戴感が微塵も無い。

潔い、空元気な旅立ちの歌なのが、逆に心に突き刺さるんすよ。あぁぁ！！

と、こんな感じからも分かるように、わたくし卒業シーズンに良く出回る、卒業ＣＭが好きすぎる系シンガーなんです。

今日は他にも、おれの好きないろんな会社の卒業ＣＭと、その主題歌をいくつか紹介してみたいと思うよ！

カロリーメイト卒業ＣＭ：神門・観音クリエイション

カロリーメイトのＣＭも好きやなー。

2022年の「入学から、この世界だった僕達へ。」編で音楽を担当したのは、ポエトリーリーディングの鬼才、神門さん、

そしてタッグを組むのは、ポエトリーリーディングと言ったらこの人！トラックメイカー観音クリエイションさんの音楽！！

もうこれだけでわかるやろ。これは神ＣＭになるぞと。

このコロナ渦のマスクを強要された学生時代を、実際に経験したわけでは無いはずなのに、

痛いほどにリアルな歌詞の描写。その中で垣間見える青春そのもの。

合宿の過酷さを語る先輩。でもその表情はどこか誇らしげで。
その合宿のキツさとそれが丸ごとなくなるキツさ、どっちがきついのか教えてほしかった。
「部活」作詞・歌唱：神門作曲：観音クリエイション

納得せざるを得ん理由はいつでも　納得できる理由までにはなってくれない。
「部活」作詞・歌唱：神門作曲：観音クリエイション

なんでこんなヒリヒリした歌詞書けるん？

心の中に男子高校生飼ってるやろ…

ほんとに、今の学生たちの葛藤や焦燥感が自分事みたいに伝わってくる歌詞。

そして2020年バージョンは鉄板・森山直太朗の「さくら」。

こちらもコロナ渦の最後の高校生活を描いた内容になっている。

友達とオンラインで話し合ってたり、授業動画を早送りしてたり、

この時代にしか生まれないＣＭになっていると感じる。

もし自分が今の高校生のように、大切な青春時代をコロナ渦でつぶされてしまっていたら、どう感じていただろう。

大人として、彼らの青春を守ってやれなかった、そんな社会にしてしまったことに対して、申し訳なさも感じてしまう。

来月から、マスクの着用義務が大幅に緩和されるとも言われている。

一生に一度だけの学生生活くらいは、マスクなしの普通の青春時代を過ごしてほしいな、なんて思うよ。

スーツのはるやま卒業ＣＭ： Mr.ふぉるて

さっきまで紹介してきたのは部活に打ち込む高校生たちの青春を描いたものだったが、

こちらの洋服のはるやまのＣＭはもっとくだけた仲間たちとの日常を描いてる。

はい。全おれ（陰キャ）が選ぶ

「一度でいいからこんな高校生活送ってみたかったわボケー！！」

ランキング一位を受賞した作品となっております。

おそろいのマスクで盛り上がる女子たち、パリピで盛り上げ役の男、みんなではしゃぐ放課後、そして生まれる恋心…

そう、あの頃のおれ達が昼休憩時に教室の隅から眺めていた、カースト上位な高校生活そのもの！！

くっ…イヤフォンして寝てるフリしてたけれど、全部聞いてたんだからな！！お前らの話！！

う、うらやましくなんて、なかったんだからなぁぁぁぁ！！！！！！（激怒）

はぁはぁ…

いかん、過去のフラッシュバックで少々取り乱してしまったが！

まぁでも、陽キャだったやつらには懐かしく、そして我々方面からはもしこんな高校生活だったなら…

とパラレルワールドの隙間を疑似体験できるような（？）素晴らしい動画になっている。

全編縦動画で撮られてるのが時代だわ～。卒業ムービーとかTikTokで作るんだもんね…

このＣＭの曲もいいんだよな。

令和ナイズドされた青春パンクを響かせることで全おれ注目のバンド、Mr.ふぉるての「夢なずむ」って曲。

このバンドの「愛慕」って曲も、こんな青春時代を送って卒業後半年くらいたって、あの頃を思ってセンチメンタルになった都会でてきた大学生感（？）あってめっっちゃいいよ。

ぜひ聴いてね。

リクルートの卒業ＣＭ：チャットモンチー

はい、次は我々おじさん世代が心に直球満塁ドストライクウルトラデッドボール受けた（野球知らない人の表現）、

リクルートの卒業ＣＭを紹介しよう！！！

これ、2007年の作品で、ちょうどこの年高校を卒業したおれにとって一番思い入れのあるＣＭなのだ！

まず、時代を感じる！！（笑）

このＭ字バングに眉細く剃ってデカい100均のヘアピン付けた山ピーの劣化版みたいな恰好、流行ってたなぁぁぁ！

ネクタイあえて緩めて手持ちの学生カバン背中に背負ってな！！

うあぁぁぁ懐かしい！！今みると超絶だせぇぇな…(笑)

まぁしかし、とにかく青春そのものなんだよね。

大前提として、音楽がもうやばい。チャットモンチーのさらば青春はヤバイ！！

当事全然チャットモンチーなんて知らなかったけど、「え、何この曲めっちゃいいんだけど」ってなって秒で好きになったもん。

ＴＳＵＴＡＹＡで早速1st借りてきたもん！！ＭＤに焼いて3万回は聴いたもん！！この曲！！

曲から入ってえっちゃんのビジュアルの可愛さにも打ち抜かれて二度好きになるもん！！

本当に青春の一曲。大好きだ。

んで、このＣＭの

「まだ何も始まっていないし、何も終わっていない。卒業おめでとう。」

ってフレーズがまた良いよね。

みんな、思い出してほしい。

昼休憩に教室内で騒ぐ陽キャパリピたちについていけずに居場所を失い追いやられるようにベランダで真夏も真冬も飯食ってたベランダ族だったあの頃、

しかし最初で最後の高校生活、なにか傷跡残してやろうと卒業式の日にゲリラライブを計画して当日ギター持って行ってみるも

「え？なんであいつギター持ってんの？」「ってかだれだっけあいつ？」

みたいな小言が聞こえて（来ている気がして）きて、一回も取り出せずに重たいギターバック隠すように抱えて悶々としながら帰った最後の通学路。

みんな一度や二度はそんな経験があると思うんだけれど、そんな美しくない、かっこよくない平凡で無様な青春時代に、この言葉が胸に響くのさ！！

まだ何も始まっていないのだ！！君の夢がかなうのは誰かのおかげじゃないぜ！！

行こう昨日までの君を苦しめたもの全て！！

この世の果てまで投げ捨てに行こうぁぁううあぁぁ！！！！！（永遠の厨二）

まとめ

以上、各社の卒業ＣＭとその主題歌について、青春拗らせおじさんが鼻息荒く語るという地獄絵図をお送りしたよ！！

とにかく卒業生の皆さん。

コロナ渦での学生時代はつらく険しいものであったと思いますが、君たちの青春はまだ何も始まっていないし、何も終わっていないよ！

何にも希望が見いだせないこれからの未来に、好きなモノ興味を惹かれるモノをひとつだけでいいから見つけたなら、必死にそれを掴みに行けよ！

君の人生だ！かっこつけてる暇はない！無様に垂れ流して生きていけ！

卒業おめでとう！！

そんなで、厨二臭香るアツい送る言葉を吐いては卒業生たちから

「カースト最下位で青春をこじらせるとこういう大人になるんだってことが理解できました。」

「おじさんみたいにならないよう、頑張って友達作ろうと思います。」

などと答辞を返されながら、まとめとさせていただきます。

さらば青春んぅぅぅぅぅぅぅ！！！

そんなところです。

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