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誰得!2021年のおれ氏が沼ったベスト3を発表する話。【本・音楽・映画・アニメ】

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
どうでもいい事を鼻息荒く語るブログだよ。

さて2021年も残すところあと数日となってきました。

読者の皆さんは、毎年この時期になるとそわそわしてくるのではないでしょうか?

そう、毎年恒例、『ぼっちシンガーの今年のベスト3』発表でございます!!

(いえぇぇぇい!!ふぉぉぉぉぉ!!!!!ぼっちさぁぁぁぁん!!きゃーー!!こっちむいてぇぇぇ!!)

落ち着いて。落ち着いてみんな。僕はいつだって君の心の中に。逃げたりなんかしないからさ。

(きxyゃややぁぁぁ!!!)

まったく。困ったキトン(子猫)たちだ。

それじゃぁ行こうか。あのEdenの向こう側へ…

誰得な個人的ランキングを発表する話。

そんなで、今日もひとしきり都合のいい妄想を繰り広げ、一人口をパクパクさせながら二ヤついたおれ氏。

黄色い声援はおろか、今年も視聴率ゼロが濃厚な恒例行事を、今年も盛大に執り行うのである。

そしてごめん。

毎年恒例、とか歴史ある由緒正しきブログ感を醸し出してはいるが、この年末総括記事を書きだしたのは去年からであり、今年で二回目だ。

まぁおしゃれなバーとかも一回行ったら行きつけだよね。『おやじ、いつもの』って頼むよね。普通だよね。

というわけで!

この記事は、その馴れ馴れしさから行きつけのバーのマスターからも『えと…お客さん、どちら様で?』の愛称で親しまれるこのおれが、

2021年にハマった本、音楽、映画、アニメを紹介していくという、まったく誰の得にもならない、個人的まとめ企画である。

皆皆様におかれましては、年末年始のお休みのお供にしてもらったり、『このアニオタ…キモ…』と生ごみを見るような目で眺めたりして、楽しんでいただければと思うよ!!

それではまず最初は!!

2021年おれ氏のハマった本BEST3

3位 『オタク女子が4人で暮らしてみたら』藤谷千明

お金がない、推しのグッズは増える、孤独死は嫌だ!

そんなわけでアラフォー女子がはじめた快適ルームシェアの日々。

Amazon.com オタク女子が、4人で暮らしてみたら。 (幻冬舎単行本) Kindle版 紹介文より引用

オタク腐女子たちの全くキラキラしてないけどゆるっと楽しいシェアハウス暮らしを覗き見る事が出来るエッセイ。

おれ、今年からシェアハウスを出てワンルーム暮らしを5年ぶりくらいに始めたんだけれど、これ読んで早速シェアハウス戻りたくなったわ…

同じ趣味を持ってて同年代なやつらで、こんな暮らししてみてー!って妄想したりするやつ。

仕事はぼちぼち、しかしなぜか付きまとう閉塞感。これからの人生どうしよう。

とか考える30代にオススメ。

2位 『ラダックの星』中村安希

2014年9月、北インドの地・ラダックに降り立った。

仕事から、そして社会の喧騒から離れた、自分のためだけにある旅。その旅にはたった一つの目的があった。

それは「人生観をその根底からひっくり返してしまうような、ものすごい星空に出会うこと」。

Amazon.com ラダックの星 単行本 – 2018/6/5 紹介文より引用

とにかく旅の情緒あふれる、言葉の選び方がめちゃくちゃ美しい本。

著者の旅程を記した手記のようであり、遠い過去の記憶をたどるエッセイのようであり、そしてちょっと幻想的なフィクション小説のようでもある。

読み終わった時に、自分も長い旅を終えたような、現実か夢か分からないようなまどろみのなかのような、そんな不思議な余韻に満たされる本なのだ。

ラダックとはインド北部の山岳地帯の街なんだけれど、1週間風呂なしで歩き続けたり、何十キロも歩き続けた後に極寒の山で一人キャンプしたりと、

女子一人旅とは思えない過酷な旅を平然とやってのける著者の旅スキルに感服すると同時に、インドを一人旅する旅女子たちが真似しないか心配になる。

よい子は真似しちゃだめだぞ!

1位 『戦いの音楽史』みの

YouTube「みのミュージック」で独自の音楽批評をおこない、多くの大人たちを魅了する著者。

本書は、20世紀ポップスの歴史にフォーカスし、世界そして日本の音楽がどのような発展を遂げてきたかを解説します。

amazon.com 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語 Kindle版 紹介文より引用

悪い事は言わん。音楽好きは絶対読んでくれ!

おれも昔経験あるんだよ。

半世紀前の洋楽を崇拝してる自称音楽通のおじさんが

『最近の日本の音楽はクソ』


とか言ってるの聞いて、こういう形式ばかりを重んじる古くせぇオヤジにはなりたくねぇな…みたいに感じたことが!

だから、ロックの歴史なんて学ばずに、おれは未来を見て生きていくんだってずっと思ってた。

思ってたんだけれど、この本に出会ってからちょっととらえ方が変わったね。

その時その時の社会情勢やポピュラーカルチャーに対するカウンター精神で、当時の価値観をぶっ壊す精神的な武装兵力こそが音楽であったこと。

それら脈々と受け継がれて来たロックのDNAの果てに今があるんだってこと。

そんなことを知って、分かったのだ!

時代や状況こそ違えど、ビートルズもセックスピストルズも表現したかったことは若者の抑えきれない初期衝動、そのすべてで、それはおれ達が今抱えているわだかまりや不満、そこからの脱却を音楽で目指している状況と何ら変わらないんだってことを。

それを学ぶと、若者は過去の音楽への、そして音楽通おじさんは現代の音楽への、見方が、そして愛着が変わる。

音楽を愛するすべての人が、もっと音楽を抱きしめたくなるような、そんな本なんだ!



2021年おれ氏のハマった音楽BEST3

3位 『レトロシック』 MORISAKI SHINYA

2021年は個人的にシティポップ元年だったね。

メロウな街角のネオンライトに照らされて、ジントニックに揺らされて、時に哀愁を漂わせながらこの曲でステップを踏んだものさ。(訳・酔っぱらった時に聴くと超気持ちいい)

MORISAKI SHINYA 氏、まだまだ認知されてないかもだけれどめっちゃいい曲多いしオススメ。

2022年絶対来るから、先にチェックしときなよ。

大人気コメディYoutubeアニメ、マリマリマリーの音楽を担当している人でもある。こちらもおすすめ。

2位 『ムーンスキップ』  SUNNY CAR WASH

今年発売の曲じゃないけれど…

今年の12/28に解散しちまうから、そして解散ライブ見に行くから、

めちゃくちゃ良きまくったんだ!SUNNY CAR WASH!

とくにこの曲はほんとによく聴いた。おれ達おじさんの心にも確かに響くロックンロール、屈託した青春の醜い獣臭!

最初のハウリングからのドラム『ドン!』でぶち上がり過ぎて、もう失禁しちゃう。

30過ぎたおっさん共、介護用パンツ用意して聴け。

年末のラストライブ、おれの膀胱は果たして耐えられるのか…?そんな危なっかしいバンド。

1位 『start again』 HAIR MONEY KIDS

メンバーチェンジを経て待望の新作とともに再始動した岡山のバンド、HAIR MONEY KIDS

彼らの新アルバム、その一曲目が、涙出るくらいカッコいいんだ。とりあえず聴いてくれ。

おれと彼らは、大学時代の軽音楽部で切磋琢磨揉みつ揉まれつしたバンド仲間。

だけれど、そういう身内フィルターは一切なしで、この曲はかっこいい。

心揺さぶられる。揉みしだかれる。多分今年一番聴いた。

Dr.のモトキングさんに、俺がこの曲が好きすぎる事を伝えたら、

『いくつになってもこういう曲作れるんだって嬉しかった。』

と彼ら自身も語っていた。

そう、『何度でも始めてやる!』って初期衝動が、いい意味での駆け出し感が、節々から感じられるのだ。

初めてギターを買って、なんかよー分からんけれど爆音で鳴らして叫んでみたら、最高に気持ちよかったあの日みたいな。

30過ぎたおれらの、パッとしない無様でドラマのないくたびれた人生を奮い立たせてくれる、師玉の一曲。

同世代のみんな、ぜひ聴いてみて。


2021年おれ氏のハマった映画BEST3

3位 『ミッドサマー』

人里離れたヘルシングランド地方、森の奥深く、美しい花々が咲き乱れる“ホルガ村”を訪れた5人は“白夜”のもと、優しく穏やかな村人たちから歓待を受ける。しかし、閉鎖空間の中、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

https://www.amazon.co.jp/ミッドサマー 紹介文より引用

スウェーデンの美しい楽園で行われる奇祭の物語。

その奇妙で残酷な雰囲気に徐々に転がり落ちていく空気感がすごい生々しい!!

どこにも悪が無くて、でもどこにも救いがない、閉塞感あふれる村社会を絶妙に描いてる気がする。

ちなみにおれは最初その美しいお花畑のジャケットから、ヒッピー感あふれる愛と平和の物語なのかな~とか思って油断してみたがばかりに、

その残虐なシーンが脳にこびりつき、3日間寝る時電気を消せませんでした。

まじで怖い。

けど、ヨーロッパの土着の文化とか信仰について考えさせられたり、面白い作品だった。

2位 『グリーンブック』

時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。

https://www.amazon.co.jp/グリーンブック 紹介文より引用

ほんの50年前まで、人種差別はこんなにも当たり前に存在していたのだと気付かされる作品。

天才ピアニスト、ドクターは黒人。

超VIPとしてコンサートに招かれるんだけれど、控室は有色人種用と書かれた物置小屋だったり、白人の同行者たちと同じレストランで食事が出来なかったりする。

去年から『BLACK LIVES MATTER』運動が各地で盛んだけれど、こうして声を上げる事すら許されない時代があったんだなぁと実感できる。

そういう時代背景をただ淡々と、時にコミカルに映し出しながらハイウェイを駆けるロードムービー。

最後はちゃんとハッピーエンドで、じーんとくる映画だった。



1位 『シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版』

今年の映画と言ったらこれしかないでしょう!!!!

前アニオタたちの、その四半世紀の人生に一つのピリオドを突き刺したシンエヴァ

あああああああもう!!正直に言うよ!!

一応これまでのシリーズは一通り見てきた俺であったが、映画館で見てるときは内容の50%も理解できんかった!!

でもね!!

綾波が愛を知って、ぽかぽかしてくれただけでも、映画館に見に行って良かったんだよ! !

そして、後でいろんな人の考察見てなるほどー!と伏線回収出来たり、ますます謎が深まったりして2週間は余韻に浸れるから。

もう思考を巡らせすぎて、宇多田ヒカルが歌う主題歌もよさすぎて、おれは思わず記事にしちまったよ!!

永遠にオタク心を掻き乱す作品。

全部含めて、ヱヴァンゲリヲン、やっぱすげぇなっておもったんだ。


2021年おれ氏のハマったアニメBEST3

3位 『イジらないで長瀞さん』

今年のアニメのなかでも、ドМ萌え豚が選ぶ特別部門賞はこれに決まり!!!

なよなよ陰キャでいじられるとすぐに泣く、まんま俺達な主人公『センパイ』が、後輩のドS女子高生『長瀞さん』にイジられて泣かされるという内容。

うん、完全に賛否が分かれるアニメだ。

何が面白いんだと思う人と、『オ、オウフ…キタコレ…そんなご褒美を…ドュフ…デュフフフフ…』と思うお前らとで2極に別れる。

そう、楽しめるか否かは己自身。君の心の奥の魔物(ドМ心)を解き放て!

2位 『ひぐらしのなく頃に 業/卒』

2007年ごろ『リカちゃま萌え~』と2ちゃんでおれの嫁宣言していたみんな!!

あれから早15年。

皆皆様におかれましては、今や立派なキモオタニートに成り下がっている事と存じます。

そんなみんなの心の故郷にして最凶のトラウマ、『ひぐらしのなく頃に』の新シリーズが今年放送されたのは知ってるかな?かな?

最初は、内容は同じのただのリメイクだろうと油断してみていると、途中からマジで衝撃。泣くから。怖くて。

リカちゃまは高校生になるし、圭一はどんどんモブキャラに降格していくし、そしてまさかの…!!

度肝を抜かれるオリジナルストーリーになってて止まらん。

卒で見事に伏線が回収されていくので、ぜひ2シリーズ合わせて見てくれ!!

1位 『進撃の巨人 The Final Season』

すまん!!毎回アニメの紹介ではキモオタぶりをいかんなく発揮しては、ラブコメアニメを鼻息荒く紹介する当記事。

読者の皆様の『萌え豚がブヒる様を蔑んだるで…!!』という期待に応えられなくて申し訳ないのだが…!!(誰も期待していない)

今年一番ハマったアニメは、めちゃくちゃ王道!!

進撃の巨人のファイナルシーズンだった。ほんとにのめり込んでしまった。

とにかく世界観がすごい。

壁の中を描いたシーズン3まではなんとなく、中世ヨーロッパな雰囲気で若干ファンタジーな感じだったけれど、

ファイナルシーズンでは一気に世界が開けて、第一次世界大戦中のような、薄暗くて鬱々とした、火薬臭い時代背景に変わる。

戦争や国の利権争いに振り回されていくキャラたちの心情がめちゃくちゃリアルだったり、何が正義か、なにが悪か全くわかんなかったり、心揺さぶられ続ける。

答えを見つけたくても答えが無い。たどり着く安息の地が無い。絶望的な世界観が最高。

そして極めつけは神聖かまってちゃんの歌うOP『僕の戦争』がめちゃくちゃいい。

愛とか希望とかと正反対の位置にあるような終末観を見事に表現していて、それをこの超人気アニメシリーズでやっちゃうって言うのが常軌を逸している。

漫画は完結したみたいだけれど、おれはアニメで追ってる勢なので、何とかネタバレを防ぎつつ2022年のファイナルシーズン2期を楽しみたいぜ…

いいか絶対言うなよおまえら…絶対だからな…?

まとめ

以上!!誰も興味ないことマウンテンのごとし、『おれ氏がハマった今年のベスト3』紹介記事でした!!

いやぁ今年ももう終わり。このブログも運営3年目に入るわけである。

来年もみんなに愛と勇気を与えられるような記事を、のんびり更新していくよ。

『こんなクズ底辺キモオタブロガーでも生きてるんだな。おれもがんばろう。』


と心の安定を感じたくなったら、いつでも見に来てくれよな!この人でなし!!

それでは良いお年を。



そんなところです。


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