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香港から義母さんがやってきたので、大阪・奈良を旅しながら考えたことをつらつら書き留めたい話

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
世界一周の旅、東京で音楽活動などを経験し、地元香川にUターン移住。
旅と音楽、サッカーなど、好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ!

先日、香港から妻氏のお母さんが日本に遊びに来た。

せっかくなので、ようちゃん氏とお義母さん、そして俺氏の3人で大阪・奈良を二泊三日で観光してきた。

奈良飛鳥の古墳を見に行ったり、大阪でうまいもんを食ったり、観光列車に乗ってみたり。なかなか充実した数日間だった。

そんな旅の記録をブログに残しておこうと思ったのだが、今回はどこに行ったとか、何を食ったとか、そういう時系列の旅行記はみんな溢れるほどに書いてるわけだし、

今回は旅先でふと考えたことや、なんとなく印象に残ったことを、脈絡もなくつらつら書き留めておこうと思う。

特に役立つ観光情報もないので、これから大阪・奈良へ旅行する人は、もっとちゃんとした旅行ブログを読みなさい!!

観光列車に乗りながら、ようちゃん氏の人格形成について考える

今回の旅では、奈良県の吉野から大阪まで、近鉄の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に乗ってみた。

車内は豪華な内装で、ラウンジまで備わっていて、なんとも贅沢な乗り物である。

日本にやってくる外国人観光客に観光列車は人気らしい。

おれもラウンジでクラフトビールをたしなみつつ、「こんな優雅な時間も悪くない。」などと浸りながら、暮れ行く夕日を眺めたりするのが最高だった。

妻氏のおごりでノコノコとついていったことは内緒である。

さて、そんな列車に揺られながら、おれはふとお義母さんのことを考えていた。

ようちゃん氏のお母さんは、とにかく静かな人だ。

何を提案しても「いいよ、いいよ」と快くついてきてくれる。フットワークは軽いのに、自己主張はほとんどしない。

行きたい場所を聞いても、食べたいものを聞いても、基本的には何でもいいよという感じである。

そんなお母さんを見ていると、妻氏の性格について、なんとなく納得する部分があった。

ようちゃん氏は自己肯定感がすさまじいほどに高く、何事も自分で決めて、自分で行動する人間である。

他人にどう思われるかより、自分がどうしたいかを大切にする。

おれはいつもだれかの顔色ばかり気にしてしまうタイプなので、羨ましい性格だ。

もしかすると、こういうお母さんの放任主義的な育て方が影響しているのかもしれない。

あれをしなさい、これはダメ、と細かく口出しされることなく、自分で考えて決めることを尊重されて育ったのだろうか。

実際のところはわからんが、親子でありながら性格はずいぶん違うように見えて、その違いがどこかで繋がっているようにも感じられた。

大阪のインバウンド観光客が多すぎるので、高松に分けてほしい

ニュースなどでよく聞いていたが、大阪の繁華街はとにかく人が多い。

道頓堀から心斎橋筋商店街あたりは完全にインバウンド過多。

人混みをかき分けながら商店街を歩いていると、ふと地元・高松の商店街のことを思い出した。

高松にも長いアーケード商店街がある。

大阪ほど派手ではないが、落ち着いて買い物もできるし、安くてうまい飲食店も多い。

人ごみにおされ疲れ切った表情の外国人観光客の皆さんを眺めていると、

「そんな大変な思いするくらいなら、香川においで!」

と伝えたくなる。

大阪のど真ん中に「静かで歩きやすい商店街なら、香川県高松市へ!」などとポスターを貼っておけば、何人かは来てくれるんじゃないだろうか。

大阪から高速バスも30分に1本くらい出てるし、うどんもうまけりゃ瀬戸内海も美しい。

大阪の商店街で人多すぎて入場規制がかかっていたガチャポンのお店も、こんなに空いてるぜ!?

うむ、まぁ外国人観光客が一斉に高松へ押し寄せて地元民のお店がインバウンド仕様に変わってしまうと困るが、

やっぱりほどほどには観光客に来てもらって、経済を回してもらわんと地方は苦しい。

大阪が独り占めしている(ように見えた)インバウンド需要を一部担うことで、観光客も過ごしやすくなるし相互の地元の人もハッピー。

WIN-WINではないか?どうなんやろ?

大阪でうまい飯を食いたければ、大阪人に聞くべし

もう一つ大阪を歩いていて感じたのが、飲食店選びの難しさである。

繁華街には飲食店が山ほどあるのだが、どこも外国人観光客向けの派手な看板や英語メニューが並んでいる。

渋そうなたたずまいで良さそう!って思って適当に入った店でも、店に入ってみると

インスタ映えしそうな巨大なエビの串カツが1本2,500円、ジャパニーズWAGYU串カツ一本3,000円‥!

もうやめてくれっ!!!!日本人の貧しさを直視させるのはやめてくれっ!!

いや、もちろんそれが食べたい人もいるだろうし、観光地価格というものも理解できる。

ただおれが食べたいのは、そういう映える豪華な料理ではなく、地元の人が普段から食べている、適度な値段でちゃんとうまい飯なのだ。

しかし、これだけ店が多いと、どこが本当にうまいのかさっぱりわからない。

そんな中、今回大当たりだったのが、友人のデニさんに教えてもらった居酒屋「ふじよし」さん。

そして、妻氏の職場の石田さんに教えてもらった中華料理店「ちんまや」さんである。

どちらも本当にうまかった。

やっぱり、その町に住んでいた人が普段から通っていた店というのは強い。

Googleマップの口コミを何十件も読み比べるより、信頼できる知人の「あそこ、うまいで」の一言の方が、よほど頼りになる街である。

いやぁまじでふじよしさんの刺身と煮つけ、そしてちんまやさんのタンタンメンうまかった…!!!

大阪行ったらまた行きたい!!


大都会に憧れていた、あの頃の俺氏を思い出す

夜、ひとり大阪の街を散歩した。

真夜中だというのに行き交う人々。きらびやかなネオン。遅くまで明かりの灯る飲食店。

見上げれば、高層マンションの窓にも無数の生活の明かりが見える。

ああ、都会やなあ。そんなことを思いながら歩いていて、ふと昔の自分を思い出す。

そういえば、若い頃はこういう都会の景色を眺めては、そこで暮らす人たちのことを想像していろんなことを妄想していたなぁ。

「あんな高いところに住んでいる人は、毎日どんな景色を眺めているんやろう」

「週末はどんなことをするんだろう。好きなバンドのライブもいくらでもあるし、いろんな友達もできるんだろうな。」

「いつかおれもこんな都会で暮らしたら、どんな生活が待ってるんだろう」

そんなことを考えるだけで、なんだかワクワクしたものだった。

もし東京で暮らした10年間がなかったら、今こうして歩いている大阪の街にも、あの頃と同じような憧れを抱いていたのだろうか。

たぶん、そうなんだろう。実際に都会で暮らしてみて、楽しいことも面倒なことも知って、かつての憧れはいつの間にか日常になった。

そして今は、また香川で暮らしている。別に都会が嫌いになったわけではない。

誰もが周囲に無関心で冷静で不干渉な、だからこそ誰の目も気にする必要がない、

そんな大都会の、あのいくらでも逃げ場所がある自由な感じが好きだ。

ただ、嫌な部分もたくさん見つかって。

昔はあれほど遠くに感じていた世界が、自分にとって特別なものではなくなったことに、残念とも、安心とも違う、なにか少し不思議な気持ちになった。

東京での暮らしも、田んぼだらけの地元の田舎暮らしも、海外暮らしも。

誰かから見たらあこがれの対象なのかもしれんけれど、実際は適度に楽しくて、適度に嫌気がさしている自分がいるだけだった。

そういう経験を経て、今住んでいる高松市の、田舎過ぎることもなく都会過ぎることもない「ちょうどいい感じ」に納得できるようになったのかもしれん。

そう考えると、これまでいろんなところで暮らしてみて、それぞれの日常を体験してきてよかったなぁなんて思うこともできるし、

経験と引き換えに少しずつ憧れを失っていく自分が少し、寂しくも思えたりする。

そんなことを考えながら、夜の大阪を歩いた。

旅というのは、知らない場所に行って新しい発見をするものだと思っていたけれど、こうして昔の自分が何を考えていたのかを、ふと思い出すこともある。

大阪の街はあの頃と相変わらず賑やかであった。

おれの中でだけ、少しずつ景色が変わってきているだけなのかも、しれない。

そんなことを考えた、大阪・奈良の旅でありました。


そんなところです。


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