【マリマリマリー】絶妙シティポップコメディ!このYouTubeチャンネル絶対次来るで!と思ったら既に来ていた話。
ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
日々の何でもない事を鼻息荒く語るよ!!
やっべー!!!
おれ、超センスあるスーパーポップでキュートでラブリーな
YouTubeチャンネル見つけたった!
アニメ風動画を上げてるチャンネルなんだけれど、
イラスト最高にセンスあるし、音楽も良い感じだし、
なによりめちゃくちゃ笑える!
でも、まだチャンネル開設から日が浅いからか、
そこまで知名度ないみたいなんだよね。
うわーどうしようかな…。みんなに教えちゃう?
でもなー。
人気出てミーハーなヤツらが湧いてきてもダルいしなー。回線込み合っちゃうしなー。
うわーどうしようかなー。
え?どうしても聞きたい?ったく欲しがるなーみんな。
もくじ
とか言ってる側からすでに登録者50万人超えてた件。
そんなで、
「最底辺ブロガーに紹介されたところで影響力どころか風評被害なんだよ!」
という読者のみんなからのバッシングも届かない、
成層圏の向こうまで有頂天BOYZなおれ。
「ハイセンスでアンダーグラウンドなチャンネル知ってるおれ」
感を存分に演出しては、そろそろ紹介しちゃう?
ともったいぶって今回のブログを書く頃には、
なんと、そのチャンネルのチャンネル登録者、
50万人にまで爆上がりしてた。
うそやん!!!俺が最初見つけた時は5000人とかだったぞ!!!
・・・・・
い、いや、やっぱ売れると思ってたんだよねー。
やっぱ来るなーってのは最初からあったから。
業界的にも。フィーリングあったから。
おれ的には全然驚かないっていうか?
むしろやっと時代追いついてきたかって感じ?
待ちくたびれたぜお前らまったくよー。
若者に大人気!マリマリマリーとは!?
執拗な「売れる前から知ってたアピール」がウザイ系ブロガーの異名を欲しいがままに大航海時代し、
読者のほとんどがこの記事を離脱したであろう頃。
ついにおれは、真面目にそのチャンネルの紹介記事を書き始めることにしたのである!!!
そう、そのチャンネルの名前は!!
”マリマリマリー”であるっ!!!!!
えー!まだ知らないヤツいんの?ヤバいよそれ。チョベリバだよ。
もう東京だと、街を歩けばみんなマリマリしてるからね。
今のナウくてヴギヴギなヤングは絶対マストチェケラだから。
ねぇみんなちゃんと聞いてる?
・・・・・
(!?…もしやもう誰も見ていない…?)
気を取り直して!!
マリマリマリーとはなんなのか!それは…
コント作家深見シンジ氏、
Youtube作家さかもと良助氏、
イラストレーターMORISAKI SHINYA氏、
ディレクター、編集者の柳 将博氏の4人で運営される、
ゆるーいしゃべりと絶妙におしゃれで脱力感あるイラスト
が若者を中心に大人気のエモいコメディアニメーション動画チャンネルの事である!!
おれ的『マリマリマリー』の好きなポイント3選。
ではここからはおれ的に、
このチャンネルのどんなところがおすすめポイントなのかを紹介していくよ!!
これを読めば君も必ずマリマリマリーを好きになる!!
もしくは、『おれ的には…』などと通ぶる底辺ブロガーに、
胸やけを起こす事間違いなしっ!!!
おれの事は嫌いになっても、マリマリは嫌いにならないでねっ!!!(号泣)
では行ってみよう!
その①天才! MORISAKI SHINYA 氏のイラスト!
言わせてもらいます!!
MORISAKI さん!!いや、MORISAKI先生っ!!!!
あんた、天才だよっ!!!!
マリマリマリーのイラストは、この
MORISAKI SHINYA
という方が担当しているそうなんですが、
とにかくおれ的、最大の魅力はこの人のデザインなんだ!
このレトロネオンに照らされたような、
どこかひどく懐かしくも新しいダサカッコよさ、
そして涼しげに見えてあったかいパステルな色味が、最高にクール!!
中高年には懐かしく、若者には斬新。
『写るんです』みたいな?一周回って逆に最先端みたいな!??
重要なのは、この、80s漂うイラストから発せられるバブル崩壊前の浮足立った社会の雰囲気が、
二度と戻れない青春時代の何でもない甘ったるい若者たち特有の危うさ、
そのメタファーとなって表現されているってところ。
これが、マリマリマリーのデザインが人々に愛される一番の要因ってわけ。
あ、ちょっとみんなにはまだわかんないかな?
やっぱ芸術に造詣の深い人じゃないとこの辺の話は難しいよね。ごめんごめん。
え?おれ?うん、いやおれも何言ってるか分からないよ。メタファーって何?
そして驚くことにMORISAKI氏は、イラストの他にも、
楽曲やグッズデザインなども手掛けており、マルチな才能を発揮しまくりやり散らかしている!!
芸術性のかたまりみたいな人のようなんです。
それもそのはず、この方もともとはシンガーソングライターらしく、MVもYoutubeに上がってる。
おいおいなんだよこの曲!!
メロウなリズムに絶妙なシンセ、至極のシティポップが歌詞のエモーショナルな部分をあえて湿らせず、
見事にカラフルに仕立て上げてやがる!!
あかんこれ深夜バスで窓眺めて音楽聴いてて、
ふいにシャッフルで流れてきたら絶対泣いちゃうやつ。
すげぇいいじゃねぇか(号泣)
顔もイケメンだし!!二物も三物も与えてんじゃねぇよ神様!!
ったくどうなってんだ!!(怒)
その②無表情ゆるゆるな会話が脳を溶かす。
そんなセンスありあり有有野有信(1450~1511)なイラストに、
コント作家の深見シンジ氏のくりだす超絶ゆるゆるで絶妙なテンポ感の会話劇が加わると、
高濃度ドラッグみたいなやべぇ代物が精製される。
それがマリマリマリーだ。まじで脳が溶ける。シナプスが破壊される音が聞こえる。
だいたい大学(もしくは高校?)の友達とだらだら話してる、
みたいなシーンが多いんだけれど、
彼ら彼女らのゆるゆるな会話が、ちょっとずつおかしな方向にズレていく、その流れが毎回絶妙でヤバい。
気付けば次の動画見ちゃう。止められない。
おれが一番好きなヤツはこれ。
利便性を追求した結果、一週間分の服を全部着ておくという、
画期的ライフハックを発明したレイジくん。
そのバカな行動を友達二人に指摘され、『いやいやこんなに便利なんだ!』と
反論するんだけれどことごとく、冷静に論破されていくの。
どっかーんと受けを狙うでもなく、ただ淡々と無表情に、おかしなこと言い出して…ブッフフフフ・・・・
『4日後は寒い予報だから4枚目はロンT着た。』
とか言ったり…ドゥフドゥフフフ…(以下5分思い出し笑い)
わっはっは!と笑えるんじゃなくて、
『ドュフッフフフ…フォカヌポゥ…!』
って笑える感じ。(笑い方でキモオタがバレる系ブロガー)
深夜に瓶ビール片手にこれ流してたらもう最強やね。
無限に夜を使い果たしちゃう。
その理由は、ギャグの中に一抹のセンチメンタルを感じちゃうからだと思う。
おもしろいだけじゃないの。
くだらなくて馬鹿げた感じが、まるであの頃みたいでどうしようもなく愛しいの。
夏の夜に友達と川沿いに腰掛けて安い缶酎ハイ開けて深夜までグダグダこんな会話垂れ流す、
そんな大学時代に戻りてぇぇぇ!!!ってなるの。
でも、時は有限なの。
未来には行けても、過去に戻ることは出来ないって、アインシュタインも言ったの。
だから私たちは、マリマリマリーを見るのっ!!!
その③スミちゃんの声が好きすぎて声優が誰か知りたい。
登場人物の女の子、スミちゃんの声が好きなんだよな~。
ちょっとハスキーでボーイッシュで、飾り気のないこの声、めっちゃ好きなんだよな。
ちなみに、どうやらスミちゃんはカナメと付き合っているようで、
別の女の子で、レイジと付き合っているミズキって子もいるんだが、
二人とも声は一緒。性格も超似てて、まぎらわしい。
キャラの相関図出してほしい。ファンブック8000円くらいなら買うわ。
特典でスミちゃんの5時間耐久無限ループ音源つけてくれ。それを子守唄に眠り、目覚ましで鳴らしたい。
声優が誰なのかについては調べてみたけれど、現時点では発表されておらず。
プロの声優なのかも知れないけれど、おれの予想では
制作者の友達周辺の、ただの一般の方だと思うんだよね。
カナメとレイジ(男の子たち)もそうだけれど、
そのしゃべり方がいい意味で素人っぽくて、
そこがすごいこのアニメにマッチしてると思う。
声を張らずに、ほんとに友達同士でぼそぼそしゃべってるくらいのテンションが
見るものの心に『あの頃』を投影させるんだっ!!!!
コント番組みたいに大盛り上がりするでもなく、TVアニメのように作った声でもない、
Youtubeならではのこの、素朴さがええんや。
一周回ってうすしお、みたいなね。
そういうもんなんや。(ポテチの話な)
まとめ:マリマリは最高のシティポップ×コメディ
80年代に流行した都会派ポップスにシティポップというジャンルがある。
山下達郎や大瀧詠一の楽曲に代表されるように、
ネオンに照らされたきらびやかな都会のパステル色と、
それに照らされて伸びる疲労感やセンチメンタルの哀愁の影みたいなものを
表している音楽である(と、おれは勝手に解釈している。)
その日本のシティポップが、30年経った2010年ごろから、海外のDJによって再発掘されて、
現在、世界的に『一周回ってイケてる音楽』に返り咲いてる。
音楽から始まったそのカルチャーは今や、デザインやファッションにまで影響を与え、
日本を代表する新しいアートの形を確立しつつある。
マリマリマリーの登場は、それらクールで都会的なカルチャーを、
一見対極の位置にある『笑い』と融合させ、
成功をおさめたという意味で非常にセンセーショナルな出来事であった。
このコロナ渦において、『アート性』と『エンターテインメント性』を巻き込んで、
閉塞的な現代に笑顔を与えたというその社会的価値も大きように感じる。
彼らが切り開いた「シティポップ×コメディ」という新境地が、
Youtubeという新しいスタンダードを土壌にどう成長し、
日本のアートカルチャーを盛り上げていくのか。
音楽をやっているものとして、そんな点にも注目している。
…とか書くと、ちょっとおしゃれなレビュー記事っぽくね?
ドゥフフフ…(自分で言っちゃう系ブロガー)
そんなところです。
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