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コロナ禍だとシェアハウスで暮らすメリットが少ないから、退去する話。

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

グーテン!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
旅の昔話をシェアハウスの若者に聞かせつけるのが趣味だよ!

『この大嘘つきが!!!』

読者のみんなの声がこだまするなか、僕は意気揚々と荷物をまとめていた。

俺氏、シェアハウスやめるってよ。

このブログを愛読してくださっている暇人ニートなみんなは思ったであろう。

『おまえ!あれだけ、「まだ一人暮らしで消耗してるの?」とか煽ってたくせに、シェアハウスやめんのかよ!!』

と。



たしかに、僕はこれまで、熱烈にシェアハウスの素晴らしさをこのブログ記事にて紹介してきた。

”シェアハウスなら節約にもなるし引っ越しも余裕。シェアハウスに住まないやつってなんなの?www”

などと、マウントを取っては悦に浸った経験も一度や二度ではない。(3万回はある。)

しかし。しかしだ。

長引くコロナ禍、いつ収束するかもわからん現代の中で、

さすがに今、シェアハウスに住むのはコスパが悪い気がしてきちゃった。てへへ。

コロナ渦でシェアハウスに住んで感じたデメリット3選。

そんなで、

『まずお前がシェアハウスに住もうがなんだろうが一切興味ないんだが。自意識過剰もたいがいにしろよ。』

という冷めた社会の風を一身に浴びながら、

『好きの反対は嫌いじゃなく、無関心。罵倒してくれたのは、あいつらの愛だったんんだ…。』

と、暇人ニートあらため親愛なる読者の皆様への寂寞の念をロマンチカさせつつ、

コロナ渦でのシェアハウスでの生活について、コスパが良くないと感じる点

をまとめてみることにした。

世界一周してた頃から計6年間をシェアハウスで過ごした僕の経験から、

コロナ渦で生活がどう変わったかについても、書いていけたらと思うよ。

もし今、シェアハウスへの入居を考えている人がいたら、参考にしてほしいし、

特に興味ない人でも

『30代最底辺層の暮らしぶりってこんな感じなんだww都心タワマン在住のおれ、高みの見物www』

などとツイートのネタにでもしてもらえればと思う。

『生き方のダイバーシティを軽視した経済至上主義的な考えに基づく凌辱。これは許されるものではありません。』

などと識者ぶったリプを返して、いいねを集めたいと思うよ!

それでは書いていこう。

①住人との交流が出来ない。

まずこれな。

シェアハウスの醍醐味と言えば、年齢も性別も、国籍もバラバラな人たちとの交流である。

シェアハウスに入居しなければ絶対交わる事のなかったような人との出会いは、

自分の考え方や価値観に大きな変化を与えてくれるものである。

例えば、僕が東京に出てきて初めて入居したシェアハウスでは、入居者兼管理人が、

『パチプロで生計を立てる元ヤン』であった。

周知のとおりおれ氏は『陰キャキモオタのいじめられっ子』なので、

これまでの人生でそのようなタイプの人とは一切交わったことが無かった。
(ゲーセンで知らないヤンキーに『おいおまえ、金かしてくんね??www』と声をかけられたくらいしか無い。)

しかし、シェアハウスで同室となり、恐る恐るコミュニケーションをとっていく中で、

パチプロという職業は全国旅をしながら働ける、ノマド的な側面があることを知れたり、

分析と検証を根気よくやる案外地味な仕事であることも知れて、おもしろかった。

また、お金に対してかなり経営者的な考え方をする人で、

お金は堅実に貯金するタイプのおれに対して、

お金を稼いだら、それを元にYoutubeを始めたり、保育園を経営したりと、

人生ゲームみたいに楽しみながらお金を稼ごうとする姿勢が、見ていてとても新鮮だった。

『お金を稼ぐ=しんどくていやなこと』という印象しかなかった自分の価値観を変えてくれた出会いだったように思う。

中には、過去の世界一周の話を自慢げに若者に聞かせつける老害など、めんどくさい住人もいるものの、


それも含めて、シェアハウスで暮らす一番のメリットはそんな多種多様な人々と生活を共にすることである。

コロナ渦で飲み会やリビングでの会話が制限されている今、

どうしてもこの最大の魅力が失われてしまっていることが残念だ。

②外国人がいない。

正確に言うと、日本語を話さない外国人がいない、というところだ。

これは人によると思うけれど、僕がシェアハウスに住む理由のひとつは、『英語の勉強になる』ことだ

欧米などでは、若者が親元を離れて暮らす際にはルームシェアが一般的。

そのため日本に留学などで訪れた外国人は(審査の通りやすさとかもあるけど)シェアハウスに入居するケースが多い。

短期の留学などでやってくる人は日本語がしゃべれない事が多いので、基本英語でのコミュニケーションとなる。

旅中に『赤ちゃんレベル』くらいには話せるようになった僕の英語レベルを維持するためにも、

シェアハウスでの外国人シェアメイトとのコミュニケーションはとても有意義な時間であった。

それに、行ったこともない国の文化や価値観について、語り合うのはほんとに楽しい。

だけれど、現在はコロナによる入国規制で外国人の入国が制限されており、そのような異文化交流は出来ない状況だ。

国際交流が目的でシェアハウスに入居するなら、今は期待は出来ないだろう。

③衛生面が不安。

シェアハウスに住めば、持ち物を最小限に抑えることができる。

家具家電はもちろんの事、食器や生活用品まで全部シェアでまかなえるところが、ほんとに素晴らしい。

『世のミニマリストを語るやつらはまだまだ甘っちょろいね。自室があったり、風呂トイレがついてる時点で甘い。そんなの全然ミニマルじゃないから。』

と、自慢げに語る姿が鼻につく系ミニマリストな僕にとって、

シェアハウスは持つモノを少なくするための究極の生活様式であった。

しかし、感染症対策で神経質になる今、そのシェア精神も、今は危険かもしれない。

いくらリビングでの直接的な会話を控えていても、

風呂、トイレ、キッチン、そのすべてをシェアしている生活である。

一人が感染したら秒でパンデミック、感染病棟へと変貌を遂げるわけである。

実際、以前住んでいた場所では、共同トイレを介して細菌性腸炎が男たちの間で大流行した時があった。

その際はみんなお腹が激ゆるでビーーー!!(自主規制)がビーーーー!!(自主規制)でトイレ一面ににビーーー!!(自主規制)という、

この世の終わりのようなおぞましい状態になっていた。

幸い僕の滞在中にコロナの感染者は出なかったが、いつ共用のものを介して大流行するかもわからん状態である。

神経質で潔癖気質のある人は、いまのシェアハウスはやめておいたほうが良いだろう。

まとめ(いつかまた、シェアハウスしたい。)

以上、今回僕がシェアハウスを出ることにしたコロナ渦でのデメリットについてでした。

うぐっ…

こうして書いてみると、やっぱ今じゃないってだけで、

シェアハウス、ほんとに素晴らしいんだよな…。


『おれ、やっぱりシェアハウスが好きだ。

今はただ、別々の道を歩むことになるけど、いつかきっと、


君に見合う男になって、戻ってくるからっ!!

それまで、しばしのお別れさ!シェアハウスたん!』



と、最後に建物の柱を強く抱擁し、熱い口づけを交わしたおれ氏。

見送ってくれたシェアハウス住人からも

『汚いのでやめてください。では、僕この後予定あるんで早く行ってくれませんか?』

別れを惜しまれつつ、住み慣れた家を後にした。




ようちゃん(香港人の彼女)と一緒に新しく住むことになったワンルームは、閑静な住宅街にある。

シェアハウスのころの騒々しさも汚さもない、快適なアパート暮らしのスタートであるが、

やはり少し寂しい気もしなくもない。

騒々しくて刺激にあふれたシェア生活が、今思えば青春の日々のように美しく、儚く感じられるのだ。

今は早くコロナが収束して、またシェアハウスで楽しい共同生活を送れる日が戻ってくることを、

ただただ願うのみである…。




・・・とかブログ記事書いてる途中、すでに

『シャワーもトイレもワイの独占や!!もう満室で待たされることもないで!!』

『キッチン使い放題や!!時間のかかる煮込み料理も周り気にせず作れる!!』

『夜超静かで最高!!もうパリピどもの笑い声で起こされることもないでぇぇ!!』


と、はやくもマイルームの快適さに寝返りつつある薄情なおれ氏であった。


そんなところです。



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