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寝る時に全裸!??外国人とのシェアハウス共同生活で、衝撃的だった生活スタイルの違いの話

2020年4月7日

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界放浪の旅を終え、今は東京で音楽活動中。
このブログでは、日々のどうでもいい事何でもない事を鼻息荒く語ったりするよ!


僕は今、シェアハウスに住んでいる。

一人暮らしするより安いし、生活用品や家電なども共用部でみんなでシェアできるので、何も持たずに入居できる身軽さが魅力である。

現在は個室で、リビングやキッチンを他の人達とシェアする形で暮らしているが、昔はドミトリーという二段ベッドが所狭しと並べられた四人部屋で、プライバシー皆無の共同生活も長く経験してきた。

男同士、学生時代の合宿所みたいな雰囲気でワイワイ暮らすのはとても楽しかったが、やはりあかの他人との共同生活である。

生活スタイルの違いに驚愕したり、イラついたりすることは日常茶飯事であった。

特に同居人が外国人ともなると、その生活スタイルのギャップはとても大きい。

この記事では、そんな僕がシェアハウスでの共同生活で体験し驚愕した、文化の違いについて、体験談風に書いてみる。

外国人との初めてのシェアハウスに不安を感じるあなたのタメになったりならなかったり、得意げな書き方が多少鼻についたりする、センセーショナルでアナーキーな情報をお伝えできればと思う。

今回お話しする衝撃的なカルチャーショックは、各国の寝り方について、だ。

僕が28歳くらいの頃だ。

ドミトリー部屋で外国人と共同生活をしていた時。


朝。

涼しげな秋の風がカーテンを揺らし、その隙間から朝日が照らす。

小鳥のさえずりに、静かに眼を覚ますおれ。

うむ。実に爽やかな朝だ。


「ボンジュール、ニューワールド。」


おれは世界に(なぜかフランス語で)挨拶をつげ、朝のコーヒーを入れる。


(うむ、今日はいい豆だ。)


などと、香りを確認し、わかる男を演出しながら、ブレンディ徳用インスタントコーヒー(298円)を入れる。

苦いのは苦手なのでシロップとミルクも二つ入れる。

自分のベッドに腰掛け、それを深妙な面持ちで口に運びながら、


(今日は11時からインフルエンサーのクライアントとのリスケされたコンフィレンスをアジェンダについてリゾルブし、その後新プロダクトのローンチがゼロベースのブルーオーシャンで…


などと意味も知らず考えているふりをしながら、バイトまでの朝の時間を優雅に過ごしていたのだが。

その爽やかな朝の雰囲気は一瞬にして砕け散った。



目の前に、明太子が見えるのだ。



茶色く変色した、柔らかでハリのある質感。

重量感のあるサイズ。

優雅な朝に、目の前に明太子が見えること自体不思議ではあるが、さらにおかしなことに、明太子は向かいの二段ベッドの上にある。

昨日から引っ越してきた、インド人の足と足の付け根股間の位置に





これ、ち◯こやんけ!!!!!

おれは戸惑った!動揺しすぎてGoogleアドセンスの審査に引っかかりそうなセクシャルなワードをブログに大きな字で書いてしまいそうになる!

な、なんでだ…!一体なぜ…!!

あろうことか、向かいのベッドで新入りインド人が、なぜか全裸で、ちん…股間に実るたわわな果実を丸出しにして、すやすやと眠っているのだ!!!

まさか、寝ている間に追い剥ぎに…!!?

いや、もしくはSODの素人もの“裸族家族シリーズ"に、シェアハウスをあげて参加している、とかか!??なんだと!??おれは何も聞かされていないぞ!??

大変だ!!管理人の陰謀だ!!どこだ!!カメラはどこにある!!!

と、殺気立ってしまい、ついうっかり好みのAVシリーズの内容をブログに口走ってしまったりしながら、おれは一人騒いでいたのだが…


「…むにゃむにゃ、おはよう。どうしたんだい?28歳でいまだフリーター独身みたいな焦った顔をして。ワットハップン?」


彼が眼を覚ました!!!!


「どうしたもこうしたも、なんで君は全裸なんだい??監督の指示かい!??」

「監督?なんの話だ?僕は寝ていたんだ。ネイキッド(全裸)なのは当たり前だろ?ブロー!」

「え?どういうこと!??」



もうさっぱりわからんで混乱で、ブラザー、という意味での(bro!)を、口でヤるとか、そういう意味の(blow!)と勘違いして、処女喪失の覚悟を決めて震え上がっていたが。

よくよく聞いてみると、


「インドでは、全裸で寝る、というのはいたって普通の事だぜ?」


と彼に聞かされる。

えぇぇ!!??まじかよ!!知らなかった!!

僕はインドには二回ほど行ったことがある。

その時の経験で、クソ暑い中でも、宗教上足を見せることが良くない、との理由で長ズボンばかり履いているインド人を見ていたので、

家の中ではあんな芳醇な果実を実らせて全裸で過ごしていたなんて、まったくをもって知らなかった!!とても驚いた!

へぇー!そうなのか、と感心しながら、後でもっと詳しく調べてみようと、Googleでみてみると…



“インド人は眠る時は殆どがパジャマを着て眠る。パジャマという言葉自体、インドで生まれたと言われている。日本人同様、下着や全裸になったりはしない。"


と。




ちょっ…おまっ…
全然うそやんけっっ!!!!!


あいつ、さては昨日の夜、全裸でオナ…聖なる夜の遊戯(ホーリーナイトデュエル)を果たして、そのまま寝てしまって、恥ずかしさ隠しの為にあんな嘘をつきやがったな!!!??

ふぉぉぉん!!!!



む?いやしかし、まてよ、なぜおれはGoogleの情報はまったく正しいと、確信してしまっているのだ??

よく考えろ。

ネット情報は鵜呑みにしちゃ危険だ。

もしこれが、インド人はパジャマを着るのだと言う潜在意識を植え付けるための誰かの陰謀だとしたら!?

そう仕向けるための情報操作が行われているのだとしたら!?

情報操作で恐怖独裁国と化したポルポト政権下のカンボジアで、国際社会もそれに同調する中、その危険性を唱え続けた現地ジャーナリストのように、

彼こそが世界の真実を身をもって社会に表現しているのだとしたら!?

くっ!俺としたことが!

たとえ一人だとも立ち上がり、巨大な社会の闇と戦う彼を疑うだなんて…!!

そんな彼のジャーナリズムを、彼の魂を踏みにじるような行為だった!



「疑ってすまなかった。君こそが真のジャーナリストだ。」


「ん?なんのことだい?」


そんなで、いろいろ調べてみると、世界には全裸で眠る文化がある(というかある一定数の全裸スリーパー層がいる)国は実際あるようだ。

しかし意外なことに、その人々は、クソ暑いインドのような国ではなく、北欧やロシアなどの寒い国々に多い、ということが分かった。

暖房設備がしっかりしていたり、暖炉の上にベッドがある仕様の国も多く、真冬も暖かいのだそうな。

暖炉の上で寝るなんて、布団が燃えないか心配だ。

彼が言うようにインドでも、ネットでは公表されていない隠れ全裸スリーパー層がいるのかもしれないし、
日本に来る前はヨーロッパで暮らしていたと言う彼が、単独で身につけた文化なのかもしれない。

しかし、日本ではまずありえない全裸で眠るという文化が、他の国ではわりと許容範囲の文化だ、と言う事は確かなようだ。

みなさんも、日々に疲れた夜、全てを投げ捨ててしまいたい夜に、全裸になって眠ってみてはいかがだろうか。

その飾らないシンプルな感覚に、北欧の人々の生活を感じるとともに、お母さんに


「30にもなって定職にも付かず家でふらふらしてると思ったらこんなことに…」


と涙ぐまれる事だろう。

世界は広いなぁ。

そんなところです。



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