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男女共同シェアハウスでありがちなリアルなところの話。【男女比がいびつ、男は下僕。】

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
好きな事を好きなように語る当ブログを毎週更新中。

『えーすごい!テラスハウスみたいじゃん!』

ぼくが6年ほどシェアハウス生活を送っていたことを伝えると、5割くらいの人が、そう答える。

残り5割の人は

『え?お前みたいな空気読めない陰キャぼっちがシェアハウス?キッモ!大丈夫なの?』

と心配の声をかけてくれる。

気遣いありがとう。それ以上言うと泣くぞ。

実はシェアハウスは、僕のようにコミュ症気味なぼっちにこそ住んでほしい場所であるのは、以前の記事で紹介した通りであるが、


話を戻して最初の反応。

果たして、本当にシェアハウスに住めば、テラスハウスみたいな暮らしが出来るのか??

答えは、『断じてNO!』である!!!

シェアハウスが、あんなオシャレで10分に一回は色恋ごとが発生するような環境なわけがない!!

そこで今回は、そんな男女共同のシェアハウスのリアルなところのお話を、

国内・海外含めシェアハウスでの生活を6年間続けてきたシェアハウスマスターな僕が、

知った顔をして語っていこうと思うよ!!(あくまで僕の経験に基づくお話です。)

だいたい男女比が偏ってる。

まず最初に、シェアハウスには2種類がある。

『男女共同シェアハウス』と、『女性専用シェアハウス』である。

そう、この時点で勘のいい、iQ180な読者の皆様はお気づきだろう。

『男女共同シェアハウス』とは、

女子との生活を夢見て群がる無数の獣ども(男)と、

あえて『女性専用シェアハウス』を選ばなかったごくごく一部のレアな女の子が、

集まっている場所なのである!!

つまり、男女共同といえど、大体男。ま、そりゃそうなるわな。

女子だけの綺麗で安全なシェアハウスに住むことも出来るのに、あえて獣臭漂う動物園のような共同シェアハウスに入居する人ってのは、

例えるならiQ180の将来有望な大学生が、陰キャ底辺ブロガーの下世話なシェアハウス紹介記事をわざわざ読みに来るくらい、レアなケースであると言えよう。

くっ・・ここはおまえらみたいなやつが来るところじゃねぇ!!さっさと日経サイエンス誌でも読み漁って超弦理論とビックス粒子の生み出すブラックホールの謎をエントロピーの数式を用いて解読しやがれ!!

まぁ、そんな状態なので、僕が住んできたシェアハウスでは大体が、

男子82女子

みたいな男女比の場所が多かった。

東京で最初に入居したシェアハウスでは、男子15人に対して女子1人という、さながらアナタハンの女王事件のような様相を呈していた。

また、男女比を運営側で調整しているシェアハウスもあったが、

たとえ実際に住んでいる比率が五分五分でも、男女のふれあいが盛ん、というわけでは無い。

だいたい共用部のリビングに出てきて騒いでいるのは血気盛んな野郎どもばかりなので、

女の子たちが警戒して自室から出て来づらいケースも多いからだ。

女の子がリビングで食事などしていると、テンションの上がった豚野郎どもがわらわらと湧いてきては、ブヒブヒと交流を試みようとするため、

繊細な子なら怖がって自室に移動してしまうのだ。

男たちの頑張りが、より女の子を遠ざけてしまうという、残酷なジレンマ

このような負のサイクルが、共同シェアハウスのリビングでは日々、繰り返されている。

女の子中心にパーティは回る。

このように基本、色めきだった豚野郎どもが悶々としているだけの、名ばかりな『男女共同シェアハウス』なのであるが。

しかしごくまれに、

『この豚さんたち、必死にブヒって来ててウケる!』

と、そんな醜い状況を楽しんでくれる女子も現れる。

無数の家畜たちと、そこに舞い降りた天使。

そんな世界では一体、何が起こると思いますか?


…そう、その女の子を中心に、シェアハウスが回りだすのだ!

みんな、女の子に少しでも振り向いてほしいので、とにかく女の子に従順になる。

その子が映画が見たいと言えば、みんなで見るし、エアコンが寒いと言えば、真夏にストーブでおでんをつつくこともいとわないのだ(?)!

また、みんな女の子の気を引こうと必死なので、女の子が一人いるだけで、急にリビングが騒々しくなる。

直接露骨に話しかけないにしても、さりげないアピール合戦が日々、リビングで繰り広げられるのだ。

例えば英語が得意な奴はあえてリビングで英語のオンラインレッスンなど受けては『英語できるおれ』アピールしてるし、

スポーツマンはリビングで筋トレにいそしみ、『わ!腹筋すごーい!』などと言われたがっている。

特に、路上ライブで世界一周の旅を終えたやつなんか最悪だ。

頼まれてもないのにギターを持ってきては勝手に歌いだし、

旅での武勇伝を聞かせつけたり、自身の旅ブログを紹介しては悦に浸って承認欲求を満たしている。

なるべくシェアハウスでは近づきたくないタイプの人間である。


とにかくこのように、みんななんとか女の子の気を引こうと必死になり、色めき立つのだ。

特に、月一くらいで行われるパーティは、出来る男をアピールする最高の舞台である。

まず前提として、買い出しから準備、片付けまで、運営はすべて野郎どもが行う。

そう、パーティにおいて、我々は彼女たちの従順な下僕。

あたりまえだ。彼女たちの快適なシェアハウス生活をサポートするために、僕たちは生まれてきたのだから。

料理が出来なかったり、女の子のお皿にとりわけ出来ないようなデリカシーのない男は失格だね。

そんな奴は即退去してくれたまえ。あ、参加費はちゃんと置いて行けよ?

女の子のグラスが空になったなら、すぐさまお酒を注ぐ。

常に気を配り最善を尽くすのが我々の仕事であり、喜びであるのだ。

食後の洗い物、掃除も率先して我々が行い、女の子達には座って談笑していただく。

彼女たちのリラックスした表情が見られただけで、我々はおなかいっぱいなのである。

しかしたまに、男たち皆で片付けをしているというのに、一人だけ動かず、女の子とお話を続けるようなふとどき者がいたりする。

そんな抜け駆け野郎のベッドには、後でガソリンまいてマッチをポイだ。

シェアハウス全焼しちゃうって?

仕方ない。調和性が求められるシェアハウスで、和を乱す行為というのはそれくらいの重罪なのさ。

おしっこ立ってやる奴は処刑。

このように、男女共同シェアハウスでは、女子ファーストで世界が回る。

生活様式も女子にあわせることになるので、もしトイレが共用のシェアハウスであれば

『おしっこを立ってやること』

極刑に値する野蛮で卑劣な行為であると言える。

いまやシェアハウスに限らず、男も座って用を足すことが当たり前とされる世の中である。

僕も一人暮らしをやめてシェアハウス暮らしを始めてから、座ってする派にシフトチェンジしたのだが。

実際に自分も座り始めてみて初めて、

『立って用を足すという行為が、女子にとっていかに害悪極まりない存在であるか』

ということに気づいたのだ。


あれは、とある日の早朝5時であった。

いつも早朝におしっこに行きたくなる頻尿マスター aka.ハルンケア予備軍おれは、

この日も『ふっ!今日もおねしょせずに起きられた。偉いぞおれ。』と、

自分を存分にほめたたえながら寝ぼけ眼でトイレへ。

いつものようにおりこうさんに便座を下し、腰かけたその瞬間である。

ピシャリ…

おや?なにか水滴のようなものが便座に…

何かな何かな?だれかお掃除でもしたのかな?こんな早朝に。全く、掃除後はちゃんとふき取ってくれないとこまるな~(震え声)



たらーん。
(立ち上がるおれの太ももを伝う黄色い液体)



お、おうぅぅぅええええええええええええ”え”え”!!!!!!!

そう、便座に残った水滴は、誰かが豪快に外しまくったおし●っこのしずく…

キッモ!!おえ“え”エ”エエ!!!

この野郎だれや便座下げたまま立ってしたやつはぁぁぁぁ!!!!


その後、絶望的な気持ちで急いでシャワーを浴び、怒り心頭のおれ氏は知性の欠片もない野蛮な豚どもに

『座ってする』という文明的で文化的な生活様式を伝授すべく、POPを設置。


ふふふ…あの萌え豚どもめ…

高木さんの前で、立ち誇り陰茎をさらけ出すような行為は、キモオタ界隈の我々にとって禁忌的行為!

嫌がおうにも座ってせねばならぬだろう…!!!(似てない?)



パンツが落ちていると、シェアハウスは静まり返る。

このように、

自身の生活スタイルを変えてでも女の子に快適にシェアハウスに住んでほしい!

というのが全男子たちの願いである。

ある意味、神格化されるほど憧れの念を抱かせる『シェアハウス女子』という存在であるが。

もし、そんな憧れの女の子の

『パンツが落ちている』

そんなラブコメアニメみたいなシチュエーションに出くわしたなら、君ならどうするだろうか!?


『祭りだっ!!天使のプレゼントだっ!!そっとポッケにしまいこんでそして…』


と興奮を隠しきれないエロがっぱども!!黙れ!!落ち着け!!変なこと言うとGoogleに記事消されるだろうが!!

たしかに、おれもそんな漫画みたいな事がこのシェアハウスでもし起きたなら、

(飢えた獣たち集まる野郎どものことだ、大盛り上がりでお祭り騒ぎになるのだろう。)

と、そんなふうに思っていた!

しかしっ!!実際にそのようなイベントが発生した時!!

なんと男たちは歓喜するのではなく戦慄し、

そしてシェアハウスは、誰しもが押し黙る、変な空気になるのだ!!!



あれは、初夏の爽やかな風が吹く日だった。

いい天気だし洗濯をしようと、ランドリールームに入った俺氏の目に飛び込んできたものは!!

洗濯機横の床におしとやかに、しかし抜群の存在感を持ってよこたわる天使の羽っ!!

少年ジャンプで幾度となく見てきた、あの繊細なレース柄、そして見るからに柔らかな布地っ!!!

明らかにそれは、女性モノ下着、そう…


「こ、これは…ぱ、パン….///

い、いやぁぁぁぁ!!!!!



俺氏、赤面。

汚れた性の獣である読者の皆様なら動揺なんてせずに、冷静に頭にかぶったりして対処できるのかもしれないが、

キモオタぼっちな俺氏には、あまりにも刺激が強すぎた!!

実際見たら、立ちすくむ!そして、近づけない!!

緊張のあまり、なんか目を逸らしちゃう!!


(直視したらあかん。なんか人間的にあかん!)


そう直感的に思って、おれは何も見ていない!、と自分に言い聞かせ、洗濯を諦めリビングに戻る。

すると、その時リビングにいた同じく冴えない陰キャボーイズ2人が、おれに視線を向けてくる。

最初は、洗濯カゴを抱えて帰ってきたおれを不思議がっているのかと思ったが、いや、違う!

彼らの目は語っていた!!

(『お前も…見てしまったか…。』)


とっ!!!!


そう、彼らはすでに、ランドリーにパンツが落ちている事を知っていたのだ!!!

しかし、なぜだっ!?大盛り上がりするでもなく、誰しもが固く口を閉し、

そしてその事実を口には出さないではないか!!

少し考えて、ようやくおれは気付いた!!

そう!!女の子のパンツが落ちているという超特異的ビックバンなこの状況の解決方法が、

我々萌え豚どもには、さっぱり思いつかない

という重大な事実にっ!!

というのも、その時住んでいたのが前述の、男子15人に対して女子1人の、アナタハンシェアハウスだったのである!

そう、つまりはあの女性ものパンツの持ち主は、その女の子のモノである事は確実なのだ。

我々は唯一の女子の、従順な下僕。

普通、落とし物を見つけた以上、お部屋までお届けに上がるのが、下僕の務めというものである。

しかしっ!!しかしだっ!!!

例えば彼女の部屋まで、親切心でパンツを持って行ってあげたとしよう…(ほんわほんわ)




こんこんっ!

『はぁーい。あ、ぼっちさん。どうしたんですか?』

『じょし子ちゃん!ランドリーにこれ、落ちてたから届けに来たよ~。ちょっと汚れちゃってたから、洗濯もしておいた。手揉み洗いでね。』

『わ!わざわざありがとうございます!洗濯までしてくれたんですか?あ、なんかいい香りっ!』

『でしょ。おれのお気に入りの柔軟剤で洗ったからね。おそろいの香りだよ!あと、アイロンもかけといたから。』


『何から何まで、ありがとうございますっ!』

『いやいや、いいっていいって。じゃ、次から落とさないよう気を付けてね♪』

『ぼっちさんって、優しいんですね…//ポッ』





なんて、なるかぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!


きっと、そんな事をしたら最後、届け物は無言でゴミ箱に投げられ、精神的苦痛を理由に最高裁まで争う事になるだろう。

かと言って、落とし物があると知っているにも関わらず、拾わずにいるというのも、なんか冷たいやつみたいじゃないか!

拾って棚の上にでも、そっと置いておいてあげたいが…

女の子のパンツに触れること自体、禁断の行為のように思える…!!

くっ…絶体絶命!!どっちに転んでも生きて帰る事は出来ないデスゲームっ!!

こうなったら、最後の手段だ…!!!

思考をめぐらした末に、キモオタ萌え豚どもが出した答えは、同じだった。

(よし。ここは、何も見なかった事にしておこう。)

誰もがそう心に誓い、記憶を抹消してはそっとランドリールームを後にした結果、

シェアハウス全体が、なんとも悶々とした、重苦しい空気に仕上がってしまったのである!!!


そして、晴れた日の休日だというのに、誰もが不自然に洗濯を避けるというおかしな雰囲気が半日ほど続き、

そして次の日にはパンツは跡形もなく消えていた。

もちろん、その行先が女の子住人から語られることもなければ、

僕たちもそれを掘り返すなんて野暮な事はしない。

そう、紳士な俺たちは、仮に彼女がパンツの話題を持ち出してきたって、こう言ってやるのさ。

『パンツ?そんなものは見なかったよ。なんの話だい?』

ってね。

このように、共同シェアハウスでは、女の子の存在が神格化されるがあまり、

実際にラブコメアニメみたいなハプニングが起きたとしても、

案外、どうすればいいかも分からず、ただきょどって何もできないものなのである!!

まとめ

いかがだっただろか。

男女共同シェアハウスならではの素敵なエピソードを紹介したので、

皆さんもさっそくシェアハウス暮らしを始めてみたいと、そう思ってくれたのではないだろうか?

男女の出会い以外でも、シェアハウス暮らしのメリットは多い。

以下の記事でも、シェアハウス暮らしのすばらしさが存分に語られているので、ぜひ読んでいただければ光栄だ。


まぁ、冗談はおいといて(冗談じゃないけど)。

たまにトラブルもあるけれど、安いし楽しいし、若い頃のシェアハウス生活はマジでオススメ

今の生活に倦怠感を感じたなら、ぜひ飛び込んでみて頂ければと思う。

シェアハウスマスターからみんなに送るアドバイスはただ一つ。


『お前ら!テラスハウスみたいな生活はまじで期待すんなよ!!!』


それだけさ。


そんなところです。

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