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最恐都市ヨハネスブルクで全財産入ったキャッシュカードを窃盗に合う話【ATMスキミング被害だったみたい】

2024年2月22日

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

サウボナニ!ぼっちシンガーです!
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
昔の旅の話を鼻息荒く若者に聞かせては、だまれ老害!と呼ばれるよ!

昔世界一周の旅をしていた、と人に話すと、必ずと言っていいほど聞かれるのだ。

「えっ!世界一周なんて危なくなかったんですか!!?」


来たきたきたでぇぇぇ!!!!


おれは遠い目で窓の外を眺めながら、軽く微笑み、語りだす。


「いやぁ、そりゃいろいろあったさ。あれは南アのジョネスで…あ、南アフリカのヨハネスブルクの事ね。そう、最恐都市、なんて言われる場所さ。俺はあの場所で全財産入ったキャッシュカードを


「(なんかウザ…)あ、そうなんですね!またゆっくり聞かせてください!それでは!」



2時間後

「それで、おれは言ってやったんだよ!【命に代えられるものなんてこの世に存在するかい?】ってね。そして…



…あれ?だれもいない。

ヨハネスブルクでの盗難事件、その具体的犯行手口を解説する!

以前、おれが世界一周で巡ってきた国で危険だった国ベスト4という内容の記事を書いたのだけれど。

この記事が実は大反響いただいて、多数の方から、

「ヨハネスブルクで盗難にあった詳しい犯行手口を教えてもらえませんか?参考にしたいです!」
「ワイルドで勇ましい旅の姿に惚れました!付き合ってください!」

などなど多数のメッセージが届いて一時サーバーがダウンしてとかは全くなかったのだが

いつもよりちょっとかるーく毛が生えるくらいにはプレビュー数が多かったのだ。

どいつもこいつも人の不幸につられてやってきやがって!!このハイエナ共め!!


中でも、ヨハネスブルクでの全財産入ったカードの盗難事件に関しては、

一体全体、具体的にどうやってカードを盗られたのか?

ってとこがみんな気になっている事でしょう。(え!?みんなってのはほら、次の修学旅行がヨハネスブルクだって学生さんとか!いろいろほら、いるでしょう!??)


ふふふ…そんなに聞きたいかい?

いいでしょう。

巧妙な手口の現地犯罪情報をシェアするのは旅人の務め。

おれのこの経験がこれからヨハネスブルクを旅する人の被害を未然に防ぐ情報となるのなら!という熱い正義感のもと、

そしてハイエナたちに餌やりしてブログのPV数を爆上げさせたる!という記事には決して書けない裏の陰謀もおてんばチラリズムさせながら、

その具体的な犯行手口を書き残しておこうと思う。

旅人たちよ、メモ帳の準備はよいかぁぁぁ!!!


ヨハネスブルクカード盗難事件の経緯。

事件が起きたのはヨハネスブルクの郊外、サントンというエリア。


サントンは比較的裕福な人たちが住む、治安の良いエリアと聞いていた。

世界一危険な都市とも言われるヨハネスブルクではあるが、この辺りはおしゃれなカフェやアパレルショップが立ち並んでいて、落ち着いた雰囲気。

大型ショッピングモールは家族連れも多くにぎやか。

なんだかここは安全そう。

そう無意識に感じて気が緩んでいたのかもしれない。

2時間前に南アフリカ上陸を果たしたばかりのおれ氏。

現地通貨が必要なので、イオンみたいな雰囲気のショッピングモール内の国際ATMでお金を降ろすことにした。

ATMは込み合っていて、長い列ができていた。

少し待って、自分の番になったのでATMを操作し2万円分の現地通貨(南アフリカランド)をゲットし、次の人に譲る。

その場を離れようとしたのだが…

紳士風の男、登場。


おれの後ろに並んでいた男が、慌てた声で立ち去ろうとする俺を呼び止めてくる。


「おい!君のトランザクション(取引)はまだ終了してないみたいだぞ!」


「え?」と思ってATMに戻り、画面を見てみる。

なにやら現地の言葉で注意表記みたいなのが書いてある。あれ?さっきまで英語表記だったのに。

何と書いているのか分からず、戸惑っていると男が慌てた声で、言う。


「このままだと追加手数料がとられちゃうよ!早くカードを入れてPINコードを入力しなさい!」


どういうこと!?

やけに急かしてくる男を怪しいな、とも思ったが、世界各国でATMの操作手順には差があり、何度かよくわからん手数料を取られたことも確かにあった。

それに男の服装。

こぎれいなカジュアルスーツを着こなし、裕福そうな雰囲気

とても悪いやつには思えなかった。


(まぁ、『振込する』など押さない限り、カードからお金を盗られる心配なんてないよな。)


なんて思ってしまい、

言われるままにカードを再度入れ、PINコードを入力。

しっかり『取引終了』ボタンをタッチする。


すると…

画面がフリーズ。そして男は…


なぜか、タッチした途端に画面はフリーズ。

今度は英語で「問題が発生。お近くの銀行員をお呼びください」と出ている。


「あれ?なんか固まっちゃったよ?」


と男の方に振り向く…

と、なぜかそいつはいなくなっていた。ほんの数秒前まで後ろで立っていたのに。


なんやねん!と思いつつも。

カードがATMの中に入ったままだ!出してもらわなくちゃ!

と思い、慌てて周りを見渡す。

すると隣のATMの横に立っていた、銀行のコンシェルジュ風なスーツ姿の女性が、タイミングよく話しかけてきてくれる。


「どうかしたの?」

「あ、銀行の方ですか?ATMがフリーズしてしまったんだ。カードを取り出してほしい。」


そう伝えると、


「あら大変。すぐ確認するから待っててね。」


と彼女は奥の通路に消えていった。

近くに銀行員がいてよかった。

ホッとして、その場を離れずに待っていた。

すぐにカードを出してもらえると思ったのだが…。

しかし、その銀行員風の女が返ってこない…


10分が経過。

一向に先ほどの女性が戻ってこない。

おかしい。このATMと同じ銀行の、窓口がモール内にあったのは見ていた。

ATMが壊れていると伝われば、すぐに確認に来れる距離である。

画面も先ほどのままだ。

ちゃんと対応されてるのか…?


カードが入ったままのATMを放置して移動するのは気が引けたが、らちが明かないのでついにその場を離れる。

向かいのエリアの銀行窓口を足早に訪れ、受付のおねぇさんに尋ねる。


「ATMがフリーズして動かない。さっきコンシェルジュのスタッフに伝えたけれど、どうなってる?」


しかし、おねぇさんから衝撃の一言…。

『ATMが故障?だれもそんな報告は受けてないわよ?』


「え…!??でもさっき…」

「とにかく待ってね。すぐ調べるわ!」


驚愕である。

おれ氏、頭の中が大パニック。必死に落ち着こうとする。


(まて!?じゃさっきの女は一体…

あ、あれか!さては報告する前にランチ休憩の時間になったんだな!休憩終わりに対応しようとか思ってたんだ!まったくこれだからアフリカンは時間にルーズで困っちゃ…)



「残念だけれどあなたのカードはATM内にはないそうよ。」


現場から電話を受けたおねぇさんから衝撃の一言!!

びぃぃえええん!!!!!

「もう!泣いてないですぐに日本の銀行に連絡しなさい!電話を貸してあげるから!」


その後、優しいアフリカンママな雰囲気の銀行員さんに銀行の国際電話を借してもらい、促されるままに日本に電話。泣きながら。

すぐにカード機能を止めてもらおうとするが…



「ぼっち様…つかぬことお伺いしますが、本日、キャッシングした回数と、金額はおいくらですか?」

「…?? 先ほど一度だけ、2万円分を現地通貨で降ろしましたが…??(ぐすん…ウグっ!)」

「そうですか…データではその後、
ヨハネスブルクの計4か所のATMで、すでに限度額いっぱいまで
引き出しがされていますね…」

「び、びえぇぇぇぇぇぇん!!!!」



盗・難・確・定!!

いやっ!!!!!私、アフリカなんてもういやよ!!!(上陸2時間)

犯人は一体どうやってカードを…?

以上が、おれがヨハネスブルクでカードを奪われた経緯である!!

あぁ、今思い出してもムカつくぜ…!!おれがシドニーで全身とんこつまみれになりながら貯めたお金を…!!(ラーメン屋で働いていた)



もちろん犯人は最初に話しかけてきた男であり、コンシェルジュ風の女もグルだった可能性は高い。

取引が終了していない、と言っておれにカードを差し込ませ、コードを入力させた際に暗唱番号を盗み見したのだろう。

女が対応しているように見せかけて時間を作り、その間に付近の複数のATMでお金を引き落とす。

そんな犯行の内容なのだろうが…



大きな疑問が一つ。

一体、犯人はどのタイミングでカードを奪ったのだろうか。

現地のATMでお金が引き落とされていた、という事は、犯人は何かしらの方法でカードを持ち去ったということ。

実際、本物の銀行員のおねぇさんが調べた際、カードはATM内にはなかったのだ。

しかし、「銀行員をお呼びください。」という表示が出たままフリーズしてしまったATMから、どうやってカードを抜きだしたのか?

おれがATMを離れ、窓口に確認をお願いしたほんの数分の間に、何らかの操作をしてカードを取り出したのか?

しかしそれだと、コンシェルジュの女の存在意義はなくなるし、そのわずかな時間で近隣ATM4軒を周るのは無理がある気がする。

それなら、おれがカードを挿入してすぐに、目の前に立つおれに気づかれないように機械内からカードを取り出したのか?

そんなの、機械を内側からいじらない限り無理だろ…



え!?という事は、まさか銀行自体がグル…!??



いやいや、そんなまさか…!!

追記:どうやらATMスキミング被害だったみたい!

このように、完全に真相は闇の中といった感じで、ずーーーーーっと

(一体犯人はどうやってカードを取り出し不正利用したのか…?)

と夜も8時間しか眠れず悩み続けた数年間でした…

しかしっ!!!!

2024年2月、ヨハネスブルクで同様の犯罪に巻き込まれた旅人さんのXの投稿で、

ついにその手口が判明しましたっ!!

なんと、ATMにスキミングの機械が取り付けてあった可能性が高いみたいっ!!!

なるほど、カモになりそうな旅行者がATMの列に並んだら、すかさずその後ろに並び、旅行者が金を下ろした直後にそのATMにスキミング機械を取り付けたのちに、

「君のトランザクションは終了していないよ!」

と声をかけてもう一度カードを差し込ませて、カードゲット!って手口か…!!!

うぎゃぁぁぁぁ!!!!まさに職人技!!まじかよそんなことあんのかよ!!

とりあえず、数年越しに迷宮入りかと思われた謎が解決できて、よかったよかった!号泣

そして、いまもこの手口はヨハネスブルク犯罪者界隈の常とう手段のようなんで、

じで遠足でヨハネスブルク行くちびっ子たちは、気を付けようなっ!!!!

まとめ

そんなで、謎多きヨハネスブルクでの窃盗事件の概要を書いてみた。

その後、警察にも駆け込んだが、


「はいはい、盗難証明書いときゃいいんでしょ。おら、いっちょ上がり!」


と手際よく作成された用紙を渡されただけで、監視カメラのチェックをされることも無ければ現場での聞き込みなど皆無。

もちろんその後、犯人が見つかるわけもなく、真相は迷宮入りとなった。

結局カードは戻ってこず、現地のお金をキャッシングできなくなったおれは、これがきっかけで路上ライブで生計を立てながら旅をし始めたのであった。

まぁ、結果的にここでお金を失ったことが、旅を良くも悪くもエキサイティングに変えてくれたし、今となっては良い転機であった。

あの日、悲壮感に包まれて揺られた警察署からのタクシーの中。

運転手のおっちゃんはいままで3人はヤッってるであろうコワモテスキンヘッド。

事情を話すと、豪快にガハハと笑った。

「金なんてまた作ればいいさ。命は一つだけ。生きてるなら何でもない事さ!」

のんきにボブマーリーなど歌いだすおっちゃんに、少しだけ救われた気になったのをよく覚えている。


旅中、こういうハプニングに巻き込まれると、必ず優しい人が手を差し伸べてくれたり、人生の格言めいた言葉をくれたりした。

用心するに越したことはないけれど、いざという時はトラブルも楽しめるくらいの心の余裕を持っていれば、旅はもっと素晴らしいものになる、のかもしれませんね。


そんなところです。


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