【治安悪すぎィ!最恐都市!】 世界一周でおれ氏が訪れた各国の危険な都市4選の話
ジャンボ!ぼっちシンガーです!
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中!
昔の旅の話などを若者たちに鼻息荒く語っては、承認欲求を満たすよ!
さて、皆さんは”危ない街”と聞くと、どこをイメージするだろうか。
日本で言うと、月曜から夜更かしでよく取り上げられる足立区などが有名だ。
ただ、危ないと言っても、ここは日本。
行った事はないから噂に聞くまでだが、いくらあの足立区とは言えども、軽く人が血を流して倒れてたり、老婆の死肉を野犬が貪ってたりするくらいであろう。
しかし世界には、日本感覚で街を歩けば秒で命の危険に直面するような聖飢魔IIな場所が存在すると言われている。
・30分街を歩けば強盗に合う確率150パーセント。1回は必ず遭遇して、2回目の被害を受ける確率が50パーセントだから。
・道を歩く際は背中を誰かに見せてはならない。背後から首絞め強盗に合うから。
・市内を走るタクシーは赤信号であろうと停止しない。窓ガラスを破られて強盗が入ってくるから。
ひ、ひぃぃぃ!!!!
驚くことに、これはただのギャグではない。
これらはおれが訪れたとある街の名前をネットで調べた時に、旅行者向けの注意喚起として実際に出てくる文書である。
き、気が触れてる!
こんな街に旅行する奴なんて、きっと危ない街を旅したオレすげぇみたいなのをブログで書いて自己陶酔したいだけのキモオタニートだけだ!!!
みんなは絶対にまねするなよ!
そんなで、今回はおれが世界一周中に立ち寄ってみたはいいものの、
「あかん…危ない街を訪れるオレすげぇと思って来てみたけど…この街はガチだ…鬼がかってる…もう帰りたい…日本帰ってレムりんの可愛い動画見て癒されたい…」
と、キモオタニートぶりをいかんなく発揮してしまった問題の都市を4つ、
実際に体験したエピソードを添えて紹介してみたいとおもう!!
震えて眠れ!!
もくじ
ヨハネスブルグ(南アフリカ共和国)
ガチ。
この街はガチだ。
南アフリカ共和国第二の都市として有名なヨハネスブルグ。
実は先ほど紹介した“とある街に関しての注意喚起"とは、まさしくこのヨハネスブルグの事である!!
まぁまぁんなこと言いますけども奥さん!まさか強盗に合う可能性150パーセントだなんて!んな漫画みたいな話ありますかいな!
ふふ、奥さん、おれは昔から筋金入りのワルでねぇ。中学時代は大勢の不良達に群がられ、「金出せや?」ともてはやされたほどの男なんだぜ?ふっ、悪そうなやつは大体友達!
そんなで、意気揚々ヘイヘイYOYO!とアフリカンなヒップホップビートに軽やかにステップを踏みながら盛大にイジメの過去の美化歪曲に成功したおれ。
ヨハネスブルグ空港に降り立ち、初のアフリカ上陸を果たしたそのたった2時間後!!
全財産の入ったキャッシュカードを盗られる…
びぃえええええん!!!いや!アフリカなんてもういや!!!お家に、お家に帰してください!!いや、日本でなくてもいいです!インドでもネパールでもいいから!
まず、街を歩くと気づく。
南アフリカは黒人、白人、アジア系など、多くの人種が暮らす多民族国家のはずなんだけれど。
街を歩くのは100パーセント黒人のみなのだ!
不思議に思って話に聞くと、白人やアジア人は強盗に狙われやすいため、街の中央部は絶対に近づけないらしい。
と、おれはカードを盗られて泣きながら命からがら駆け込んだ郊外の宿で聞いた。
情報ありがとう、もっと早く言ってくれ…!
他にも、数年前まで街のシンボル的建物、ポンテタワーがギャングに制圧されて警察すら近づけない状態だった事や、
セントラルバスステーション構内(人通りも多い結構立派な建物)で週一で首絞め強盗がある、という話など、
危ない話題には事欠かない!!
とにかく、おれが世界一周中巡ってきた都市の中では段違いで危ないと感じた場所だった。
生半可な気持ちで渡航するのはやめておけ。
ナイロビ(ケニア)
みなさんはケニアと聞くとどんな世界をイメージするだろうか?
大草原とワイルドアニマル?その自然と共に暮らす無駄にジャンプするマサイ族や、口にお盆を入れたよく分からん民族?けものフレンズ?
ふふふ!
君達はそろそろアフリカをアップデートしなければならないね。逆説的思考の解像度を上げて世界が迎える超A I時代を予想しないとね。
(ふっ!一度落合陽一みたいなこと言うてみたかったんや。どういう意味かは分からんけど。)
そう、おれもケニア入国時はジャパリパークを彷徨うかばんちゃんを探そうとキモオタニートのフレンズになりながら思っていたのだが。
やってきた首都ナイロビはフツーに都会だった!
くっ!高層ビルが地元香川の3万倍くらい生えていやがる!(注・香川県民にとっては5階建て以上の建物は高層ビル)
なんでもケニアは中央アフリカ経済を引っ張る勢いで成長を続けている新興国らしく、
マンハッタンみたいなビルの立ち並ぶ(香川県民にはそう見えた)ビジネス街では、カッコいいスーツ姿のビジネスマン達が長い足で足早に行き交う姿が見られた。
しかし、新興国の大都市にありがちな問題で、とてつもない貧富の差が横たわっているのも事実。
世界最大のスラムと呼ばれる“キベラスラム"もこの都市にあるのだが、スラムの人々は基本的に粋で気のいい人達が多かった。
本当に危ないのは、金持ちが集まるビジネス街のすぐ近く、通り一つ挟んだエリアだ。
警備員達が闊歩するビル街を一つ抜けると、道端で小学生くらいの少年達がシンナーみたいな袋を掴んでぶっ倒れているし、立ちんぼのお姉さんに腕を掴まれたり、ものすごい数の物乞いに囲まれたりする。近くで銃声を聞いた事もあった。
ダウンタウンを歩いた時には、人々で賑わう白昼堂々、ほんの数歩先を歩いていたおねぇさんがバックをひったくられるのを見た。
おねぇさんは発狂したように声を上げて犯人を追うのだが、冷酷なことに周りの人たちは誰も泥棒を止めようとはしない。関わったら刺される可能性が高いからだそうだ。
驚愕していると、隣にいたオヤジが歯の抜けた口をニマリと開いて、笑いながら言う。
「ジスイズナイロビ!!ハハ!」
まさに世紀末、とんでもない貧富の差が織りなす、天国と地獄の存在する街だと、感じた。
ローマ(イタリア)
ヨハネスブルグ、ナイロビと名だたる危険都市を紹介した後にローマ!!!??
先進国イタリアの首都、おしゃれ女子大生の人気の卒業旅行先のローマが危険な街だなんて!!そんなバカな!
と、みなさんはお思いかもしれない!!
おれもだ!!おれも最初はそう思っていたんだ!!
アフリカ、中東と危険な国々を旅した後に最初に入国したヨーロッパの街、それがローマだった!
ローマ到着時には、
(ふははは!!危険でスリリングな国々を旅してきたこの玄人旅人の俺様には少々スパイスが足らない街かもしれないが、まぁたまにはピザとワインで優雅に旅の休日を過ごすのもよかろう!!
そして、偶然入ったイタリアンバーで卒業旅行中の一人旅女子大生と出会って注文方法がわからなくて慌てふためく彼女にそっと一杯の赤ワインを差し出しては
「君のパンツェッタにはカルゾーネなレッジョカラブリアワインが似合うと思ってね。」
と颯爽と声をかけて、
「だ、旅の人!ポッ」
と上目遣いされて、それで…)
…と、いつもの不毛な妄想を繰り広げていたおれ氏。
空港から市街地に到着。そして。
その後、駅で大切なギターを盗られる。
びぃぃぃえええええええん!!!!!!
嘘だろ!!?ロ、ローマで盗難!??アフリカでもギターだけは無事だったのに!!!!
-まぁ…
スリの楽園として有名なローマ中央のテルミニ駅前で居眠りしていた、おれの過失がないとも言い切れないような気がしなくもないようなしないような感じだが…ボソボソ
財布やケータイならまだしも、ギターですよ!?あんな大きなものをスリに合うなんて…!!!とんだ凶悪都市ですよ!!キィィィ!!
そんなで、この話をするたびに他の旅人からは、
「玄人気取って危機管理のできないお前が1000パーセント悪いwww」
「ギターをスられてなんで気づかないんだよバカすぎだろwww」
などと、この世の生きとし生けるものの言葉とは思えない辛辣な批判、悪質なセカンドレイプを受け二度涙目のおれ氏!
その悔しさも含めて、この街を危険な都市四選にねじ込むのであった。
まぁしかし、私的事情抜きにしても、いろいろ周ったヨーロッパの中ではローマ駅付近は各違いにヤバそうなエリアだった。
駅内はいろんなお店が入って賑わっているんだが、構内を出て一本路地に入ると、そこら中でドラッグ決め込んでるのであろうアフリカ系移民の若者が虚ろな目でたむろしているし、ホームレスにアジア人差別っぽい言葉でからかわれたり、した。
イタリアは移民国家であり、貧富の差が激しい。
北東部には低所得者が違法に形成した街、スラムが存在するらしいし、
その近くのプラーティフィスカーリというエリアは売春ドライブスルーとして有名。
ヒッチハイカーのように売春婦のお姉さんが車道脇で誘いながら商売するスタイルで、
この地域を歩き旅した時は道端にコンドームと注射器の山がいくつも積み上げられていたのを見て、びびった。コンドームはわかるけど、なんで注射器があるねん。
ヨーロッパの気品溢れる街、ローマ。
日本人のイメージ通りの美しい景色も確かに素晴らしいし、優しい人達がほとんどではあるのだが、
しかし、プラダやグッチの立ち並ぶきらびやかなブランドストリートの傍らでは、ここに書いたような世界が広がっていることも、しっかりと知っておきたい。
カリ(コロンビア)
カリは、南米コロンビア・南西部の街。
温暖な気候でサルサダンスが有名な、この国第3の都市である。
と、同時に、治安が悪いとされるコロンビアの中でも、屈指の凶悪都市として知られる!!
2017年のデータでは、10万人中の殺人事件発生率は首都ボゴタの3.5倍、コロンビア全体で見ても2倍以上。
ちなみに、日本の212倍…!
ひぃえええええ!!!!!凶悪都市!!!なんやねん日本の212倍って!!!!
日本で1人が命を奪われた時、カリでは212人もの命が!!??あなたの願いが叶う頃、あの子が泣いてるよびぃぃえええええん!!!
おれは南部エクアドルからコロンビアに到着し、目的地のメデジンという街を目指す際にどうしてもこのカリを通らなければならなくて、立ち寄ったんだが!
到着前にこのデータを見て、マジで気が気ではなかった!
これまでの旅で余裕をこいてひどい目に合った経験から、おれは震えていた。
やばい!ここは確実にヤバイぞ…!!命がいくつあっても足らん…!
おれはスバルのように死に戻りチート能力は皆無、かと言ってギャング達に絡まれた時に助けてくれるようなエミリアたんとのコネクションも人望もないただのリゼロファンである!
くっ!2020年7月からの2期の放送をこの目に刻む事も出来ず、先立つ命を許してくれ…!レムりん…!!
そんなで、警戒に警戒を重ねて警戒し、一秒間に500回くらい背後を振り返ったり、たまに360度回転を見せたりして用心しまくったおれ氏。
まぁしかし、上に書いたヨハネスやローマと違って、最新の注意を払って旅をしている時というのは、
案外何事もないものである…!!
よ、よかった。(いつもちゃんと警戒しておけ。)
一応、安全そうな市街地を明るい間だけふらふらと町歩きしてみた。
街は熱気と活気に満ちたエネルギッシュな雰囲気で、そこまで危険な空気ではなかった。
マーケットでは露天商がずらりと並び、派手なTシャツやイカついアクセサリ、思いっきり偽物のブランドサングラスや時計が売られていた。
幸い殺人犯に出くわすことは無く、
「へいそこの首が高速回転しているチャイナ!いいものだぜ!?見ていけよ!」
と露天商のにいちゃんに陽気に話しかけられるぐらいだった。
ただ、一回だけ、雲行き怪しい出来事があった。
賑わうマーケットから少し外れた高速?の高架下っぽいところを歩いた時。
3人組のネイマールっぽいにいちゃん達に話しかけられた。
「ヘイ!アミーゴ!どこから来たんだ?チーナ(チャイナ)?」
プンと香るマリファナの匂い。
ドクン!と心臓が高鳴る!
「は、ハポンだよ!」
「そうか。それよりケータイ持ってね?」
と、時間を知りたいんだよね、みたいなジェスチャーで話しかけてくる。
あぁ時間ね!はいはい、今拙者のケータイで今確認してしんぜようぞ…
はっ!!!!
待てよ!?待てマテ、シモン・マテ・ジュニオール(ベガルタ仙台)!!!
こいつぁヤバいやつじゃねぇのか!!!!???
「ケータイ!?はて!拙者そのようなものは良く分かりませぬ!お、おっともうこのような時刻!で、では失敬!!」
と、中学時代のニックネームが「あれ、お前いたの?」だったほどの存在感の気薄さを活かし、ネイマール達から瞬間フェードアウトしたおれ!
偶然近くを通りかかった陽キャ大学生たちの一団に瞬足で混じっては
「おう!みんな待たせたな!2限出るの!?」
「は?お前誰だよ?」
と友愛深いキャンパスライフを演じる事で事なきを得た!!
うむ…
もし彼らが、本当にただ時間が気になってるだけのネイマールだったのならば、塩対応申し訳ネェマール…。サイン貰っときゃよかった。
なんだけど!
後から思い返してみても、あれは結構ヤバい状況だったように感じる。
もし、うかつにケータイを見せたりなどしていたら、一瞬で奪われてたのではなかろうか。
いや、ものを盗まれるだけで済めば、まだ良い。
コロンビアでは、おれが滞在したほんの数日後に、日本人旅行者が何者かに襲われて射殺されるという悲しい事件があった。
常に一瞬で命を奪われる可能性がある事を考えながら行動しなきゃいけないし、あぁいう人気の少ない路地などには絶対に入ってはいけないぜ…!?
分かったか!あの時のおれ!!
まとめ(未来のバックパッカー諸君へ)
いかがだっただろうか!
ふざけて書いてしまった部分もあり、常識人の皆さんから「こういう奴がいるから被害が増えるんだよ!」と怒られそうだが、
いや、本当にその通りである!あの日のおれ!この野郎!許さんぞ!土下座しろ!
若者の旅には多少の無茶が付き物ではあるが、今考えても、よく生きて帰ってこれたな、と思う。
おれは旅中、カードを盗られ、ギターを盗られ、ケータイを盗られ、最終的にバックパックまでもを盗られた。
成田空港到着時の持ち物といえば、新しく買ったギターと小さなナップサック一つだけ、というバックパッカーと名乗るのもおこがましい格好で帰ってきたのだが。
それでも、奇跡的に命を狙われるような事件には巻き込まれなかった。
しかし、これは本当に偶然、運が良かっただけに過ぎない。
先程書いたようにコロンビアでは、おれが滞在した街を数日後に訪れた日本人が、銃で撃たれて亡くなった。
どんなに気をつけていても、ヤられるときはヤられる。
これはマジだ。
面白半分では危険なエリアには絶対に近づいてはいけないし、もし旅中の移動でどうしても立ち寄らねばならない時でも、以下の事項は厳守してほしい!
・夕方以降は絶対に外に出ない。
・街を歩く時は荷物は持たない。
・歩きスマホなどもってのほか。
・なるべく大人数で行動する。
・人通りの多い大通り以外は絶対に歩かない。
・万が一、強盗に金品を要求されたら絶対抵抗しない。
未来のバックパッカー諸君には、これら最低限のルールを守って、“なんとか死なない旅"をしてほしい!!
諸君の幸運を祈る!!
そんなで、「"おまいう"の極みwww」とせせら笑う声が飛び交う中、世界の危険な街4選、記事のまとめとさせていただきます!
そんなところです。
●旅中のブログもよかったら読んでね。
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