スパルタ！広東語講座が開講する話

2019年7月23日2019年8月15日

こんにちわ。

ぼっちシンガー、ガモウユウキです。

突然ですが、このカテゴリ、”熱血スパルタ広東語口座”では、中国南部、香港、マカオを中心に話されている、“広東語"を勉強していこうと思っています。

フハハ！！！！！！

ブログから滲み出す教養！！！！教養のダム決壊！！！

英語とかそんな義務教育じゃないぜ？広東語なんてニッチな言語にまで手を出すぜ？？

その優美で知的な様をみんなにも公開して、この俺の高尚さをこの世界に発信するんだ！！！

さぁとくと見よ！！！！！

「え！？知能指数2マイクロミクロンで有名ながもさんが、なぜ突然広東語を？英語もろくに喋れやしないのに調子乗るんじゃねぇこのクズが！」

と読者の皆さんが噂する声が聞こえるが、おれは気にせず軽快なブラインドタッチでキーボードを打つ！

と見せかけながら泣きながら片手人差し指のおぼつかないタイピングで記事を書き始めた。

まず今回、広東語をこのブログで勉強していこうとしているのは、理由がある。

実は、彼女ができないできないとわめき散らかしていた前回のブログ、”ぼっちシンガー世界を周る”を書き終えた後、東京に出て来てちょっとたった頃。

ついに僕にも彼女が出来たのだ．．．！

びぃぃやぁぁぁぁぁ！！！

おめでとうー！おめでとうがもさん！！！ひゅーーー！！！

静まれ静まれ！静まれ皆の者！喜ぶのはわかる！しかしそんなに騒がれては拙者も恥ずかしいではないか…しかたない！！今夜は宴だ！！！皆の者！！シャンパンを片手に！！
乾杯ー！！！がもさんっ！がもさんっ！！！

ほんわほんわ…

おっといかん！じゅるり（よだれを吹く音）！

ブログを書くつもりが、三万の民に祝賀会を開かれ、表参道から皇居までの長距離祝賀パレードを行ってしまっていた。

えぇ～っと、まず何から書けばよいのか..

とりあえず、二人のNARESOMEでも書き残しておこう。

あれは約二年前の事だった。

当時、都内某所のシェアハウスで、派遣の仕事でフラフラしながら、からかい上手の高木さんの西方のモノマネの練習に明け暮れていたキモオタニート。おれだ。

そのシェアハウスに、新しく引っ越してきたのが彼女だった。

彼女の名前はようちゃん。

頭がよくて自分の意思をはっきりと持っていてかっこよくて、読んでいる雑誌がおしゃれカフェの特集とかじゃなく汚渋い立ち飲み屋ガイドで、ジョジョやおそ松さんが好きで、オタクであることに誇りを持っていて、賞味期限の半月切れた卵も普通に食べるような女の子だった。

そして中学生みたいな素朴な見た目。

話すほどに惹かれていってしまい、鼻息荒く粘着質に付きまとった結果、その気持ちは周りからも「ロリコンきもっ！」と言われるほど揺るぎないものとなっていった。

ついには安安(あんあん)という、安くて安いことで有名な格安焼肉店で、緊張で盛大に肉を焦がしながら告白したおれ。

「お、おうふ！！ぼ、僕と…ぼ、ぼくとデュフッ！！どぅ、どうフフフっつ！！！」

上がる黒煙と焦げた肉のにおいの充満する、ロマンティック度海抜5万フィートのシチュエーションながら、俺の男らしい告白の言葉に胸を打たれたのか、はたまた身寄りのないキモオタの保護というボランティア精神からか、まんまと付き合ってくれることとなったのだ。

そんなで、シェアハウスのみんなからも「この児ポ法違反！」などと手放しで祝福されながら、もう一年ほど一緒に暮らしている。

そんなようちゃん、日本語が超堪能だが、実は香港人である。

そう、広東語が母国語と言うことである。

勘のいい噂の団地妻な読者の皆様ならもうお分かりだと思うが、つまりはようちゃんに広東語を勉強するよう命令され…いや、二人の愛をより深く育むために、あくまで自主的に、彼女の話す言語の理解を深めようというわけだ。

まぁ二人の間での話は日本語で済むので全く問題ないのだが、彼女の家族や友達と、もしスムーズにコミュニケーションを取れたら素敵だなぁとは思う。

前に香港行った時も、彼女の友達と全くコミュニケーションが取れず、引き連れられて行った食事会でも一人ぼっちで押し黙っていたが、そればかりでは印象を悪くすると思い、

突如として立ち上がり渾身のギャグ、

「醤油をSHOW YOU！」

とやってみたが、いや意味わかんねぇしゲロ面白くねぇしなんで来たんだよこのコミュ障ニートが！みたいな間が数秒流れただけで大きな傷跡を残すことも出来なかったしなぁ。

ここはひとつ、いい機会だし、勉強して広東語をマスターしよう。

そしてその華麗な話術をギブアウェイしてカリフォルニケーションして、香港の女子大生達に「キャーがもさん素敵！」と言われよう！

と、企んでいるわけである。ふふふふ！！

という事で、今日はもう文字数もあれだし、次の記事からスパルタでストリクトで息つく暇もないほどの展開で広東語を勉強していくから！

よろしく！！