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【ダハブ/エジプト/路上ライブ】ダハブでアレがレストランライブと、音楽しかない話

2020年2月28日

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今日の旅の一曲!銀杏ボーイズの “17歳”!
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終了

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………………..

ダハブ4日目ぐらい。

エジプトで髪切ったら、ちょっとネタになるんちゃうか!?というほんの出来心から、床屋に向かったおれ。

そして。

おれの頭はちんこにされた。

本来であればカット後、あえて上目遣いの写真で、

“エジプトで髪切ったら、案外普通だった~☆っていうか私まじぶさいく・・”

とかツイートして、

“そんなことないよ!love!ゆうたんマジかわいい!”

“似合ってる!大好き!”

とかリプもらって満足しようと考えていたおれ。

しかし、結果は頭部を生殖器に変えられるという、ある意味期待を裏切らない大惨事となってしまった。

そして、

“ほんとだ!きめぇwww”

“おまわりさんこっちですwww”

などの中傷コメントに一つ一つ、ダンゴムシの死骸を同封したお返事のお便りを送った後、おれは街に出た。

午後6時の街を歩き、海沿いのレストランを目指す。

昨日、路上ライブをしていたときに、「よかったら明日、うちのレストランで歌いなよ!ご飯出すからさ!」と、声をかけてもらっていたのである。

そこは、テラスの向こうはすぐ海という、素敵な雰囲気のシーフードのお店で、実はこれもあって、
こんな洒落たところでライブをするんだ。こんなボサボサの髪じゃ良くないよな!髪切って行こう!
と、散髪を決断したってのもある。

ちくしょう、完全に裏目に出たってやつじゃねぇか!!!!!オシャレなレストランで、生殖器が歌ってるなんて!!!

なんて状況だよ!!!!!雰囲気丸つぶれじゃねぇかよ!!!

ここ、ダハブはその落ち着いた雰囲気と開放的な気候、そしてスキューバダイブなどのアトラクションで旅人同士恋に落ちる事が多くあるらしく、昔からバックパッカーの間では、”恋するダハブ”なんて呼ばれている。

あれだ。

きっとスキューバダイビングで一緒になった男女が、こういう洒落たレストランで雰囲気たっぷりで食事したりするんだよ・・!!

んでお互い恋人がいながらも、ムードに任せて、部屋に帰ってディープブルーな呼吸法の練習とかするんだ・・

そ、そんなところに、生殖器のおれなんかが・!!

想像すると恐ろしい。。

「2人のダイビングライセンス所得に、かんぱーい!」

チン!

「ほんと素敵なレストランだね。ほら、海がすぐ近くにあるよ!たびおくん、予約ありがとっ!」

「ううん、おれもじょし子ちゃんと来られて良かったよ。あれ?今日イヤリング、貝殻じゃん。小さくて、かわいいね。おしゃれ!」

「んふふ!気づいてくれて嬉しい!海が近いって聞いたから、ちょっとオシャレしてみたんだ!でも、ほんと料理もお酒も美味しいし、最高だなぁ、ここ。」

「ああ。雰囲気いいよね。あ、なんかギターの生演奏が始まるみたいだよ!ほら、あそこ!

…….って、えっ!?(な、なんでステージに、せ、生殖器が・・!??)」

「ほんと!オシャレだね・・ん、んん??(わ、私ったらやだ!酔ってるのかな?ステージの上に、なんであんな・・!)」

「と、とにかくワインも一本あけよっか…….

ギュィィィィン!!!!!!!

((ヘイヘイみんな!おれの歌を聞いてくれ!アウイェェェェエイ!!オンステージだぜベイベー!!!!!あいつらが簡単にやっちまう30回のセックスよりもグミチョコレートパインを青春時代に一回読む事の方がぁぁあ!!!!!))

「りょ、料理も美味し…….

((あいつらが簡単に口にする100回の愛してるよりも!!!大学ノート50ページにあの子の名前を書いてた方がおれにとってはぁぁぁぁあああ!!!!!!!))

ジャリーン!ギュイーン!!!

「…ちょ、ちょっと、うるさいね、もう出よっか・・」

「うん、そうだね…

((アンチウッドストック!!アンチ恋愛至上主義!!!アンチ恋するダハブァァァァァ!!!!!ヒャァホー!!!!)))

ドンガラガッシャーン!!!ギュイイアィィィン!!!!!

とかなっちまったらぁぁあ!!!!!!

…そして、おれはさっそく理想のライブを実施するためにすぐさま銀杏ボーイズをコピーし、頭髪にふさわしいピンクのつなぎレザージャケットを着込んで、レストランに向かう!

ふははは!!!

これはもはやただのレストランライブなどではない!バックパッカー文化への、そして「愛してるって言っとけばいい主義」の日本音楽界への、テロ行為である!!!

今まで散々おれを1人ぼっちにしやがって!こんな頭を笑ったやつらめ!!おれのレスポールの時限爆破装置のカウントは、すでに始まっておるわぁぁぁぁぉ!!!

そして、八つ当たりもいいところな危険思考サイコパス系シンガーのおれは、

(やばい、今心の声で、テロ行為やるぞ!とか言っちゃったけど、大丈夫かな!?え、もちろん冗談で!?みんなブログ村に通報とか、マジやめてよ!?というか未来のおれ、絶対あの部分書くなよ!!??)

と焦りの表情も垣間見せつつ、レストランに向かった。

「ハーイユーキー!!よく来てくれたね!今日はよろしくね….って、ぷ、プヒャァァア!!噂には聞いてたけど、なんだその髪は!!公然猥褻で通報すっぞ!!」

「うるせぇ最高にロックだろうが!おれのレスポールが火をふくぞ!?見てろよ!??」

「あ、言っとくけどうちアンプとか無いから、生音で演奏してもらうことになるよ!だから銀杏ボーイズとか出来ないよ!」

「えっ!!なんだと!??ってか何でそれを知ってるんだ・・!!??」

「だってお前のブログに書いてたもん。”これはテロ行為だー!!”とか、さすがにあれは炎上もんだぜ??www」

「み、未来のおれぇぇぇぇぇ!!!!!」

そして、通報によるブログの閉鎖を恐れ、曲目を”愛”とか”恋”とか歌う恋愛至上主義なものに変更し、恋に悩むティーンの共感を呼ぶ系シンガーに様変わりしたおれ。

この時、時刻は午後6時半。

まだお客が入っていないため、適当に座っててくれ、おれは外で呼び込みするから!と一人レストランに残されたおれ。

仕方なく、趣味の一人積み木遊びや一人砂いじりで時間を潰すのだけれど、一向にお客さんはやってこない。

午後7時。

積み木で精密なマリーナサンベイズを築き上げた頃、スタッフのにいちゃんから声がかかる。

「うーん、だれもお客こねぇから、適当に歌っちゃってよ!!」

「へ?だれもいないのに?うーん、まぁええけど・・」

「もしかしたら音楽やってんの見て、お客が入るかもしれんしさ!」

そんなで、店のど真ん中にギターを構え、だれもいないレストランで一人、スタンドバイミー!とか歌う。


な、何やってんだおれ・・とか考えたら負けかなと思い、声を張り上げてノリノリで歌う。

がらんとしたレストランに声がよく響く。。

レストラン正面は壁がなく、通りが見渡せる。

歌いながら、通りを眺める。

うーん、ほとんど人は歩いていない。

昨日路上をやっていた時も、人通りはとても少なかった。

なにやら数年前からISの問題で、シナイ半島が危ない、なんて言われだしてから、ここダハブを訪れる人もめっきり減ったらしい。

こんなに良いところなのに勿体無いなぁ。

それでもにいちゃんは通りを過ぎ行く人たち一人一人に、熱烈に声をかけている。

「ドゥーユーノーハウマッチ?イツベリーチープ!」

「テイストアメージング!!カムカム!!」

「ヒアアウサムレストラン!ナンバーワン!」

しかし、道行く人みんな、知らんぷりしたり、苦笑いで早歩きになったり、「どこの店もウチがベストだっ!って言ってるよ!同じさ!ハハハ」と茶化したりしている。

いつも思うけど、客引きのにいちゃんら、すごいわ。

おれなら断られ続けるのが辛くなって、あんなに熱烈に声をかけ続けられ無いわ。

彼らも生活のために必死なんだよな。

道歩いてて客引きヤられたら、うぜーっておれも思うけど、どんなに無視されても馬鹿にされても陽気な声かけを続ける、彼らなりのプロフェッショナルがあるんだな。

なんて、歌いながら見ててしみじみする。

おれもおれにできるプロフェッショナルを貫かなきゃ!!

自分の中でムーディにジャックジョンソンをやっていると、ついに最初のお客さんが来た!

イングランド人の老紳士淑女たち5人組!

軽く挨拶をして、ビートルズを弾く。

そっから、ぽろぽろ、アラブ系のにいちゃんや家族連れやが入ってきて、気分も上々にまったり歌った。

1時間歌って、休憩にご飯やティーを出してもらって、またもう一時間。

9時になって、終了した。

結局終始レストランは6、7割の席が空いてるような状態だったが、歌い終えるとぽちぽちと温かい拍手をもらい、それなりに楽しんではできた。

でも、やってる手前にギターケースを置いておいたので、食事の帰りにチップでも置いてってくれるかなぁなんて思ったが、収入は0。

うんんんん、思い出として、レストランで歌わせてもらうのはいいんだけれど、おれはこれからこうやって歌って、生活していかなきゃならない。

食事を食わせてもらうのはありがたいけれど、稼ぎを考えたら、普通に路上で歌ったほうが良いんよな・・

くそっ!モヤモヤする!!

とりあえず、ありがとー!とレストランを出た後、ほとんど人もいなくなった午後9時のひろばで、もう一本歌った。

音楽!音楽!

音楽に魅せられて、音楽でうまくいかんで落ち込んで、それをまた音楽で這い上がって見せるんだ!

うまいバスキングのやり方や、器用な歌い方とか、きっとあるんだろうが、おれは全然そんなセンスないから、ただただ思いのままに歌ってる。

ガラガラの声で歌って、30分間、数えるほどしか人は通らんかったが、2ポンド入った。

約20円。。。

く、くそう!!ありがとう!紅茶飲みます!

かなり冷えるダハブの夜だけれど、おれの胸の奥のむずむずはねちっこい熱を持って、胸に留まり続けていた。

気持ちよくはないけれど、なんか、不思議と、そんな葛藤が嫌じゃない。

今は早く、路上ライブの文化のある国に行って、勝負してみたいって燃えてる。

おれは下手くそだしセンスもないが、やってもないのに無理だって決めつけてやらんのは大嫌いだ。

それで全然稼げんでボロボロになって帰国しても、やらんかったよりマシだ。

絶対そんな簡単には帰国せんけど。

やってやる!って、思っとかな、しゃあないから思い込んでる。

おれの次の目的地はイスラエル。

物価が超高いらしい。

路上ライブやって、もし稼げたなら物価だけに入るんやろうけど、この国は長くに渡りパレスチナとの民族紛争が絶えない場所だ。

イスラエルから旅してきた人はみんな、

「え!イスラエルで路上ライブ!?多分無理だと思うな・・街中、大きな銃担いだ兵士だらけだよ・・」

みたいに言う。

危ない空気ならやらん!死んだらもこもこだ!すぐにヨーロッパだ!

でも、おれの旅の中で、ネパールの山奥だろうがヨハネスブルグだろうがエチオピアの民族だろうが、音楽は、人間の頭で作った壁や違いを、いとも簡単に超えていきやがったんだ。

そんなもんイスラエルもパレスチナも関係ないやろ!

とか、中二な事ばかり考えてしまう夜。

興奮で、なかなか寝付けなかった。

うむ、期限なんてない旅、沈没スポットと呼ばれるダハブの滞在ではあるが。

もうすぐ終わりだな。

そろそろ出ようかな。

そんな風に思った。

そんなところです。

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