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そしてバイロンベイへ

2019年8月1日

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前の部屋の台湾の友達、ションマと、朝6時半にシドニー空港で待ち合わせ。


セントラルステーションや、ジョージストリート。当たり前のシドニーの景色を目に焼き付けながら、、、と言うほど感傷に浸る暇はなく、駆け足でなんとか時間内の電車でシドニー空港へ!
ついに新しい旅が始まる!
行き先は、ヒッピーとサーフィンの街、バイロンベイ!


飛行機で50分。寝る暇もなくすぐにジャングルの中みたいな、小さな街はずれの空港に到着。

オーストラリアに来る前、バイロンベイには世界中からヒッピー的ミュージシャンが集まると聞いていて、いつか行ってみたいなぁと、思っていた。

そんなある種聖地的な場所!

小さな街には背の低い商店が続いていて、カフェに服屋、いかにもマリファナ大好き!みたいな雑貨屋が並んでる。
バイロンベイにはマックやKFCなんかの大手チェーン店が無くて、個人商店しか出店できない決まりなので、個性があって面白い。となんかのサイトで見たけれど、普通にオーストラリア大手スーパーのウールアースやらサブウェイやらあった。

それらも古い建物の借り家に入ってて、なんか可愛らしいんだな。

路上ミュージシャンもちらほら。

不思議な形のギターを膝の上に置いてトロンと溶けるような音楽を奏でていたじいさんが素敵だった。

夜、ションマと街を話しながら歩いていたら、いつの間にか街のハズレの灯台を目指すルートを突き進んでいて、せっかくやし行くか!、と灯台まで行く事にした。


ジェンマは、ヒゲとメガネがトレードマークの優男風台湾人。おっとりしていて、一緒にいてすごく自然に話ができるから好きだ。もし日本に行ったら、絶対君はモテるよ、と言ってる。そんな感じのやつだ。

遊歩道を進むと、左手に海を見ながら、公園を抜け、山を登りだした。

今日は月もなく、大洋には本当に漆黒の闇が続いていて、その闇の奥からやってくる波の白さだけが見える。どこまでが海で、どこまでが夜空なのか、それもわからない。

言いようのない不気味さと無制限の地球の広さに、イメージが掻き立てられて、二人でいろんな事を話した。

昔の彼女の話、台湾の兵役や仕事の話、幽霊の話、ただの下ネタ(これが一番多い。)。
暗黒の森をケータイのライトを使って進む。

途中ポッサムやコウモリが出たりして、その音にアホみたいに怖がりながら。

こんな時間に山に登る奴らなんているわけもなく、でも灯台にはまだ着かない。

ションマに、ここでやめて帰ってもええで?と聞くと、ここまで来たならいかなきゃ!と言ってくれて嬉しかった。男の冒険はそうでなくちゃ!

25を超えた男二人、怖いので、スタンドバイミーを歌った。

大学時代の友達と、雪が降る中40キロぐらいを岡山駅に向けて意味もなく歩いた時の事を思い出した。

一時間近く歩いただろうか、ついに灯台に到着!適当に写真をとって、寒いのですぐ帰ろうとしたら、車でオージーのカップルがやってきた!

これからまたあの道を降りて帰らないといけない事に絶望していたおれたち。

「おれたち、歩いて来たんだけど、予想以上に遠くて、、、もしよければ、、あのその」

「悪いね、僕たちも歩いて来たんだ。」
嘘ついてんじゃねぇぞ!!!??
と思いながらも、
「そうなんだ、それはしかたない!ハハハ!じゃあね!」
とへらへら笑うおれたち。

泣けるぜ。

その後とぼとぼ暗黒の夜道を歩くおれたちを、2、3台の車が通りすぎて、親指を立ててみるもみんな行っちゃった。
あたりまえか、こんな時間にライトもない山道を歩く怪しいアジア人の男二人とか恐ろしすぎるよな。

とか話しながら、足と心を痛めて下山するおれたちでした。

帰ってから二人でやけ酒!

でも、冒険後の喉にしみた!


そんなバイロンベイ一日目でした。