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【シドニー/オーストラリア】バイバイシドニー

2020年5月13日

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金曜日。最後に店の店長と、マネージャーがご飯に連れてってくれた。
高級な和食屋さん。
キングスクロス駅前で、待ち合わせまで時間があったので路上。
人通りが少なすぎて、全然だった。

飲みは本当によかった。

二年後にマニラで会いましょうと約束した。
お互いの近況報告会をしようと。
やってきた過去にとらわれるんじゃなく、今からどう生きるか、本当に自分らしく生きるってどういうことか、見せてくれた人達なので、尊敬している分話しがおもしろかった。

帰り道、11時過ぎのキングスクロス駅。
一緒に帰ってたトシさんが、ここでちょっと歌ってけば?と言ってくれて、迷わずギターを取り出した。
やはり夜の街だけあって、昼間の静けさが嘘みたいに酔った若者達がコインを落としては踊って行ってくれる。
トシさんが、CDを買ってくれた。
好みじゃないと思うけど、聴いてくれたら嬉しいな。
帰って飲み過ぎたワインを少し戻してしまい、そのまま眠ってしまった。

シドニー最後の日。

二日酔いでふらふらしながら、朝ラーメン食べに行って、路上。
ぶらぶら歩きまわった挙句、ダーリンハーバー入口の橋の上で。
シドニーでの最後の路上になりそう。
指が痛くなるまで、ギターを弾いた。
おばさんがばぁちゃんのような優しい微笑みをくれたり、子供達がダンスしてくれたり。

晴れていて、青空は真っ直ぐに日光をぶつけてきて、いつも歌うような沈んだ曲は歌いたくなかった。

陽気なリズムでカントリーロードを3回くらい歌ったんやけれど、歌詞の中でウェストバージニアという地名が出てくる。後でお金を精算しててドッキリ。誰かがアメリカの50セントを入れてくれてて、その硬貨にウェストバージニアのブルーリッジマウンテンかな?それが印刷されてた。

偶然だと思うけど、なんか素敵な発見。

午後四時にミョングン、マイクと待ち合わせして、ボーウッドの特大ステーキ11.8ドル!!


初めてここのステーキを食べた時に、そのデカさと値段の安さに感動して、それから半月に一回は必ずきてた。

たいしておいしくはないけれど、もう食べれんのかと思うと寂しいね。

そのあとマイクがコーヒーをご馳走してくれた。

マイクは仕事があるからと最後の挨拶。気をつけて旅しろよって。たぶん、ギリギリまでおれに時間を使ってくれてたんだろうな、さよならと手を振った後すぐに焦りながら走って向かう彼。
ひょうひょうとしてて、無骨な感じだけれど、だれよりも優しい心を持ったやつだ。


そのあと、ミョングンとシティへ、台湾フェスタが開かれているダーリンハーバーへ。


台湾のようわからんダンスに参加したり、屋台で腹いっぱいなのに飯買って食べたり。

彼とは、ほんまに国籍とか関係なくいろんな話しができる。
くだらん下ネタで盛り上がるのがほとんどだけれど、たまに、宗教について話してくれたり、北朝鮮の悪口を聞かされたりする。

あぁ、本当に1年前、旅に出る前には、日本人以外とここまで分かり合える出会いがあるなんて思いもしなかったな。

フィリピンの語学学校で最初に出会って、彼のその流暢な英語に、韓国人めっちゃ英語上手やん!と思わされてビビった。
その後韓国人グループの旅行に誘われて、日本人男俺だけやん!ってなって怖かったけど、これも経験か、とか思って行ってみたら、すげぇ打ち解けて。
それからというもの、やたらあいつら韓国グループにおれとか、逆に日本人グループにミョングンだけとか、そんなんでも当たり前に楽しめるようになってて。
言葉とか国籍とかってほんま人間を決める上で大した意味持たんのやなぁと、彼に教えられたきがします。

土曜の夜の終わりを告げる毎週末のダーリンハーバーの風物詩、花火が上がって、消えていく。


また会おう!東京で、ソウルで、はたまた、世界のどこかで。

1年間一緒におったぶん、さよならは結構寂しかった。まじで。
やけど、絶対どっかで会える自信もある。

その時までにもうちょっと英語できるように頑張っとかななぁ!
彼はタウンホールの人混みに消えていった。

家に帰って、半年間住んだ部屋の荷物を片付け。
いつものようにsissyがソファに座ってて、YouTubeをみながらケラケラ笑っている。
ある程度準備できたので、もう寝るよ、明日の朝は早いからこれで最後だろうから、元気でね、と声をかけると、actually I wanna see you playing guitar as lastと言ってくれた。
嬉しくなって、しまったばかりのギターを引っ張り出して、ちょっと迷ったけどStand by meを歌った。
こんな心細い夜に、ぴったりだった。


いっつも顔を合わせて、一緒にご飯を食べたり、映画を見たり、家族みたいになってたルームメイトたち。
涙声でI will miss you なんていわれたらこっちも泣きそうになる。
ジメジメするのは嫌なので、ほなさいなら、おやすみ!みたいなノリで部屋に入ったけど、今唯一の男部屋のシェアメイトのランディもウルウルしながら握手してきて、また絶対会おうって。
結婚式であの曲をギターで弾く時は、ビデオを撮って送ってくれよって約束した。

明日は五時起きで飛行機に乗るんだけれど、どうしても書いておきたいことが多すぎて、長い日記をつけてしまった。
オーストラリアを、シドニーを離れるのにこんなに切なくなるとは思わなかったな。また会おうぜって約束しても、そのまま一生会わずに終わるやつもいるんだろうけども、そう言っておかないと、どうにも耐えられない気がする。
そんな出会いが出来たことに感謝。
シドニーはつまらない、早くお金貯めて旅にでてぇ!とか言うてたおれはバカだった。
世界は素晴らしい出会いで溢れている。
感じるか感じれないかは自分次第。

この世界にまた一つ、大好きな場所が出来てよかった。

バイバイ、シドニー。最高の10ヶ月でした。