スポンサーリンク

【シドニー/路上ライブ/オーストラリア】チャッツウッドの戦い

2020年5月13日

スポンサーリンク

朝から電車に揺られ、ノースシドニー線をひたすら北上。
ホーンズビーと言う駅へ向かった。

初めて行く場所やったけど、よく聞く名前やし、終点やし、たぶんでかい街なんやろうと。そこでバスキングしてやろう!と。

シティから揺られる事30分、、、

超田舎でした。

諦めて、帰り道にある街、チャッツウッドへ!

ここは、丸亀製麺があることで有名なところ。(おれの中で)

以前もここに路上をしに来たんやけど、そのときは初めての場所、他のレベルの高いパフォーマー達、そんなんに恐縮してしまって、あれだこれだ自分に理由つけてなんもせず帰っちゃったんよな。うどんだけ食べて。

今日も、ここでやろう!と決めて立ち止まってはみるものの、いろいろ考えて怖くなる。

今日はメインストリートでバザールをやってる。バザールの区域内はバスキング禁止じゃないのか?

とか

さっき声かけてきた宗教の勧誘の兄さんを、今忙しいから行かなきゃ、と振り切ったんやけど、ここでやってたら「なんやあいつおるやん!」て思われるんじゃないか!

とか

どうでもいい理由を並べて弱虫な自分を正当化しようとする自分が現れる。

どうしてもギターを取り出せない。

結局、せっかく見つけたショッピングモール入口のいい場所から立ち去ってしまう。

「もうこのまま、うどん食べて帰ろうかな。」

そんなことを考えながら、とぼとぼ歩く。

いつでも、諦めることはすごく簡単だ。

もともと、たいそうな理由の上にやっていることでもないし、やめるための理由なんて、いくらでもある。

背中のギターがずっしりと重い。

それでいいのか?とギターに言われてるみたい。



よくない!!
よくないぞ全然!!

チャッツウッドでライブをする事にすげぇ意味や価値があるわけじゃないけれど、
臆病になって、かったるくなって、自分の決めた事も出来ない奴にはなりたくない!

500メートルほど歩いた道を引き返し、

さっきの場所を目指す!

すると、しまった!!

アホみたいに悩んでいた10分ほどの間に、アンプを持った青年がすでにさっきの場所を取って準備を始めている!!!

(仕方ないなぁ、やろうと思っていた場所が取られたんなら仕方ない。残念やけど、もう帰ろうかな。)

と、臆病なもう一人のおれが悲しい表情で、でも口元はねっとりと笑いながら語りかけてくる。

そうはいくかぁぁあ!!ここまで葛藤したんや!!!意地でもやってやる!!!!

と、少し場所は悪くなるがマーケットを抜けた商店沿いの道の上でギターを取り出す!!!

渋かったー、平日の昼間は渋いー!

稼ぎはたったの1.5ドル。

でも、なんか心は晴れやかやった。

終わって、公園で寝転がる。

空は青空。


こんな気持ちがずっと続けば、あの向こうまで飛んでいけそうな気がした。