今はぼっちシンガーじゃ無い話
今、おれは新婚旅行世界一周中の素敵な夫婦、モモさんとショウコさんと一緒にゴアにいる。
おれはそんなハネムーン中の新婚夫婦の宿に上がり込んで三人部屋で泊まらせてもらうという某ジャクソン夫人ぶりである。
しかし二人のいい意味で、新婚夫婦っぽくない旅のスタイルとオープンマインドに甘えて、一緒させてもらっているのだ。
二人の、形式にとらわれない生き方が好きだ。
普通新婚旅行なんて言ったら、一週間で何十万もかけて豪華に行くようなもんなんだろうけど、二人はただ豪華なだけの旅にはあまり興味はないらしく、どうせなら同じ値段で、たくさんいろんな世界を知って一生の思い出を一緒に作った方が楽しいはず!と仕事を辞めて飛び出した。
正直、世間の風当たりは弱くはないはずだし、家族を説得するのも大変だろう。
しかし、豪勢な結婚式やハネムーンなどを、「結婚したら、やらなきゃいけない通過行事」として、高いお金を払って"こなして"いくことって、なんだか悲しい。
規則正しく生きるために、"立派な大人"のステッカーを貼ってもらうために、寝不足になりながらストレスを溜めながら、必死になって働くのだろうか?
違う。
おれたちは、生きるってことを楽しむために働くんだ。
必死こいて働いた金で何を得られるのか?
常に自分がどう生きたいか、そのためにお金をどう使うか、どう働くか。
優先順位を間違えてはいけない。
本当に車や上層のマンションが大好きで、欲しくて欲しくてたまらないのならそのためにお金を使うということは全く間違ってない。
しかし、それが見栄と物欲を満たすだけの過程に過ぎないのなら、そんな考えはすぐに蹴り飛ばしたほうがいい。
優雅な生活をキープするために心を貧しくしてはいけない。
それなら、朝起きて朝日を眺めながら飲む、20円のチャイの甘さに感動できるような、そんな豊かな心でありたい。
最近よく考えるそんな事を、夫婦無期限世界一周という形で実践している二人。素敵である。
話変わるけど
とあるビーチの帰り道、夜道をケータイのフラッシュライトで照らしながら三人でぶらぶら歩いていた時。
思い出の音楽は何?みたいな話をしてて、ショウコさんが足跡のリズムに合わせて口ずさんでいたメロディが素敵で、帰ってその曲をコピーした。
チャラが歌ってた、"スワローテイルバタフライ"という曲。
淡い思い出のようなゆるやかなメロディと、チャラの、愛しいんだけれど決してヒステリシスには語らない歌詞。
“この空の、青の青さに心細くなる"
というフレーズが素敵だと思った。
多分これからどこかでこの曲を聴いたら、二人の事思い出すんだろうな。
そんな小話です。
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