Chat GPTを駆使して「英語圏向けグルメYoutube動画」を作ってみた話【作り方と、実践してみた感想】

2023年10月6日

Chat GPT、許すまじ…！！！

最近、ブログ界隈が戦々恐々としている。

そう、皆様ご存じの通り「Chat GPT」という名の、

無限にブログ記事を生成しまくる労働法規無視の天才ブロガーが誕生したからだ…！！

おれも使ってみたけど、ヤバイ。なんかわからんけどとにかくヤバイ。

例えば、

「世界一周の旅をするならギターを持っていくべき！」ってタイトルでブログ記事を書いて。

などと指示すると、なんとほんの10秒そこらで…

ぎゃぁぁぁ！！！！！記事が出来てるっ！！！

ちゃんとした文章でＳＥＯにも配慮された記事が、マジで秒で出来上がるんだっ！！

なんかこういう、ふわっとした内容で、それっぽい事書いてるブログ記事や、

「なんかわからんけどとにかくヤバイ！」などと語彙力０なブログだったりははもうだめだね。

今後即ＡＩに取って代わられる。

とにかく今後のブログでは、生身の人間にしか書けない「実体験をもとにした感情や考え」を全面に押し出した記事くらいじゃないと、ＡＩに太刀打ちできない！

みたいな考えも前回の記事で書いたわけだけれども。

もうここまで来たら、逆にChat GPTをパートナーと考え、新たなチャンスを切り開いていくしかないなぁとも思ってる。

そんなこんなで、

Chat GPTを使って、なんかおもしろいことできんかなー…

なんて考えてて、思いついたのがこれだ！！

Chat GPTを駆使して「英語圏向けグルメYoutube動画」を作ってみた

松のやのカツどんうっまーーーーー！！！！！

とある日の仕事終わり。おれは夕食で適当に入った松のや（松屋がやってるとんかつ屋さん）で一人、感動していた。

ふわふわの卵に揚げたてのカツがドカーンと乗って超ジューシー！

このクオリティで630円て、日本の物価どないなってんねん…！！（※23.9月現在）

世界各国を旅してきたから、身に染みて実感する。

これ、もし海外で食べようと思ったら20ドル（2500円）はするやろ…！！

そんなことを考えてて、思いついた！！！

そうだっ！！！こういう、日本の驚くべきコスパのいいご飯を、海外の人に紹介していくyoutubeチャンネルを作ろう！

元々のハイクオリティな食文化に加えて豊富な観光資源、そして途上国並みの物価の安さ…

日本のインバウンド需要は今後さらに加速していくだろう！！

異国のローカル文化を旅する難しさを、世界一周の旅で経験したおれだからこそ、

外国人目線で日本の庶民的な旅をプレゼンテーションできるのではないか！？

これやっ！！早速チャットＧＰＴにコンサルタントを依頼してみた。

Chat GPTに動画の構成をコンサルタントしてもらう

まず、 動画方針や構成について相談してみたい。

そんな時は、最初にChat GPTに役割を与えるのだ。

「あなたはYoutubeコンサルタントです。海外の視聴者に魅力的なグルメレポートチャンネルを作るために、効果的な提案をしてください」

このように、明確な目的とChat GPTが取るべき役割を提示してあげると、力を発揮しやすい。

って最近読んだChat GPTの本で読んだぞ！（笑）（本のリンクは下から）

また、

「ターゲットは30代の日本旅行を計画している男性」

「動画時間は5分～10分」

「3000文字程度で箇条書きで答えて」

などなど、とにかく制限を増やしてやることで、より具体的な動画作成へのアドバイスが返ってくるようになる。

全体の構成が決まったら、動画制作のポイントも相談する。

・簡潔で明確な自己紹介
・お店情報の詳細を載せる
・音楽とナレーションに注力

などが大切なのか…！！なるほどためになるぜＧＰＴ！！！

Chat GPTにコメントを英語翻訳し文字起こししてもらう

さて外国人向け動画制作で一番の弊害となるのが言語である。

日本語で動画を作っても日本人（世界人口の約80分の１）にしか届かないのに対して、

英語を公用語、準公用語としている国の総人口は21億人。

英語で動画を作れば、世界の約５分の１の人に見てもらえる可能性があるというわけだ。

しかし残念なことに、高度な日本の義務教育を受けて育ったネイティブジャパニーズおれ氏は、典型的な「英語のできない日本人」であった。

2年間の海外放浪で赤ちゃんレベルの簡単な意思疎通は出来る程度になったが、グルメレポートなんてさせたら「good!!」しか言えないクソザコである。

昔は日本人が英語が出来ない事を逆手に取った帰国子女系Youtuberが栄華を極めた時代もあったが、

しかーし！！！いまやもう恐れるものなど何もない！！

難易度の高い翻訳作業も全部、ChatGPTに任せちゃおう！！

これまでのGoogle翻訳とかのサービスだと、前後の会話の流れやシチュエーションを考えた、自然な翻訳が苦手だった。

たとえば、カジュアルな雰囲気のYoutube動画のナレーションなのに、がちがちにフォーマルな翻訳をしちゃったりとかね。

しかしChat GPTなら、

「あなたは優秀なオーストラリア人翻訳家です。あなたにYoutube動画のナレーションの翻訳をしてほしいです。このグルメリポートの日本語を、フレンドリーでカジュアルな感じで翻訳してください。」

などとプロンプトを打ち翻訳させれば、雰囲気に合ったキャッチーな文章を生成してくれるってわけ。

しかも、文章がちょっと若者言葉でチャラチャラしすぎてんな…とか思ったら、

「カジュアルすぎる！」

とか言って別案をすぐに提示させることもできるし。

また、文章で生成してくれるので、そのまま動画にコピペすれば面倒な文字起こしも不要。

翻訳家として、また文字起こしアルバイト君として。

ChatGPT、まじで使える万能秘書やで…！！！

Chat GPTを駆使して「英語圏向けグルメYoutube動画」を作ってみた感想

というわけで、どぉぉぉぉーん！！！！

作ってみました新しいグルメチャンネル。その名も「Eat Travel Japan Channel」！！

英語のナレーション、たどたどしすぎる！！！（笑）

まぁところどころ変な文章になってたり、英語の発音がおかしいところもあるかもしれんけど、

ネイティブスピーカーだって完璧に綺麗な文章で日常会話してるわけじゃないから！！

「間違えたら終わり！」って日本人マインドは捨てて、「伝わったらＯＫしょ！」ってぐらいの感覚で、

こういうのはとりあえずやってみるのが大切だから！！（必死）

そんなで、赤面しつつ取り繕いながらも、なんとか記念すべき第一投稿を終えたおれ氏。

恥さらしながらも顔出しナレーションしたのには理由がある。

今後は動画制作自体もＡＩが自動生成して、いい感じのエフェクト入れたりシーンを切り貼りして、

勝手に仕上げてくれる時代になっていくだろう。

そんな時代だからこそ、たどたどしくてもちゃんと生身の人間が伝えてるシーンは大切にしたかったのだ。

作った感想としては、Chat GPTを使う事で、まじで創作の幅が広がるなー！ってこと。

こんな大量の英文、もし自分で翻訳してたら3000年くらいかかってたろうけど、ＧＰＴを使えば秒で完成するからな。

ＧＰＴを使えば、いまや日本と世界の壁なんてあって無いようなもの！21億人に届く可能性があるってことが、考えてるとワクワクしてくる。

海外放浪時に現地の人々の「普通の生活」がいかに日本人とは異なってるか、その文化の違いに興奮した。

それと同じように、日本人の何気ない日常の食や風景が、外国人からしたらめちゃくちゃ奇妙でクレイジーでうらやましいものかもしれない。

旅をして感じる、そういう興味深いギャップを、この動画を通して世界にどんどん発信していけたらいいなーとか思うのだ。

まぁ…

まだチャンネル登録者0人だけどな！！！！（みなさんチャンネル登録してくださいそこをなんとかお願いします！土下座）


そんなところです。

●今回動画制作前に買ってChat GPTの使い方について学んだ本はこちら。たぶん小学校の教科書にした方が良いと思う。

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