10万円あれば東京暮らしをスタートできる話。【リスク無しの上京マニュアルを解説】
ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
底辺ぼっちのためのライフハックをつぶやくよ!
地方在住の若者たちみんなに伝えたい!
『東京に出てくる事のハードルって、実はめちゃくちゃ低いんやでぇぇ!!!』
まったくけしからんよ!!
あいつら、『東京は怖いよ!』とか『住むだけで大変!』とかさんざん脅しやがって!(誰だあいつらって)
いいかい?
上京するのに、人生をかけるくらいの気合いが必要なのは昭和の価値観だ!
もし君が軽くでも、『東京に住んでみたい』と思うのなら、
10万円だけ貯めて、今すぐキャリー1つ抱えて深夜バスに飛び乗れば良い!
この記事では、
『仕事もない、家もない、頼る友達もいないけど上京できんの?』
とお悩みの底辺ぼっちな皆さんでも出来る、
『リスク無しの上京マニュアル』
を、大公開したいと思うっ!!!!
もくじ
底辺ぼっちでも出来た!簡単上京マニュアル。
なんでこんな話を偉そうに語るのかというと、何を隠そうこの僕こそが数年前、
『27歳無職・人望なし・彼女なし・全財産8万円のキモオタニート』
という絶望的ロースペックな状態で上京ダンジョンに挑んだ勇者なのだ!
そして数年後の今、見事安定した生活を手に入れ、悠々自適の東京生活を送っている訳である!
(『低所得キモオタ底辺ブロガー』という現在の僕のスペックを、安定と呼ぶかどうかの判断は各自お願いします。)
27歳当時。
僕は世界一周の旅から帰国したばかりで超金欠状態ながら、
『ちょっと東京でも住んでみるか。全財産8万円やけど…まぁなんとかなるやろ。』
と、飲みサーテニス部ビッチ先輩並の軽い気持ちで、片道分のチケットを買っては深夜バスに飛び乗った。
不安がなかったわけではなかったが、実際東京に着いてみると、本当に余裕で、なんとでも生活できた。
『東京で暮らすのは大変!』なんて思っている人は多いと思うんだけれど、
実際のところ、
『仕事も居住スタイルも1から10まで選べる東京の方が、選択肢の少ない地方で住むより100倍簡単だ!』
ということを、まずは皆さんにお伝えしたい!
では、数ある選択肢の中から、
底辺ぼっちが選ぶべき暮らし方、踏むべき手順
とはどんなものなのだろうか!
ここに解説していこう!
さぁ、底辺キモオタぼっちなみんなー!!集まれー!!
(しーん…)
お、おれだけなのかっ!!!?
ステップ1①『荷物は最小限に。』
まず!地元から東京に出発する際。
荷物はスーツケース一つに入る分だけにしろ!!!
理由は、この後のステップで紹介する暮らし方だと、生活用品は一切必要なし、
そして幾度となく移動を余儀なくされるため、身軽な方が便利だからだ!
家具も家電も必要なし!服は1週間分あればよし!
つらいだろうが、レムのフィギュアも今は置いていけ!冴えカノブルーレイBOXもだ!
感覚的には1週間の海外旅行に行くぐらいの荷物でオッケー。
いざとなったら現地で買えるから。
うぐっ!!レム!!待っていろ、必ず迎えに行くからな!!
ステップ②『ゲストハウスに拠点を構えろ!』
東京に到着したら、まずは今日泊まる場所を確保せねばならない。
満喫やファミレスで朝まで粘る、公園に寝袋しいて寝る、とかもいいかもしれない。
しかし、僕は全部経験したけど超きつかった…
心にゆとりを持って東京暮らしをスタートさせるためには、
最初はゲストハウスに拠点を構えるのをお勧めする!
ゲストハウス(ホステルと呼んだりもする)とは、風呂・トイレなどすべてシェア形式の格安宿泊施設のこと。
家具家電も利用でき、ドミトリーと言われる相部屋タイプだと一泊2,000円くらいから泊まれるところもある。
自分のベッドのみが自由に使える空間であり、ノンプライベートな生活は慣れるまで大変かもしれないが、
公園で野良犬と不審者におびえながら野宿するより100倍マシだ。
ちなみに僕は東京到着時、この『江戸東京ゲストハウス』にお世話になりました。
当時は一泊2,000円、一週間滞在で1,500円に割引、とかだった記憶があるんだけれど、
今はコロナの影響か、長期滞在者向け施設になってるみたいだな。(21年4月現在)
それでも小岩(秋葉原のちかく)で1ヵ月27,000円のレントは安すぎぃぃぃ!!東南アジアでももっと高かったぞ!!
ベッドがカプセルホテルっぽくなっていて、ゲストハウスにしてはある程度プライベートも守られてるし、
オーナーさんがキャラ濃いめで面白くて、めっちゃよかったのでオススメである。
とりあえずゲストハウスを探すなら、Booking.comやAgodaで探すのがオススメだよ。
ステップ③『シェアハウスに入居して住所を得る。』
ゲストハウスに拠点を構えたら、次は住所を得るための行動に移る!
何の用意もなく東京に出てきた人がつまづきやすいのが、住居と仕事のジレンマである。
アパートを契約するためには、『仕事があって安定した収入がある事』を証明できなければ、審査で落とされてしまう。
しかし、先にバイトを探そうにも、『履歴書に書く住所』がなければ、確実に面接で落とされてしまう。
それならと、先に住所を得るためにアパートを探しに行っても、働いていなければ…(以下負のサイクル)
『一体ワイはどうすればぁぁぁぁ!!!!』
と泣き叫び病みツイしがちなかまってちゃんの君にお勧めなのが、シェアハウスである!
このブログでも再三紹介しているが、シェアハウスならまず職業などの審査がない!!(あったとしても激ゆる)
そして、普通のアパートだと敷金礼金などで最初に30万円近く必要なのに対し、
シェアハウスなら初期費用も激安!
僕が最初に住んだ、こちらの『samuraiflag(サムライフラッグ)』というシェアハウスでは、
駅徒歩5分で家賃が光熱費込み25,000円と激安で、初期費用も初月家賃+契約料1万円=35,000円のみと、
どこの限界集落物件だよ!!というくらいの破格ぶりだった!!(ちゃんと都内大田区です。)
審査も、内覧でオーナーと軽く雑談しただけ。
『お仕事は?』など聞かれることもなく、
『え、今家無いの?じゃ、今日から住めば?』
と、代官山のカフェでインスタ映えする女子大生並みにゆるくてフワっとした審査であった(?)。
格安な分、部屋は二段ベッドが詰め込まれた合宿所スタイルで、18人で風呂トイレを共用と、
生活環境は決して快適とは言えない。
しかし住んでみればなんてことなく、同じような境遇の若者たちとの共同生活は刺激だらけでやみつきになる。
僕は結局、2年もこの場所に住んでしまったくらいだ。
最初は『全然知らない人と一緒に過ごすなんて…』と不安になるかもしれないが、
以前の記事でも書いたように、シェアハウスなら気に入らなければすぐに引越しが可能。
生活の基盤となる仕事を得るためには、とにかく住所が必要だ!
四の五の言わずに、シェアハウスに飛び込め!!
ステップ④『すぐに仕事にありつける派遣会社に登録する。』
シェアハウス入居を決めて、住所を手に入れたなら、次は仕事探し。
いくらしっかりした働き口を得たいからと言って、いきなり正社員採用の面接を受け続けるのは
来月の暮らしも危うい底辺ぼっち諸君には、得策ではない。
まずは派遣会社に登録して短期バイト、給料即支給可の単発の仕事を斡旋してもらおう。
僕の場合はこちらの派遣会社に登録し、羽田空港などで短期の仕事をちょこちょこやらせてもらって、生活費を稼いでいた。
派遣社員なら一般のバイトより時給が高くて、正式な仕事が決まった時も気兼ねなく辞められる。
賢くサクッと好条件で稼いで、最低限の生活はキープできるよう経済状態を整えよう!
ステップ④就職活動・やりたい事やる。
さぁ!!ここまで基盤を整えられたなら、あとはもう大丈夫。
就職活動するなり、目標のために活動するなり、グダグダフリーターするなり、好きに生きればいい。
心配はいらん、東京で仕事は、選ばなければまじでいくらでもある。
それに、もし仮に希望の就職先に入れなかった、目標が絶たれた、
そんな状況になったって、東京ならどうにでも生きていける。
シェアハウスのような格安物件に住んでいれば、正直1日4時間のアルバイト生活とかでも全然生活していけるし、
君が立派な会社員だろうが夢破れたシンガーだろうが、底辺フリーター孤独死予備軍だろうとも、
東京ならだれも君の事なんて気にしてない。好きに生きればいいのだ。
東京生活をスタートさせた後、僕は一応正社員の仕事を見つけて、今は普通に会社員やっているけれど、
いつか、『もうダメだ』と思ってすべて放り出す時も来るかもしれない。
しかし、低賃金で長時間労働、精神や体を蝕みながらも正社員という肩書きにすがって生きるくらいなら、
楽にゆるく暮らしながら、本当に自分の好きな事を追求するために時間を使う生き方でもいいような気もする。
もしそんな生き方を選択したいと思った時に、いくらだって方法がある東京は、
やはり懐の深い場所だなぁ、なんて僕は思っている。
まとめ(夢を追って上京するんだな!みたいな価値観の押し付けがウザい。)
以上、底辺ぼっちでも出来る簡単上京マニュアルでした!
こんな記事を書こうと思った理由は、みんながイメージする『東京で住むこと』が、
すごくハードルが高くて特別なものになっていることに、違和感を覚えたから。
TVで『田舎娘の上京に密着!』みたいな番組を見ていて、
『夢を追って東京の荒波にもまれに行く若者!』
みたいな構図が、いかにもお涙頂戴で気持ち悪く感じたんだよね。
持ち上げるだけ持ち上げて、やはり都会は合わないなーと思って帰郷したなら『都落ちか。』である。
うぜぇ。住みたいところに住ませろ。
実際、東京に出てきて住み始めるより、電車が一時間に一本、みたいな片田舎で家建てて車持ってって生活の方が、何倍も難易度高いと思う。
確かに何か目標があって夢に向かってチャレンジするという意味では、東京は目指すべき場所なのかもしれないが、
実際そんなそんな身構えるような場所ではないと思うのだ。
住みたいなとちょっとでも思ったなら、ふらっと出て来れるし、
どこかで受け入れてくれる器のでかさが、この都市には、ある。
いろんな生き方や価値観に出会える自由な場所として、
ゆるーく付き合っていくくらいが、ちょうどいい気がするのだ。
皆さんも今の生活に嫌気がさしたり、ちょっと気分を変えてみたくなったときは
この記事のやり方を参考に『軽ーく東京暮らしでも』始めてみてはいかが?
そんなところです。
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