地方出身、低収入でも東京で楽しく生きる!!薄給男子のための東京サバイブ術4選!!
東京で暮らすということ。
地方在住の若者なら、一度は憧れたことがあると思う。
電車でふらっと出かければ、渋谷、新宿、秋葉原…テレビやネットでよく名前が出てくる街。
画面の向こうで繰り広げられるきらびやかな世界…おしゃれなカフェにセンス抜群のセレクトショップ、街に行けばなんだって揃うし、かわいい女の子かっこいい男の子にたくさん出会えて、お気に入りのアーティストのツアーも必ず東京では開催される..
それに比べて俺の住んでいる香川県と来たら..
買い物は車で小一時間かけてイオン一択、おしゃれなカフェの代わりにうどん屋でオシャベリすることしかできず、あの大好きなバンドの西日本ツアーも大阪神戸、飛んで広島福岡って!!四国は!四国はどうした!!!!無視するんじゃネェェェ!!!
とまぁ、若かりし頃の僕は思っていました。
くそう。俺も東京に住んでいたら…こんな惨めな思いはしなくていいのに…
なんて。
しかし、いざ住むとなると、様々な壁が立ちはだかってくる。
その最たる悩みはやはり、お金。
東京は高い!なんてよく聞くが、破格なのが家賃。
僕の地元だと月2万円ちょっとで8畳一間の普通のワンルームなんてザラにあるし、月5万円で一軒家を借りて一人で住んでる先輩なんかもいた。
それが東京になると、どうだ。
八畳のワンルームを東京の外れあたりで探したとしても安くて7〜8万、山手線近辺で探せば10万越えは当たり前である。
一軒家なんて借りようものなら、ひと月で僕の全貯金飛んでいくんじゃないかというくらいである(25万円くらい)。
お、恐ろしい!!!なんでそんなに高いんだ!!!こんなに高いところでおら生きていける気がしないべぇぇぇぇ!!!
「一体おれたちはどうやって東京で暮らしていけばいいんだ!」
や、
「こいつ30代にもなって全貯金25万円って貧困層プギャァァァ!!www」
などと、田舎男子諸君の取り乱す気持ちもよくわかる。
我々底辺層からすると、もう東京で暮らすより火星あたりで暮らす方が楽なんじゃないかという感じである。
うん、勝手に我々と一括りにしてごめん。
でも読者のみんなもきっと仲間だって信じているから…ポッ
ということで、そんな状況でもこうして東京でのうのうと暮らせているこのおれが、
“地方出身、低所得男子が東京で生き抜くためのサバイバル術4選“
をみんなに伝授しよう!!耳の穴をフルオープンで聞け!!!!
もくじ
その1. とにかく住むところを安く抑えろ!!
これにつきます。
とにかく東京は家賃がクソ高い。ファッキンハイなのだ。
ワンルームだとさっき紹介したように最低でも7、8万円はかかる。
仮に7万円の家賃で、光熱費が一ヶ月、どれだけ押さえても一万円。月に8万円、ただ帰って寝て、それだけのために月給の半分近くを使うということです!
まぁでも家は必要だし、これは必要経費だし、と諦めているそこの君!!!待つんだ!!
君のその固定概念、その資本主義経済の思惑に支配された"当たり前"をぶち壊すんだ!!
一人暮らし=ワンルームという"普通"を捨てろ!!!
ワンルームという縛りをなくせば、東京にも安く暮らせる場所は沢山あるんです!!
僕のおすすめは、シェアハウス!!
それも、ドミトリータイプという、一室に二段ベッドが何個も置かれているような、合宿所スタイルのシェアハウス!!
(えぇ〜でもシェアハウスは気を使いそうだし〜臭そうだし〜)
とためらう貧困女子のみなさん!!まずは家賃を見てみましょう!!
ここなんか、本当に安い!!都内で、つ、月2,5000円!!!??
ワンルーム暮らしの半額以下である!!
しかもお客さん、驚かないでくださいよ、なんとこの物件限らず、大体のシェアハウスはなんとなんと光熱費が込みなんです!!!ウギャァァ天国!!!なんて安いのかしら!!!
かく言う僕も東京に出てからはずっとシェアハウスで暮らしている。
もちろん沢山の人との共同生活である。格安で住める代わりにマイナス面も多い。
多分、赤の他人との共同生活に対して、童貞ボーイズのみなさんが一番不安になるのは
“プライベートがなくて落ち着かなさそう"
“気を使ってしまって人付き合いに疲れそう"
“オナn…1人の時間が取れなさそう"
と言ったような、主に一緒に暮らす人との距離感についてだろう。
僕も、人生最初のシェアハウス住みはオーストラリア留学の時だったんだが、その時は周りにめちゃくちゃ気を使って居心地の悪い思いをした。オナn…消灯後の騒音気にならないかな?とか。
しかし、そんなに神経質にならなくていいか、と気づいてからはずいぶんと気が楽になった。
もちろんシェアハウスなのである程度は気を使わないといけないんだけれど、一緒に住む住人の外国人達を見て、僕は思ったんです。
こいつら、全然周りに気を使ってねぇ…と。
僕はあんなに色々心配しているのに、脱いだ靴下ほったらかしだわ、エアコン氷点下くらいまでガンガンかけるわ、俺たち寝てるのにフツーに共用部に彼女連れ込んでS○Xかますわ…
好き勝手やってる彼らをみて、だんだんと、考えが変わっていった。
自分が相手にしていることは、相手にも求めてしまう、という話を聞いたことがある。
僕はどこかで、 無意識に考えていたのかもしれない。
僕はちゃんとやってるんだから、 お前たちも同じように、人に迷惑をかけず、整頓され、騒音のない部屋をキープしろよ?と。
神経質に何もかもを管理しようとしたって、その普通はシェアメイトの普通じゃないんだな。
だから、他人に何かを求めることはできないな。
ということを理解するようになった。
そして逆に、僕もそんなに迷惑をかけることを恐れる必要ないんだな、と。
自分の普通を貫いて過ごしてみて、その中で何か摩擦が起きるなら、その時にディスカッションすればいいのだ。と。
力まず、飾らず、素の自分を出せるようになると、シェアハウス生活も楽しいもんです。
その2. ケータイ代金を安くしろ!
毎月かかるケータイ代金。
これは本当に安く抑えたほうがいい。
近年勢いのある格安スマホ会社のおかげで、三大キャリアと呼ばれていたD社、S社、a社、これらの契約金がいかに高く、いかに若者たちの財政を蝕んでいたのかが明らかになった。
今やもうすでに、これら三大キャリアで通信することは貴族の嗜みと言っていいだろう。
とにかく高い。少し調べると分かるのだが…
例えば…
・友達が少ないのであまり電話はしない
・友達が少ないので家で引きこもることが多く、家ではWi-Fiを使うからデータ通信もそこまで必要ない
・30歳独身低所得
まぁ、こんな寂しい奴がいたとしよう(僕の事だ。)!
こんな人が選ぶべき、各ケータイ会社のプランを見た時に、
3Gのデータ通信 4320円/月
通話料 一番安いシンプルタイプのもの 1058円/月
=合計 ¥5378/月
なるべく安いパックを選んでも、これくらいはかかる。
これがもし、格安スマホLINEモバイルならどうだ。
3Gのデータ通信 1110円/月
通話料 1690円/月
=合計 ¥2,800!/月
なんとなんと、月に-2,578円も違うではないかっっっ!!!!!
これは一年で3万円、10年で30万円、50年使えば…
恐ろしい!!恐ろしい事実ですよ!!
それに加えて例えばLINEモバイルなら、
・ラインやツイッターなどの主要SNSはデータ通信料無料だったり、
・LINE MUSICの使えるプランもあったり、
・本田翼が可愛かったり、
と若者に人気のサービスが盛りだくさん。
もうなんのために高いお金を払って三大キャリアを利用するのかよくわからなくなってきます。
たしかに電波がよかったり、機種代が無料だとか、家族割があるからとか、あるのかもしれないが、それらがこれほどまでの金額差に勝るものなのか??
その胸に手を当ててもう一度問え!!
月額制の身近なものの料金を見直すこと、そこから節約戦争は始まる!!
その3. 見た目に無駄にお金をかけるな!!
男は黙って機能性重視、である!!
無駄にオシャレして、あの子の気を引きたいとか、かっこいいって言われたい、とか、そんな邪悪でいまわしい気持ちは捨てされ!心で、心で勝負しろ!!
熱く語ってしまいましたが、ほんとに、見た目に必要以上にお金を使うことは無駄であると思う。
そりゃ、デザイナー志望で服飾が好きで、人生かけてオシャレを追求していきたい、なんて人はとことんお金かけて、好きなことならのめり込んだ方が楽しいと思うが。
そうでない俺たちみたいな非モテ田舎上がりたちが頑張って背伸びしても、ただただお金の無駄。
高校生のとき読んだファッション雑誌で、東京の大学生が使う服の代金は平均3万円/月!なんて書いていて、東京に住んだらこれくらいお金かけてオシャレをしないと笑われるんだ….などと思いながら、
(東京はやっぱ住めないな…)
とか考えていた時があった。
今改めて考えると、全部嘘です!全部、資本主義経済を回すための服飾業の策略です!
東京に来て気づいたのだ。
誰も俺のことなんて見てはいない、と。
例え100均の乳首透けるくらいぺらぺらの白Tシャツにトップバリュのジーンズだろうと、誰も見てない、気にしてない。
所詮は二度と会うことのないあかの他人。
それが東京だ。
それは時に冷たい、無関心で無機質、などと揶揄され、全くその通りだとも思うが、その反面、自分がどんなにセンスのない人間でも、その特異性を指摘され、排除されるという心配もない。
逆に田舎の方がその辺は厳しいと感じる。
僕の地元の街に唯一あるゆめタウンというローカルショッピングモールを上記の格好で歩き、唯一のCDショップでCLANNADのサントラなどを物色したりしていると、確実に次の日には学校で
「ねぇねぇ、ガモって、オタクらしいよ〜!」
「えぇやっぱり?前からキモいって思ってたんだよねぇー!」
などと女子たちに噂をされているだろう。そう、あの日の僕だ。
では具体的に何をどうすれば節約できるか。
お金をかけるな、とは言うが、別にダサくなれ、と言っているわけではない。
普通で良いのだ。普通で。イキるな。
ファッションで個性を、とか考えるな!
[服]
とにかく無地の、どこにでも着ていけるようなTシャツを3、4枚用意しろ!
ユニクロで!それでオッケー!一枚だけ胸ポケット付きのやつを買っとけ、それがオシャレ着だ。
あくまで無地だ!
ジーパンは濃いめのジーンズ二本でオールシーズンオッケー!
シャツに合わせやすいように細身のやつにしとけ!これも絶対ダメージとか、遊びの入ったやつはやめとけ!あくまでシンプルに、だ!
冬はユニクロのダウンジャケット有能。15000円くらいするが、これとヒートテックで雪山でもこもれる。
[靴 ]
男のコーデは足元できまる!靴さえ普通ならダサがられることもない!
だから黙ってそのボロボロの白のスポルティングを脱げ!
靴だけは1万から2万くらい使って良いだろう。ただし一足だけだ!
それ一足あればどこまでもいける、無難で丈夫なやつにしろ!
ニューバランスが万能。歩きやすいし丈夫。
[髪]
いきってインスタ映えするような美容室など行くな。君のいがぐり頭はどこ行っても変わらん。
1000円カットに行け!
「とにかく清潔感ある感じで」、とそれだけ伝えろ。
他言はいらん。安心しろ、割とちゃんとやってくれる。
最低限身だしなみ程度には問題ない。
1000円カットでは最後、髪をシャンプーして流したりせず、掃除機で軽く吸われるだけだけれどびっくりするなよ? 美容師さんと談笑したり、ワックスつけますか?、ニンニク入れますか?とかも聞かれないけど寂しがるなよ?
それで美容室行く1/3くらいでさっぱりするんだ。我慢しろ。
きみはそれでもまだ、可愛い美容師さんと談笑したり、髪をシャンプーしてもらいたいか?あぁ。僕はしてもらいたい。
ふぅ、ザっとこんなところか。
僕はファッションに関してはいろいろと考えるところがある。
スティーブ・ジョブズがいつも同じデザインの服を着ていることは有名だろう。
ジョブズは服選びで無駄なメモリを使ってしまう事や、その時間の無駄をそぎ落とすために、いつもジーンズと、気に入ったシャツ一着のみを使用していたという。
なるほどなぁ、と思う。
先にも書いたけれど、自分の熱意を持って取り組むべきものが服飾であれば、そこに妥協を許すべきではないが、そうでないのならば、無駄なお金や時間は使うべきじゃない。
服飾を自己表現のツールとして捉える人は多い。
しかしその感覚は、これからの時代には当てはまらないと思う。
テレビが大衆の中心だったころは、受け身の時代であり、気軽に個人の意見や考えを表現するとなると、見た目で表す方法しかなかったのだと思う。
例えば、高いバックとブランドコートを見に纏えばハイセンスなセレブ志向だと知らしめることができるし、奇抜なファッションでアナーキーな思考を周囲に表現する事ができる、といったように。
しかしSNSやネットが発達した今は、わざわざそんな視覚のみに頼った表現方法を使わずとも、各個人が文章や動画で個人の表現を発信をすることができる。
しかも、その人のパーソナリティには、世界中どこからでもアクセスできる。
自身の見える範囲にとどまらず、ワールドワイドに自分を発信できるのだ。
そんな時代、いくら取り繕ったって、内面はすぐに見透かされる。
着飾ることはもうやめよう。
外面にかけるお金を、内面の成長や自己の追求すべき事柄につぎ込むべきではないか?
僕はそう思うのだ。
4. 行きたくない飲み会には行くな!!!
飲み会。
酒と酒を酌み交わし、火照ったテンションであれやこれやと楽しく話をしながら過ごす会。
いつも堅物のあの上司の本音を聞けるチャンスでもあるし、気になるあの子にアタックするために、オープンになれるシチュエーションでもあるかもしれない。
僕も誰かと飲むのは好きだ。
カッコつけて当たり障りのない話しか出来ない間柄の人たちの、その心の本音の弱い部分に触れた瞬間、人間って面白いなぁって思わされるから。
そういう、楽しい飲み会、いろんな意見を聞けて、自分の成長になるなぁって飲み会はすごくいいんですよ。
しかし、飲み会にはデメリットも多い。
一回3000円くらいは支払うことになり、時間も1〜2時間の拘束が見込まれる。
対人関係を深める良いツールである飲み会だが、その相手を間違えると損失は大きい。
個人的には、この人と話してみたい、この飲み会だから話せる事がある、と思うもの以外は、行かないようにしている。
職場の人との付き合いで、友達に誘われたから、で無条件に参加、ではなく、今日の飲みに自分の大切な時間とお金を使う価値はあるのか?を考える癖をつけるべきだ。
ここで、僕的行きたくない飲み会の例をお見せしよう。
・合コン
年収と職業のマウンティングの嵐..のような気がする。
無理に盛り上げようと必死で、肝心な本心の部分が一切見えない…のような気がする。
誘われたことがないが怖そうなので行きたくない。
・説教系老害
年配の方と飲むのは、世代間の意識の違いなんかを知る事ができて面白いが、「おれの若い頃は〜だった!だからお前らもこうしろ!」などと言い出したら即去りした方がいい。
・本当に仲の良い友達との飲み
どういうこと?と思われるかもしれないが、居酒屋に行くまでもなく本音を語らえるような友達となら、わざわざ高い金払って店で飲まなくてもいいじゃん?となる。
よくやるのは缶ビールとおつまみを買って、少し歩いて夜の河川敷飲み!気兼ねなく飲めるし、アウトドアな雰囲気に気分も上がる!コスパ最強、おススメ。
これら以外でも、個人的に気分が乗らんなぁ~、とか、ちょっと体調悪いなぁ~、ってときは、気にせず断るべきだ。
日本人は協調と和のためにお金と時間を使いすぎる。
常に選択権は自分にあるのだと心に刻め!!
まとめ
いかがだっただろうか?
低所得層が押さえておいて損はない、東京サバイバル術をお送りした。
先にも書いたが僕は手取り20も全然いかない、オカモト製の薄給(0.03ミリ)なのだが、これらの取り組みによってまぁなんとか東京でも生きていけている。
シェアハウスの友達とごはんに行ったりも出来るし、貯金も毎月、少ないけど溜まっている。
好きなことに使うお金も作れている。
散々節約術を書いておいてなんだが、僕は音楽活動に使うお金は一切ケチらないようにしている。
新しい機材がどうしても必要になったら何万しても買っちゃうし、満足いくテイクが取れるまで何度もスタジオに入ったりする。
僕が思うのは、自分の情熱まで節約する必要はない、という事。
何のためにお金を稼いでいるのか。
それを考えたお金の使い方が大切だ。
どう節約し、どう使うか。
それを考えながら、お金といい付き合いをしながら、皆さんにも楽しい東京ライフを送ってくれたら、と思う。
そんなところです。
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