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【ネコのいる彫金工房!】相模原の玄鳥さんで結婚指輪を手作りした話。

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
日々の何でもない事を鼻息荒く語るブログだよ!

このブログでも再三登場している香港人の彼女『ようちゃん』と、ついに結婚することとなったおれ氏。

結婚準備としてまず思いつくのは、そう、結婚指輪である!!

とは言っても、彼女よりも給料が低い万年平社員で有名なおれが、給料三か月分の婚約指輪なんて買えるはずもなく。

しかし、ここはおいどんも男なわけで!!

婚約指輪は買えなくても、せめて結婚指輪くらいはいいものを…!!とか燃えていたが、

『意地張って高い指輪なんて絶対買うなよこの底辺が!身の程を知れよ?』

と、ようちゃん氏。

男のプライドを守りつつのやさしい言葉で、さりげなく気遣いを受けたのであった。

聞くと、彼女も高級な指輪などには全く興味はなく、そのお金で旅行などしたい、との事。

それなら、なるべくリーズナブルに、そして思い出に残る形で指輪を探したいやん…

という話になり、出た答えがそう、

『結婚指輪の手作り体験』であった!!

ここがオススメ!結婚指輪手作り体験。

とにかく安く作れる。

結婚指輪を手作りすることの一番のメリットは、とにかくリーズナブルに指輪を用意できる事!

例えば、今回我々が制作した18金で2mmの厚みの結婚指輪を普通にお店で買うと、相場は一本だいたい50,000~70,000円と言ったところ。

それに対し、今回手作り指輪でかかった金額は一本約38,000円。

価格は金の時価によって変動するらしいけれど、やはりプロが作る分既製品は値段が割高である。

2本買うとなると、値段は4万円くらい安く用意できる訳だ。

リーズナブルに結婚指輪を用意したい人には断然手作りがおススメである!!

…あぁ。分かる。読者のみんなが言いたいことは良く分かるよ。

『結婚指輪で値段の話するなんて最低っ!デリカシーなさすぎ!このクズ!』

とか思ってんだろ?う…うるせぇ!!

結婚するなら生々しいお金の話こそしっかり話していくべきだろ!?

まずこちとら、38,000円も全くチープな買い物じゃねぇんだよ!!うどん何杯食えると思ってるんだ!!!香川県民舐めんなよ!!(号泣)

結婚指輪が思い出になる。

結婚について学べるアニメ、『トニカクカワイイ』でも言うてたやん。

表参道の高級ジュエリーショップで手も足も出ずに、御徒町の雑貨商店でセールの格安指輪を買った二人。

情けなさにうなだれる旦那、ナサ君に、とにかくかわいいお嫁さん、司ちゃんが言うんだよ。

『この指輪を見るたびに、今日の事を思い出すからうれしい。』って。

あ、そうか、指輪って、値段や品質じゃないんだって。

思い出なんだって、その時感じたよね。

このときのうっとりと指輪を眺める司ちゃんの表情がトニカクカワイイすぎてブログ一本書けるレベルなんだけれど、キモオタ●ね!とか言われそうだからこの辺にしとくわ。

まぁ何が言いたいかと言うと、指輪をつける意味って、結婚相手の事を身近に感じられるところにあると思うの。

だから、手づくりすることで、その一日の思い出を指輪に閉じ込めておけるんだ。

それはどんなに高価な宝石よりも、輝いて見えるんだ!

あぁ、司ちゃんが言うんだから間違いない!

相模原の工房、彫金蔵 玄鳥さんで作ってきた!

そんなで、結婚指輪は手作りがいいなってなった我々。

調べてみると、結婚指輪を手作りできる工房は意外とたくさんあって、特に東京や横浜、鎌倉周辺に多かった。

関東圏だと、鎌倉彫金工房ってとこやCRAFTYってところなどがチェーン展開もされていて、かなり大手っぽい。

この二店舗はアクセスが良くて写真見てもお洒落だし、良いレビューもめちゃくちゃ多い。

安い買い物じゃないので、安心をとるならこのどっちかのお店かな?と思ったんだけれど、

結局我々は、いろいろ検討した結果、相模原にある 彫金蔵 玄鳥 さんというところに決めました。

彫金蔵 玄鳥さんに決めた理由

東京に住んでいる我々がなぜ、わざわざ神奈川の田舎のほう(失礼!)である相模原のお店に?って感じなんだけれど、

・ご夫婦で経営されているアットホームなお店なので、完全貸し切りで体験できる!コロナ渦でも安心!
・大手が同じ金額で幅が1.5mmのリングなのに対し、こちらは2mm!お得!コスパ良し!
・文字入れや写真撮影を無料サービスでやってくれる!

などなど、おれ氏のセコいリサーチの結果、様々なメリットが浮かび上がってきたのだ。

そして、猫好きの彼女にとっては、お店の看板ネコ、ミーちゃんの存在が決め手となった!!

せっかくだし相模原までドライブしたらいい思い出だな、なんて思ってこのお店で作らせてもらう事にした!


里山ののどかな雰囲気の工房。

そんなで、さっそくレンタカーでMAPの場所に到着。

最寄り駅の橋本駅からは徒歩1時間くらい離れた里山に囲まれたのどかな場所だ。

電車で来るなら、送迎もやってくれるらしい。

カタクリの里っていうお花見で有名な公園の横に、ひっそりと工房らしき建物がある。

「こ、ここなのか…?」

と工房の周辺をうろついていると、

ガラガラガラ…!!

大きな音を立てて木の扉が開いた。

「お待ちしていました!どうぞ中へ~!」

と、今回の手作り指輪体験の先生をしてくれるお姉さんが迎えてくれる。

築100年だって…!ガチの古民家工房である。感じるぜ…木々のぬくもりを…!



まずデザインや種類を決める

まず、今回作成する指輪の素材、サイズ、そして模様を決めていく。

素材はプラチナ、そして同じ金でも、練り込まれている金属の違いでピンクゴールドイエローゴールドなどいろいろ種類がある。

こういうのを全部決められるのも手作りならではの良さである。

高い買い物となるといつもあれやこれやと考え込んでしまうおれ氏。

「う~ん、プラチナもカッコいいけどちょっと高いし、模様はこの打ち込みもいいけどシンプルなのもシブいです…うーん…」

「ええい!うじうじ悩むな!私がピンクゴールド、お前はイエローでええやろ。模様はこの木目調のやつで。」

「は、はい!」

二人で相談し意見を出し合いながら、無事デザインと素材が決定。

金属を温めて模様を打ち込む

そんなで、早速エプロンをつけて制作にあたる!!

まず渡されたのは金の棒。

これが指輪の原型だそうだ。


最初にこの棒をガスバーナーであぶっていく。

「あついぃぃぃいぃ!!あついよぉぉぉぉぉぉ!!!

と金属の気持ちになってあぶっていくと、頬を火照らせたように金属がしだいに赤く光りだす。

『キモ…こいつ。』

と彼女から冷めた視線を向けられたらちょうどいい頃あいだ。

こうやって金属を柔らかくして、模様を打ち込んでいくのだ。

せっかくなのでお互いの金属を交換して、相手のリングに模様を入れることにした。

「私のなんやから丁寧にしろよ。汚かったらぶっ●ろす。」

とようちゃん氏に優しく声援を送られながら、いざ模様入れ!

ようちゃん氏、いつになく真剣な表情である。

ノミみたいなやつで木目調の模様を一個一個入れていく。

この時、あんまり端のほうをたたくと、金属が削れてしまったりするので注意だ!

亀裂が深いと強度に影響してきてしまうし、欠片が取れてしまった時など

「あぁぁ!!金粉が取れちゃった!!この一粒で500円くらいするのに!!」

とか貧乏くさい発言をしてしまい、パートナーを興冷めさせる事故が多発する作業である。

低所得系男子諸君は注意が必要だ。

※ちなみにおれの場合『500円分が…』と泣いていたら、ようちゃん氏に『もったいない!食べろ!』と言われた。

休憩で猫を撫でる。

休憩時間にトイレに行くと、い、いた!!

看板ネコのミーちゃんだ!!

おぉぉぉかわいいのうよしよし。

みよ、この幸せそうな表情を。

おれの撫でまわしテクニックにご満悦のようだ。

ふっ… 学生時代は友達がいなくていつも一人野良猫と遊んでいたこのおれの、

ネコあやしテクニックをとくと味わうがよいぃっぃぃぃ!!!!!

か、かわいすぎる…!!

もうこの時点で、指輪作りをここに決めてよかった…と心底思っている。

量販店もスーパーもコンビニも、みんな保護ネコを飼えばよいのだ。

あれやこれやと販売施策にやっきになるより、手っ取り早く客数を上げ、顧客満足度を向上できるのにな。

世界を救うのは敏腕社長のビジネスメソッドでも、ディズニー式ホスピタリティ講座でもなく、一匹のネコちゃんなのだ。

丸い形にし、端と端をくっつける

さて、みーちゃんと戯れて心を満たした後に作業を再開。

先ほど模様を入れた金属の棒を丸めて、端と端をつないでいく。

このようにおにぎり型になったら、丸い棒に刺して型を作っていく。

そして端と端の切れ目に、金を溶かして流し込み、溶接していく。

めちゃくちゃ難しそうであるが、細かな作業はスタッフさんがやってくれ、僕達はガスバーナーであぶるだけの簡単なお仕事である。

ここまでくるとだいぶ指輪の形になってくる。

ふぅ…慎重な作業が続いたので疲れてきたな…

再度ネコを撫でる。

そして再度ミーちゃんの元へ。

HPを回復させる。

ふっ…やはり俺が撫でている時の方が気持ちよさそうである。

初めてようちゃん氏に勝ったと思えた瞬間であった。


文字を入れ、ヤスリがけをして完成!

丸くなったリングの裏側に、文字を打ち込んでいく。

しかし、ここでおれ氏、大パニック。

右手で文字盤を操りながら左手でレバーを動かし、アルファベットを打っていくのだけれど…

「右手でYをいれて…左手でレバーを上げたら右手でOを…あれ、レバー?あれ!??」

「ええい!どけ!お前みたいな仕事のできない奴には任せられん!!」

一度に二つの事ができない系男子なおれ氏、ようちゃん氏に優しく指導され、文字入れする彼女の応援に徹すること5分!

見事それぞれの名前の刻印に成功!!

ふぅ~高度な技術を要する、慎重な作業だったぜ…!(応援しかしていない)

最後に、表面をヤスリがけして、マッドな素材感を演出していく。

といっても紙やすりなどではなく、こちらの機械を使う。

この機械、足元のペダルを踏むと細かなヤスリの粒が噴出するというものだ。

指輪の表面にこの風を吹きかける事でつや消し効果が生まれ、渋く味のある仕上がりになる。まさにダンディ製造機。

若かりし頃の阿部寛や佐々木蔵之介らもこの機械を利用し、マッドでダンディな雰囲気を手に入れたと言われている優れモノだ。

最後にスタッフさんに細かな部分を調整してもらったなら…

完成!!!

おおおお!!!ええ感じやん。

早速指にはめてみる。ちょっとだけ木目が均一じゃなかったり、曲がってる気がするけど、それもまた味があって良し。

自分たちで作ったものだからこそ、愛着のある形に感じた。

まとめ

以上!!彫金蔵 玄鳥さんでの結婚指輪手作り体験の様子でした。

作ってみた感想としては、結構ガッツリ手作りできるんだな!と言う感じ。

細かな調整などはスタッフさんがやってくれるんだけれど、ほんとに何もない一本の金の棒から完成までの作業に携われるので、マジで愛着の湧く指輪に仕上がった気がする。

きっとこの指輪を今後眺めるたびに、今日の事を思い出したりするのだろう。

普段は全くアクセサリーなどつけないおれ達だけれど、 大事に使っていくんだろうな…

…と思っていた矢先!!

【悲報】ようちゃん氏、2週間で手作り指輪を紛失!!www

追って報告します。


そんなところです。


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