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【サンティアゴ‐ラコルーニャ/スペイン】リスペクトの気持ちとブラフマンの言葉の話

2020年5月13日

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今日の旅の一曲!HAIR MONEY KIDSの “sing alone”!
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昨日、サンティアゴデコンポステーラまでバスでやってきたおれ!

そのまま路上に出てみたが、巡礼道の中心となる街である。似たようなことやってお金稼ぎしてる若者ばかりで、いたるところにバスカーや、神のご加護を!なんて看板を立てた物乞いたちがポジションをどこもキープしてる。

昨日はそれでも二時間で40ユーロ入れてもらってて、やれればいい反応はもらえる場所みたいだ!

今日も街まで出てきたものの、いいポイントはどこも誰かがキープして歌ってる。

やっと見つけたレストランの通りで歌ってみる。

近くに店があったのであまり大きな音ではやれないので、窮屈な気持ちだったけれど、一時間半で17ユーロ。ありがとう!

おれのとなりで、街角アンケートみたいなのをやってた、ボードを抱えた女の子が、ずっとニコニコ見ながら体を揺らして聴いてくれていて、嬉しかった。

「アンドレアほにゃらら…は歌える?」

「アンドレ…ん?もう名前忘れちゃった!」

「これよ!」

とケータイでそのシンガーの曲を流して、楽しそうに笑った。

彼女は綺麗な英語を話して、肌の色は浅黒く鼻が低いので、多分スペイン人じゃなくてフィリピン人だと思った。

フィリピンは昔、スペインの植民地だったのもあって、スペインとゆかりのある国である。

出稼ぎでスペインに来る人も多いみたいで、街ではよく、家政婦としてかな?おばあちゃんの車椅子をフィリピン人っぽい女性が押してたり、彼女みたいに街角で簡単な仕事をしていたりする。

フィリピン人は本当に語学が堪能だ。

普段は島ごとに独自の言葉を話して、学校で首都マニラの言葉と英語を当たり前に話せるレベルまで勉強する。

「フィリピンでは3言語は当たり前に話さないと、ちゃんとした職につけないのよ。」

って、セブに留学してた時に先生が言ってた。

それに加えて、出稼ぎで来てる彼女みたいな人は、それにスペイン語も話せちゃうわけだ。

ただただすごいなぁと思う。

おれ達やスペイン人やが、自国の言葉しか話せなくても問題なく暮らせるのは単純に、運よく経済力のある国に生まれた、というだけの理由で。

本当の人間力の部分で、おれらが彼らより高い給料をあたりまえに得て、彼らを家政婦などとして使う権利なんてどこにあるんだろう?なんて考えてしまう。

フィリピンで、暖かい人たちに囲まれながらもそういう不平等な事情を感じたうえで、フィリピンに女の子を買いに来て殿様気分で威張ってる日本人や韓国人のおやじの団体を見たりすると、悲しくなった。

不平等にも、俺たちには高い給与とあたりまえに食って暮らしていける権利が与えられている。

それは、俺たちそのものの地位や人間性から来るものじゃないことを十分理解した上で、どんな人のこともリスペクトの気持ちを持って接しないといけないと思うんだ。





広場で休憩したり、長い旅を終えてたどり着いた巡礼者たちとのんびり話したりしたが、ちょっとサンティアゴで長く滞在するのには窮屈を感じていたおれ。

移動を決断!

すぐさまバスステーションへいき、7ユーロで北の都市、ラコルーニャを目指すことにした!

定刻通りにバスがやってきて、乗り込み、あたりまえに一時間後にはラコルーニャに到着!

超あたりまえなんだけれど、やっぱり、

す、すげぇ!と感動する。

(ヒッチハイクで何時間も待たなくてもいいなんて…)

とか、

(足を引きずりながら歩かなくてもいいなんて…)

とか。

こういう、当たり前の便利さみたいなのになれる事なく、常に幸せを感じられたら素敵だ。

さっそくラコルーニャのメインのショップストリートまで出てみると…

す、すごい人だ!

週末のストリートは人でごった返していて、川の流れのように人が流れていく!

いける!いけるぞ!!

ちょうどストリートの真ん中に空きテナントを発見!!おらおら歌うで歌うでぇぇー!!!

歌った!

声の続く限り歌って。

もうだめだって酸欠のめまいの中、ギター置いて、急いで片付けた。

スーパーへ急ぐんだ!

今日は土曜日!

スペインでは、日曜日は大手スーパーだろうと全部しっかり休むので、今日のうちに明日の分の食料も買っておかなきゃ!

と焦るんだけれど。

少し気合い入れて歌いすぎてたので、時刻はすでに9時半を回ってて。

あたりのスーパーはほとんど9時半閉店の場所ばかりで、灯りがついてる店も

「もう閉めるから入れないよ!」

なんて突き返されて、途方にくれる。

超早足で歩き回って、かろうじて10時閉店の店を見つけて滑り込む!!

あぁ、なんとか食料と格安のパックワインをゲット!!!5ユーロ分買えば、まぁ今晩と明日一日は食いつなげるのだ。

しかしそこから、テントを張る場所を探してひたすらに海岸沿いの道路を歩く!

街のすぐそこのビーチはデカデカと”テント禁止!”の看板が立てられてるので、この辺りじゃ寝られそうにない…!

ひたすらに一時間半、街外れまで歩く。

ギターや食料の入ったビニール袋が疲れた体に食い込む…重い…しんどい…

ほんとに、バスカー旅、貧乏旅なんてすべきじゃない。

しっかり稼げて、食うところ寝るところは困らないくらいにがっつり稼げるなら最高なスタイルなんだけれど、特におれみたいに金もなくて心もへっぽこなやつは、いつもこういう時に絶望的な気持ちを味わってしまう。

土曜の夜の海岸線を散歩する家族やカップルの幸せそうな姿に、ものすごい劣等感も感じてしまう。

いいなぁ…。

好きな人と美味しいディナーでもしに行くんだろうな…。

笑顔の絶えない人たちの歩く歩道の隅をくぐり抜けるように、影を選んで歩くおれの姿を自分で想像してしまって、なんて情けない奴なんだ…。

なんて思う。

マッチ売りの少女の気分。

南アフリカでバンクカードを盗られてないなら。

一度日本に帰ってもう一度お金を貯めて余裕を持って旅してたなら。

もっと気持ちいい旅ができてたんだろうな…。

重い足を一歩一歩と進める度にそんなことが頭をよぎる。

でも、音楽だけで生きてやるって決めて、引き返さずに歩き続けたのはおれだろうが。

甘ったれんじゃねえ。

結局、すっかり日も暮れてしまったころ、海岸に広がる人気の無い草原地帯に出て、ようやくテントをはった。

遠く対岸に、半島に広がる街の灯りが見える、眺めのいい場所だ。

テントに潜り込んで、買ってきたパックワインを開けて、一息ため息をつく。

はぁ…きつかった…

こんなんで南米いけんのか?なんてすごく不安になる。

南米で、うまく歌えるんだろうか?

南米では野宿はさすがにまずい。宿に泊まることは出来るんだろうか?

人々には受け入れてもらえるんだろうか?

あれやこれや、マイナスな事ばかりが頭の上をふわふわと舞い出すんだけれど。

なんだかもんもんとしたものに囚われながら、Wi-Fiのあるとこで読み込んでたツイッターをだらだら見てた。

ブラフマンというバンドの、toshilowって人の言葉が、なんか名言集botみたいなやつで流れてた。

その言葉が、まるでおれになにか語りかけているかのようだったんだ。

“あれこれ考えて未来を考えて不安になることもあるけど、その99パーセントはただの妄想、思い過ごしだ。”

なんて。

“うん。なんか、なんとかなるか。”

なんて思わされるんだ。

おれは本当に単純だ。一言の言葉で人生変えられるくらいにポジティブになったり、奈落の底まで落ち込んだりする。

言葉って偉大だ。

音楽に乗せて歌えば、叶わないものなんてないんだ。

まぁそうなんだ。

正味、おれは世界の果てまで行って、かなり旅のハイライトを見た感じになってしまってる。

どちらかというと、早く日本に帰りたい。

日本でやりたい事がたくさん浮かんで来てるんだ。

やりたい事その一。

大学の時、よくお世話になってたライブハウス、ペパーランドでまたライブしたい。

この旅が終わる頃に。

伝えたい想いがたくさん、この胸の中に渦巻いてるんだ。

永遠の宇宙のようにただひたすらに伸びる大西洋から、大きな波がリズムカルに打ち付ける音だけが聞こえる。

ずっと遠くのタンカーの明かりが、まるで海の上の星屑のようにチラチラと光ってる。

なんとでもなるぜ。

あんな小さな光で立って、真っ暗なこの大海原を旅できるんだ、なんて思いながら見つめた。

そんなところです。

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