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ゴーストタウンに迷い込む話

2019年8月1日

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今日の旅の一曲!天才バンドの “君が誰かの彼女になりくさっても”!
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中部の町エボラを出発し、モンテモーという小さな町の修道院で不思議な夜を過ごしたおれ。

次の日!とりあえず100キロ北の街、サンタレーンを目指して、ヒッチハイクを開始する!!

すぐに、子供と買い物の帰りだというおっちゃんが五キロ先の小さな村まで乗せてくれたんだけれど、家数軒が立ち並ぶだけの閑散とした田舎道で、全く先に行く車が走っていない!!

仕方なく、そこから一番近い町まで8キロほど歩き昼過ぎに到着、そこで再びヒッチハイクを開始!!




ここも車通りはまったくだったんだけれど、まさかの2台目でおじいちゃんが止まってくれる!!

とりあえず近くの、もう少し車通りのある町まで行ければ…ぐらいにおもってたんだが、

「サンタレーンまで行くけど、どこまで行くの?」

とおっちゃん!!!!!

「サンタレーン!!!まさしくそこです!おれが行きたかったのはぁぁ!!!」

「オッケー!!」

サングラスの奥の瞳を細めてニヤリと笑って、扉を開けてくれた!!

こ、幸運すぎる!!!

英語はほとんど喋らなかったけど、古いが高級感あるこのベンツがよく似合う、渋いおっちゃんだった。

途中、いくつかの小さな町を通り過ぎて、その度に、

「ここの街は大きな川があってね!そこをかける石作りのブリッジが有名なんだ!」

「この街じゃ毎年秋に気球を飛ばすフェスタがあるだよ!」

なんて、シワの刻まれた渋い笑顔と、ジェスチャーで説明してくれる!

通り過ぎていくだけの、何気ない街にもそれぞれに歴史があって、それを誇りにその土地で暮らし続ける人たちがいるんだなぁ。

おれの香川の実家の周りも、一見田んぼと小さな神社があるだけのただの田舎町なんだけれど。

秋の収穫期を終えると、各集落がそれぞれの色のハッピを着て、神社に集って獅子舞をやるんだ。

別に観光客がやってくるような大きな祭りではないんだけれど、みんなそれぞれのハッピと獅子に誇りを持っていて、威勢良く神社に集まる。

いつもはしんと静まった森の中の神社が、一年に一度だけ騒々しいカネと太鼓の音、暴れる獅子に混ぜくりまわされ、カオスと化す。

もし外国人の友達がおれの地元を訪れるのなら、ぜひ見てもらいたい風景だし、地元でヒッチハイクの若者を乗せるような事があれば、おれもおっちゃんのようにカッコよく話をしてやろう。

車は一時間、ひたすらの一本道や山道を乗り越え、ついにサンタレーンに到着!!!

田舎の畑の風景が広がるのどかな土地に突如丘が現れて、その丘の上にマンションなどのビルが見えている。

遠くから見るとまるで要塞か何かのよう。

「この坂を登ればセントロシティだよ!グッドラッグ!」

「ありがとう!!!」

礼を言って車を降りた!

おれは急いでいた。

時刻は午後7時を回っていた。太陽はまだ明るい光を落としていて、日が暮れるまでは店も開いてて、人も多いはず!

しかも今日は土曜にである。

こんな絶好の路上のタイミング、逃すものか!!

朝から水とコーヒーしか飲んでなかったおれ。

久々の大型スーパーにテンション上がりながらいつものパン・オイルサーディンセットでご飯を食べ、街へ飛び出した!!!

…んだけど……

え……

どこにも…

どこにも人が歩いてねぇ…

なんてこった!そんなに大きくはないがビルも立ち並び、歩行者専用のショップストリートもあるようなそこそこ大きな町である!

土曜の夕暮れ時なんてもっと混雑しててもええ気がするけど…

あたりを歩き回ってみると、メインのショップストリートでも空きテナントや、潰れてそのままになって放置されている建物。

うむ、ここまでポルトガルを長く旅してきているけれど、ポルトガルは他のヨーロッパの国に比べても、かなり経済的に遅れてて、インフラも整っていない雰囲気がある。

この町も、どこか物寂しい寂れた雰囲気が色濃く滲み出ていた。

それでも人々は、そんな見かけの整頓やキレイさなんて気にしてないように、のんびりと笑いながら暮らしていて、1日の多くを家族での時間に使ったり、のんびりとベランダで日向ぼっこしてたりする。

焦りは全然感じさせない。

彼らは、お金よりも、心のゆとりをすごく大切に考える人たちなんだと思う。

利益の追求に躍起になるのはいいが、人間として根源的に、どう生きるか?をしっかり見据えた暮らしぶり。

寝る間も惜しんで働いて、一円でも利益を!って血眼になる日本人の、経済センスとは1本も2本もずれたところで、彼らなりの正義や正しさが存在してる気がする。

どっちがいいとかじゃ無いけど…。


「ジンバブエは…ここじゃっっ!!!」

紀元前のギャグをついに覚えて、嬉々と孫に披露するおじいちゃんの像など眺めつつ、悔しいが路上は諦めて郊外まで歩いた。

丘を登って、沈みゆく太陽をながめながら、パック入りの赤ワインを開ける。

ケータイで音楽を聴きながら、ゆらゆらと体をゆらし、口ずさむ。

歌いたい。

ちくしょう、もっと大きな声で歌いたいじゃないか。

とにかく明日、さらに北の街目指して移動だ!!

音楽がおれを呼んでる。

体が火照って、欲求不満な表現欲に、ぐるぐると脳内をかき乱される夜。

外の風に当たろうと、バッとテントのジッパーを開けると、

わ!すごい!ホタルだ!!!

優しい灯りを精一杯ともしながら、一匹のホタルが茂みの奥で一生懸命生きてた。

酔った頭で、なんか、バカみたいに自分の姿を重ね合わせたりしてみるんだ。

そんなところです。

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