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【セビージャ/スペイン】セビージャの熱にうなされて、お金を稼ぐとは何かを考える話

2020年5月13日

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今日の旅の一曲!My hair is badの “ドラマみたいだ”!
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今日の路上はハードだった…!

セビージャ3日目ぐらい

昨日、ほとんど眠れずに気づけば朝を迎えてしまったおれ。ふらふらの調子で、灼熱の昼間の時間帯は歌詞書いたり、ブログ書いたりとマックやバーガーキングを転々としながらしのいだ!

今日はいつにもましてとびきり暑い。

街のいたるところに温度計の電光掲示板があるんだが、見てめまいした。

42度!!!

か、かんべんしてくれ…

うそやろ!もう余計暑なるから消してくれ!!

からりと乾燥した気候のせいか、日陰に入るとなんとかベンチに座っとけるくらいの体感ではあるが、日差しの当たる場所を少しでも通ると、もう殺人的な太陽光がナイフのように突き刺さる!

しかし、暑さという敵とも戦いながら、歌わないと生きていけないおれ!!

午後5時、初日にやった細い通りの空き物件の前でギターを置いてみる!

…だめだ、暑さと、寝不足のせいで体も重くて、目をつむって歌ってたら半分寝ちゃいそうになる。

この暑さ、タイのバンコクでの路上を思い出す。

インドに行く前、バンコクに一週間くらいいて、ネパールの目標額にあと2万くらい足らなくて、焦ってたんだ。

きっとインドでは稼げないだろうから、なんとかバンコクにいるうちに少しでも!と毎日幹線道沿いに出て、排気ガスまみれになりながらやってた時。

ぶっ倒れそうになりながら声を上げるときの、肺に染み入る熱風と、汗で前が見えなくなる感じ。

しんどいんだけれど、なんかいい意味で頭イカれてしまうので、ハイになれて飛び跳ねて歌って、悪くなかった。

うーぬ、でも今日はどうだ?明らかに体が重い。鉛のように沈んでしまう。

一時間半ぐらいして、笛吹きのお兄さんがやってきたので止めて場所を譲る。

6ユーロほど。ちくしょう!と、無駄に焦ってしまう。

次に大通りのZARAの脇に入る細道。

ここも、周りに店がなくて、声を響かせて歌えるから気持ちいい。

だけれど、うぎゃぁぁぁだめだ、どうしても体がついてこない。

壁が近いから、音が跳ね返って、響いて、まるでアンプを使ってるようにアルペジオまで綺麗に鳴る。声の響きも悪くない。

でも、一番大事な部分がキマらない。

心がのってこない。

おれにとっては、路上ライブって、どんなに上手に演奏したってたいして意味なくて。

おれがいくら上手にマルーン5やジェイソンムラーズを歌おうと、そこになんの衝動もないなら意味がない。そんなんなら道端でCD流しとけって話だ。

体の奥から溢れるエモーションを、全身で表現する、おれにとってはライブは、音楽家がやる事じゃなくて表現者がやる事だと思ってる。

おれというタンパク質のかたまりの、その髪の毛一本の先まで使って、表現をしたいんだけれど。

ふらふらとタコのようにうなだれながら歌って、何度もこれで最後の曲にしよ…とか思うたびに子供が気に入って見てくれて一緒に踊ってくれたり、イタリアンのカップルがもう終わりかい?なんて声かけてくれたりして、結局2時間近くいた。

チップは7ユーロ。

うん、お金はいつだって正直だ。少ない。

そして、満足できてない状態でもらうと、なんか悪い気がするしな。

なにがいけなかったか?

確実に体調管理が出来てなかった。

昨日、寝付けなくて遅くまでケータイ見てたからな。

夜しっかり眠らないと。

適当にふしだらな生活を送って歌ってお金もらおうったって、そんな簡単な話じゃないって改めて思う。

「一杯のラーメンで儲けるって事はな!そんな簡単じゃねぇんだよ!一瞬に命かけてやれ!お客さんから金もらって生かされてんだろうが!」

シドニーにいた時働いてたラーメン屋で、店長にそんな事言われてよく叱られてた。

腕一本で上り詰めてきたような人だから、ラーメンの事だけはいつも常に100パーセントだったな。

今は、言ってる意味がすごく良くわかる。

おれも一音一音に命かけてやらないと。

プロフェッショナルでないと。

そんな甘くねぇよ。

とにかく今日は早く寝ないと!と、昨日テントを張った、高速インター沿いの広場を目指すんだけれど、道間違える。

夜9時を過ぎても西日は強烈で、めまいしそうな暑さの中ただただ歩く。

ふらふらになりながら1時間近く無駄に歩いて、やっと知ってる通りに出た。

汗だくで、気持ち悪い。顔を洗いたい。

日本なら、公園でも行ったら水飲み場と蛇口ぐらいどこでもあって顔洗ったりできるけど、ヨーロッパは公園も街中も、水道がない。

閉店間際のスーパーに寄るんだけれど、なんで!?トイレは鍵されて開かない。

どうしようもないので仕方なくペットボトルの水を買って、夕飯にハムと30円のフランスパンも買う。

たまらず店を出た後、ベンチの脇でペットボトルの水をかぶる。

スーツのおじさんが、なんだこのきたねぇ奴は?という訝しげな目で見ながら早足で通り過ぎる。

なんだよ、そんな目で見るな。

重い荷物を担いで、また歩き出す。

あと一キロくらい歩けば、昨日の原っぱだ。

とんでもなく苦しい思いをしながら、なんでおれ旅してんだ?とか考える。

しんどいだけじゃないか。

貯金して、次の街へ、次の国へってステップが見えてくると違うが、

今日みたいにあまり稼げなくて、食費やらで全部飛んじゃうと、なんのために今日があったのかわけわからなくなる。

ただただ、辛く孤独な生活を送るために、辛く孤独な生活をしてる、というような、無限ループが脳内で繰り広げられる。

なんなんだよ。

しばらく重い気持ちになって歩いた。

肩のバックパックや手のビニール袋は一層重力を増したように、体に食い込んでくる。

でも、なんか、ふと思った。

きっとこの苦しさを乗り越えたとき、やったことへの自分への確信はでかいのかな。

YouTubeで見た、電波少年のヒッチハイクの旅のことなんか思い出す。

苦しいことばっかりで、最後に2人が半分死にそうになりながらロンドンに到着して、いやらしい表情の司会者に言われるんだ。

「ここに、二つのチケットがあります。一つは、日本に帰るチケット、もう一つは、南米、パタゴニアに飛ぶチケット!もしパタゴニアを選べば、そこからアラスカを目指す新たな旅にチャレンジできます!」

んで、2人は迷わず日本行きを選ぶ。

芸人人生が、とか言うとれんくらいきつい旅だったんだろうなぁ、と実感できた。

でも、あの旅は確実に、無じゃなかったはず。

目に見える形で何も残らなかったとしても、苦しみながらやり遂げたってコトが大切だったんだ。

きっと今のおれにも、この苦しさが必要なんだ。とにかく乗り越えてやるんだ!負けるか!負けるか!

雑草をかき分けて、テントを張って、やっと腰を下ろした。

ケータイで音楽を鳴らしてた。

MY HAIR IS BAD ってバンドの曲が流れて、

“ねぇ聞いて、昨日の事も明日の予定も聞いて欲しいの。

ねぇきっと、元に戻れるといまだに思ってる僕はバカだ。

離れてしまうと、泣いた三月

電話の内容、もらったボーダー、

君にずっと甘えてたんだ、わがままで、あのままで、

僕は言う「側にいて」君は言う「あなたでいて」

言葉で、言わなくちゃって、事はね、言えなかった今日も。”

歌詞が、どうしても思い出しちゃう人から最近もらったラインと重なって、ぐるぐる渦巻いてまいる。

うるさい!うるさい!!

なんだよ。早く寝ないといけないんだよ。

寝かしてくれ!

無理やりにケータイの電源を落として、ぐっと目を閉じた。

遠くのインターチェンジで行き交う車の音と、季節を外したのか一匹だけ鳴いてる虫の声の、ひとりぼっち必死すぎて、痛いくらいのリンリンリン!って音。

いつまでも脳に染み入ってきて、どこかに連れて行かれそうだ。

そんなところです。

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