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【セビージャ/スペイン】セビージャの日曜日の話

2020年5月13日

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今日の旅の一曲!the ピーズの “赤羽39″!
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………………..

「えぇぇぇ!!!日本人ですか!!???」

セビージャ4日目ぐらい?

いつものように1人寂しく宿の朝食を食べている時!

1人のアジアンの女の子が、ラテン系の男の子と英語で話してた。

日本人ぽくないネイティヴな発音をしていたので、違うと思ってたんやけど、彼女がパンを取ろうとおれの前を通り過ぎた時。

「そうなんだぁ~」

と、独り言でつぶやいたのだ!!

久々におれの鼓膜を揺らした懐かしきその振動に、おれは飛び上がった!!!

「え!日本人ですか!?」

「え!そうです!わ!ごめんなさい私全然気づかなかった!」

「あー僕、顔が濃いのでよくデイビッドベッカムに間違えられるんですけど、日本人っすよ!」

「あぁたしかに顔濃かったからアウストラロピテクスがなんでこんなとこにいるんだろうって思ってたんですよー!!はじめましてー!!」

と、盛り上がっていると、

「おはよー!あれ?なんで絶滅したはずのアウストラロピテクスがこんなとこに?」

なんとなんと、他にも男の人2人、女の人一人の日本人旅行者が、ぞくぞくとキッチンに入ってきたではないか!!

「うわぁぁぁおれ、こんな日本語話したのひさしぶりですよぉぉぁ!!」

ヨーロッパに入って、路上してた時に日本人の旅行者の方にたまに、頑張って!なんて声かけてもらうことはあったけれど、こうやって宿で出会うことは初めてだった!

おれはテン上げビッグバン饒舌であれやこれやと話をした!

四人とも、もともとはそれぞれ一人旅をしていたらしくここの宿で偶然出会ったらしい!

しかも、みんなただの短期旅行者ではなく世界一周中の旅人で、旅のスタイルや感覚も近くて、話していておもしろい!

「ゆうきくんアフリカ縦断どうだった??おれ、以前エチオピアを旅して、もうほんっとにきつすぎて、アフリカ縦断する勇気ないんだけど!」

「うぎやだぁめっちゃそれわかります!でも、エチオピアを旅したのなら心配ありません!間違いなくあそこが一番きつい!」

「いやほんとやばいよね!エジプトやインドや、世界三大ウザい国とか言うけど、全然比にならないよね!」

「いやまじそれです!え!インドはどこいったんすか!?」

……

あれやこれやとチェックアウトの時間いっぱいまで話して、記念撮影をした!

たった数時間だったけれど、旅の孤独や不安を語り合えて、なんか心が久々に晴れやかになった気がしたのだ!

別に日本人宿でもなんでもないこの場所で出会えたKISEKIをKAMISHIMEながら、みんなと握手をして、おれはKAZEKIRI街に出た!


この日は日曜日。

商店はどこも店を閉めてしまっていて、メインストリートでもポツリポツリとしか人は歩いていない…

しかしおれはこんなことでめげたりはしない!

人が少ないので、他のバスカーもいなければ、どの店も閉まっているから騒音を気にすることなく好きな場所でやれる!!

やるぞ!

と、ピンチをチャンスに変え、パンツは一着しかないから変えて洗うときはノーパンのおれは、死んでもズボンがずれ落ちないようにきつくベルトを締め、ギターを置く!!

……そう!今おれはパンツが一着しかないのだ!!照

ドイツでバックパックごと盗まれたから、あのとき履いてた奴しかない!!

今朝宿で洗って乾かしているので、今おれは…

キヤァァァこんな事恥ずかしくてブログには絶対書けない!!どいつもこいつもおれをやらしい目で見てきてる気がする!!!いや!!やめて!!視姦よ!!!目線のセクハラよっっっ!!!!きやぁぁぁ!!

と、誰も望んでいないおれの下着事情を日本全国に配信しながら、おれはGコードを鳴らし、ハーモニカを吹く!!

ぷぅぅぅぅ…

うぎゃぁぁなんか間抜けな音…

ドイツで買ったばかりのハーモニカだけれど、早速音がなんか変だ…

たぶんおれのよだれやらご飯粒やらが詰まってんだろうな…

お手入れしたいけど、プラスドライバーが見当たらんのだ!

パッとしない音を響かせながら、でも静まりかえるストリートに音が響いて、人こそ少ないけれどうまく歌える。

ポツリポツリと、ショッピングも出来ずに暇そうにゆったり歩いている人たちが立ち止まって、コインを投げてくれる。


3箇所で1時間ずつぐらいでやって、結果は32ユーロ。 人通りのない中では、なかなか入れてもらえた!

終了ー!と小さく自分につぶやいて、ギターケースを片付けようとしていたら。

横目に、10分くらい前から歌うおれの斜め前でずっと立ち止まって、こっちを見てきていたホームレスのにいちゃんが、近寄って来ているのが見えた。

(うわぁきた…)

正直、そう思った。

場所を探している時に、彼を見ていた。

向こうの通りで座り込んで、カンカンを10個ぐらい置いて、”好きなとこにお金を投げ込んでくれ!”と言わんばかりに広々場所をとって物乞いをしていたにいちゃんだ。

確実に、

いっぱい入ってるじゃねえか!ちょっとでいいからくれよ!

とか言われると思った。

「オラ! $;@4&(@(&;。」

何か声をかけてきたにいちゃんの、差し出された右手の平には、40セント。

え?

と思ったおれに笑いかけながら、仕舞いかけたギターバックの隙間にそれを投げ込んだにいちゃん。

グッと親指を立てて背を向けると、レジ袋をユサユサさせながら去っていった。

どうやら、ただ音楽を楽しんでくれてただけみたいだった。

未だにわからん。

彼らの感覚。

一日中軒先に座り込んでは、なけなしの金で買った酒を煽りながら、ただ道行く人に声をかけていくだけ。

その行為は人を幸せにするものじゃないし、怠惰の生活と、それを許してしまう社会にあまえながら生きるスタイルはどうやっても好きにはなれない。

インドや、ナイロビやエチオピアや。

足がない、目が見えない、腰が逆方向に100度おれ曲がって、どうしても人間の形と言えないような障害を持つ人たちが、それでも生きていくために物乞いという道を選ぶしかない、そんな世界をたくさん見てきた。

国に頼る事ができず、生きていくために彼らのその視野には、その方法しか写って無いように思えた。

でも、ヨーロッパに入ると物乞いという人たちのスタイルも変わった。

彼らは一般的な健康な体を持ち、酒を買うくらいの経済力を持ち、仲間とつるんで笑いあえる。

働こうと思えば働けるのに、経済的な豊かさよりもその自由や堕落を望んで生きているように思える。

その考え方はどうしても好きになれない。

おれがそう感じるのは資本主義のせいなのか理由は定かでは無いけれど。

でも、彼らには同時に、与える余裕がある。

経済的なものじゃなくて、心の部分で、時に、先を急いで早足で無表情に歩くサラリーマンよりも、豊かだと感じる時がある。

本当の幸せってなんなんだ、とか考えさせられたりもする。

一言や二言じゃとてもじゃ無いがいい表せ無い優しさと独占欲と、理想と堕落と、絶望と希望とが入り混じって、一人の人間が形成されてんだよな。

おれだって、どっちに転ぶかわからん、危険性も併せ持ってんだ。

帰り道、別の物乞いの婆さんの手のひらに、その40セントを落として帰った。

物乞いにもらったお金なんて受け取れ無い!とか、そんなプライドからじゃなくて、与える豊かさを見せてくれた彼の行為に、なんか心が温かくなったから。

こうして、”物乞い”というカルチャーはループして、続いていくのかも知れ無いけれど。

それでも、今のおれには、ばあさんの

“グラシアス”

の言葉だけで、十分な気がしてしまってるんだ。

帰り道、日曜なのに奇跡的に空いてたコンビニ的なちっちゃいスーバーでご飯とビールを買って、人気のない草原の広がる、高速のインター近くまで歩いて行って、テントをはった。

うん、ただ自由に旅を続けるだけのおれも、あのにいちゃんも、大した違いは無いのかもしれんなぁ…なんて思いながら、ビールを飲んだ。

買ってきた3ユーロのチャーハンは、米が紙粘土で作ったみたいに固くて史上最強にまずかったけど、久々にパン以外を食べられて、それでも嬉しかった。

外では高速に乗り込む車たちがビュンビュンと風を切って飛ばしてた。

西日に照らされたテントは熱がこもって、底のビニールシートがベタベタと体にくっついて不快。

午後10時半になって暗くなって、ようやく涼しくなってきた。

そんなところです。

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