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【ラローダ・デ・アンダルシア/ スペイン】あいつらが簡単にやってしまう100回のセックスよりもアンダルシアを一回歩く事の方が今のおれには価値がある事な話

2020年5月13日

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今日の旅の一曲!ハンバートハンバートの “おなじ話”!
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白壁の街を見渡せる丘の上の絶景宿(野宿)で目を覚ましたおれ!

のそのそと起き出して、ドイツの時より上がるのが少し遅くなった太陽に照らされながら、支度をし、歩いた!

永遠と広がるオリーブ畑や、遠くに湖や切り立った岩山を見つめながら、一時間半!
5キロの道のりを歩ききり、やっとの思いで幹線道までたどりつく!

涼しかった朝の穏やかなひざしは、いつしかナイフを振りかざす殺人鬼のような直射日光へと姿を変えていた!

あじぃ…

昨日、ひまわり畑を探し求めて田舎街、テバまでやってきたものの、時期ではないと言われてしまったおれ。

しかし、ここから西に数100キロの都市、セビージャへ行く道中でひまわりを見た記憶がある!とマラガの宿のお姉さんが話していたのを思い出したのだ。

セビージャを目指してゆっくりと進めば、どっかで見られるだろ!ということで、とりあえずセビージャへ向かう道でヒッチハイクにトライすることにしたのだ!

とにかく、昨日の夜から商店もなんもなかったので、ご飯を食べられていないおれは、一番近くのある程度の街、カンピーロまで乗せてもらいたいと、幹線道で荒野のヒッチハイク開始!!



おおお!!なんだ!!おれ超ヒッチハイクしてる感!!なんだこのドンピシャな岩山!!

うぉぉぉかわいたー!!風を絡ませ~!!!

…と、最初はワイルド系旅人を気取って気分のよかったおれであるが。

あじぃ…

暑すぎる…

10時を過ぎると、気温はぐんぐん上がり、アフリカでも経験した事のないような暑さで襲いかかる!!まじかよ…

一時間後、やっとの事で近くの農道から出てきたおっちゃんが車を止めてくれる!

カンピーロまでは10キロほどの道のりだったけど、わざわざセビージャへつながる道の、ヒッチハイクをしやすい場所まで運んでくれた!

英語は全然通じないんだけれど、

「どこまでいくんだ?」

「セビージャまでいくんだ!」

「よし、それならカンピーロから北にラローダ•デ•アンダルシーアという街がある!そこまで出たなら、セビージャまでの高速道路にコネクトしてるよ!まずはそこを目指すんだ!」

なんて、身振り手振りとスペイン語で説明してくれるんだが、なんとなく通じるから不思議だ!

ラローダね!グラシアス!

礼を言って別れた!

とりあえず、カンピーロで休憩だ!

な、なんか食わないとこの暑さでぶっ倒れる!

街の中心から5分歩いたら、一面のオリーブ畑が広がるような超絶田舎町だったけれど、一応スーパーは見つかった!

フランスパンとオイルサーディン、トマトを買って、挟んで食べた。

うむ。ヨーロッパきてから、オイルサーディンめっちゃ食べるおれ。1缶50セントくらいと、とても安いのだ!いや、やばいわ。おれすでにニシンの魚群ひとかたまり分くらい食っとる。

その後、地元の人たちの集う田舎バーみたいなとこでビールを飲んで、灼熱の正午あたりをやり過ごす。

スペイン、ドイツよりビールが安くてビビる!!

店で飲んでも1.5ユーロ、スーパーならほんの50円ぐらいで買える!!

なんなんやろ、ヨーロッパは何かにつけて色々と値段高いけど、アルコールだけはバカやすい!

いい気分で2時過ぎ、二回目のヒッチハイクを開始!!空気はからりと乾いていて爽やかな風もふいているんだけれど、一歩影を出るとライターであぶられてるかのような暑さで直射日光が襲ってくる。

暑い…

「スペイン人はシエスタをしたり、3時で仕事を終えたりと怠け者に見えるかもしれないけど、暑すぎるからそうするしかないのさ!その代わりに俺たちは朝の7時とか涼しいうちから働くんだ!」

昨日ヒッチハイクで乗せてくれたおっちゃんが言ってた。

うん、たしかにこら仕事どころではねぇわな。暑すぎるわ…

止まらなかったらすぐやめて夕方まで待とう、と思ってたが、ほんの10分くらいでおっちゃんが止まってくれた!!

シエラという田舎道まで乗せてもらう。

ラローダまではあと10キロというところか。

立っているだけで体から煙が立ってきそうなくらい暑い…!

黄金の稲穂が揺れる麦畑を抜ける一本道を、日影を探して歩くと、む!廃ガソリンスタンドを発見!

太陽が傾くまでのんびり過ごす事にした。

もう何年も前に潰れたんだろう、看板は割れ、扉の壊れた和式トイレには乾いた枯葉が積もっていた。

枯れ草の奥で何かが動く音がした。

「ピヨピヨピヨピヨ…」

鳥のヒナだ。

もう雀ぐらいの大きさにはなっていて、目もしっかり開いてるんだけれど、まだ一人では飛べないようでパクパクと口を動かしながらおれの方を見てる。

巣から落ちてしまったのかな。

木の下の茂みの中、一羽だけでぴよぴよ必死に空を眺めてる。

あたりの木を見上げてみるけれど、どこにも巣は見当たらない。

「ピヨピヨピヨ…」

悲しそうな鳴き声が聞こえてくるけど、なんもしてやれない。

虫でも探してつぶして食わせてやろうかと思ったけど、じきに死ぬ運命のヒナを生き伸ばすために虫一匹の命を無駄にするのもなんかおかしいなと思った。

小学生のころなんか、捨てられた犬や猫を見たら連れて帰らずにはいられなかった。

ネズミ捕りにかかったねずみが朝、ちゅうちゅうと鳴き叫ぶのを見て、親に捨てないでくれ、飼おう!とか言うてた。

いつからかそれも全部その命の定めなんだ!と言い聞かせて自分自身を納得させられるようになった。

いい事のようにもおもえるけれど、自分の心と思考がどんどん離れていくような気がして、すこし悲しくもなる。

子供のころのおれなら、袋にでも入れて旅の友にしようなんて考えてたかもな。

大人になって、ファンシーとリアルは脳内ではっきりと区別できる様になって、生きやすくなって、でも何か失って。

結局おれはいつまでたってもコップ一杯分の人間性しかこころには収められないんだ。

なんか変な事考えて気が重くなって、ヒナの鳴き声を忘れようと、反対側の木陰に移動して、ケータイ書籍で買った大槻ケンヂの「グミチョコレートパイン」を読んだ。

銀杏ボーイズの「17歳」という曲の歌詞で、

“あいつらが簡単にやってしまう100回のセックスよりも、青春時代にグミチョコレートパインを一回読む事の方が、僕にとっては価値のある事なんだ!”

って歌ってて、一回読んで見ようと思ってた。

17歳の主人公が、自分を特別視する10代特有の思考回路と、現実、そして周りとのギャップに苦しみのたうちまわるストーリー。

最初の方は、筆者の創作であるはずの主人公達に筆者自身が文中に登場してツッコミを入れたりするおかしな空気感に戸惑ったけど、だんだんと、ストーリーが進むにつれてのめり込んでいった。

多分だれもが経験する(だとおれは思ってる)あの、どろどろした、手首足首にゴムヒモを付けられてもがいてるような、記憶の奥にしまっときたい超現実な青春が、これでもかと生々しく描かれてて、主人公が、あの頃の自分に、どんとんと重なって行った。

主人公が発狂して街中で奇声をあげたり、狂ってヒロインのブルマを被ったりするんだけれど、なんかしらんがその真意、痛みがひしひしと伝わってきて、とてもじゃないがギャグとして笑えなかったんだ。

アンダルシアのジリジリと照りつける太陽が作り出す強烈な光と影が、ストーリーにどことなく重なって、影でこうやって大人しく縮こまっている自分がなんか情けなくなってきた!

行こう!!

とケータイを閉じ、田舎道を歩き出した!!

その場でヒッチハイクをしても良かったけれど、もっと目立つ場所を探すということで、ラローダ方面に歩き出した!

なんか、すこし歩きたかったのだ。

時刻は午後5時。しかし太陽はたえまなく強烈な光を、西日というには高すぎる位置から、ほとんど木の影も作らず落としていく!

うむ、スペインの5時って、他の国の3時くらいの感覚な気がしてきた。

というのも、ドイツからスペインに来た時、iPhoneの時計の設定をスペイン時間に設定したけれど、時刻は変わらなかった。

経度的には、ドイツとスペインって、日本と上海くらい離れてるのでその分時差が発生するはずなんだけれど、変わらなかった!

つまりは時刻は一緒でも、太陽の位置は、普通の感覚よりすこし後にズレることになる!

なるほど、それならスペインの日暮れが午後10時ぐらいなのに、朝日がのぼるのは6時半頃と遅いのもうなずける!!

なるほどなぁぁと感心しながら、

じゃあ5時なんて、一番暑い時間じゃねぇかよ自殺かよあぢぃいぃい!!

と嘆きながら歩いていると!!!

ブルルン!

「乗ってくかい?」

やったぁぁぁ!!!手をあげてもないのにおっちゃんが止まってくれた!!

即答して乗り込む!

おっちゃんはラローダの自宅に帰るところだったらしく、20分ほど乗せてもらって、スーパーの前で降ろしてもらった!

ありがたい!!!

ついにラローダ・アンダルシーアまで到着したおれ!



小さな教会が一つ、シンボルとしてあるだけの田舎町だった。

すこしだけあたりをぶらついた後、スーパーでビールとサラミを買った。

時刻は7時。ほとんど車通りも無くなったので、高速沿いの荒野のような空き地にテントを張って、今日は休むことに。

むせかえるような熱気がテントにこもって寝れたもんじゃなかった。

蚊がいたけど、思い切って開け放ったシートの隙間から、ぼんやりとした光を落とす半分の月が、夜の訪れを教えてくれていた。

しばらく見とれて、またテントに入ると、今度は気温がぐんと冷え込んで、寝袋にくるまって眠った。

この、自然に影響されまくって眠る感じ、好きだな。

こんななんでもない景色の一つ一つを噛み締めながら、旅をしてやるんだ!

そんなところです。

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