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【ローマ/イタリア】ローマの果てでさまよう俺に投げキッスをおくれよな話

2020年2月21日

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今日の旅の一曲!andymoriの “投げキッスをあげるよ”!
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終了しました

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昨日ローマを飛び出し、ヒッチハイクで北へ向かうため幹線道路をひたすら突き進んだおれ。

それっぽいところで合計3時間、親指を立て続けたが、一台も車は止まることはなかった。

負けるか!と思いながら目覚めた、

ヒッチハイク旅、二日目!!

寝床にした歩道橋を後にし、ケータイで地図を確認!

この先に、高速のインターがある。

高速道路に乗る車なら、長距離でも乗せてもらえやすいだろうか!と、入り口がある交差点まで、もう5キロほど、歩いてみる事にした。

昨日の雨がウソみたいに、今日の空は晴れていた。

風がキンと冷たくて、太陽光が恋しくてあえてひなたを歩いた!昨日早くから横になったから足取りは軽やかだ!

途中、ここでいうサービスエリア的な?田舎道沿いに、カフェを発見!

出勤前のおっちゃん達が、一ユーロのおちょこサイズのエスプレッソを立ち飲みでちびりとやりながら、クロワッサンをぱくつく。


どうやらこれが忙しいイタリア社会人の朝のスタイルのよう。

ババっとやって来て、手っ取り早く朝食を済ませては、パパッと出て行く。

木目が優しいカウンターの向こうで、

「チャーオ!!グラッツェ!!ボンジョルノ!!」

とオーナーの元気な声が響く。

種類は全然違うが、ちょっと地元のうどん屋とかとも雰囲気が似ている。

日本でイタリアンカフェ、なんて言うと、とんでもなく洒落たイメージがあるけれど、実際はこんなもん。

気取らないリアルなイタリアの空気感を感じられて、なんか心地よい。

そこからさらに歩く!日がだんだんと登って、グングン気温が上がって、上着を脱いで、さらに歩く!

歩きながら、停車エリアを見つけては、休憩がてらヒッチハイク!

ウギャァァ相変わらず全然捕まらん!!!

ダメだと分かればすぐさま移動!

そして、朝6時から3時間ほど歩いて、ついに高速道路のインターチェンジに出たんだが…!!

え?全然止まるスペースないんやけど!

…そんな…せっかく歩いてきたのに…

こんなとこでヒッチハイクきてたら、止まらんどころか撥ねられそうなので、諦めて、北へ向かう下道に構えて親指を立てる!!

4時間後…

まったく

まったく

まったくトマラネェェェェ!!!!!!!!!

想像してみてほしい…4時間。同じ場所で、ひたすら腕を上げて、ドライバーに笑顔を送るだけの不毛な作業…

昔のテレビで、電波少年てやつがあった。

有吉らがヒッチハイクで、香港からロンドンを目指すやつ。

リアルタイムでは見たことなかったんだけれど、この旅を始めて、時間がある時なんかにYouTubeで見たんだ。

彼らもなかなか車を止められずに、長い時なら次の街に行くのに2日、3日かけてやっと車を止めるとか、そんなシーンもあった!

ローマを出る前、おれもそれくらいの志で、止まるまで何日でも粘ったるぞ!と、そう思ってたんだ!

しかし、ここまで来て、おれは思った。

ヒッチハイク、楽しくねぇ…

もういやだ!!おれはもういやだ!!こんな意味もなく何時間も時間が過ぎていくのは、嫌いだ!!!!イタリア、全然止まらんもん!!みんな冷めたように、じとりと見つめてきて、そのままスピード上げて去っていくもん!もういやだ!やめる!やめたる!!

おれはわめいた!!!

朝の寒さは何処へやら、真上まで登った太陽光は直線的で攻撃的、ずっと立っていると立ちくらみがするほどに暑い!

何か吹っ切れてしまったおれは、荷物を持って近くの木陰に。

そうだ!こうやって何もなくただただ時間を過ごすなら、音楽で稼いでやる!!バス代稼いで乗ったほうが早い!無理だ!おれにはヒッチハイクは向いてないんだ!

この悶々とした気持ちを吐き出したくて、しばらく木陰で休みながら、曲を作ろうとギターを触ってみたが、何も生まれず。

気持ちを整理するために、あたりをぶらぶら意味もなく歩いてみる…

…帰ろ。

昨日から二日目かけて、こんなとこまで歩いてきたが、しかたない。

バスが出るローマまで帰ろ。

それしかない。

いいんだ、イタリアでヒッチハイクは難しい、それが分かったんだから、良いじゃないか。

意味が無かったわけじゃない。

さぁ、帰ろ。

…そう決めて立ち上がるんだが、

(そうやって、いつも逃げるんだろ?おれには無理だと決めつけて、いつも逃げてきたんだろ?)

なんて、どっかから声が聞こえてくる。

(ヒッチハイクで行ってやる!なんて、あんなに意気込んでたのに。

かっこ悪…)

と。

うるせぇうるせぇうるせぇ!!!!

一人でブツブツ言いながら頭を振るおれは、周りから見たらかなりやばいやつだっただろう。

背負ったバックパックは、まとわりつくもののぶん、なんか重くなった気がした。

もんもんとしながら、来た道をひたすら引き換えし歩いた。

大事に大事に並べてきた、あとちょっとで完成のドミノに、手が触れてしまって、全部おじゃんになっていくような、一歩一歩とローマへ足を運ぶごとに、ドミノがパラパラと倒れていく様な、嫌な空気感。

おれはいつもこういう時音楽に頼る。

iPodで大好きなアンディモリを再生して、「投げキッスをあげるよ」なんか流そう。

ゴミ箱にシュートしたけど外れた
泣いたふりしてみたけどすぐばれた
なんとかなるさと思ってたけど、ふられた。ふられたって、
何にも考えなくて良いよ。投げキッスをあげるよ。銀河の果てでさまよう君に、投げキッスをあげるよ。

なんて、まぁのんびりいこうぜ、と、ゆるく抱きしめてくれたはずだ。

あぁ、iPod無くしたの、悔しいなぁ……

帰る!と決めてからもこうしてぐぢぐぢ悩みながら、気持ち程度の鼻歌でフラフラ、市バスのバス停まで1時間歩いた。

そこからローマ市街へのバスに乗ると、おれが二日かけて歩いてきた道をほんの30分ほどで、巻き戻していった。

おれはまたローマへ帰ってきた。

あぁ、こんなはずでは。

そのまま、チケットオフィスへ向かった。

(どうせバス乗るなら、ある程度北まで、行ってしまいたいな。)

地図を見てると、ここからミラノまでの間に、ボローニャという街があった!

サッカーセリエAのボローニャか!

ただそれだけの理由で、ここでいいや、とカウンターで行き先の名前を告げる。

「15ユーロ(2000円)だよ!」

えっ!!!そんな安いの!!!??

バスで6時間ほどの距離だ。日本と同じくらいの物価の高さの国だから、60ユーロくらいするのかと思ってたわ!!

なんじゃい!!それなら無理にヒッチハイクやせんでも、ほんまその時間バスキングに当てたほうが有意義じゃわい!!

と、ちょっと救われた。

今日の分はもう無いというので、明日夜10時発のチケットを買った!

よし!なら今夜は適当にどっかで夜を過ごして、明日一日中路上やって、15ユーロぐらいすぐ取り返してやるからな!!

とか意気込んだおれ。

もうすっかり日も暮れてしまった。

朝から歩きっぱなしの疲れた体を引きずりながら、おれはシティターミナルステーションへ向かった。

ローマは少しばかし危ない雰囲気のある街。

この街に戻ってくる予定は無かったので、宿はとってない。

でも、でかい駅なら、朝までいれるんじゃないか?とか思って。

…しかし、この決断がとんでもない事態を招く事を、この時のおれは知る余地もなかった…!!!

今日はそんなところです。

ランキング9位入賞を目指してブログランキングに参加しています。あまりもの悲しさに、ちょっと前リアルタイム報告でネタバレしたことで、なにが起こるのか驚きもなにもない次回!乞うご期待!↓↓

終了

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