2023年のおれの音楽活動を振り返りたい話
ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅などを経験し、現在は東京で音楽活動中。
旅と音楽、サッカーなど、好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ!
2023年が終わっていく。
短い文章で今年の音楽活動を振り返りたい、そんな個人的な備忘録となってます。
興味ないと思いますが(笑)もしよければお付き合いください。
まず今年は、コロナ渦でずっと自粛していた路上ライブを3年ぶりに再開した。
やっぱり気持ちいいんだよな。
みんなが無表情に目をそらして心の壁を何重にも建ててふさぎ込んで歩く都会、
そのど真ん中で、愛と諦めとロックンロールを歌う。
中二病みたいに「おれはここにいるんだ!」なんて誰も求めていない自己主張がすんなり胸にしみて、
自分の存在意義にぶん殴られる感覚というか。
本当に文章にすると滑稽な、ただの承認欲求モンスターなんだけれど、
普段あんまり自分に自信とか自己肯定感とか見いだせない人間で34年やって来たので、
こういう特異で少し脳のネジ飛ばした方法でないと、自分を認めてあげられないんだ。
路上ライブでそうやって自己承認の方法を知れて、本当に良かった。
きっと音楽や、路上ライブに出会えてなかったら、おれは精神拗らせたクソダサい大人になってただろう。
コロナ渦後で初って事でめちゃくちゃ緊張したが、川崎の街角でお決まりのCadd9を鳴らせば、
あまりにもすんなりと、住んでいた実家に帰ってきたような安心感と音との一体感に、
やっぱおれに音楽好きだな。ロックンロールがなきゃ死んでしまう。
なんて感じられた。
路上ライブ再開という大きな一歩を踏み出せた2023年だった。
蒲田路上ライブ!
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) November 23, 2023
頑張れよー!と声かけてくれたり、茶化してくるやついたり、子供達がわらわら集まってきたり…蒲田は他の街に比べて圧倒的に、街ゆく人のテンションが高い…!やっぱ好きだわこの街は。 pic.twitter.com/w6VGheJPub
ミュージックビデオの方は、2曲公開した。
今年は仕事で立ち位置が変わって結構忙しくなって、なかなか作曲ペースが上がらなかったが、
どちらも良い音楽と映像になったと思ってる。
一曲目は「四月になること」。
今年頭くらいに、にしなの「春一番」って曲を聴いて、なんかこころぶわぁぁ!ってなって、
高校の時の卒業式の、キンと冷えた春の朝の感じとか、校庭で蹴ったサッカーボールの感触とか、
放課後グダグダ話したジョイフルのドリンクバーとか、ちょっと好きだったあの子の事とか。
いろいろと巡りだして、青春時代なんてずっと昔に終わってしまったのに、
いつまでたってもそういう二度と戻らない儚いものに対する憧れと諦めが、
美しさを帯びて影みたいに、いつまでも心に張り付いていて。
そんな、卒業式のあの頃を歌った曲。
撮影は香川の紫雲出山。
桜が瀬戸の海のブルーをバックに凛と空に向かって咲き誇ってて、綺麗だった。
二曲目は「枯れない花束」。
地元の一番仲がいい(というかそこしか友達いない)グループの親友が結婚することになって、
結婚式動画の制作を依頼されたのだ。
その際に、新婦側にはキモがられるかも…とか不安になりながらも、この溢れる気持ちを抑えきれずにBGMを自作して。
その主題歌(?)がこの曲。
音楽って、聴いた瞬間に「高校の卒業式のあの感覚」や「恋人と別れて泣いたあの時」なんかを思い出して、
その瞬間の感情を疑似体験することができる、いわばそのひとにとってのタイムマシンみたいなところがあると思う。
それならば、厚かましいながらこの曲が二人にとって、聴けばあの結婚式のあの日の感動を思い出すような、
ドライフラワーにした花束よりも、鮮明にあの日の感触や感情に触れられるような、
二人にとってそんな曲を書きたい、って思ったのだ。
あんまりだれかのために曲を書くって事がないおれだけれど、(結局自己主張強めの不器用な感じの曲ではあるが)
おれらしくて、おれ達らしくて、いい曲になったと思ってる。
最後に、来年の抱負でも書いとくか。
2024年は、もっといろんな場所で路上ライブしたいね。
バックパッカー(旅用の小型ギター)買ったから、旅先で路上ライブしたい!
そして、今年は曲の発表が2曲だけだったから、2024年は4曲を目標に創作活動もぬるぬるやっていこう。
10/14 品川駅路上ライブ
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) October 18, 2023
🎤シンガー・青い空・ハッピーエンド・トリップのススメ・16・愛の終焉・走れメロス・peace pic.twitter.com/gJIov9BtKC
まぁこういう目標立てしても、大体はなんやかんや新しい思いがけない人生の流れに飲まれてそううまくも行かないんだけれど、PDCA回すことも無く忘れていくんだけれど、
そういう流動的で形式ばったところのない、自然体な感じで、じっとりとこれからもおれは、音楽やっていくんだろうよ。
だれも見てない気にしてもいないから、生きたいように生きて、歌いたい歌を歌う。
その先でどっかの誰かの奥の奥、心が数ミリだけでも震えたのならば、うれしい。
そんなところです。
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