憧れのアルウィン!カマタマーレ讃岐の応援で松本に乗り込む話。その2
ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
好きな事を好きなように語るだけのブログだよ!
前回までのあらすじ…
推しチーム「カマタマーレ讃岐」の応援でアウェー松本山雅戦への参戦を決めたおれ氏とようちゃん氏。
しかし、東京から松本へ向かう道中の、どうでもいい旅ブログを長々書き連ねているうちに長くなってしまい、
まだ松本に到着すらしていないのに1部が終わってしまう。
サッカー観戦記、松本観光記、などと紹介しておきながら全く違う内容に「虚偽の記載だ!」とクレームが来たらどうしよう…と心配していたが、
どうやら最後まで記事を読んでくれた読者は皆無だったようで、杞憂に終わった。
ふぅ…焦らせやがって…よかったよかっ…あれ?…なんでおれ…涙が…?
そんなところで、諏訪湖の観光を終えたおれ達は、遂に決戦の地松本へ向かうのであった!!
松本にたどり着いてすらいない第一話はこちらから▼
もくじ
松本到着!街が激シブすぎてビビる!
諏訪市から下道で30分ほど…
遂に松本に到着やぁぁぁぁぁぁ!!!!!
いやね。正直、舐めてました。
関東の人からのイメージは分からんが、正直、四国出身のおれにとっては、
「長野県のどこかにある松本山雅の街」
くらいにしかイメージなかった。
正直どうせ田舎でよくある、駅前にさびれた商店街、周辺は田んぼだらけ、郊外にイオンがあって個人商店は壊滅状態…
みたいな、絵にかいたような地方の街なんやろうなぁと思ってました…(ソースはおれの地元の街)
しかし全然違った!!
松本市、めちゃくちゃお洒落!レトロ!シブい!
まず驚いたことは、個人商店がめっちゃ多い!!松本城周辺に小さな喫茶店や居酒屋が並んでて、そのどれもが個人商店。
木のぬくもりあふれるたたずまいのお店や、赤レンガ作りの大正レトロなお店や…どれも個性的で見ていて飽きないのだ!
特にビビったのは、個人経営の映画館がまだ営業してたこと!すげー!!始めて見た!
そして、古書店が異常に多い!なんか文学の街って感じ。丸眼鏡に袴はいた文豪と今にも鉢合わせしそうな雰囲気。
おいおいおれは大正時代にでもタイムスリップしてきたんか!?
しかしどのお店も、ただ古臭いだけじゃなく、洗練されていて活気があって、どことなく神保町や下北沢や三鷹や、なんかああいう、カルチャーの街って感じ。
なんかすごいぞこの街は!!ただの地方都市なんかじゃァ断じてねぇ!
なんか夜で閉まってるお店も多かったので写真じゃ伝わらんかもだけれど、と、とにかくなんかすごいんだっ!!(語彙力を失う)
宿がまた素敵!Couch Potato Hostel(カウチポテトホステル)
そして宿がまたおしゃれすぎて驚愕!!
今回の旅では、宿を予約し忘れてて、当日になって慌てて、松本市内で一番安かったゲストハウスを適当に選んだんだ。
最安宿だから過度な期待は出来ないな…とは思ってた。
例えば、ベッドのシートめくったらアリが巣を作ってたり(インドで経験)、床が無くて砂漠だったり(スーダンで経験)、水道なし電気なし鍵無しだったり(エチオピアで経験)くらいは覚悟しておかないとな…
などと心構えをして向かったわけであるが…!!
なにここ!!おしゃれすぎる!!!ほんとに最安値かっ!!?
木のぬくもりあふれる館内、優しいオーナーさん、Wifi完備、超絶綺麗!!
バーカウンターまであるしっ!!おっしゃれー!!
こんなんバーテンダーの血が騒ぐやんっ!!お客さんの雰囲気でオリジナルカクテル作るやん!
サルが痙攣しとるようにしか見えんが何をしとるんや?
オリジナルカクテルです。どうぞ。(麦茶)
粋にグラスを傾けるようちゃん氏。なんと冷蔵庫の中の麦茶はサービスなのだ。
食器や料理道具も好きに使えるんだけれど、ここはホステル。食器の洗い物や、使った公共スペースの掃除はお忘れなく!
古民家風スタイリッシュでアットホーム、レトロだけど国際色豊か、何より良心的な価格っ!!
そんな旅好きにはたまらない宿、
Couch Potato Hostel(カウチポテトホステル)!
マジでオススメです。松本にアウェー参戦される際はぜひ!
古書店喫茶で明日の分も飲んどく。〆はやはりソバやなぁ。
まずは旅の汗を流しに宿の近くの銭湯へ行ったのだけれど、残念ながら営業時間ぎりぎりという事だったので遠慮した。
しかし大正時代に建てられたというその建物はまさにレトロそのもの!
やべぇ…この街、ほんとタイムスリップしてきた感半端ないわ…!
宿に戻ってシャワーを浴びたおれ達は、情緒あふれる松本の街に、早速繰り出す!!
そして見つけたのは一軒のこじんまりした喫茶店風のお店。
古本とコーヒー…だと!??
なんとこのお店、古本屋であり喫茶店、夜にはガッツリ食事も出来てお酒も飲めるバーにも様変わりするというおしゃれシブい松本の夜を堪能するのに持ってこいのお店だった!
さっそく入店すると、いい味出した古本たちが所狭しと並び、真ん中にバーカウンターとテーブル。
常連さんらしいおじさんたちが、カウンターでワインを傾けながらマスターと談笑している。
くっ…なんていい雰囲気だ!!
とりあえずビールを…
このカキの燻製、うますぎるだろ…これ…絶対赤ワインに合うやつやん…
そして地元ワインにも手を出す始末…!!
明日は試合後、運転で即東京に向かわねばならないからな。
明日の分も飲んでおかなければ…あぁ忙しいで!!
なんか理由つけて飲みたいだけやろお前は。
古書店なのに案外夜遅くまでやってて、すっかり飲んだくれてしまった…。
ご機嫌にカマタマーレのチャントを歌いながら宿に帰宅。
やはり信州松本、飲んだ後の〆はソバだな。
うんうん。やはり本場のそばは香りが違うな。ダシもええ味でとるで。
そんなで、「ファミリーマート」という名前の、たぶんこの辺りの老舗であろう蕎麦屋で、これまたこの店の名物であろう「どん兵衛」という持ち帰り用のそばを買って宿で多能していると…
「良かったら向こうで一緒に飲みません?」
宿のオーナーさんだ。
キッチンから共同スペースに案内され、他の宿泊者の人たちとオーナーさんがしっぽり飲んでたテーブルに混ぜてもらった!
この宿、ギターや楽器が多くディスプレイされててなんか親近感わくなぁと思ってたんだが、
なんとオーナーさんも数年前までギターを抱えて世界中を旅していたんだって!
おれも同じようなことをやっていたので、ものすごい共通点に興奮し、いつものように自分よがりになってしまい、
「お…オウフ…!拙者もでござるよ!オーナー氏はどこの国に感銘を受けましたかな!拙者はやはりインド、あの独特の世界観は訪れたものの精神性をも粉砕し再構築させるディスコミュニケーションの先の共同体感覚、生命の存在意義を咀嚼すると言いましょうか、それはかつて一切を破壊する神として説明されるシバ神のごとく…デュフフフ」
などと語りだしてしまい場を凍り付かせたりもしたが、楽しかった!
他の宿泊者さんも長く一人旅をしてる人だったり、自分探しで旅に出たものの帰り道を間違えてしまって偶然松本にたどり着いた人だったり、個性的な人ばかり。
これまで旅した国について教えてもらったり、ウクライナ侵攻や台湾問題など国際情勢について語り合ったりした。
特に興味深かったのが、インドのカースト制度の話。
インドではカースト制度が廃止された後も人々の生活の根本に存在し続けていて、現代でも生まれながらにして将来就ける職業が限られている事、しかしITは昔のカースト制度に影響されない新しい職業であるから、低いカーストの人が唯一のし上がれる手段である事、そんなハングリー精神あふれるカースト下位の人たちの活躍が、インドをIT大国に押し上げた事…
しかし、様々なカーストのインド人たちが海外でITで働くようになっても、インド人同士シェアハウスをすると、決まってカースト下位の人だけが掃除をするから、カースト上位の人だけのシェアハウスはめちゃくちゃ汚いことなど、いろんな話を聞けた。
ようちゃん氏がいたので、香港の現状についても話題になった。
オーナーさんは2014年の雨傘革命のときに香港を旅していたらしく、中国に飲み込まれる政府を変えようとする香港人の若者のパワーを感じ、日本との違いに興味を持ったそうだ。
日本ではなかなかこういった国際情勢について意見を語り合う場が少ないので、ようちゃん氏もうれしそうだった。
ゲストハウスはこういう、日常生活だと敬遠されがちな国際問題や人生観など、暑苦しい話が似合う。
ついつい盛り上がってしまい夜更かししてしまったが、良い思い出になった!!
楽しい夜をありがとうございます!
松本城とカマタマサポの新たな聖地?『パントリーマルナカ』
翌朝!松本城入城じゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!
遅めに目を覚ましたおれたおれたち。遂に決戦の日である!
早速ユニフォームを着こみ、昼過ぎのスタジアム行のバスが出るまで、松本城を観光だ!
がははは!!アウェイチームのユニを着てお城に入るおれはまるで、戦国時代に信濃に進軍した武田信玄のごとく!!
さぁ松本の民たちよ!!今日からこの地は我がうどん軍が制圧したっ!!
蕎麦を捨てて降伏せよ!!この地に新たなうどん王国を建国するのだっ!!
「うわぁぁんママぁ!J3最下層に沈むチームのおじさんが、なんかブツブツ言ってるよ!身の程を知れって感じだよ~!わぁ~ん!!」
「しっ!見ちゃだめよ!これから山雅にボコボコにされて背中を丸めて帰るだけなんだから。試合前くらいいい夢見させてあげなさい!」
泣く子ももっと泣く残忍さで松本城を攻め入っては、群衆を恐怖のどん底に陥れたおれ氏!
なにか聞きずてならない言葉が聞こえたような気もしつつ、この世の醜さのすべてを注ぎ込んような顔(ようちゃん談)で記念撮影を行う。
そして、ようちゃん氏もやりたい放題である。
ほーれ!集まれ集まれぇぇい!!
なんと、池に手を出して餌をあげるふりをするという、極悪非道な行為…!
期待して集まった鯉たちの気持ちをおもんばかれば、まさに悪魔の所業といったところか!
さすがのおれも、こんなに残酷な行動はなかなかできないぜ…
ふう、満足満足。
そんなで、松本城攻めでいい夢見させてもらったおれ達一行は(フラグか?)、試合前に軽くなんか食べていくことに。
おれ、松本市に来たら一度行ってみたいところがあったんだよね。
それがこちら!パントリーマルナカさん!
「まぁ~ぁるい~愛を~ショッピング~♪」
あの歌詞が流れてきたそこのおまえ!絶対香川県民だろ!!
そう、香川には県民御用達の地元スーパー「マルナカ」というところがあるのだけれど、スーパーのマルナカはカマタマーレ讃岐のスポンサーさま、
そしてパントリーマルナカのオーナーさん?店員さん?は松本山雅サポらしく、
カマタマサポにとってなんだかただならぬ親近感の湧くお店なのだ。
いつもスタジアムで良くしてもらってるカマサポの先輩が、このお店をSNSで紹介していて、一度行ってみたいと思ってたのだぁぁぁ!!
という事で到着!!
ほんまにマルナカや~!!いつもカマタマーレをありがとうございます!(違)
もう脳内では「マルナカ~マルナカ~なかまかな~♪」と、あれが爆音で延リピである。
店内は老舗の街のパン屋さんって感じで、めっちゃシブい!!松本山雅の試合スケジュールやポスターも貼ってある!
店内は喫茶店にもなっていて、食事もできる。早速ランチメニューを注文。
店員さんがおれのユニフォームに気づいたらしく、
「本日はお手柔らかにお願いしますね~!」
と気さくに声をかけてくれる。
「いや、こっちのセリフですよ!」
「香川県はこの間小田和正のライブでお邪魔しましたがいいところでした~!」
「そうなんですね~松本も初めてきましたがめっちゃいいところで大好きになりました!」
なんでもない会話が楽しい!!
どうやらオーナーさん?店員さん?は小田和正も大ファンみたいで、店内には小田和正の写真もたくさん貼ってあった。
パンもうまぁぁぁぁ!!!
サンドイッチは具材たっぷり、そしてようちゃん氏のホットサンドがふわふわもちもち、中のツナもジューシーでたまらんかった!!
長野県名物らしい牛乳パン(ミルク風味の柔らかいパン)もおいしかった!
アウェイなのにやけにアットホーム、おいしいパンとコーヒー!
アウェイのカマタマサポの朝は、パントリーマルナカで決まりやぁぁぁぁ!!(今年で最後、とか言うなよ涙)
ついに到着!憧れのサンプロアルウィン!
さぁぁぁぁついに出発やぁあぁぁ!!!
松本駅から出ている無料シャトルバスに乗って、いざ、憧れのアルウィンへ!!!
多数の松本山雅サポに交じって乗り込む!!
バスで30分、遂に松本山雅のホームスタジアム、
サンプロアルウィンに到着やぁぁぁぁぁぁ!!!!!
やべぇぇぇかっこえぇぇぇぇ!!!!
やっぱサッカー専用スタジアムはかっこいいよなぁぁ!!コンパクトでギュッと詰まってる感じで…
選手の熱が伝わってくるし、サポーターがゴール裏に山なりに見える姿もカッコいい!
いつかカマタマーレもこんな専用スタジアムを建設出来たらええのにな…いや、受け身じゃダメや!作るんや!この手で!!
もし俺が香川県知事になったなら、必ずや成し遂げるマニフェストや!
財源は…「そば税」や!!
県内のうどん以外の麺類に対して200%の税金を上乗せし、「うどん優遇政策」をとるんや!
そうして得た税収で、駅前にどんぶりを模したスタジアムを建設!!
試合前には県内の有名なうどん屋を集めた大うどん博覧会をやるんや!
こけら落としでは来場者全員が楽しめるスタジアム中を流れる「流しうどん」、スタジアム内の蛇口からはうどん出汁飲み放題っ!!
うどんに特化したチーム運営を行う事で、キャスパーユンカーや香川真司の獲得にもつながり、チーム強化っ!!(勝利給としてうどん10玉など)
フフフ…すぐにでも次の選挙の出馬表明を行わなければ…
そんなで、過激派うどん県民の片りんを垣間見せつつ妄想を繰り広げ、
顔なじみのサポーターさん達に挨拶を済ませたら、ちょっとスタグル探索!!
びぃぃやぁぁぁぁぁモツ煮うまぁぁぁぁぁ!!!
勢いあまってノンアルコールビールにも手を出してしまう始末…
そんなで、ちょっと軽食をつまみながらちびっこサッカー大会を眺めていると、
「どうも遠くからごくろうさま~!」
と松本山雅サポのおじさんが声をかけてきてくれる。
なんか、松本山雅のサポーターさんはほんとにウェルカムな雰囲気の人が多くてうれしい。
バスからスタジアムまでも、カマタマのユニフォームと気づくとみんな小さく会釈してくれたり微笑んでくれたり、「ようこそ~!」と声をかけてくれたり、するのだ。
アウェイサポを迎え慣れてるって言うか、サッカーを通した交流が地元に根付いてるって感じだ。
これって、当たり前のようで、なかなかない事だと思う。
昔、ドイツのミュンヘンを旅していた時。
ドルトムントTシャツを着た少年が街を歩いていて、行きかう大人たちに何回も暴言を吐かれているのを見たことがある。
世界的に見ても、アウェイチームのサポーターが堂々と試合観戦できる環境って、実はめちゃくちゃ珍しい事なのかもしれないし、
なんだかんだ言って、アウェイの観戦で相手チームの街に乗り込む時って多少は不安になるものだ。
それを解消してくれるのはこうした現地の人たちとの些細なコミュニケーションであるし、そういう風土が根付いているのが、Jリーグのいいところだなぁとか思う。
ぜひとも、香川を訪れるサポさんにも同じような気持ちで帰ってもらいたいなぁとか、思う。
そんで、声をかけてきたおじさんとそのままちょっと世間話。
「松本山雅はJ3にいちゃだめですよ~さっさと上がってくださいね!」
「讃岐さんもいい若手育ってるみたいだからここから期待ですよ~!」
などと和やかにお話していたんだけれど、一瞬、空気が凍り付いた瞬間があった。
おれがこんなことを言った時だった。
「いやしかし、長野はいいところですね~。」
「(ピキッ!)…いやいや、ここは松本ですよ(苦笑)」
…???
えぇぇぇぇ!!?松本も長野やろっ!?
とおれ達は思ってしまったんだが、おじさんは続けてこう解説する。
「松本と長野は昔、県庁をどっちがやるかで争った仲なの。だから松本の人は長野が嫌いなんだよね!(笑)」
そ、そうだったのか!!
なにやら、松本の人は県外で出身を聞かれても「松本」、と答えるくらいに「長野」に対して嫌悪感を持っているらしい(笑)
長野パルセイロと松本山雅のダービーも一食触発だったと言ってたし、そういう理由があったのね。
おれも県外の人に
「香川出身なの?四国いい所だよね~道後温泉にじゃこ天!かつおのたたきで一杯、〆の徳島ラーメンなんて最高だね~!」
とか言われても全くうれしくないどころか気安くみかんの話を口にするんじゃねぇ釜茹でにされたいのか!!と感じちゃうもんな。
でもなんか歴史を感じていいな。
なんかさっき書いた、気楽にアウェイに行けるのがJリーグの魅力、って話と早速矛盾しているような気もするが(笑)
喧嘩にならない程度の、こういう地域のアイデンティティを大事にする感覚、個人的には好きです。
おもしろい話を聞けたなぁ。
そうこうしているとついに選手入場やっ!!
この日は約3年ぶりの声出し応援解禁の日でもあった!!大きく吸い込んで最初の声を上げる!!
さぁ行くぞカマタマーレ!!勝ってうまいうどん食わせてくれやぁぁぁぁぁ!!!
決戦!松本山雅vsカマタマーレ讃岐 !(やはり山雅は強かった…)
…はい。
負けたよっ!!!0-1!!
惜しいチャンスもあったけれど、それ以上にやはり松本山雅が強かった。前半から何個も決定的チャンス作られてたしな!!
そしてあのサポーターの人数!!声!!一体感!!
山雅サポ半端ないって!あんなんできひんやん普通っ!!!スタジアム揺れてたわ!!ここJ3だぞっ!!?ちょっとはわきまえろよ!??フラッグ何本あるんだよ!!かっこよすぎだろ!!きぃぃぃぃぃぃ!!!!
まぁ試合内容については詳しい人がたくさん解説してくれているので触れないが、(というか飛び跳ね歌うのに必死で試合内容の記憶がない)
まぁ、負けたけれど、心は清らかである。
もちろん数では負けるが我々カマタマーレサポーターも熱い応援で盛り上がれたし、足ががくがく、もう声出ませんってくらいにまで喉を枯らして全力で応援出来て、しんどかったけど気持ちよかった。
選手入場の時に歌う瀬戸の花嫁、いつも胸が高ぶるんだが、3年越しの声出し解禁だった今日は特に感動した。
試合後は選手もサポーターも、座り込んでしまうくらい全力で出し切ってた。
しかしそれでも松本山雅が強かった。ただそれだけの事である。
胸を張って帰ろうじゃないか。
「松本駅の赤ちょうちんが皆様を待っています!今日はごゆっくり勝利の美酒を味わってください!」
「いえぇぇい!!」パチパチパチ…
松本駅に到着した無料シャトルバス。
運転手さんの粋なアナウンスに盛り上がる車内と、吐き出されてはそそくさと立ち去るおれ達。
なんやかんや言って、負けは悔しいのう…
いつかまた、この大アウェイアルウィンで松本山雅に勝って、お通夜みたいに静まり返るシャトルバスの中、
こっそりと歓喜を味わいたいものである…
さよなら松本とJリーグ旅行はやはり楽しい。
そんなところで、さよなら松本!!次の日が仕事の為、急いで東京に帰還や~。
いやぁ松本市、初めて来た街だったが、文化と歴史が詰まった面白い街やった!
ぜひともまた来たい。
試合は負けてしまったが、うまいもん食べて宿で熱く語って、声を枯らして応援して、大満足の旅であった。
地方に根付いたチームが多いJリーグチーム。
アウェイ参戦するたび、知らない土地での新たな発見や面白い経験が出来るからたまらない。
皆さんもぜひ一度、アウェイツーリズムを経験してみてはいかがでしょう!
帰宅中…(現在甲府) pic.twitter.com/ERx7bBDSXO
— ガモウユウキ / ぼっちシンガー世界を周った後。 (@gamoyou) August 27, 2022
その後、ちまちま休憩しつつ、5時間かけて東京に帰還。
松本の夜は、半袖では肌寒いくらいで、やっぱ山の方は涼しいねぇなんて話していたのだが。
世田谷で高速を降りて、深夜の環状八号線。
ふと窓を開けてみると、ちょっと冷えた風が舞い込んできて、エアコンを切った。
アップルミュージックのシャッフルが、分かったように「若者のすべて」なんて流してくる。
“真夏のピークが去った。天気予報氏が言ってた。"
眠りこけた助手席のようちゃん氏を起こさないように、静かに歌ってみたりする。
夏が過ぎて行くなぁ。
旅の終わりはいつも、ふとそんなこと思って、ちょっと切なくなったりするのだ。
そんなところです。
Tweets by gamoyou
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