キモオタブログを書いているのがバレるとこうなると言う話
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みんなでトリックアートとか撮ってキャッキャウフフするために、ウユニ塩湖を目指すことを決めたおれ。
昨日、北部の街コチャバンバからバスで5時間、ここボリビアの首都ラパスまでやって来た。
その時、偶然、リマで宿が一緒だった女子大生バックパッカーのゆいちゃんとまさかの再会を果たし、
ゆいちゃんもこのままウユニ塩湖を目指すということで、一緒に行こうという話になったのだ。
ふっ!ここはひとつ、旅慣れぬか弱き旅ガールに、アフリカやインドを一人で駆け巡ってきたたくましき玄人旅人のおれが、旅のいろはを教えてやらねばなぁ…!!
などとイキっていたのだが。
「ふっ。やはり旅の醍醐味はインドさ。なかなか危険も危なくてデンジャーだが、きっと一度行ってみるといい。何か心に響くものを得られるとおもうよ。ただ1人で旅をするには危険やジンジャーがデンジャラスだが…
「インド、すっごいいいですよね!私も大好きです!」
「えっ!!!ゆいちゃんインドもネパールも行ったん!?ヨーロッパやアフリカは!??」
「行きましたよ!この間まではブラジルにいました!」
「えええぇ!!!一人で!??」
「友達と一緒の時もあるけど、基本的には一人旅です!一人旅がやっぱりいいですよね!」
「ほ、ほう…あぁ、そう…!」
なんか、話を聞けば聞くほど超アクティブ旅人、というかなんかいい意味で変人である…!!一人でモロッコの砂漠でラクダツアーしたり、アイスランドをレンタカーで一周したり、おれが超見たかったブラジルのオリンピックサッカーを思い切りで見に行ったり…
すげぇ行動派!!
そしてゆいちゃんは、おれがやってるブログランキングにも載ってる、いつかやろうはばかやろうというブログを書いてるブロガーでもある。
なんとしても、おれのこの、玄人気取りの自分語りが鼻につくキモオタニートブログの存在だけは彼女にバレてはいけない!!
と焦っていたおれであったが…!!!
「ゆうきさんもブログやってたんですね!!」
「はい!?あの、えっ!?なに、その、えっ!??」
バ、バレターーーーーー!!!!!ひやぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!
おれ氏青ざめる。
「あ、あのブログ、知ってましたよ!!すごい!びっくり!!!」
「あ、そ、そう!へぇ!ゴ、ゴポポポ…」
「えっ!なんか顔色青のりみたいですけど大丈夫ですか!!?」
「へ、あ、たぶん、じ、実家海が近いからっ!!!お、おやすみなさい!!」
さ、最悪だ…!!気さくで真面目な優しいお兄さん系旅人なおれのイメージが…!!!
きっと後でゆいちゃんのブログに登場した時に、
“ブロガーさんに会いました!汚物系ブログでお風呂に3日は入らないことで有名な、ぼっちシンガーのがもさんです!本人は自分のこと気さくで真面目なお兄さんだと思ってるみたいですけど、ブログ通りのキモオタさんでした☆"
とか書かれるに違いない!!!
んでそれを読んだゆいちゃんのお友達とかから、おれのブログに
“もうユイに近づかないでくださいね。"
とかコメント書かれるに違いない!!!!イヤァァァぁぉ母さぁぁぁん!!!!
いったいおれがどんな罵られ方をされているのか!皆さんが気になっているであろう、彼女の世界一周ブログはこちらから。ロリコンニートの読者の皆さんも必見ですよ!!!!
…あら!
誰もいなくなった!!
(やっぱりあいつら全員、ロリコンニートだったんだな…。)
読者の皆さんへの、口には出せない淡い想いなどを青のり舞う潮の香りに織り交ぜつつ、傷心気味におれはギターを背負い、街に繰り出した!!
歌うぞ!!!歌うしかねぇぇぇえぇ!!!
1ヶ月後に日本への飛行機が出発するコロンビアのボゴタ!!そこから逆走になる、南のウユニまで下るおれ!!
ツアーとかでもお金を使うから、マジレスで、今の手持ちのお金だけではボゴタまでたどり着けないだろう。
戦いだ!!日本へ帰るための、戦いなのだ!!!まじで稼がんと!!
大げさに盛り上がる気持ちに急かされ、がんがんと街を突き進む!!うぉぉ歌わせてっ!!
「いいよ~!」
「ありがとうっっ!!!」
まずは人通りの多い、センター街へ流れ込む歩道橋の上。
歩いていた警察官にダメ元で確認すると、意外にも歌っていいよと言ってもらえる!
よし!歌うぞ!!歌うんだ!!!
……………。
…こ、こぇぇ!!
初のボリビアでの路上ライブである。
新しく入った国の、初めての路上ライブほど緊張するものはない。
昨日見たストライキの問題では、別の街では、政府の責任者が怒った民衆に殴り殺されたというニュースも聞いていた。
ここラパスは首絞め強盗が名物とか言われるほど、治安の悪い街でもある!
大丈夫だろうか!?外国人がなんでこんなとこで歌ってんだよ!なんて殴られたりせんか!??
最悪の展開ばかりが脳内を支配して、ギターバッグを置こうとする体が固まっちまう!
指先がプルプル震えて、心臓は飛び出しそうなほど高鳴ってる。
う、うるせぇうるせぇ!!生き抜くんだ!!生きて日本まで帰るんだぁぁぁ!!!
お、おおおおお!!!やばいかっこいい!!
写真が好きなんだという、ゆいちゃんが撮ってくれたのだ!!
なにこの渋い色合い!!アー写みたいで超かっけーーー!!!!おれが次エムステ出るときは、これ紹介VTRで使ってもらおぉぉぁ!!!
…と喜んでいたのもつかの間!
「ここはダメだ!そして君みたいなキモオタがエムステなんて出られるわけ無いよ。どきなさい。」
「えっ!?でもさっきの警察官はいいよって…」
「ダメだ!」
「えっ、でも、自作のデモCDに火がついて、満を持したデビューアルバムが異例の大ヒットで、もしかしたら…」
「あるわけが無い。もう30も近いんだろ?いつまでそんなこと言ってんだ!いい加減目を覚ませ!」
「う、うぐっ…。ぐすん」
二曲やったところで、別の警官に止められる。うぬ、どうやら警官によって判断は違うみたいだけれど、禁止と言われたら仕方ない。
落ち込み気味に肩を落として、すぐさま片付けようとすると、おばちゃんがやってきて、
「ん!」
と、トトロのカンタみたいに、手を差し出して50センターボ入れてくれる。
ボリビア初めてのチップ。たった7円ほどの価値だけど、すごくあったかい気持ちになった。ありがとう。
その後、やれそうな場所を探して歩き回る。
観光地エリアからはなれた、帰宅ラッシュで賑わうビジネス街、その灯りの消えた雑居ビルの前で歌う。
しかし、30分ほどしたところで、婦警さん登場!
「ここはダメよ!ここから一本入った通りなら、出来るわ。」
いそいそと片付けて、指示された通りに行ってみるが、ひっそりと静まり返った路地には犬しか歩いてねぇ…。
夜8時を過ぎてて、人通りもまばらになってきていたので、安全のために今日はもう帰ることにした。
ほんのちょっとしか歌えんかったけど、ケースには10ボリビアーノ入ってた。150円くらいだけど、ボリビアでは、そこそこいい晩飯を食べられるくらいの額。
やれば受け入れてもらえるんだ。
あとは、歌えるスポットを、いかに探すかだなぁ…。
その小銭を握って、帰りしに屋台でカレーうどんみたいなの(たった4ボリ、60円!!)を食って、びやぁぁうまいぃぃ!!と一人で叫んで、宿に帰る。
帰ると、チャリでカナダからアルゼンチンまでを縦断中という超冒険野郎のチャリダー兄さん、ノブさんがリビングでチリングしていた。
ここの宿は日本人に人気の場所で、おれとゆいちゃん以外にも、何人か日本人が泊まっているのだ。
ゆいちゃんは別の友達と日本食屋さんで豪遊してるそうで、ノブさんとあったかいコーヒーを入れて、2人でのんびり話した。
話はお互いの、日本にいた時の生活について。
旅に出る前は自衛隊と、介護職で数年ずつ働いてきたというノブさん。
「へぇぇ、自衛隊とか、すげぇ厳しかったんじゃないですか!?よく何年も続けられますねぇ!」
「体力的にはね!でも、正直おれには、介護の方がその何倍もキツかった。自分が、自分じゃなくなるんだよ。」
そういって、介護職の辛さ、理不尽さ、そしてそんな時の仲間の大切さ、なんかを熱を持って話をしてくれた。
ノブさんは老人介護の現場にいたそうなんだけど、悲しいことだけれど、認知症が重くなると、完全に理性を失って、人間というよりも動物に近くなってしまうんだそう。
点滴が痛ければ勝手に引っこぬくし、トイレで排泄するという理性もなくなるし、気にくわないことがあれば暴力で訴えるようになるらしい。
「でもそういう時でも、やっぱり俺たちは絶対に手は出せないからね。ボコボコに殴られるしかないんだ。親身になって介護してても、毎日、殴られ蹴られしてたら、そりゃものすごい悲しいよね。人間だし、"くそ!この野郎!"なんて、思ってしまう。」
ニュースでたまに、介護士の、患者さんへ対する虐待が取り上げられることがある。
あってはならないことだけれど、その気持ちはよく分かると言う。
「でもそんな時、いつかうちの母親もこうなるのかもしれないって思って、ぐっと我慢するんだ。母ちゃんが、愛のない介護をうけてたら、やっぱりつらいもんね。5年勤めて、旅をどうしてもやりたかったからやめたけど、今思えばすごくいい経験させてもらったよ。」
まぁおれは適当だから5年も続いたんだよねー!なんて茶化していたけど、ノブさん。
なんでも前向きに捉えて、自分の力に変えられる、かっこいい人だなぁと思った。
いろんな困難な状況の中でも、常に全力で考えて、熱を持って生きてる人はやっぱりかっこいいし、深みがある。
旅をしてると、そういう自分を貫いて生きてきてる人にたくさん出会えるから、旅での出会いはやっぱりサイコーだ。
話を聞けてよかったなぁ。
上手く行ったり行かなかったり、そしてその中でいろんな人の出会いに励まされたり、しながら。
旅は続いて行く。
そんなところです。
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コメント一覧
ブログの存在に気づかなくてもがもさんは見た目からしてキモオタにしか見えないですよ!!!
でもゆいさんが撮った写真だと本当にかっこよく見えます!
今度はゆっくりがもさんの演奏が見たいですね!
お疲れ
そうやね。お風呂に入ってない話しとかを
赤裸々に掲載するのは良くないかもね。
ある程度オブラートに包んだ方がいい場合もあるかと。
あと前回のコメントの返事になるが、また僕が東京都に行った時に連絡するわ。
少しあなたに聞きたい事もあるしね。
ちなみに、もし飲みに行くとしても
野球の試合が終わってからやけん22時とかに
なりそうだがそれでもそっちはかまんの?
質問があるんですが、ボリビアからペルーに入国するときにペルーから出国するチケットって必要ですか?
前の記事もだけど、コチャバンバじゃなくて“コパカバーナ”ですね!
コチャバンバは日本人にスルーされがちだけど、個人的には大好きなので。
ガッツリ稼いで是非本当のコチャバンバへ行ってみて下さい!そしてトロトロへ!
うんこさんコメントありがとうございます!
さすがゆいちゃん、被写体を選ぶ目がありますよ、彼女は。いいカメラマンになるぞ!
ぜひ今度はゆっくり聴いていってください!と言うか一緒に歌いましょう!!
タケニクコメントありがとう!
なんやと!お風呂に本当に入ってないのにオブラートに包むなんてことはおれにはできん!そんな隠蔽体質はびこる一般常識のそれこそがこの混沌の現代社会を作ったんとちゃうんか!そんな中でおれは常に自分に正直にありたいんや!お風呂に入ってない事に対して後ろめたさがあるから隠そうとするんちゃうか!?その理念の根本から考える必要があるんとちゃうんか!?まぁとにかく詳しくは、東京来た時に飲みながら!笑
名無しさんコメントありがとうございます!
おれはボリビアからペルーにはいったことはないので詳しくはわからないんですが、スペインから飛行機でペルー入国の際は、スペインの空港で出国チケットを求められましたね…でも、それは多分大陸間のでかい移動だったからで
、陸路ならまずそんなことはないと思いますよ!
momoさんコメントありがとうございます!
ほんまや!!!は、恥ずかしぃぃぃ!!!!
ご指摘有難うございます。コパカバーナです。なんでコチャバンバでて来たんだろうか。よく気づいてくれました。いつかほんとのコチャバンバに行けることを願っています。