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【セルフ前撮り!経費の相場は?】結婚式の前撮りを衣装からカメラマンさんまで自分たちで手配してみた話

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

なんがでっきょんな。ぼっちシンガーです。
20代で路上ライブ世界一周、30代は東京で音楽活動!
好きなことを好きなように鼻息荒く語るだけのブログだよ!

めっちゃ準備が大変…だけれど、思い出に残る!

4月に行われるセルフプロデュース結婚式に向けて準備を進めている我々であるが、

結婚式用の写真を事前に撮る「前撮り」なるものもやることになったのだ。

式場や写真スタジオの前撮りパックでお任せで依頼することもできたのだが、

どうせなら自分たちで好きなようにコーディネイトして自由にやりたい!そのほうが値段も安いんちゃうか…?

などと思って、セルフ前撮りにチャレンジしてみたんだけれど…

この記事では、前撮りのカメラマンさん探しから衣装準備まで、そのすべてを自分たちで手配してやってみた体験記である。

似たようなことを計画されている人たちの参考になればと思い、記事にしてみるのである!

なぜセルフ前撮りを選んだのか?

まず、僕たちがセルフ前撮りを選んだ理由について書いておこう。

最初のきっかけは、曲がったことが大嫌いな妻氏の性格からなのだ…

妻氏が怒ったから

元々はとある写真スタジオの結婚式前撮りパックを利用する予定ではあったのだ。

しかし、契約成立で費用を入金、って段階で、事前説明では聞いてなかった撮影費用4万円が追加でかかることが発覚。

単純に説明が漏れていただけみたいで悪意は無いと思うのだけれど、

「説明のない条件をホイホイ鵜呑みにしてたらナメられるだろうが!」

ちゃぶ台をひっくり返す昭和の頑固おやじな妻氏…!

申し訳なく感じたスタジオからも「必要であればキャンセルもお受けできます」と言っていただき、

今回は丁重にお断りを入れさせてもらったのであった…

あこがれのカメラマンさんに撮ってもらいたかったから

さて、そんなことで前撮りどうするかなーって考えてた時に、SNSの投稿を目にする。

それは、地元香川のカメラマンさんの写真であった。

僕が応援する香川のJリーグチーム「カマタマーレ讃岐」のサポーターの写真や、地元の神社で伝統的に行われている獅子舞や秋祭りやの写真を撮っては個展を開かれている方で、

その写真の、素朴で優しくて地元愛にあふれた雰囲気がすごく素敵で。

会ったこともないけれど、この方に撮ってもらいたいなーって直観で感じたわけである!

前撮りを通して普段関わることのできなかった人と繋がりが出来るのもなんかおもしろいなーなんて思って、ダメもとでDMしてみたんだ。

費用が安く抑えられると思ったから

そしてもう一つの理由が、やはりコスト面。

一般的な前撮りをやってる写真スタジオで依頼したら、衣装レンタルなどすべて込みでだいたい10~20万円くらいが相場

もちろんロケーションの確保から衣装、メイクや小道具まで全部任せられるので楽っちゃ楽だと思うのだが、

これを自分たちで全部セルフでやっちゃえばお金は安く済ませられるんちゃうか??

そんな風に考えたわけである。

で、実際のところどうだったのかというと…

実際セルフ前撮りでかかった費用はこんな感じ

ドレスとスーツの洋装で一か所、その後和装に着替えてもう一か所、

計2か所の撮影でかかった費用はこんな感じ。

  • カメラマンさんへのお礼 50,000円
  • ドレス・スーツ代 30,000円
  • 衣装着付け・メイク代 30,000円
  • 神社への謝礼 10,000円
  • 施設使用料 2,000円
  • 小道具(花束やアクセサリーなど) 5,000円

合計で 130,000円 ほど。

あぁ…言いたいことは分るぜ…!!

セルフ前撮りしたところで、たいして安くはない…!ってことだっ!!

今回我々は洋装のドレスとかはメルカリの安物でそろえ、着物に関しては両親が大昔結婚式で着たやつが残ってて、それを利用した。

これらをちゃんとしたものをレンタルとかしてたらもっと金額はかかってただろう。

なんだかんだで、着物やメイクは自分たちでは出来ないし、施設利用料とか神社へのお礼とか、

あれやこれやとお金はかかってしまうんだよね。


まぁあんまり節約にはならなかったけれど、しかし地元に精通したカメラマンさんにお願いしたからこそ体験できた、自分たちオリジナルの撮影が出来て、一生の思い出になったなぁとも感じている。

セルフ前撮り、大変だったけれどいい思い出になった

地元で活動するカメラマン・ひろさんにDMで依頼を出させてもらったのが2か月前くらい。

全く面識はないけど怪しまれないか?そもそも個人の依頼とか受けてくれる方なのか?

とかいろいろ不安だったけれど、「もちろん大丈夫ですよ!」と快く引き受けてくれた!

撮影は一か所30,000円~受けてくれるらしく、今回は洋装と和装で複数個所での撮影ということで50,000円でお願いすることに。

最初は「地元からフェリーで行く猫島で撮影したい!」とか「讃岐のホームピカラスタジアムで撮影、その後地元の海岸でも撮影したい!」とか、

あれやこれやと希望を語らせてもらってたんだが、日が近くなってきてまさかの事態…!!

ピンポイントで雨やんけ!!!!

前後は快晴なのに、呪われたように撮影日(2/12)だけ雨なのだが!!おれが何したって言うんだ!!

予定していた海岸も島もすべて野外で、僕が東京から香川に帰って撮影する関係でリスケも出来ない。

慌ててひろさんに相談したところ、地元で付き合いのある室内で撮影ができる洋館や市民センターなどにかけあってくれ…

撮影日前日、ギリギリに洋装は旧陸軍の会議室らしい偕行社という洋館、和装は地元の神社を特別に開放していただいて撮影することに決定!

全部、地元に根差した活動を行っているひろさんのコネクションがあったからこそ実現できたものであった。

感謝しかねぇ…!!

当日!早朝の飛行機で妻氏の待つ香川に帰ってきた僕。

まぁ予報では雨っていうてたけれど、温暖で晴れの多い瀬戸内海気候、なんやかんやいうて晴れてたりするんちゃうかな…

とか思ってたら、大雪…!!!

「おまえどんだけ雨男なんや!!昨日まで超晴れてたのに!!」

飛び交う妻氏からの怒号、ひとまず香川の冬の風物詩「しっぽくうどん」であったまったら、

いよいよ撮影スタートやぁぁぁぁ!!!



めっちゃ良い感じぃぃぃぃ!!!!!!!

結果として、大変だったけれど、前撮りを通していろいろな体験が出来て、なんか心に残る一日になった気がした!!

前撮りを通した交流

カメラマンひろさんとカマタマーレや地元の話で盛り上がりながら、楽しく撮影できた!

無理なお願いで結婚式で流す動画の撮影もやってくれて、めちゃくちゃ自由にやらせてもらってありがたかったし、

前撮りパックで業者さんに依頼してたら、いろんな制約でここまで自由にやれなかっただろう。

「またスタジアムでお会いしましょう!」なんて約束したり。

前撮りを通して新たな交流関係が出来たのも面白いな~と思ったのだ!

家族の思い出になった

今回、和装は両親が大昔に着たという着物を40年ぶりに引っ張り出してきて着たんだけれど、

「この着物、捨てようと思ったこともあったけれど…

今日ようちゃんに着てもらう運命やったんやな~!」


などと感極まる母親。サイズも色も妻氏のために作ったみたいにぴったりに合ってたのだ。

大昔にばあちゃんから受け継いだその着物での晴れ姿を(大雨だったが)見せることが出来て、

これは僕たち家族にとって、レンタル着物では体験できなかった特別な思い出になったな~などと実感。

妻氏も香港人ながら、

「私はドレスよりも着物が似合うな…やっぱりわしの前世は江戸っこや。」

などと満足気であった。



地域の伝統に触れることが出来た

ひろさんのつながりで最初に撮影させてもらった善通寺偕行社は明治10年(1877年)に創立された陸軍将校の社交場。

地元の隣街なんだけれど、自衛隊の基地があることは知ってたが、こんなレトロで歴史ある建物が残っているとは全然知らなかった。

そして和装で撮らせてもらった神社でも、普通の撮影では出来ない貴重な体験をさせていただいた。

ひろさんのつながりで普段は入れてもらえない拝殿の中に入れていただき、神主さんのご厚意で結婚式の時に使うという日傘や杯も貸し出していただく。

この神社は仏教が日本に伝わる前に作られた古墳の上に建てられたこの土地の神様を祀る場所であること、

昔はよくこの神社でも結婚式を挙げていて、式の当日は地域のお祭りみたいな雰囲気で盛り上がっていたこと、

地域の獅子舞の伝統はいまも残り受け継がれている文化であること、

そんないろんな話を聞かせてくれた。

なかなか地元で生まれ育っても、こういう話を聞く機会って少ないので、地元への理解が深まるいい体験だったなぁなどと思う。



まとめ

結局、追加料金4万円入れても前撮りサービスを利用するのと変わらんくらいお金はかかったのだが、

家族にとっても僕らにとっても、思い出に残る一日になった気がするので、やってよかったなーと思っている!

前撮りを通して、素敵な写真だけじゃなく「思い出」や「人とのつながり」を残したいなって思う皆さんには、

おすすめです!セルフ前撮り!めっちゃ準備は大変だったけども…



そんなところです。




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