春になると路上ライブしたくなる系シンガーの話


ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅などを経験し、現在は東京で音楽活動中。
旅と音楽、香港人妻氏との日常などを語るブログだよ!
3月某日。
数日前まで季節外れの大寒波で雪まで降ってた関東でも、ようやく春らしい温度になってきたこの頃。
春の訪れとともに芽を出す山菜のように、おれの心の中でもとある欲求が芽生え始めていた。
温かい…手が動く…ろ…ろ…
路上ライブしなきゃ…!!!!
春になると路上ライブしたくなる承認欲求おじさん

外に出ても手をポッケにしまわなくてもよくなるころ。
そんな季節をずっと待っていたのだ。
そう、長い冬を乗り越え、日々の喧騒の雪のしたで埋もれて抑えこまれていた
「誰かに見てもらいたい、ここにいるって知ってもらいたい」
というバンプのオンリーロンリーグローリーに毒されたイタい厨二衝動が、また暴れ出す。
36歳にもなって、そんな承認欲求を自己処理出来ずにもんもんと、
社会のリアルとプライドの泥沼に足を取られれおぼれ行くおじさんにとって、
唯一自分らしくあれる場所、一瞬だけでも自分のことを許せる瞬間。
それこそが路上ライブなのである!!歌うことは許されること!!音楽は宗教!!
街ゆく人々、その雑踏の中一人立ち止まり、ギターバックを置く瞬間。
取り出したギターを肩にかけ、一音目のGコードを鳴らす瞬間。
進行方向の定められた街のルールからはみ出して、圧倒的異物感を感じる瞬間!!
羞恥心と猜疑心がメントス入れたコーラみたいにあふれ出して吐きそうになるのだけれど、
それらを豪快に飲み干してドロップキックして最初の歌詞を歌えば、
もうそこからは何も見えなくなる。
せせら笑うマイルドヤンキーも、怪訝な目のサラリーマンも、何も気にならない。目に入らない。
心がなんだか無敵になる。
日々の重圧も人の目線もくだらない日常も卑しさもいやらしさも、この世の果てまで投げ捨てに行こう。そんな馬鹿気た瞬間が最高に好きだ。
憧れのインディアは遠かったけれど、カータースタイルフラットピッキングとケララ産でキメて
午前四時までならステップバイステップ、踊ってあげるよ!
そして僕の部屋においでよ!!
あふれ出す脳内果汁100%の快楽、そして感じる圧倒的存在感、自分というくだらないブリキのおもちゃの唯一無二の世界。
誰も見てはくれないけれど、それでいいんだ。最高にぶっ飛んで歌ってる。キマってる。
信号待ちしながらこっそりと、片足でステップ取りながらノッってくれてる、あなたのことしか気にならない。
だいたい春一番ライブは声が秒で終わる

そんな自己満足純度1万フィートの有頂天おじさんモードも、だいたい5曲くらい歌うと終わる。
声が終わる。まじで干ばつで急速な砂漠化が心配されているアフリカのマラウイ湖みたいなものだ。わかるだろ?
そう、冬の間ずっと歌えずに友達もいないから仕事以外では誰ともしゃべらずにひたすら引きこもって過ごすものだから、声が出なくなるのだ。
路上ライブシンガーあるある。春一番ライブはだいたい秒で終了する。マラウイ湖。
そんなガタガタカスカスな歌声でもありがたくも聴いててくれる方もいて、投げ銭もいただいた。
それ握りしめて安居酒屋でビール。

あぁ、魂ふりしぼって歌った後の酒はうまい。
ちゃんと生きてて偉いです!って、レムに褒められてる気がする(キモオタ)
ライブ後はごみと遺恨は残さず!いただいたお金はその土地で使って帰る!
これバスカーの常識ね。
あぁいかん。常識などと言う言葉で価値観を押し付け出したら老害だ。気を付けないと。
ただゴミは絶対持ち帰れ若者よ!なんなら周辺のポイ捨て吸い殻とかも拾って帰れよ!
公共の場所で”歌わせていただいている”という意識こそが、規制と出る杭を打ちたがる日本社会の中で路上ライブ文化を残していくためには、絶対不可欠なのである。
とりあえず楽しいすがすがしい一日だった。デトックスってやつだ。
音楽は意識高い系が良くやる24時間断食で毒素出す的なヤツであるし、簡単に言えば嘔吐であり排泄だ。
キタねぇな「今日はゲロ吐いたよ~☆彡」なんてベラベラ得意げに語ってんじゃねぇぞこのスカトロファッキンビッチが!
そんな怒りも葛藤も全部含めて、生きてるってだけで満足した一日なのであった(酔ってる)。
そんなところです。
Tweets by gamoyou
●Youtubeで楽曲作品公開中。チャンネル登録お願いします!そ、そこをなんとかっ!
●ブログ村でランキングに参加中!今3万位くらい!下のリンクをクリックして、底辺に沈むぼっちシンガーをせせら笑いに行こう!

にほんブログ村
●Youtubeで楽曲作品公開中。チャンネル登録お願いします!そ、そこをなんとかっ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません