香港人彼女とバトルになった結婚に対する考え方の違い5選の話。【国際結婚は難しい】
ネイホウ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
香港人彼女”ようちゃん”と一緒に暮らすよ!
それは、おれ氏が香港人彼女・ようちゃん氏と付き合い始めてもうすぐ4年が経とうとしていた、2021年の年末ごろの事である。
家事はすべて彼氏担当、稼ぎは彼女の方が良く半ヒモ生活、彼女による家庭内暴力など、
女尊男卑な香港の文化をおれ氏持ち前のドМスキルで喜びに昇華させ、
順調な同棲生活を続けていた我々。
そろそろ結婚かしら…ポッ
なんて考えていると、猫のもふもふ動画を見ていたようちゃん氏から、思い立ったように提案が。
「結婚するなら来年だな。2022年2月2日なら、猫の日で覚えやすいし・・・
嫌ならお前はここで捨てるけど、どうする?」
「は、はい!そうしまうす・・・」
そんなで、なんのロマンティックも感動もなく、結婚することになったおれ達なのだが…
もくじ
国際結婚は難しい。
このブログでも再三紹介しているように、国際恋愛は出身国による価値観の違いに驚かされる事が多い。
例えば、家での食事。
屋台の持ち帰りの総菜などで手軽に食事することが多い香港人にとって、日本みたいに夕飯を家族そろって「いただきます」して熱いうちに食べる、なんて文化はない。
なので召使い(おれ)が夕飯を作っても、『今吉沢亮見てるからあとで』とか言ってすぐ食べようとせず、
『せっかく作ったのに何よ!冷めちゃうじゃない!そんなこと言うならもう食べなくて構いませんっ!』
とおれ氏ヒステリック!!!
彼女「ったく…これだから男ってめんどくせぇ~」
みたいなバトルがたびたび勃発する。(だいたい彼女による暴力で武力解決)
そんな価値観が違いすぎる二人が結婚するとなるとどうなるのか。
そう、価値観が合わなさ過ぎて大戦争が勃発する!!
日本人同士でさえ、結婚ともなるとお互いの意見のすり合わせに苦労するというのに、バックグラウンドが全く違う二人であればなおさらである。
この記事では、結婚にあたって将来を考えた時に食い違った二人の意見のなかで、
香港人と日本人の国際結婚特有だな~と思ったものを5つほど、紹介していきたいと思う!
香港人彼女と日本人彼氏、結婚でかみ合わないところ5選。
香港人彼女との結婚を考えているドМ豚諸君はぜひともチェックしてくれたまえ。
ではまず始めは!
田舎に住みたい香港人彼女、絶対嫌な日本人彼氏。
まずこれ!香港人彼女はやけに日本の田舎に憧れがち!
ご存じの通り、香港は世界屈指の経済都市国家である。
ビルの密集した忙しない大都会で育ってきた彼女にとって、日本の田舎の自然あふれるスローライフは夢のような暮らしに映るみたいで、彼女も将来はそんな暮らしをしたいと話す。
一方のおれ氏は周辺を田んぼに囲まれた、最寄り駅まで徒歩2時間という集落で育ったド田舎出身者。
田舎独特の「男は何歳までに結婚して家建てて家庭構えて…」みたいな封建的な価値観や、ご近所からの目を常に気にしないといけない堅苦しい田舎の現実を身に染みて理解しているので、
ある程度の街中に住む方が気楽に便利に過ごせていいな~という考え方である。
お互いが、生まれた環境と反対の生き方を目指しているというのも、興味深い点である。
家を持ちたい香港人彼女、絶対嫌な日本人彼氏。
これも大都市出身者であるがゆえのコンプレックスなのか、
香港人彼女は一軒家に憧れがち!!
香港の地価は世界的に見てもめちゃくちゃ高く、 特に金融エリアは銀座やニューヨークの五番街を抑えて世界一高価な通りとされている。
そのため香港のアパートの家賃は恐ろしく高い。6畳一間で月20万円とかする。
そんな香港人にとって、一軒家で暮らすなんてのは夢のまた夢。
だから結婚したら庭付き一戸建てで車買って車庫立てて、家庭菜園でミニトマト育てる、みたいな生活に心底憧れているのだ。
しかし、これまた日本の田舎出身者にとっては当たり前の生活。
そして、思った以上に維持費もかかるし、ローン返済のため働き続けないといけないし、 何より一生その土地に住み続けなければならない閉塞感など、
一軒家を買ったことで苦しめられる親の姿を見て育ってきたので、おれは絶対、賃貸派なのだ。
貯金したい日本人彼氏、絶対嫌な香港人彼女。
日本人は貯金好き、なんてよく言われるが、確かに国際恋愛をするとお互いの金銭感覚の違いを感じる事が多い。
香港人彼女の口癖は
『金ならある!私の好きにさせろ!』
であり、ブランド物の服やバックなどの「モノ」には全くお金はかけない反面、
旅行や外食、レジャーなど「コト消費」に対してしっかりお金を使う傾向がある。
例えば回転すしでも、節約気味に100円皿しか取らないおれに対し、
ようちゃんは「明日死ぬかもしれないんだ!金なんてまた稼げばいいんだよ!」と豪快に200円の大トロばかり食べる。
香港は女性の社会進出が進んでおり、結婚してもお互い経済的に自立した生活を送る夫婦が多い。
なので、例え夫婦といえど、「自分のお金だ!好きに使わせろ!」という意識が強いように感じる。
また、ビジネスの街香港で育った彼女にとって、お金は貯めるものではなくうまく使って増やすもののようで、
これだけ消費傾向に差があるにもかかわらず、彼女の銀行の預金額はおれの3倍である事は恥ずかしいので内緒である。
まぁ、外食も旅行も会計はいつも別で、男がおごるなどと言う文化は微塵もない我々の関係性なので、
その使い方にとやかく言う事は出来ない。
結婚しても財布は別で管理することにして、お互いの金銭感覚には干渉しない事とした。
子供が欲しい日本人彼氏、絶対嫌な香港人彼女。
日本なら、普通逆やん?
女性が「はやく子供!みんなどんどん生まれてて焦る!」って急かして、男は「子供が出来たら自由が無くなる…」とあまり乗り気じゃない、みたいな。
20代後半の女子会に聴き耳たててたら、大体そんな愚痴が聞こえてきそうやん?
香港人彼女の場合、まったく逆なんです。
おれが『結婚したら子供は2人かしら…ぽっ』とか言ったら、
『子供が出来たら何もできなくなるじゃねぇか!お前に経済力があるならまだしも、低所得キモオタヒモのくせに!貯金額が私の3分の1しかない事を、ブログ内で公言してやろうか!?このクズ!』
『そ、それだけはやめてください!!止めて!!カメラさん止めて!!』
『第一誰がおなか痛めて生むと思ってんだ!!子供欲しいなら子宮移植してやるから、ち(ピー)よこせ!!おらっ引き抜くぞ!!(ブチィィィ!!)』
『ぎゃぁぁxっぁxぁ!!!!!ひ、ひぃぃぃぃん!!!』
みたいな会話になる。
そう、ようちゃんは断固、子供はいらない!派なのだ。
まぁ歳を取ってくると考えも変わってくるのかもしれないのでのんびり待っているが、
日本人女性がよく言う『20代で結婚して30までには子供を…』みたいな感覚は、香港人には全くないように感じる。
イギリス文化を継承し、女性の社会進出がアジアトップレベルの香港では、女性も会社でキャリアを積んでいく考えが一般的。
そんな彼女たちにとって、『結婚して家に入る』や『子供が出来たら子育て中心』なんて考えは皆無。
なので香港では、子どもが出来てもメイドさんなどを雇って無理なく子育てし、夫婦お互いのキャリアを大切にする。
そう、もし生みたいのであれば、今の生活を守っていけるだけの(メイドさんを雇えるくらいの)お金が必要、という考え方が根底にあるようだ。
くっ…こうなったらおれがワンオペ育児をするしかないか…!!(専業主夫になりたい)
この男女平等な部分は日本とマジで考え方が違いすぎてていつも戸惑うけれど、
香港人女性特有の、男性に頼る事のない完全に自立した生き方こそ、おれが彼女を好きなところの一つでもある。
家族を大切にする香港人彼女、薄情な日本人彼氏。
最後はこれである。
香港人は本当に家族を大切にする。
特に親やおじいちゃんおばあちゃんを心底大切に扱うのが国民性である。
おれが彼女に連れられて香港に遊びに行った時も、おばあちゃんの誕生日ということで親戚一同が集まってのパーティが行われていた。
他にも彼女は、旅行に行くといつもお母さんへのプレゼントを買ったり、毎週電話をかけたりしている。
一方のおれはというと、親への連絡は月に一回のみ、
『元気なんな?』というLINEに対し『うn』と返すだけという、現代日本を代表する冷めきった核家族の申し子である。
親への情の薄さがオカモト製(0.03mm)、親戚付き合いなんて一度もしたことが無いようなおれの行動、言動が、香港人彼女の逆鱗に触れる事がしばしばある。
例えば結婚の挨拶にしても、おれは自分の親に『今度結婚することにした。』とLINE一行でちゃちゃっと報告したのだが、それを見た彼女は
『そんな大事なことをこんな薄っぺらく報告するなんてこのクズが!!!』
と蹴り上げられ、すぐさま長文の結婚の挨拶に書き換えられたりした。
また、おれは『子供が幸せなら親は勝手に幸せだ』という大義名分のもと、親孝行などほとんどしてこなかった。
一方の彼女は、彼女が子供が要らない理由の一つに『子どもに使うお金を、お母さんに恩返しするために使いたい。』という思いがあるほど、親の幸せを一心に考えている。
彼女曰く、
『もし私がお前みたいな子供を持ってしまったら、私悲しくて自●するわ。』
だそうだ。ゴミを見るような目でいつも蔑まれている。
結婚は家族と家族の付き合いである。
このあたりの、親に対する意識の違いも、国際結婚をするうえで重要になってきそうだ…。
まとめ
以上!香港人彼女とモメた結婚時の価値観の違いのお話でした!
まぁ、こう書いてみると国際結婚はマイナス面ばかりが目立つが、裏返すとそこが彼女の良いところでもあるのだ。
経済的に自立しているところ、周りに流されないところ、家族を大切に扱うところ…
すべて、おれにない良さである。逆に言うと、彼女はなぜこうも無いものづくしのおれを選んだのだろうか?
まぁ、違う価値観を持っているからこそ、補い合えるという事だ。
基本的に香港人彼女は『女は度胸!男は黙って付いてこい!』みたいな、昭和の男みたいなところがあるので、
ヒモ男子日本代表らしく、家事をこなして、彼女を支えていけたらと思うよ!!(プライドゼロ)
そんなところです。
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