【ダメ人間さに爆共感!】クズな歌詞の邦楽ロック曲10選の話。
ボンジョルノ。ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
好きな音楽について鼻息荒く語っては女子にウザがられるよ!
愛しきクズどもの音楽!!
そう、もともと音楽家ってのはクズが多いよね。
例えばモーツァルトは『俺の尻を舐めろ』という衝撃的な曲を作るほどの極度の変態だったと言われているし、
ベートーベンは片付けが出来ないどころか、小便やツバまで部屋にまき散らすほどの極度のめんどくさがり屋だったと言われている。
最近だと川谷絵音がふしだらな女性関係で問題になった。
世に認められるような才能あるアーティストは、生まれる前に神様に
『ちっす。おれ、音楽しかやる気ないんで。』
と頼んで生まれてくるのだろう。
基本能力のステータスを才能に全振りして生まれてきたがために、社会性や倫理観とかがゼロなんだ。
しかしそのクズさ加減がまた、人とは違った魅力に映るわけであり、
逆に歯に布着せぬ物言いで歌われる、その人間の欲にあふれる深層心理に、超絶共感を覚えたりする。
今回はそんな『クズな人間性が垣間見える歌詞』の曲を、おれの好きな邦楽ロックから10曲選んでみたよ!!
共感してしまった君は今日からクズヒモニートの仲間入りだっ!!!!
もくじ
mendo931 / My hair is Bad
『女の子の日?先に言え!』と、デートに使ったホテル代や食事代を悔やむ歌。あぁ…最初からなんてクズな歌なんだ…!マイヘアのVo.椎木知仁の書く歌詞ってホントクズすぎて好き。『だれでもいい』とか言って星を見に誘っちゃうし、彼女に養ってもらって家でやる事もなく彼女の匂いで一人果てちゃうし。そういうの隠さずに叫んで感情揺さぶられるのも、ロックの不思議なところなんだろうな。(決して行為自体を肯定するわけでは無いが!)
23歳の夏休み / 神聖かまってちゃん
情緒あふれるピアノと疾走感あるリズムに乗せて歌われるのは23歳のニートな夏の思い出!
『夏が来たなんて言ってもどこにも行かない。予定がないからね!』
と今日も元気に自宅警備員を送る日々は、ボーカル”の子”の実体験。社会性皆無の情けないクズニートの歌、しかしなんでか泣けてきちゃう俺って一体…
バンドマン / SHISHAMO
バンドマンに恋しちゃった女の子が沼にハマっていく物語。
私だけは彼の取り巻きの女たちとは違うの!と歌うけれど、結局マイヘアの曲でめんどくせぇ!って吐き捨てられてんだよ!気づいて!パパとママに借金するのだけはやめて!おじさん不安だよ…でもその、危ういほどの恋心こそが、青春なのかもしれない、妙にきらめきのある名曲。
蜂蜜と風呂場 / クリープハイプ
『蜂蜜みたいな味がするなんて嘘ついてくれた。』
不思議な曲なんですよ。なんだかね、心が汚れたやつにはなんだかいやらしいフレーズに聞こえるらしいんですよ。変態をあぶりだす魔法の楽曲。彼氏が風俗行ってんじゃないかと疑っている女の子、これを彼氏に聞かせて感想聞いてみて。『エロい曲だね。』とか言ったらそいつはクロだ。『月額定額制の風俗行ってんじゃねぇぞこの尾崎世界観!!』と罵倒してやろう。
『蜂蜜と風呂場』は公式で出てなかったんだけれど、この『HE IS MINE』も相当ゲスな歌。信じられるかい?ライブで、何千人ものファンたちと一緒に、『今度会ったらセッ〇スしよう!!』って叫ぶんだぜ?風紀委員長が黙っておらんよ?最高かよ?
40 / THE ピーズ
『おら存在がもやし並み以下!』
と陽気に歌いながら赤羽で昼から酒飲んでぶっ倒れるアラフォーおじさんたちの公式応援歌(?)!!ピーズの曲はワンカップ片手に聴け!って感じの荒廃的な曲が多いんだけれど、その威風堂々としたクズっぷりの隙間からちらり覗く、かっこよく生きる事への憧れ、みたいな感情がすごくじわる。全ホームレス予備軍へ捧ぐ希望の歌だ。
あと10秒で / Art school
もしもあと10秒で世界が終わるなら、憧れのあの子に触る!!
というもう性欲と青春を何の建前もなくド直球で叫ぶ曲。まぁそうだよね。あと10秒ですべて終わるならおれもそうするわ。10秒で異世界転生って出来るのかな…?(レム押しキモオタの思想)
チンギスハーンとヘップバーン / The SALOVERS
『君がバカで単純だったら、見え透いた嘘でもっと付け込めるのに!』
と思い通りにならない高嶺の花との恋を、ゲスすぎる願望で歌う物語。サラバーズの恋愛ソングはこじらせた恋愛感情の爆撃機みたいな、大胆さとひねくれ具合がたまらん。
灰色の街を臨む / よしむらひらく
毛布から出ないで、グダグダ夜を待つだけの物語。『冬は寒い。風邪が怖い』といって時計を外し、引きこもる主人公の生活能力の無さに深いため息と妙な仲間意識を覚えてしまうっ!!!どこまでも自分を許してしまう弱り切った心を、優しく撫でてくれるような、だめ人間製造機みたいな曲。引きこもりは聴くな!
CRシュレディンガーの猫 / セプテンバーミー
『全回転を見てみたい 10万円を突っ込んで』
親の仕送りも全部溶かしてパチンコ、スロットに酔狂する歌。聴いていると、不思議な気持ちになる。罪悪感に苛まれながらもどんどん深みにはまっていく展開に、きっと次は当たるんじゃないかって『ギャンブルでの成功』で主人公に救われてほしいって思えてくるのだ。パチ屋のBGMで爆音で流したれ!!
空をなくす / syrup16g
荒み切った心を歌った歌。『塾から帰るガキのでかい態度に殺意すら覚え』とか、人間的に危ないこと言ったりするけど、なんとなく言いたいことは分かる気がするのが怖いところなんだよね。『もっと上へ。だって。上なんて何もないけど。』と、Vo五十嵐隆らしいひねくれ切った無味乾燥な精神状態が心地よささえ感じさせる。ちなみに題名はソラナックスという精神安定剤からきている。
これまた公式MVはなかったので、ついに人間じゃなくなっちゃった曲、『ex.人間』を。どうでもいいけど、五十嵐って2ちゃん開設者のひろゆきに似てるよな。どうでもいいけど。
まとめ
以上!クズな歌詞の邦楽ロックバンド曲を集めてみたよ!!
日本だとこれでも、音楽に倫理観を求める傾向が強い気がする。
日本人にとって、音楽とは芸術的側面より『みんなで楽しむもの』という認識が強いのが影響しているのかも。
だから、みんなが楽しめないアナーキーな表現は、
場の空気を重視する日本文化にそぐわないのかもしれないな。
海外だとギャング上がりのラッパーが女の尻と金の事ばかり歌って成功をつかんだり、
『朝顔(禁止薬物の隠語)のキマり具合はどうだい?』なんて歌詞でバンドが売れたりする。(Oasisとかな)
クズ人間そのままを包み隠さず歌う事で、そこにその人の人間性やリアルなストーリーが生まれるから、
ひきつけられるのかもしれない。
しかし、『なら洋楽聴いてろや』って話だが、それでも僕は母国語で歌われるロックが好きなのだ。
逆に、この同調圧力の半端ない日本社会で、それでも生まれてくる『空気ぶち壊し』系バンドを愛してやまない。
今後もそんなバンドがひっそり、しかし確かに光り輝けるように、このブログでもどんどんいいバンドがあれば紹介していきたいなと思う。
そんなところです。
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