【その切なさに吐血しろ！】おれ的！夏の終わりに見るべき青春アニメ3選の話。

2021年8月27日2021年8月31日

ぼっちシンガー

やっはろー！ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
旅と音楽について語るフリをして、ただアニメの事ばかり話すキモオタブログを運営中！

あぁ。終わる・・・！！

夏がっ！！夏が終わっちまう！！！

ひまわり、太陽、網戸越しのカゲロウ、

海、田舎道、君の揺れるワンピースの裾…

うぎゃぁぁぁ！！！

心の中を彩る、切ない夏の思い出が一気に

フラッシュバックしていくよおぉぉおぉ！！

なんだかノスタルジーに浸っちゃう夏アニメ。

▲全おれ氏大注目のこの夏のアニメ『白い砂のアクアトープ』

『キモオタ萌え豚にもそんな夏の思い出があるんだな。』

とこの記事を読んで思ったそこの君！

安心したまえ。全部妄想だ。

夏ってのはな！

浮かれた陽キャ達に呪いを飛ばすため毎朝江の島の定点カメラをチェックしては、

クーラーのきいた部屋で夏のラブコメアニメを見て失われた青春に心を焦がし！

せつなさとノスタルジーに吐血する！

そういう神聖な季節なんだよ！！

万が一にも、太陽の下友人たちとバーベキューで盛り上がっては、

夜には浜辺で花火して気になる子と線香花火で愛の告白みたいな、

そんな悪魔的イベントがあってはならんのだよ！

くっ…そんなイベント現実のどこに存在してるっていうんだ！！二次元じゃあるまいし！

そう、おれたちにとって、夏の思い出とはアニメである！！

アニメの世界こそ、おれ達が追い求めるべき夏の幻想！！

もう夏も終わりを迎えようとしている本日は、そんな夏色ノスタルジストなおれ氏が、

『センチメンタルに吐血しちゃう夏の終わりに見るべきアニメ！』

を3つほど、紹介していきたいと思います！！！

夏を忘れられないおまえら！集えーーー！！！！

あの夏で待ってる

あきません。

もうタイトルだけでおれの心わしづかみされちゃう。蝉の鳴き声が響き、切なさの風鈴が揺れちゃう。

ひょんなことから我が家に居候することになった、歳上の女の先輩と一緒に過ごす夏休み。

ストーリーを簡単に書くとこんな感じ。

いいよね。この、キモオタが妄想で10万回はイメトレしてどんぶりで軽く50杯はご飯おかわりしたような、

思い描く理想の夏を忠実に映像化してくれるあたり。

え？そんな妄想したことないって！？

そんな未熟者は帰れ！！サチモスでも聴いてステイチューンしてろ！

とにかく、彼女にはとある秘密があって、夏の終わりとともに遠くに行ってしまう。

夏とともに、幻のように消えていく先輩との思い出…

夏しか会えないのぉぉぉ！！！！！

と思わず泣き叫んで嗚咽する、夏ポテトみたいなアニメがこれだ！！

全陰湿キモオタが夢見る、ひと夏だけの淡い思い出がここにある！！

真っ青な空、入道雲、ポツポツと降り出す夕立などなど、

2012年のアニメなんだけれど、心をくすぐる夏の描写も素晴らしい！！

そして個人的にお気に入りなのがエンディングの『ビードロ模様』って曲。

夏の夜に見上げる夜空の、透明な宇宙まで行けそうなあの感覚を、思い出させてくれるんだよな。

え？ちょっと何言ってるかわからんって？

見ればわかる！！！

とりあえずおれは、カンナに幸せになってほしいだけなんやっ！！！！

（ショートカットの幼馴染キャラは大体好きになる系キモオタ）

AIR（エアー）

思春期にCLANNADで人生悟ったおじさん世代なら、決まってるよね。

夏と言ったら、Airだよね。

海沿いの小さな港町、ひとりぼっちのおれ、そこに現れた海鳥のように凛と立つ少女…

うぎゃぁぁぁ！！！！おれもこんな夏を見つけたい！！

そう思ったキモオタニート達が大挙して人形劇しながら日本全国旅しては、

少年たちにバカにされて炎天下の下倒れて少女との出会いを待つも警察に事情聴取される事件が後を経たなかった、あの問題作である。嘘

そして、オープニングソングの『鳥の詩』は国家。

アメリカ人の心の音楽がカントリーで、イギリス人がビートルズなら、

日本人オタクたちの心の故郷、そこで流れる音楽は鳥の詩、なんやで。

『そう暑く語られても…』

っていう気持ちも、分かる。分かるで。

現代の作画に慣れた若者達にとって、この昔の『THE 美少女アニメ！』な絵柄が受け付けないのは、分かるんやで。

しかしな、そんなのどうでも良くなるから。

とりあえず二期のsummer編まで見てほしい。

美少女ラブコメかとおもったら、そんな展開になる！！？？

って驚きの展開、そしてこの謎の懐かしさの感覚は、やっぱアニメでしか表現できなかったんだと思う。

切なすぎる展開にマジでハマる。

やっぱ京アニさんパネェすってなる。

そして、3期でただただ号泣。

最終話を見終えて、放心状態でコンビニに出かけた帰り道。

炎天下、午後3時、突き抜ける青空をぼーっと眺めては

『飛べない翼に、意味はあるんでしょうか？』

などと自分に浸りつぶやくキモオタの抜け殻が散らばるのも、夏の終わりの風物詩というものである。（実体験）

凪のあすから

本当に二期まで見て欲しい作品オブザイヤー！！！

海と陸、それぞれで人々が暮らす不思議な風習が残る世界を描いており、

三輪スクーターや古ぼけた看板、不思議なフォントの文字が、別の時間軸に迷い込んだようで、

どっか遠い昔に自分も過ごしたことがあるような、不思議なノスタルジーを感じさせる。

とにかくこの謎の懐かしさ薫る夏の小さな港町の描写に、

夏のキモオタ達は心を燃やさずにはいられない…！！！

ストーリーとしては、エナという海の中でも呼吸ができる特殊な皮膚を持った主人公達（海村の住人）が

陸の学校に通う事が決まり、

そこで出会った陸の人々との摩擦や恋愛、家族愛などが描かれている。

しかし、ただの青春恋愛物語にみせかけて、人種差別問題や封建社会に縛られる若者像など、

いろんな視点からアプローチされていて、まじでただかわいいだけのアニメじゃないのだ！

そして少年・少女たちの駆け抜けた夏は過ぎ去り、

2期には大人になった彼女たちと、大人になれなかった彼らの、新しい夏が始まり…

うぎゃぁぁぁぁ！！！

ほとばしる、お盆の実家の集まりでの『ちょっと見ないうちにみんな大きくなったねぇ！』感！！

全国の『親戚のキモいおじさんたち』必見！！

以上！

いやぁ、夏アニメと言うと他にもいっぱいあるけれど、

今回は夏の終わりを意識してセレクトしてみました。

まぁ、でも王道だけど『あの花』もいいよね。あと劇場版いれるならサマーウォーズは外せないし秒速5センチメートルの『コスモナウト』なんて夏の切なさの高濃度抽出ドラッグみたいなエピソードだし他にも時代をさかのぼればジブリも…（以下3時間鼻息荒く語る）

とにかく、もうすぐ8月が終わっちゃうので、見てない人はここに紹介した作品を一気見して、

夏の終わりにラストスパートをかけよう！！

ちなみに、AIRや凪あすは2期以上、総視聴時間10時間近くの大作！

諸君には寝る間を惜しんで最後の夏のオタ活に励んでいただきたいと思うよ！！

そんなところです。