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【邦ロック】おれ氏が選ぶ、2024年絶対来るから早くライブ行って古参ぶりたいバンド3選の話

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
20代で路上ライブ世界一周、30代は東京で働きつつ音楽活動!
旅と音楽、サッカーなど、好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ!

「"売れる前から知ってたよ" 知ったかぶりを着こなして」

少年時代のおれが音楽にハマるきっかけをくれたユニット、「19(ジューク)」の歌詞にこんなフレーズがある。

口だけは達者で自分をいかに良く見せるかだけに必死になって、その実、自分自身は何者なの?

って痛快な皮肉が込められた歌詞に、心底陶酔したのを覚えている。

売れる前から知ってたよ、なんて古参ぶるなんてクソだせぇよな。

おれはそんな見せかけだけのくだらない大人になってたまるか。


そんな反骨精神を胸に秘めながら、もんもん混沌とした中学時代編に突入していったおれ少年。

あれから20年。

きっとどこかで、この欲望に正直に、忠実に向き合えるようになったのだろう。

おれはより素直な、まっさらな気持ちで、こう思えるようになっただ。

このバンド…今年絶対来るから、ライブ行って古参ぶりてぇぇぇぇーーー!!!!

「売れる前から知ってたよ」って言いてぇぇぇーーーー!!!!!!


24年絶対来るから古参ぶりたいバンド3選の話(もう来てるとか言うな)

だって気持ちいーじゃんっ!!!

邦楽ロック好きの若者に

「へぇ、andymori好きなの?おれもandymoriはマジで青春なんだよ。”ファンファーレと熱狂”で爆発的ヒットする直前に、Artschoolの前座で高松に来てた時に初めて見てさ。いやぁ衝撃だったよね。」

「え?マイヘアのチケットが獲れない?今もうそんなになってるのか~wwwあの頃はよく新潟から来てたな~。岡山の小さな箱に。あのころはお客さんもスカスカで、でもあの夜歌った”夏が過ぎてく”は心えぐられたよね。あの頃からやっぱ持ってたよ。」


とか言って、

「え!!ぼっちさんは伝説を目撃してきたんすね!!すげぇぇぇぇぇ!!!」

とか言われんの、普段は誰からも尊敬も頼りにもされない底辺中年30代にとって何物にも代えがたい至福の瞬間なんだよっ!!!!

な、なんだよ!!大自然の厳しさを伝えるドキュメンタリー番組で老いが原因で群れからはぶられてライオンの餌食になってしまうシマウマ見るみたいな目でこっちみんなよ!!!動物奇想天外ちゃうぞこっちはよぉ!!?動物奇想天外って何って!!?おま、みのもんたがやってただろうがよ平成からやり直せやっ!!!!

はぁ…!!はぁ…!!

そんなで、必死に取り繕いながらも

「で?あんた自身は何者なんだよ?」

などと若者に心の底で思われているとも知らずに勝手に気持ちよくなる系邦ロックファン俺氏は、

ティーンが選ぶこんな大人にはなりたくない(老害部門)で見事金賞を受賞しながら意気揚々と、

『24年絶対来るから早くライブ行って古参ぶりたいバンド』

を3選、発表していくのであったっ!!

なに?もうすでに人気沸騰!?このバンドはすでにみんな知ってる!??

う、うるせぇ!!こっからさらに伸びるんだよ!!

日本の音楽シーンを塗り替えるような、そんな革命じみた可能性を感じるバンドたちなんだよ!!うぉぉぉ早くライブ行かなきゃ!!!

それでは紹介していこーーーーーーーッ!!!!!

ルサンチマン

え…なんこのバンド…

かっこよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!

初めてこの「荻窪」って曲を聴いたとき、もうそれしか出てこんかった!まじ度肝抜かれた!!

この圧倒的瞬発力、初期衝動がぐるぐる渦巻いて吐き出しても吐き出してもまだ吐ききれない底なしの劣等感と焦燥感、

どろっどろの真っ黒な心の闇をスッポットライトに照らしてさらけ出すときのあの一瞬、あの一瞬のきらめき!!

そういうの全部詰め込んだ「青春」なんだよ!!

このバンドは、そんな刹那を歌ってる!!今見に行かなきゃって、なんか焦らされる!!

いや、なんというか初期andymoriやtetoみたいな、初期衝動がオーバードーズして明日すぐにでも燃え尽きて消えてしまいそうな”危うさ”をはらんだボーカルがめっちゃ好きなんだけれど、

彼を裏で支える楽器隊が、とにかくくっそ上手くて安定してるのが、絶妙にお互いを支えあってて最高なんだよな。

ナンバガみたいな切り裂くサディスティックなギターに、

ゴリッゴリのダウンピッキングで殴り掛かってくるベース、

そして一人、なんか2010年代のインストポストパンクみたいなリズムぶっこんでくるドラム…

なんなんだよ!!!これこそバンドって感じで最高じゃねーか!!!!!

当たり前に奇跡みたいな掛け合いしやがって!!泣けてくるじゃねーかっ!!!

しかも君たち、つい最近20歳になったばっかってまじすか!??

ところどころ2010年代のUKプロジェクトな雰囲気漂わせてるから、勝手に同年代かと思ってたぜ!!??この達観した楽器技術、どう考えても年齢詐称だろこら!!

あぁぁ~もう絶対今年どこかでライブ行こ。

なんか、そういう風にビビビッと突き刺さってくる、マジで注目のバンドなのです。


Aoni

圧倒的我が道を行く感…!!

しぶい!!激渋!!

これまたちょっと最先端の音楽シーンからは少しずれた、オルタナティブでドストレートなロックバンドが現れてしまった…!!この、飾り気のないシンプルなロックがまじでかっこええんや!!

複雑に難解に無表情に多様性にみんな仲良くおかしな方向へ向かっていく宇宙船地球号のなかで、

「うっす。おれ、行先こっちなんで。」

っていって一人、流行と同調性のショート動画を抜け出しては愚直に好きな歌うたってる。

その名も、Aoni(アオニ)!!!永遠の青二才、永遠の青春のさなかのような、そんなバンド!!

結成は2016年と割と長い間活動してるものの、去年初めてのフルアルバムが発売されたのよ。

そのアルバムが、まためちゃくちゃいい!!

こうなんというか、十代、たばことカビ臭い匂いが染みついた、埃立つスタジオの空気を肺いっぱいに吸い込んで、

心臓バクつかせてはしゃいで聴いてた先輩のバンドのお気に入りの曲みたいな、なんかそういう身近なかっこよさがあるんだよな。

マーシャルの残響が、家帰ってシャワー浴びても、布団に入って目を閉じる時までも、いつまでも残り続けているような…!!

特に7曲目「glider」が好き。

滑空してかいくぐってはゆっくりと”脱社会”していく自分の様を、

ほほに触れる風を感じるほどの疾走感ある曲でグライダーに例えて表現しているんだけれど(おれはそう受け取っている)、

その羽は頼りなさげでフラフラで、低空飛行で墜落寸前で、そんな危うさをせせら笑うかのように空は快晴で、

なんかそんな皮肉な世界をイメージを連想させる!

もうなんか仕事も恋愛もどうでもよくなって逃げだしたくなってどうしようもなくなって駆け込んだライブハウスで、

鳴らされてるのは、こういうきらびやかさの欠片もない、埃っぽい具っ直なロックであってほしいのだ。


Laura day romance

あかん…ローラデイロマンス聴くと、胸がトゥンク…してしまうんやっ!!!

いや、今度Zepでツアーファイナルやるくらいだし、「完全にすでに来てる」バンドではあるんだけれど、

まぁとにかく最近ハマっているのだ!!

このけだるそうなボーカルに、映画の美しいワンシーンで流れてきそうな、軽やかで優しいギター、

偶然立ち寄ったライブカフェで、置いてある小さなドラムセットを何気なしに知らないお兄さんがたたき出したら、その音がめちゃくちゃ良いみたいな、素朴で優しいしっとりしたドラム!!

なんかこう、彼女らの音楽は、

寒い冬の喫茶店であったかい紅茶と一緒に食べる優しいお味のバウムクーヘンみたいな、心が満たされる愛らしい音楽なんだよ…!!!

何言ってんのか意味わからんって??

んなもんうまく言語化できてたら今頃おれはとっくにブログ収入だけででFIREしてモルディブリゾートでノマド生活してんだろうが!!

月収1000円の底辺ブロガーには到底表現できない魅力があるから、ローラは素晴らしいんだろうが!!!(激怒)

とりあえず聴け!!感じろ!!その胸の奥に注ぎ込まれていくロマンスを感じろっ!!!

ギターのひとなんでこんなに坂本なんだよ!!!

いかにもSGにファズかましてゆらゆら帝国で考え中しそうな風貌なのに、なんでこんなに愛らしい音出すんだよ!!

んで、ローラはまた歌詞がええんやまじで。

休日の昼下がり、公園で読みふける小説のフレーズみたいな、ドキリとさせる表現が多くて、歌詞カードに蛍光ペンでも引いてみたくなる。文学を感じるのだ音楽から!!

”あなたの名前の付く全てに頷ける
こんなに残酷なまま永遠を信じれると
世界は私に言わせるのだ。”


トゥンク…//

痛いくらい、そしてイタいくらい大好きな気持ちを、こんなにも美しく表現できるなんて…

あぁ、愛しい。ローラのすべてが愛しい…。

なんかね、恋しちゃうんすよ、このバンドに。

なんか、わがままなんだけれど、このバンドはあんまり大きなライブハウスでは見たくないのよ。

休日の昼間からやってるライブバーとか、野外音楽堂とか、青空キャンプフェスとか、

なんかそういうところで聴きたい。多分気持ちよさ過ぎて完全にダメになっちゃうと思う。

そんな中毒者を今後も日本全国で大量発生させそうな、アブナイ魅力を持ったバンド。

それがローラデイロマンスなんやッ!!


以上!!

おれが勝手に押して古参ぶりたいバンド3選でした!!

みんな、社会人になっても30、40になっても、無理していけよ、ライブハウス!!

日ごろの鬱憤や閉塞感やわだかまりも全部投げ捨てて、こぶし上げて頭振る、そんな時間が我々人類には必ず必要なのですよ。

おれもこのあいだ、The2のラストライブ見に久々ライブハウス行ったけど、マジクソ楽しかったからさ。

コロナ渦以降、ちょっとライブから離れてたところあったんだけれど、やっぱあの青春が表現がその人の生きざまのすべてが渦巻いてるあのステージ、最高だったなって思った。ライブハウスはやっぱ楽しいって。

今年中にこの3バンドは絶対ライブ行きたい!

ぼっち参戦だろうと、仕事終わりむくんだ顔と疲れた心だろうと、この胸の高鳴りはいつだって求めてるのさロックンロールをッ!!!!



そんなところです。




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