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クスコで路上といろいろしみじみ考える話

2019年8月1日

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今日の旅の一曲!the pillowsの “funny bunny"!
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マチュピチュ観光を終えて無事クスコの街まで戻ってきたおれ。

前に泊まっていた見晴らしのいい高台の上に立つ安宿に戻ってきて、一晩明けて今日!

マチュピチュに一緒に行った台湾人のショーンとファンチと待ち合わせして、最後に三人で出かけた!

クスコの街外れにある、屋内マーケットで、フライとご飯、スープのセットで5ソル、約150円!!ほんまに、ヨーロッパでの毎日パンとサラミかオイルサーディンか、だけの生活からしたら、夢のようなうまさ!!

カフェ(ただの屋台やけど)にも立ち寄って、アルパカのミルクで作ったカフェラテ、2.5ソル、75円!

今日の夜、おれはバスで南の町、プーノに向かうことになってる。

最後に、飽きるまでこれまでの旅の話や、自国での暮らしのこと、これからのことなんか話した。

「台湾じゃ、2人みたいに長期で旅をしてる人の考え方ってマジョリティ?マイノリティ?」

「うーん、最近は若者は変わってきてるけれど、それでも多くの人は、たくさんサラリーをもらえる仕事をして、いい暮らしをするっていうのを夢みてるよ。たとえそれで時間を失ってでも。」

「そうなんだ。日本も同じさ。どっちの文化がいいかはわからないけれど、でもやりたいと思ったなら、絶対やるべきだよな、旅でもなんでも。」

「うん。俺たちもそう思ってる。でも、台湾は最近発展した国だから、古い世代の人たちには、世界を旅するっていうアイディアがまずない。だから、社会に理解してもらうのは大変さ。アジアにはオールダーパーソンが絶対、な文化があるから。」

「うん、日本も、年上の人と、そうじゃない人とで言葉遣いを分けるよ。」

「こんな事があったよ。アルゼンチン人の、50歳くらいの旅人と仲良くなったんだ。一緒にご飯食べてて、でもかなり年上だからさ、少し丁寧に、彼のことを(セニョール!)って呼んだんだ。英語で言う、ミスター、みたいな感じ。すると、彼がなんでか悲しそうな顔になって。こういった。(俺たちは友達だろ?なんで"セニョール"なんだ。なんで"アミーゴ"と読んでくれないのだ?)って。慌てて謝ったけど、アジアの常識はアジアの中でしか通用しないんだなって感じる事ができて、ちょっと、嬉しかった。」

あてのない会話をふわふわと、コーヒーを片手にする。

人種も宗教も国籍もなくなって、一つになればって、ジョンレノンは歌ったけれど。

おれはそうは思わない。

旅をしよう。

その中で見えてくる自分自身や、信じられない感覚で普通に暮らす遠い国の人たちや、そのそれぞれを認め合い、知ろう。

それだけでいいのだ。

一つになったって、人は新たなアイデンティティを探して、新たなボーダーを作るだけだ。

この国に生まれてよかったという自尊心と、地球の裏側で見たこともないスタイルで暮らす人たちの生活を、美しいなと感じる心とが、それとなくイコールであればいい。

そんな理想を語り合える友達に出会えて、ほんとよかった。

「ゆーき!この帽子、いるか??」

「え、なんで?」

別れ際、ショーンが、彼がいつもかぶってたあったかい色の帽子を手渡してくれる。

「おれ、これから日差しの弱い低地に行くから、もう使わないんだ。よかったら貰ってくれよ、フェアフェルのプレゼントだ!」

「いいの!!??嬉しい!ありがとう!」

日差しがほんとに強くて、ちょうど帽子が欲しいなぁと思ってたところだったのだ、かぶってみると、おれの頭がでかすぎるのでうまくはまらんが、赤い布の刺繍がかわいらしくて、一瞬でお気に入りになった!

「じゃあ、またな!」

「あぁ、いい旅を!!」

がっちり握手して、必ずまた、日本か、台湾か、世界のどこかで会おうって話して別れる。

また会いたいなぁと思う人が、世界中にできていく。

いくらお金があっても、ゴージャスなツアーに参加できても、こんな素敵な経験はできなかった。

彼らとマチュピチュに行けてよかった。

ありがとう!台湾か日本か、はたまたどこかでまた会おう!!

彼らと別れて、バスが出るまでの時間で路上に立った。

市内中心の、人通りの多い広場周辺はギチギチに警備されてて、物売り1人でも侵入したらすぐにつまみ出されるような雰囲気。

限られたスペースにももの乞いがずらり並んでて、邪魔はできない。

仕方なく、街中心から外れた、車通りの多い騒がしい通りでギターを置いてみた。

酸素が薄くて、飛び跳ねるようにタンバリンを刻むとすぐに息が上がる。

でも、リマでも全然歌えてなかったから、歌える、表現できる、それだけでなんだかとても幸せに感じた。

一時間ぐらい歌って、結果はしかし、7ソル、200円…。

うぐ!!ありがとう!昼飯代浮いた!!

暗くなったクスコのバスステーションで、10時発プーノ行きのバスを待った。

タバコを吸いに、待合室の外に出ると、子供たちが硬そうなゴムのボールを蹴ってサッカーをしてた。

バスステーションの裏にはレンガ造りの粗末なアパートが立ち並んでて、多分その住宅街の子供たちなんかな。

世界的な有名観光地、滅びしインカ帝国の街、クスコ。

おれたちからしたら非日常な、旅路の果ての様なこの土地にも、ここが日常の全てで生きている人たちがいるんだなぁとか、

当たり前の事なんだけれど、そんな事を思う。

明日の朝には、チチカカ湖湖畔の街、プーノに到着だ!

そんなところです。

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Posted by gamoyuki