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ポルトの夕陽と若者のすべての話

2019年8月1日

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今日の旅の一曲!Thee michelle gun elephant の “世界の終わり”!
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ポルト4日目!!!!

今日も路上に出た!

昨日歌ってすごく気持ちよかった船着場で、さんさんと照りつける太陽の下、昼間から歌った!

周りに商店やらないから、気を使わなくていいし、海の香りがなんだか心を開放的にしてくれる。本当にここは歌ってて気持ちのいい場所だった!

いつも、おれは上手くいかない時は、やけに気負っていたり、上手くやろうとし過ぎている時で。

不思議と、海をバックに潮風を浴びながら、カモメの鳴き声なんか聞いて、ふぅと深呼吸をして、ジャランとコードを鳴らせば。

心が海に包まれるように、リラックスして、心の底からまっすぐに、等身大で歌えるのだ。

そんな時はすごく気持ちがいい。

ウィードやアルコールでも経験できないような深い深い、しかしとても美しい気持ちになる。

そんな気分で表現できる時は、不思議とみんな聴いてくれる。

向かいのカフェの、外のソファに座ってたおねぇさん。丸いサングラスのスマしがおだったのに、ニコリと笑ってわざわざコインを入れに来てくれた。

ペルーから来たって男の子は、是非ペルーにも来てよ!って、ペルーのお金を入れてくれる。

ブラジリアンの女の子は、おれのすぐ隣に座って、のんびり聴きながら海を眺めて、背筋を伸ばしてメディテーションしてる。

なんだか、いつまでも歌ってたい気分。

1時間ほど歌って、休憩で、ちょっと街歩き。

ポルトの街、ボロっちいんやけど、それがまたいい味出してて、生活感があって、ほんと素敵。





小さな路地を息を切らして登って、ふと振り返れば、家々の隙間から真っ青な海が見える。
その風景にアクセントをつけるように、誇らしげに掲げられたポルトガル国旗。みんな、この町が、この国が大好きなんだろうな。


メインストリートでは、アフリカ発祥の手で弾く鉄琴みたいな楽器を操る若者。

彼もアメリカから、世界をこの楽器で旅してるらしい。

不思議な音色が響いて、街を彩る。

素敵な雰囲気に、結構日本人っぽい旅行者たちもおっきなカメラで撮影しまくってたんだけれど、みんなあんまりチップを入れていかない。

写真くらいいいやん!と思うかもしれんけれど、彼らも見世物みたいにパシャパシャやられるだけで、お金が入らなかったらいい気はしない。

おれも街で歌ってて、同じようにパシャパシャやられる事がある。

おれはバスカーであると同時に日本人でもあるから、チップ文化のない日本人のそういう感覚も理解できるし、シャイな日本人がそうやって興味を持ってくれたってだけで、嬉しさはある。

けれど、これが現地の地元バスカーだったら、そんな感覚はまったく理解できないだろうし、面倒だろうなぁ、なんて感じる。

値札のない価値に、お金を払うというのは、日本に住んでいたら理解しがたい事かもしれないけれど、写真を撮るくらい素敵な音楽・雰囲気だな、と感じたなら、1ユーロでいいのでその価値に対価を払おう。

それがバスキングの根付く国の、美しい文化だと思うから。

バスカー仲間に、日本人は写真撮るだけでリスペクトしてくれない!なんて言われると、おれは悲しいしね。

そのあと、オシャレなショップで、ばあちゃん達に出す絵葉書を買った。


おやすみプンプンじゃねぇか!!!!

夕方、まだまだ強い西日の中、2本目!!

2時間ほど歌って、終了!

今日のチップは56ユーロ、約7000円!

ポルトガルで初めて50ユーロ超えた!嬉しい!

逆光で全然撮れてないとも知らずキメ顔で滑稽に自撮りを終え…

ギターをしまった頃には午後8時。強烈な西日がゆっくりと、優しいオレンジ色に変わろうとしていて、対岸の建物をなめらかな色に染め上げる。

歌ってたすぐ近くに、遊覧船が発着する小さな港があって、夜のクルーズディナーを嗜むために上品なドレスのセレブリティ達がおしとやかな話をしながら列を作って船を待ってて。

その隣で、おれみたいな汚い服着た旅人系の若者たちが数人、コンクリの防波堤に尻をついて、足を広げている。

地べたに寝転がった彼女を膝にのせて、ぷかぷかタバコを吸うヒッピー系のにいちゃんや、一人イヤホンで音楽を聴きながら小さくリズムを刻むにいちゃん、ヨガみたいに姿勢良くあぐらをかいたネイチャリスト系のおねぇさん。

みんなそれぞれ、なにか物憂げな表情で、なめらかな色に変わっていく太陽を見つめてる。

みんな別々に来てる人達で、一緒に輪になって歌うわけでも話をするわけでもないんだけれど。

どこかこの、若者たちだけに通じ合う寂寞とロマンと、ほんの少しの焦燥感みたいなのを感じて、なんかわからんが強烈な仲間意識を感じる。

みんなそれぞれに遠い旅路の果てに、しかしそれぞれが吸い寄せられるように、ここに偶然集まったような気がして。

汚い若者のその隣で談笑するセレブリティたちとの対比が、よりそれを際立せておれに感じさせているのかもしれない。

おれも彼らの隣に腰を下ろした。

防波堤のコンクリはまだ昼間の熱を失ってなくて、ついた手を温めた。

往生際の悪い、ふてぶてしくていつまでも大人になりきれない、俺たち若者のような半端な暖かさ。

太陽が、ゆっくりと、まったりと、向こう岸の山の方へと吸い込まれていく。

ちらっと横を見ると、みんなの横顔がキラキラとオレンジに輝いてて、ネイチャリストのおねぇさんのブラウンの巻き毛が風になびいてて、綺麗だった。

ナイトクルーズの夜景も、豪華なディナーも、きっとこんな美しい瞬間には勝てやしないだろう。

タバコを一本くわえて、おれもイヤホンを耳にした。

優しいリズムのピアノの音が鳴る。

フジファブリックの”若者の全て”という曲。

“真夏のピークが去った。天気予報士がテレビで言ってた。

それでも未だに街は落ち着かないような気がしてる。

夕方5時のチャイムが今日はなんだか胸に響いて、

運命なんて便利なものでぼんやり、させて。”

なんか思い出した。

日本を離れる前に、地元の仲間達で山口の角島にタイムカプセルを埋めに行ったんだ。

25歳にもなって、バカみたいにはしゃいで。

みんなで夕暮れを見つめて、カンカンの箱に入れたタイムカプセルを、「10年後にまたここで集まるぞ!」なんて臭いこと言って、島の端の丘に埋めた。

帰り道になんか、変に心がアンバランスになってどうしようもなくなって、車のスピーカーで爆音でこの曲を流して、みんなで歌ったんだ。

中二病も甚だしいけど、なんか、とてつもなく青春だった。

10年後も、こんな風に、何にも気取らず、しょーもない下ネタで笑いあえてたらいいなぁ、なんて思った。

早く大人にならなくちゃって焦りと、こんな景色に心乱される弱いままの若さを、しかしなんか忘れたくないって思う気持ちと。

27歳になっても、未だにその二つのシーソーの上で揺れてるだけの、クズ人間だけど。

最後の花火が終わっても、おれはまた、来年も会えるかな?なんて思っちゃうくすぐったさが、胸を支配して、いけない。

なんだか美しい時間にも出会えて、素敵な滞在になった。

ポルト、大好きな街になったなぁ。

明日には、移動だ。

そんなところです。

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