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【エン・ゲディ/イスラエル】おやじと股間となすびとトマトの話

2020年2月20日

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今日の旅の一曲!セノオカズナリの “メイビーライヤー”!
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終了

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パレスチナ滞在二日目!

昨日、数日前にイスラエル軍に爆破されたというビルを見て、一見平和そうに見えるこのエリアにも未だ民族対立が絶えないことを感じたおれ。

パレスチナという国、イスラエルという国、その二つについて深く知りたいと飛び込んでみたパレスチナはラマラ。

朝からホステルで重い話を聞いた。

ここのホステルは無料の朝食が付いている!

いつも通りパンに挟んだクリームチーズちゃんを美少女に擬人化する妄想などしながら、1人愉快に朝食を取っていた時のこと。

「隣、いいかい?」

「お、おうふ!ど、どうぞぉぉ!」

なんか全盛期のデイビッドベッカムみたいなイケメンに突然声をかけられ、いつものようにオドロオドロするおれ。

まて!朝は英語脳になってないんだ!美少女のことしか考えられないんだ!ちょっと待って!!

ガシャンガシャン!!!

と、急いで脳みそを対人対話型に変えるおれ。

ちくしょう!!こんな一糸まとわぬデリケートな脳内のタイムゾーンにわざわざおれの隣に座るなんて、彼はきっと静観でスポーティな雰囲気のこのアジアンを、中田英寿か宮本恒靖かと勘違いしたんだろう。

人懐こく話しかけてくる。

「やぁ、スポーツ要素ゼロな挙動不審のキモオタくん。どこから来たんだい?パレスチナは何日いるの?」

「うひっ!うひひ、ジャパンですほほ!」

んで、おれが

「一週間エルサレムにいて、パレスチナには昨日入ったよ!」

と伝えると、

「そうか、ならパレスチナには1週間くらいいるんだね。」

と言った。

??と思った。

思ったけど、「君はどこから来たの?」と尋ねて、謎は解けた。

なにやら彼は見た目には完全にヨーロピアンではあるが、パレスチナ人らしい。

そうか、パレスチナ人からしたら、エルサレムはパレスチナのものなのだ。

うーん、ほんとに日本人の感覚からしたら、アラブ人っていうと彫りが深くて髭もじゃワイルドな雰囲気があるけど、実際金髪に青い目のパレスチナ人もいるし、逆にゴリゴリのアラビアンな顔付きのユダヤ人もいる。

ただただ住むエリアと、信仰する宗教が違うだけで、あんなにいがみ合っているのであって、顔付きは香川県民と愛媛県民を見分けろっていうくらい変わらん。

ちょっとみかん臭いか、歯にうどん挟まってるかぐらいのもんだ。

ここラマラの大学に通っているというエリートな雰囲気の彼。

英語もとても流暢で、せっかくなんでいろいろパレスチナの現状について聞きたいと思った。

けどあれこれ聞くのは、デリケートな問題だけに、失礼かなぁとかも考えた。

だって、おれが例えばアパートのお隣さんと騒音問題でもめてて、それを三軒隣のやつが野次馬根性まるだしで嬉々と聞いてきたら、いややもんな・・

でも、彼の方から話し始めた。

「街のエクスチェンジャーの爆発跡は見たかい?」

「あぁ!見たよ!昨日おじいちゃんが紹介してくれたんだ!」

「ひどいもんさ。イスラエル軍はいつもああやって俺たちをいじめるんだ。この前の、パレスチナ人が撃たれた事件は知ってる?」

「あー、なんかニュースで見たような。戦闘があったの?」

「1カ月か前だけど、ヘブロンって街で不審な動きをするパレスチナ人の男がいたんだ。イスラエル軍の兵士が彼を制止するために彼の両足にガンを撃った。彼は倒れこんだ。そこまでは仕方がない。テロの可能性があったからね。兵士に他のチョイスは無かった。」

「ん?それ以上に何かあったの?」

「その後、倒れこんだ抵抗のできないパレスチナ人に、兵士は一発づつ銃弾を撃ち込んでいった!両腕、背中…まるでゲームみたいにね!そして最後に彼の頭を打ち抜き、殺したんだ!」

ほんまかいなと、顔をしかめるしか無かった・・

まるで遠い昔の戦争映画のような話だ。

「それじゃただの殺人じゃないか…」

「そのとおり!だけれど、彼らにとって俺たちパレスチナ人の命はとてもとても軽い。きっと裁判でも、正当防衛で許されるんじゃないか?」

本当かどうかはわからない。けれどパレスチナ人がイスラエル兵に撃たれ殺されたというニュースはなんども聞いたことがある。

「撃ち殺した男を兵士たちは担いで、遺体を持って行ってしまった。おれは無神論者だから、イスラム教もユダヤ教も公平な目で見ようとしてるんだけど、調べれば調べるほど、ユダヤ教は狂ってるよ。ユダヤ教のバイブルにはこう書いてある。”他宗教の人間の血でパンを作れ”ってね。おれたちはやつらが、パンを作るために死体を持って行ったんだと推測してる!”他宗教の女をレイプしろ!”とも書いてあるんだぜ?…」

そんなばかな。と思う。

パレスチナ人側からの意見だけでイスラエルが悪い!ユダヤ教が悪だ!だなんて言うのは危険だし、愚かだ。

仮に解釈の振れの端を取って、バイブルにそう書いていたとしても、現代にそんな考えで生きている人なんて絶対にいない。

しかしかれの怒りは収まらないという感じだった。

「おれ自身、大学の寮をイスラエル軍に襲撃された経験がある。急に立ち退きを命ぜられたんだ!その時、おれの飼ってたネコを、イスラエル兵は撃ち殺したんだ!おれの大切なネコを…」

そう語った彼。

一番大きな理由の一つな気がした。

彼の中に渦巻く怒りもイスラエルに対する嫌悪感も、全ては彼の経験から成り立っているんだよな。。

おれは一端を見て全てを決めつけるような書き方や伝え方はしたくない。

第一おれはただの傍観者であり、つべこべ言う資格もない。

でも、リアルを見て、その状況下で生きている彼には、そんな思想を持つのも、仕方ないものなのかな…と思わされるバックグラウンドがあって、その思考は仕方ないのかな…と思わされる。

権利がある、と言うとなんか変だけど。

とても悲しい気持ちになった。

そんなこと言うなよ!イスラエル人でもいいやつたくさんいるぜ?仲良くしなよ!

なんて、言えたもんじゃなかった。

こんなこと書いて何になるって話だけれど、書かずにはいられなかった。

そんなで、朝っぱらから少し重い空気になりながらも、おれは予定通りバスに乗った!

目指すは死海!

そう、あの、塩分濃度が高すぎて体がぷかぷか浮きまくる海である!

まぁ常日頃から学校や職場でも浮きまくりのおれからしたら、わざわざ死海まで行って浮く必要もないんだが、

「死海の塩パックでスキンケア☆すべすべになったかな?」

と上目遣いの写真を載せて

「きゃ!ゆうたんもともとちょおお肌キレイじゃん!Love!」

とか言われようと考え、死海バカンスへと出かけるのである!

いくぜおらぁぁ!!!

そんなで、真面目な話題の後の不謹慎なバカンス気分に「サータアンダギーみたいな肌で何言ってんだくずが!ひっこんでろ!」と荒れるコメント欄をよそに、バスは荒野をかけて行った。

走ること約1時間、砂漠のオアシス、ジャリコという街に到着!

ここは世界最古の都市として古代遺跡が点在しており、またじゃがりこの一大生産地としても有名なまち。

しかしあんまり遺跡には興味は無いうえに、じゃがりこがどうこうの話も未来のおれのウソだと確信したおれは、ここを素通りして砂漠ど真ん中のバス停で乗り換えのバスを待つ。

暑い…

ひたすらに伸びる砂漠の一本道。このエリアはパレスチナなんだが、何やらこの道路はイスラエルが所有しているのか?ヘブライ語の看板が目立つ。

通りかかる車もイスラエル人が多い気がする。わからんけど。


砂漠をいく高級車。

そして灼熱のバス停で待つこと2時間!!ついに死海方面へ南下するバスをキャッチし、飛び乗った!

10分も走ると、砂漠の世界が一気に開けて、巨大な湖が見えてくる!

うむ、波もないし、対岸のヨルダンも見える。見た目には海には程遠い存在だけれど、塩を多く含んでいるため一応定義上は海らしい。

美しい死海沿いの高速道を1時間も南下すれば、パレスチナとイスラエルとのボーダーに差し掛かる。


えっ!もうボーダーまで抜けちゃうの!?という感じだが、パレスチナは非常に小さい国で、サイズ的には愛媛県と同じくらいらしい。

…あぁ、愛媛と同じなんて言っても、他県の人からしたらマイナーすぎて分かんないですよね!wwwすみません、あれです、香川の3倍くらいですwww

と、香川県民の日課である愛媛の悪口をこれでもかと書いて、「香川ちっさ!」「ってか香川ってどこ?四国って何?」と非難され自爆していると、おれはボーダーを超えた!

あら、イスラエル側からパレスチナに入る際も特にチェックはなかったけれど、パレスチナ側からイスラエルに出るのも、何も無く素通りで入れた。

案外この辺は適当なのね。

んで、イスラエルに入ってすぐのバスストップで、バスを降りる!

背中側には切り立った岩肌、1キロほど先に見える死海の周りにはゴツゴツした荒野が広がるだけ。

まじ何もない場所。

人も誰一人歩いていない…




えっ!!?ほんまにここなのか!??

おれは一体、なんでこんな秘境のバス停に降りたのか!

…あれはエルサレムで路上ライブしている時であった!

ハングドラム奏者のおねぇさんに、

「死海沿いにあなたがきっと好きになる場所があるわよ!」

と、オススメされた場所があった。

ヒッピーの隠れ家みたいな死海沿いのビーチらしくて、場所の名前なんかはわからないらしいんだが、

とにかく死海沿いの、パレスチナとの国境すぐのバス停で降りたなら、きっと見つけられるはず、と言われていた。

おれヒッピーじゃないけど、そういうコミュニティは面白そう!そしておねぇさんかわいい!好き!と思っていたおれ。

その場所を探してみることにしていたのだ。

午後5時、すでに切り立った山肌に太陽は隠れそうになっていて、砂漠の乾いた風が少し冷たく吹き付けた。

椰子の木が生えた畑みたいなとこを海の方向に突き進んでいく!

うぉ!!!なんだこりゃあぶね!!


そこにはドラゴンでも住んでいそうな、デカい穴が地中深くまで掘られていた。

おれのカメラワークが下手くそなので写真じゃモグラの穴ぐらいにしか見えんが、実際直径2、3メートルある!

なんだこりゃ?まるで氷河を進む探検でよく出てくる、危険なクレパスみたいだ。

そうだ!と、試しに石を投げてみたが、石が底に落ちる音は聞こえず、「ちなみちゃーーん!!」と呼びかけてみるもこだまが帰ってくることも、「ゆうきくん愛してるよ!」と声がする事もなかった。

ぶ、不気味だ!!!

もしかしたら、これからこの穴を利用して産業廃棄物なんか国が捨て始めて、何十年か後、その収益で潤ったこの場所に大きな都市ができてて、ある日突然ビルの屋上でタバコ吸ってたら、コツーンと石が落ちてきて、なんや?と思ったら「ちなみちゃーーん!!」って声が空から聞こえてきて…

ってやつじゃ!!!??

あわあわあわ!!!

と穴の前でバブルマンになっていると、突然!

「ハロー!」

ひ、ひゃぁぁ!!

めっちゃビクンとした!あたりには誰もいないと思ってたんだが、オヤジがすぐ後ろの小道を歩いて過ぎていく。

通りすがりに声をかけられたみたい!

「ハ、ハロー」

と返したんだが…

ん?

おやじの股間…

たわわに実ったナスと二つのプチトマトが…

おっさん、全裸だ…

長くなったので続く。

そんなところです。

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