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【エルサレム】タダで路上ライブやらせてもらって歌って稼ぐとかなんなん?という話

2020年2月20日

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今日の旅の一曲!フジファブリックの “陽炎”!
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エルサレム3日目!

今日は朝から雨だ!

ちくしょう!!雨だとなんもできねぇ!!
こうなったら仕方ない、今日は部屋でごろごろ積み木遊びでも・・

とか今までだと考えていただろうが、今のおれは毎日の生活費をその日に稼ぐ、究極の綱渡り生活中である!

明日もこの快適な宿に泊まるためにも、雨が降ろうが風が吹こうが、それで女子のスカートがめくれようが、歌わなければならない!ずっとスカートを見入っている暇はないのだ!歌って生きていかねばならぬのだ!

そしておれは、二時間ほど目を凝らして通りを眺めたが、50年前はマリリンモンローや新垣結衣だったのであろうおばあちゃん達しか通らなかったので、諦めて歩き出す!

歌うぞ!歌ってやるんだ!!!

しかし、雨は激しさを増すばかり。

なんなん、こんな降るもんなん?

一昨日も降ってたしな。

イスラエルというと、中東の砂漠地帯に位置する国である。

イメージ的には、雨なんて半年に一回くらいしか降らんで、神様に雨乞いをするために毎年村の美しい娘が生贄にされる風習なんか残ってて、それを村の人たちとの対話で平和的に解決し、事実上少女を救ったおれは少女の父親に感謝され、結婚を申し出されるも、

「私は旅の人。私の命はこの砂丘のように風に吹かれて形を変え、いつかは海へたださらりと、消えていくだけなのさ。では、そろそろ西の国へと歩き出す時間だ。また会おう。」

とラクダの皮のジャケットをはおい颯爽と荒野を歩きだすおれの後ろ姿を見つめながら、

「旅の人・・そっちは東です・・」

とほろり涙を流す娘…

みたいなイベントが発生するんちゃうんかー!!!!オラァァラクダもってこいラクダをおおお!!!!!

と意気込んでいたが。

なんなんだ?今梅雨なのか?

それとも、あれか!?イスラエル軍が雨を呼ぶ粉、ダンスパウダーを空に打ち上げて・・

それが原因となって、反動でパレスチナで大規模な干ばつが起きたりするんじゃないのか!?

大変だ!王の横暴を止めないと!!!!

と、いつまでも抜けない中2病、いや小6病の妄想疾患を繰り返しながら、おれはショップ街がならぶストリートに転がり込んだ!

….

え?ショップ街がならぶストリートって表現はおかしくない?

みたいな話は後だ!!

とにかく歌わねば!と、雨がやんだ瞬間を見計らってギターをおく!!

しかし!!!!

3曲歌ったぐらいで、また降り出した・・

雨に濡れるととたんに白けた音に変わってしまうギター君をかばって、すぐさま片付け、逃げ込んだアンティークものの店の軒先!

しかしすぐに店のおばちゃんがピリピリした雰囲気で話しかけてくる。

「ここはわたしの店の敷地よ?あなたが立ってたら商品が見えないじゃないの!それとも何か買ってくれるのかしら?」

と嫌味付いてくる。

すいません!と言って出て行く。

ええやんちょっと雨宿りするぐらい!

とか心の中で怒ってみせるけど、内心、地元の人に冷たくされると、やっぱり僕ちゃん落ち込んじゃう・・

そのあと、降りしきる雨を屋根付きのコンクリ倉庫の前で体育すわりで過ごしたおれ。

む、なんか雨がやんで薄明かりが差してきたぞ!!??

おれは歩いた!おばちゃんに冷たくされたので、なんとなく感覚的にさっきのストリートに戻りたくは無かった!

きっと他にも歌える場所がたくさんあるはず・・とトラム沿いをひたすら北上すること30ポリゴン、お!なんか地元民達の集う商店街的な、マーケットに出た!



野菜や、どくどくしい色の量り売りのクッキーやようわからんスパイス、デカイ魚を売る魚屋も。





雨がやんだからなのか?かなり沢山の人が買い物に来てて、ごった返している。

いつも思うけど、大体どこでも外国では、商店の集まったこういうマーケットってすごく賑わってるんだけれど、なんで日本の商店街って流行らないんだろうか?

外国の地元マーケットって、大手ショッピングモールや大型スーパーには出来ない事、例えばなんでも量り売りで好きな量だけ買える、とか、一種一種、特化した店がある(例えばスパイスならスパイスだけの店!漬物なら漬物だけの店!でもそのジャンルならなんでも揃う!みたいな)とか、そういう区別化がされてる気がするな。

あと照明も大切だな。

日本の商店街は全体的に明るくて、店舗ごとの境目もきっちり別れてて、買い物はしやすいんやけど、ダンジョン感が無いし洒落てないんよな。

おれが商店街のオーナーなら、通路一面、2メートルくらいの高さでテント張って、真っ暗にして各商店の間接照明だけにしよう。

通路も、中央にテーブル並べてアクセサリー屋なんか置かせて、二車線に分ける。

んで半一方通行みたいにして、一度入ったらなかなか出られない、超動きづらくて買い物しずらいんやけど、何があるかな!?ってワクワクさせられる、探究心をくすぶられるマーケットにする!

んで、入り口で地元ワインの試飲コーナーなんか設けて、中はアロマも炊いて、いい気分でそんな雰囲気を楽しんでもらって、バンバン買ってもらうと。

うむ。

大成功するか、ドミノ倒し起きて商店街の基準に違反してるとかなって訴訟起こされるか、どっちかやな。

日本はほんとに、いい意味でも悪い意味でも全てが合理的で、全てシステム化したがる傾向があると思う。

うーん、やから日本人には、行けばなんでも揃って、それを素早く探せるショッピングモールみたいなのが一番受けるんやろうなぁ。

まぁそんなこと偉そうに考えていても何にもならないので、歌うぞ!!!

人の流れを見て、マーケットの出口に当たる通路の交差点にギターを置いてみた!

中学生くらいの女の子三人組がずーーーーっと、ほんまずーーーーっと見てくれてて、はにかみながらムービーなんか撮ってはしゃいでくれる。

困った子猫ちゃん達だ、といつになく上機嫌に歌ってたが、あとで話すと、彼女らはKPOPが好きらしくておれを韓国人だと思っていたらしい。

いや、KPOP人気ほんますごいわ。ほんま世界中みんな好きやもん…

なんなん?JPOPと何が違うんかさっぱりやけどな・・


うーぬ、ぼちぼち入ったかなぁという頃。

向かいの商店の子供達が耳を塞ぐジェスチャーで、「うるさいうるさい!向こうでやれ!」みたいなことを伝えてくる。

ううう、そんな追い払うようにやらなくてもいいだろ!とか思うんだけれど、場所を借りてやっている以上、もともとそこで商売をやっている人たちへのリスペクトは絶対!

少しでも不快に思われるなら、絶対に悪いのはこちら側だ。

ごめんね、とジェスチャーしていそいそと片付ける。

海外だと、もしうるさいとか苦情があれば必ずすぐに言われる。

やっていい場所がいけない場所かなんて、旅行者のおれはよくわからない。

いつも一応気を使って民家から離れた場所で、店の商品を隠してしまったりしないように・・なんていろいろ考えながら場所は選ぶが、それでも気にくわない人も当然いる。

おれはやっぱり周りの人に不快な思いはさせたくない。

こっちでは、そういう人は必ずダイレクトに言って来てくれるから、変に我慢されたり警察呼ばわれたりしないぶんやりやすい。

言われたらごめんね!と言ってすぐ移動する。

それだけのことなんだけれど、今日は朝からの雨もあって、不快に思われてたんだって事にすごく心が落ち込んでしまった。

バッグにギターをしまい、まだ明るいけれど肩を落として歩いて帰った。

路上ライブでお金を稼ぐってこと。

道行く見知らぬ人が、音楽を聴いて、歌ってくれている姿を見て、何か感じるものがあって、その対価としてお金を入れてくれる。

腹の底から歌って、時給1500円くらいのお金にはなる。

でもいい場所を探して一日中歩き回らないといけないし、喉が枯れるから長時間はできなくて、溜まったコインも両替してもらえる場所を探すのに一苦労。割がいいとは全然思えない。

今日みたいに冷たくされて傷つくこともあるし、全然稼げない時もある。

初めての場所にギターを置く瞬間なんて、怖くて怖くて逃げ出したくなる。

普通に働いた方がもちろん、社会的にもお財布的にも、いいのは分かってる。

それでも音楽で世界をまわりたいって思う。

歌うことが大好きだから。

大好きなことで出来ること、その可能性を信じてるから。

うん。きっとそうなんだ。

好きだからやってんだ。甘ったれんじゃねぇ。

今日偶然、エジプトのダハブで一緒の宿だったカイさんが、俺の泊まってる宿にやって来た!

物価高いよね~なんて言われて、今、路上ライブのお金だけでなんとか暮らしてるんです~なんて話すと、別に嫌味言う感じじゃなく、

「へぇー!すごいね!税金も払ってないのにそんな稼げるんだね!めちゃいいじゃん!」

と言われた。

ハッとした。

そうなんだよな。

バスカーで食っていくなんて、日本人の感覚からじゃ考えられない生き方で、でも、実際なんとかなるくらいにはお金をもらえる。

でも就労ビザは!だとか税金払え!だとか言われない。バスカーに対して、そんなカルチャーが不思議と存在する。

おれはそれで暮らしていけるわけだけれど、税金も取らない、場所代も何もない、そんなで、わけのわからんアジアンのギター弾きに自由に歌わせといて、この街にとって一体なにがプラスなのか。

これはおれの希望的観測だけれど、もしかしたら音楽が、路上ライブが街に活気や温度を与えるエネルギーとして、認識されているからかな?

街にBGMを、活気を与えて明るくする、その代わりにここでタダで歌わせてもらってんのかな?とか考える。

それなら、俺たちバスカーはいつだって、街のために在るべきなんだな。

想像してみる。

なんの音楽もない通りを。

街はざわめきと、ただ足早に先を急ぐ人たちの足跡だけが無秩序なリズムを刻む。

街頭の角をはたり曲がる。

ハートフルなギターと歌声が聞こえてきた。

なんかちょっと立ち止まって、深呼吸したら、明日も頑張ろうなんてちょっと思ったりする。

音楽で、誰かの心の温度が1℃上がるなら。

そんなのを与えられる存在に、おれはなりたい。

明日も歌うぞ!

そんなところです。

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