【ハルツーム‐ドンゴラ/スーダン】砂漠の街ドンゴラに迷い込む話
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一気にエジプトまでの国境の街・ワディハルファまで行くぞとバス停までやってきたおれ…
であったが、朝5時にバス停に着いてみると、何ともうワディハルファ行きは出てしまっていた!!
早すぎる!!5時やぞいま!?
そんなで、ハルツーム=ワディハルファのちょうど中間地点にあるドンゴラという街行きがなんとか捕まり、とりあえず今日はそこまで行くことに。
夜が明けていく街を出発し、バスは砂漠をひたすらに進む!!!!
ハルツームを抜けてからの風景がものすごい!
これまでのスーダンでの、バスから見える風景というのは岩だらけの乾いた土地にちょいちょい木々が生えてるような荒地だったが、オアシス都市ハルツームを越えると、もうそこは絵に描いたような砂漠のど真ん中、砂だけの世界が広がる!
は、ハンパねぇ!!!
もう想像を絶するほどのひたっすらの砂の世界!それらが風に吹かれうねりを持って丘を作り、わだちを作り、大きな生命体の様に動めいている!
そして、湿度の1パーセントをも許さない様な乾いた大地にも、人の暮らす家や家畜たちがポツポツと、見えておどろく。
うそやろ、一体彼らはどんな価値観を持ってここに住むことを決めたのだろう。
こちらはセブンイレブンサハラ砂漠店。
近隣を旅する旅人が年に2、3人ほど訪れる。
喉の渇きで衰弱しきった旅人に一本3万円のミネラルウォーターを売りつけることで有名。
東横イン星空の見える丘店。
オープンルーフで満天の星空の下眠ることができる、ベッドのみのシンプルな部屋は、旅好きのカップルなどに人気。
アゴダのレビューは「泊まる意味はあるのか疑問です」「まずスタッフがいない。」など、人気店にふさわしく多数のレビューが寄せられている。
走ること6時間!!!
砂漠のど真ん中の街、ドンゴラ到着だ!!
ほんと小さな街を一歩抜けると、もうそこは一面の砂の世界である。ほんとになんでこんなところに街を作ろうと思ったのか全然わからん。
明日朝一のバスのチケットを買った!行き先はエジプトとの国境の街、ワディハルファだ!!
バス停前に30ポンド(350円)の安宿発見して泊まった!
なんとこの宿、砂の上に直接トランポリンみたいなゴム製のベッドが置かれているだけという、物置タイプ!
わ!!ゴキブリ出た!と思ったら、違った!
部屋の中を普通にフンコロガシが歩いてる!わ!やめ、やめろ!!おれを転がすな!!な、なんで!!?
街のはずれに夕日を見に行った。真っ白なモスクの塔を、深い赤の太陽が染めて、輝いていた。
日が暮れると同時に、町中に響くアザーンの放送。
お祈りの時間だよーとみんなに知らせるために、図太いおやじの声が町中の拡声器から響く。
と同時に、駆け足で次々とやって来てはモスクの中へと入っていくおやじたち。
砂漠のど真ん中の、こんな小さな村にも、宗教は人びとの生活の根本にあるんだな。
おやじたちに続いて中に入ってみた。
水場が用意されていて、お祈りの前に手足、口を3回づつ洗う。
モスクの中には、今日の五回のお祈りの時間を示す電光掲示板があって、その下にぽっかり壁に空いたくぼみがある。
それがメッカの方角を示す。
みんな一心に祈りを捧げている。
神様はいるのだろうか?
それは人々の心を幸せにするのだろうか?
おれには確固たる答えはないが、お祈りの後、そのまま家族やモスクで出会った友人たちと近くの食堂で料理を囲んで食事をする。
神への祈りを通して、温かなコミュニティができ、それが生活のリズムになっていく。
日本人には馴染みがないけれど、彼らなりの気取らない生き方がそこにある気もする。
外国人なんて誰もいない様な田舎町。
お祈り後の家族連れで賑わう安食堂で、一人で豆のコロッケをかじる。
あぁ、なんか久々に、ちょっとさみしいなぁなんて思ってしまう。
仲間と旅をしていたら、こんな田舎町でも楽しくやれるだろう。
なんか久々に、日本の友達と酒飲んで語りたい。
孤独の旅はただ途方もなく長く薄暗く
同じ様な似た様な、場面をいくつも越えていく
変わり続けていたのは、頬を撫でる風の行方。
笑われてもこの足は、裏切ることなく土を蹴る。
でも、辛いならやめればいいんだ。
それさえも自由だって言えてしまえるほどの可能性が、おれの目の前には転がってる。
あたり一面砂の世界の様にしか見えんが、
確かに転がってるんだ。
そういい聞かせるような夜。
長い夜。
そんなところです。
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ディスカッション
コメント一覧
はじめまして。
ずっと前から読者だったんですがコメントするきっかけをつかめなくって・・・
でも今日は!!
七尾旅人の名前があったのでコメントできましたー!
私はサーカスナイトが好き!!!
あ、それだけなんですけどねw
思い出の名前が出てテンションあがっちゃいました。
孤独な夜も、寂しい朝も
乗り越えて旅を続けてください。
応援しています!
コメントありがとうございます!
うわ!まじですか!七尾旅人いいですよね!サーカスナイトも好きっす!あと、初期の頃の"8月"とかもたまらんすね!!
おれも、音楽趣味合う人いると嬉しいです!
引き続き、斜め上行くビジネス誌としてクールに更新続けていきますので、よろしくです!!!
こんにちは!
同じ北上で、ブログを読ませて頂いています。おもしろい文面で笑ってしまいました。スーダンビザ取得のときも拝見してとても助かりました。ありがとうございます。
今ハルツームにいて質問です。
ドンゴラ行きはなんていうバス停でどこらへんにありますか?いくらでしたか?
旅の途中で忙しいかと思いますがお返事いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
ともえ
ともえさん、コメントありがとうございます!
ウヒャぁぁぁ北上組なんですね!やべぇぇ不憫だったあんな事やこんな事、ぜひ語りたいですぅぅ!!!
すみません、ドンゴラという名前すら忘れかけてました。バス…全く良くわから無いんです。カルツーム南の、メインバスステーションに、朝四時頃行ったんですね、それで、ワディハルファ行きのバスがもう無くなってて、とりあえず北に行きたいんだ!って言うと、「別のバス停からドンゴラ行きならまだ乗れるかも!」っておっちゃんに言われて、すぐに言われるがままにトゥクトゥクみたいなやつ乗せられて、そのバス停まで行って…そこが、なんというバス停なのか全くわから無いんです…。すみません力になれなくて。でも、メインバスステーション行けばなにかしら情報はもらえるかとは思います!
でも、スーダンまで来てたらもう後は余裕がありますね!
エチオピアには陸路入国できましたか??
スーダン出国時の税金やら、気をつけてくださいね!!