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ぼっちでサファリツアーに参加するとこうなるという話・その1

2019年8月1日

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広大な国立公園をいくつも抱える大自然の国タンザニア!

この国立公園をめぐるサファリツアーの拠点になる街、アルーシャまでやってきた!

動物大好きケダモノ系旅人のおれは、早速一泊二日のサファリツアーに参加する事となった!

1日目にアフリカゾウやキリンさんの生息地として有名なタロンガ国立公園、2日目に、水曜どうでしょうのアフリカ編でも行ってたンゴロンゴロ自然保護区へ行くツアー、しめて300ドルである!!!

えっ!?極貧パッカーでお風呂に三日に一回しか入らないガモさんが、300ドルも使っちゃって大丈夫なの!?汚っ!という読者の心配の声は汚っ!しか聞こえてこないが、勝手に説明しよう!

安心するなかれ!まったくをもって大丈夫ではない!

しかし今を生きる系旅人のおれにとっては、今しか出来ない事にお金を使うのは有意義な使い方なのである!たとえスーダンの砂漠のど真ん中でお金が尽きて、

「しまった!あのときサファリなんて行ったがばっかりに!あの時の俺死ね!」

と灼熱の荒野に倒れようとも、今のおれには知ったこっちゃないのだ。

人のせいにするんじゃねぇ!

と一喝してやるのだ。

そんな、破産シンガー砂に帰る!のおれは、サファリ当日、意気揚々と荷物をまとめて宿を飛び出した!!

はい!!!!!

安定の大雨!!!

おれが高い金出してツアーに参加するといつもこうなんだ、もうここまでくるとスガスガスガしい!
こうでなくっちゃ!うわぁあい!

そんなで、俺は狂ったようにくるくると雨の中を舞いながら、そして頃合いをみては雨の日の男のたしなみである、「もしも通りを歩いているお姉さんたちの服が紙でできていたら?」の妄想を決め込みながら待ち合わせ場所であるツアー会社オフィスへ向かった。

今回のツアー、おれはいつものように一緒に行ってくれる友達が見つからずぼっちでの参加であるが、料金を浮かすために五人組でツアーを予約しているらしい他の観光客に混ぜてもらう、という形になっている。

彼らとはサファリ中も食事もロッジも、ツアー中の行動を全て共にする事になる。

怖いな。。いったいどんな人と一緒になるのか。。

嫌な想像ばかりが頭をめぐる。

五人組とか、絶対ワンダイレクションみたいなイケイケグループやん。。絶対おれ一人浮くやつやん。。

いや、まだイケイケグループならおれが成層圏まで浮くだけやからええけど、一番いやなのはクラブ帰りのほとんど裸みたいな服装で騒ぐパーティピーポーやな・・

「ヒャーパーティーだぜー!!カモーンガイズ!?飲め飲め!!」

「ファックオフガゼル!おれはメスライオンにファックを決め込みたいだけなんだよ!」

「ヒヤヒャヒャーねぇガイドさんよ!ちょっとおれにも運転させてくれよ!ウヒョー!ランクル乗り回すの、ちょっとした夢だったんだ!とばすぜ!シット!ワッタヘル!!ファッキンゼブラを跳ねちまったぜ!まぁいいや!」

おれ(くそう、こいつら!ここは国立公園だぞ!?なんてマナーの悪い奴らなんだ・・!!なんでガイドさんも彼らに車を受け渡してるんだよ….!)

「おいおい、っーかさっきからあの日本人、全然喋らないけど、何しに来たのあいつ?サファリ楽しむ気あんのか?マナーのなってねぇ客だな!?ヒャハハハー!!!」

おれ(く、くそう!なんて言ってるのかわからんがバカにされてるっ!?くそう!くそう!)

ほんわほんわ。

うん、、、もう帰ろうかな、とか考えていると、オフィスの前の駐車場に一台の四駆が止まった。

ツアー会社の人に

この車だ!行ってらっしゃい!

と見送られて、おそるおそる車に近づくと、

「ヘイー!!!ユーキー!!」

えっ!?

その車内のヨーロピアンの男がおれの名前を呼んでいる。

なんでおれの名前知ってんの?と扉を開けてみると!

なんとびっくり!!!

モシで泊まってたキリマンジャロバックパッカーズで、相部屋になったセルビア人の、あの、あの、彼じゃないか(名前知らん)!!

ドミトリーで2日ほど一緒だって、そのあとおれはアルーシャへやってきたわけだが、そのあとすぐに彼も移動し、昨日ツアーを予約したのだと言う!

後ろからも、

「ハーイナイストゥミーチュー!」

と気さくに声をかけてくれる彼の友達たち。
セルビアから一緒に旅をしてきているらしい。

結局、セルビア2男3女の子、ガイド兼運転手さんにおれ、という夢のような構図でついにアルーシャを出発だ!

彼らは、ひとりぼっちのおれにもとてもフレンドリーに接してくれて、特にリーダー格なチャキチャキの女の子が盛んに俺を話題に入れてくれようと話しかけてくれる。

「ごめんなさい、私達普段はセルビア語で話してるけど気にせずどんどん話しかけてきてね!ちなみに、今は、”サバンナに出る前から、車の中にチンパンジーが紛れ込んでるわ!素敵ね!”なんて話してたの!」

「あなたの好きなバナナは無いけれど、ビスケットならあるわ!よかったら一枚いかが?」

などなどと、おれが一人檻の中のチンパンジーにならないよう気さくに声をかけてくれて嬉しい。

わりとすぐに打ち解けることができて、よかった。

そんなで、一時間ぐらいはしったところで一日目のスポット、タロンガ国立公園に到着!!!

相変わらず降りやまぬ雨で地面はぐちょぐちょではあるが、俺たちは陽気にゲートをくぐった!

いやぁ!

高校の時のサッカー部に青春を焦がしていたふりをしていたおれ。
あの時の憧れだった国立の舞台を、こんな形で踏むことになるとは人生不思議なものである。

チームメイトだったシンジやケイスケは元気だろうか?あの時、スパイクの裏に書き合った夢は今もおれの

「WOWWWWWWW!!!!インパラよ!!!」

なにぃ!!早速出たか!!!??

おおお!これインパラだぁぁお!!!!

引き締まった肉体に美しく伸びるツノ、そして真っ黒の大きな瞳はとってもキュートである!すげぇ野生だ!野生の姿だ!!

…..しかし、開始30秒で車内の話題とおれの妄想をかっさらっていった大人気インパラ君達が俺たちの話題に上がることは、それ以降二度となかった。

こいつらどこででもいやがる。

これはブサイクサバンナ代表のイボイノシシ。ガイドさん曰くアフリカの岩尾と言われているそうだ。

お次は!!

めっちゃ遠いけど、キリン!
キリンは英語でジラフと言う。
長い首をゆっくり揺らして歩く姿は、まるで恐竜のようだ!

そして!!!!!


でた!!!
ぞうさん!!!!

家族で、のしのしと道を渡っている!!

ほんまデカイ!!戦車みたいだ!!慌てておれのパンツの中を覗いてみる!!うぉお!!なんて小ささだ!!これが野生との差か!!

そしてガイドマン達ここぞとばかりに車をかなり寄せてゾウの行進を見せてくれるんやけど、こわい!


もし襲ってきたら、なんて考えるとほんまもんの恐怖を感じる!

家族で列になって、のしのしと道を渡っていくぞうさんたち。
まるで俺たちの車なんて目に入らないといった感じで、悠々と歩いていく。

ぞうさん、バオバブの葉が大好きらしくて、何度も後脚で立ち上がって長い鼻で葉をちぎり食べる姿はもうほんま、壮大!

しかしこの葉はなかなか高い位置にあるので、子どものゾウやおれのぞうさんでは食べることができない。

多分、大人になったら食べられる、ゾウにとってのビールみたいなもんなんやろな。

そんなで、最初のうちこそ大興奮でサファリは進んでいったが、お昼ご飯を食べて午後の部が始まると、また雨が強くなってきた。

動物たちもみんな事務所に戻って雨宿りしてるんか、姿を見つけることができず、さらにはぬかるむ泥で車が進めないってことで、行っては引き返し、また別の道を進んで行っては引き返し、とうろうろしている間に時間が終了。

うーん、煮え切らん、なんかアニメのエヴァ最終回を見た後のような気分である。

「ははは・・いやぁ楽しかったね・・」

「本当よ、アミメキリンもアフリカゾウも、チンパンジーの小さなナウマンゾウも見れたわ・・大満足よ・・」

と、おれたちはなんで、最後「すべての子供達におめでとう」なんや、というもやもやした気持ちを隠すようにへらへらと笑いながら公園を後にした。

その日は、そこからさらに車で2時間ほど移動して、明日のサファリの場所、ンゴロンゴロ自然保護区の入り口付近にあるロッジまで。

このあと、シェフが腕を引きちぎれるほど振るって作る豪華料理が出るということで、オープンデッキのテーブルに座って、コーヒーを飲みながらみんなで料理を待つ事3時間。

いつまで待たすんやシェフ・・

待ちすぎて湿り気味だったおれのワキからなめたけが生え始めたころ、やっとシンプルなスープと、レトルトのトマトソースパスタが出てきた。

おおおお次はなんだ!?と期待していたらそれで終了だった。

なんや3万払っとるのに、こんだけかよ・・豪華料理ってなんだったんだよ・・金返せよ・・

とは全く思わず、
ウメェ!!ウメェ~!!!!!!パスタだ!うぉぉおおミートソースじゃねぇか!!!おれにくれ!全部俺にくれぇぇぇ!!!

と貪るように食い漁ったおれ。

ここ最近ゴミクズみたいなトウモロコシしか食べてなかったので、とんでもなくうまく感じた。

多分今焼肉とか食べたら、発狂して死ぬんちゃうかなおれ。

料理を待ちながらみんなで話をたくさんした。

おれらのグループに、ドイツ人の夫婦、スペイン人の夫婦も一緒になった。

ドイツ人はなんであんなに、ほんまみんな英語上手なんやろな。

セルビア人のみんなも上手で、彼らで高速回転フルスロットルでいろんな話してた。

おれとスペイン人の夫婦はまったくついて行けずにぽかんと口をかけたまま、たまにグリーンピースなど投げ込まれたりしていた。

いやしかし、話聞いてると、同じヨーロッパでも人々の生活や考え方、バックグラウンドが全然違うくておもしろい。

セルビアは紛争の末につい最近独立をしたばかりのまだまだヨーロッパの中では発展途上の国らしくて、ドイツやフランスなどの大国にかなり憧れを持ってるみたい。

おれの国には地下鉄もないんだ・・タンザニアよりは、我が国が発展しているというのがわかってよかったよ・・とか、なんだか自信なさげ。

逆にドイツ人からしたら、えっ?ちょセルビア?どこそれ?みたいな感じで、(もちろん口では言わんけど)セルビアの事を探り探り、話し合わせてたのが見てて面白かった。

感覚的には、日本からみたラオスみたいな感じかな?(ごめんなさいラオスの人、おれは大好きで!)

また、話題はエネルギー問題のことに。

福島の原発事故はヨーロッパでも大きなニュースになったみたいで、以降、ドイツでは自然エネルギーへの移行を50年間で100%にする目標を打ち立てているらしい。

でも、そんなことを自国ではやりながら、原発の輸出を進めている国の方針に怒っていた。

日本だと堅苦しい話は空気を読んで敬遠されがちだけれど、飯の前の軽い気持ちでエネルギー問題とか環境問題とかが話題に出るという事が、素敵だなぁ、と口にいっぱいになったグリーンピースをポロポロこぼしながらおれは考えていた。


飯のあと、セルビアズはロッジの別部屋をあらかじめ予約していたようで、おれだけ一人テントに湿った布団を敷いただけのおりの中で寝る事となった。

鍵もなんもない山の中のテントに一人。。アフリカの大地に、布一枚隔てたこの空間でおれは眠っているのか・・とか思うと、胸がカイジになる。ざわざわ。

しかも、ネズミかなんか知らんけど、突然外でガサガサ聞こえたり、プテラノドンみたいに大きな鳥が夜中に「ンギャーンギャー!!」とか鳴きながら飛ぶのだ。

想像力が豊かなところだけは、欠陥だらけのおれの数少ない長所だと思っていたが、

だめだ!目を閉じるとこのテントが幾千ものライオンやジャガーやジャガー横田に囲まれている光景が目に浮かぶ!!

怖い!!

あ!こっちには北斗晶も!
ひやぁぁあ!!!

猛獣たちに怯えながら、1時間に10万回ぐらい目を覚ましながら、長い長いジャングルの夜をすごすぼつちのおれであった。

明日はンゴロンゴロだ!!!

疲れてきたのでつづく。

そんなところです!!!!!

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