ネパール大地震支援内容決定!とネパールを取り巻く問題についてまじめな話
今日は、宿のレセプションガイ、パトさんと地元商人たちの集う商店街的なところにやってきた。
長らく続けてきたネパール震災被害者の方へのチャリティ路上ライブ企画、"Help me to Help Nepal “で集まった52,995ルピー(約58,800円)のチップで、ラムチェ村という山あいの小さな村に二泊三日で滞在し、現地の小学校に、鉛筆やノートとといった筆記用具と、サッカーボールなどのスポーツ用品を届けに行くことが決定し、それらを購入しに来たのである。
はじめはブランケットやジャケットなどの防寒具を送る予定だったけれど、時期が遅くなってしまったのでみんなある程度用意があるというのと、しかしそれら地震被害対策で使った金が家計を圧迫し、子供に勉強道具を買ってやる余裕もない家が多いというニーズを村の方から聞いたからだ。
大量購入だから安くしてくれよ!
だめよ、うちだって厳しいんだから!
そこをなんとか!
そんな話をしている(ような気がする)。
現在ネパールは、インドとの関係悪化による経済政策の影響で、物資の流入が滞っており、ガソリンがliter300円まで高騰、電気も1日の半分が停電と、深刻な状況が続いている。
流通業者が一斉に値上げをし、それに応じて全ての物資が値上がりし、国民は地震に続くさらなる困難の時期を過ごしているのだ。
今回のチャリティ企画では、日本や他国で用意したものを届けるのではなくネパールで地元購入にこだわったのはそういった問題の解決にも少しでも協力したかったからだ。
ネパールは今、これまで旅してきた国の中でも群を抜いて大きな問題と貧困に直面していると感じる。
俺たち旅行者にできることは、少しだけ財布の紐を緩くしてお金を落とすことだ。
ネパール渡航を検討されている人は、こんな時期だからと止めるのではなく、今だからこそこの国を取り巻く問題と、それに立ち向かう国民の姿をその目で確認してほしい。
彼らは本当にしたたかだ。
この苦境にも、国や社会のせいにするでもなくもくもくと仕事をこなしている。
きっと旅を終えた頃には、蛇口をひねればお湯が出る喜び、コンセントにさせばすぐに充電ができる喜び、それら一つ一つがとてつもなく幸せに感じられるはずだ。
と同時に、僕ら日本人に足りないものも見えてくるのではなかろうか。
パトさんの交渉もあり、学校二校分、約100人分のノートや鉛筆、消しゴムなどを四万ルピーほどで購入が出来た。
パトさんは明日、学校との打ち合わせのために1人で片道5時間かかるラムチェ村まで帰って、また戻ってきてくれる。
宿に帰ると、ゴアで宿を共にしたサボテン系大学生シュウ君が、このチャリティ企画のお手伝いをしてくれるべくわざわざポカラからやって来てくれていた。
みんなの協力で、どんどん企画が進行していく。
本当にありがたい!!
不安も多いが、当日が楽しみだ!!
そんなところです。
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