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汚物系バックパッカーのパキスタンVISA申請inネパールの話

2019年8月1日

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2016年1月現在のネパール、カトマンズでのパキスタンVISAの申請状況について!

二泊三日のジェセ村ホームステイからカトマンズに12時間かけて帰ってきた俺たち。

疲労困ぱい不二家のハトパイでホテルのドミになだれ込んだ俺たちだったが、おれ一人翌日朝7時にはもぞもぞと起き出して、よそよそと支度を始めた。

三日ぶりにきちんと髭を剃り、お風呂こそ入らないが三日ぶりにきちんとパンツも替えて、なめても少ししょっぱいくらいの清潔そのものな身なりでおれは宿を飛び出した。

これで不法入国者にはみられないはずだ。

汚物系バックパッカーとして有名なこのおれが、今日はなぜこうも身なりに気を使うのか?というファンの方からのお便りは全く届いてはいないが、一人で説明しよう、おれはネパールを出国した後のルートを、一旦インドに戻る→陸路でパキスタン→イラン、と計画している。

そのためのパキスタンVISAを申請しにいくために、怪しまれないようこぎれいな格好をしていたのだ。

よくニュースで過激派組織によるテロの話がたえないパキスタンだが、アフガンに面する北部にさえ近づかなければ、案外観光名所も多く人々は優しい、まさに旅人にとって理想のような土地柄で、荒野を抜けるシルクロードを進むような、ワイルドな旅ができるとネットに書いてあった。

その先のイランは、アジア1人々が優しいと、行った旅人みんなが口をそろえる桃源郷である。

インドのアムトリサル国境から入国して、広大な中東の高原地帯をバスで駆け抜けてやるんだ!!と、おれは意気込んでいた。

まず最初は、日本大使館へ。

ネットの情報によると、パキスタン大使館へ行っても、日本大使館からのビザ発行許可レターがないとVISAを発行してもらえない場合がある、と書いてあった。

受付の人によって求められるかどうかは様々らしいのだけど、先にパキスタン大使館へ行ってレターを出せと言われたら、一旦帰ってまた行って、と二度手間もいいところである。

おれの脳内のスーパーコンピューターが叩き出した天文学的数値をリスク分散のマクロ比
でアセスメント分析した結果、レターを貰うために先に日本大使館へ行くことにした。

日本大使館前では、大使館開館30分前だというのに100人近いネパール人たちが門の前に並んで待っていた。

おれら旅人が他の国のVISAをゲットするために奔走しているように、ネパール人たちもバカ細かい申請フォームを用意してまで日本に来ようと必死になっているというのは、なんか嬉しい気持ちである。

と同時に、まじかよこんなに人いたらおれの番になるのはいつなんだよ、ふざけんなよみんな帰れ!という狂気も、心の奥のほんの隙間にわずかに隠し持っている、そんなチャーミングなおれだ。

開門となると同時に一斉になだれ込む群衆たち。

恐ろしくて近づけん。。

こりゃレターゲットは今日明日の話じゃねぇ、泊まり込みで張り込み生活か、、など覚悟していたのだけれど、なんか日本人は別枠だったらしく、列を飛ばして先に入れと言われる。

長い行列を作るネパール人申請者たちに嫌な目で見られながら窓口に先に通されたおれは、さっそく無邪気に尋ねた。

「パキスタンVISAの申請許可レターを下さい!!」

しかし、なんだか渋い顔をする受付のおっちゃん。

「ちょ、ちょっと上の人呼ぶから待っててね。」

なんだ?おれをテロリストかなんかと疑っているのか?いいだろう、体の隅々まで調べるが良い!舐めるとちょっとしょっぱいけれど、髭も剃ってあるし新しいパンツも履いているんだぞ!?このおれのどこにそんな要素があるというのだ!舐めるとちょっとしょっぱくて茶色いクズがポロポロ落ちるが、パンツは綺麗なんだ!…

などと弁解のコメントを考えていると、館長さんだろうか、スーツをビシッと着こなしたかっこいい日本人のおじさんが出てきて、おれに一言告げた。

「日本政府側からは、パキスタンへの渡航は許可できません。」

「えっ!?!?」

まさかである。

話を聞くと、ISの活動が活発化したここ5年ほど、パキスタン内の情勢は非常に危なく、近年特に外国人旅行者がバスから引きずり出されてリンチされて殺されたり、学校をタリバンが襲撃したり、治安は悪化の一途だそうで、日本政府側からは、「行くな」としか言えない状態なのだそうな。

まじかよ!

さらに、館長さん曰く、その先のイランも、現在サウジアラビアとのスンニ派とシーア派の対立で大揉めしており、普段は平和だけれど今は行く時期じゃない、と。

そ、そんな。

そして、「いいですか、絶対に行かないでくださいよ」と念を押され、大使館から吐き捨てられた迷える子羊おれ。

………..

そうだよな。そんなに危ないなら、今は行けない。
だめだ。絶対に行っちゃだめだぞ。。。

そう自分に言い聞かせながらも、おれの足はなぜかパキスタン大使館の方向へと向かっていた。

パキスタン大使館で、、、もしレターが必要無かったなったなら、、、VISAは手に入る。。
手に入ったら、、、ちょっと、ちょっとだけ行ってみて、いけそうならイランまで行けないか、、??

だ、だめだ!大使館の人は行っちゃだめって言ってたじゃないか!!

そ、そうだけど、彼らは立場上そう言わなければならないだけなんだ。。
実際に行って何も無かったって言ってる人ばっかりだし、、、

はぁ、はぁ、ちょっと、ちょっとだけだ、ちらっと覗くだけ。。。

だめとわかっているほど、燃えてしまう。

そんな連続女性更衣室盗撮犯のような悶々としたおももちで、おれはパキスタン大使館へ向かってしまったのだが。

「日本人?日本人は日本に帰って、政府の許可を得ないとパキスタンVISAは出せないよ。」

なんと!!!!!!

日本政府め、なんともしっかりしていやがる。

日本人には、パキスタン側からは自由にVISAは出せない⇄日本政府側は渡航許可は出せない、という事は、実質現在、日本人はパキスタンにはいけないという事じゃないか!!!!

えー。。

パキスタンって結構みんな旅してるのに、今そんなにヤバいの。。??

後で調べた話によると、国境付近まで行って賄賂を使えば結構普通に入れる事もあるそうだけれど、そんなリスクを犯してまで入国して殺されたりでもしたら、ほんとになんも言えねぇ。

ガチで、ガチなやつである。

諦めよう。。。

なんか悔しいやら、ホッとしたやら、変な気持ちでおれはとぼとぼ来た道を行くのであった。

そんなところです。

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