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なんでもないバラナシの朝の話

2019年8月1日

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朝、偶然早朝に目が覚めたので、大好きなバラナシの朝日を見に行く。

二年前にバラナシを訪れた際に、ガンガーの向こうのジャングルからゆっくりと登る朱色の太陽がとても美しかったのを覚えている。

靄がかる早朝のマーケットを抜けて、ガードを降りる。

階段沿いに藁のようなものをかぶって物乞いたちが並んで眠っている。

朝は日本の冬のように寒い。

朝早くからもくもくと湯気をもらしながらチャイ屋が忙しそうだ。

落ち着いて座れる場所を探して歩くんだけれど、
焚き火の跡に身を丸めて震える子犬を寝かしつけている母犬が、近づくと敵意丸出しに吠えてくる。隣で祈りを捧げている爺さんにはなにも言わ無いのに、不思議だ。

こっちではボートで朝日を見ないか?
とボート乗りの勧誘が激しい。

小さなガート上の階段に這い上って、持ってきた毛布にくるまる。

靄の中からぼんやりと太陽の輪郭が見えたのは7時を過ぎた頃だろうか?

水平線の向こうから現れる真っ赤なあれは見られなかったけれど、太陽の光を浴びて動きだす眼下の街はまるで大きな一つの生き物みたいだ。

日本語をしゃべるアクセサリー売りが階段上のおれを目ざとく見つけて、「おはよう!」と話しかけてくる。
朝から買え買えといそがしい。

しばらく並んで座って話していたら、ちょうど隣でマキに火をつけてチャイ屋が支度を始めたので、2つ注文した。

出来立てを受け取り、ふぅふぅとふきながら2人ですする。
俺にはアメリカ人の彼女がいていつも一食500ルピーのディナーを食べていると偉そうに言う彼。

ほんまかいなと笑う。

朝のチャイと物売りとのたいしたことない会話。

なんだかとても幸せな1日を始められそうな予感がする。

なんでもないバラナシの朝。

そんなところです。

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Posted by gamoyuki