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ハンピで友達ができるの話と生きているって素晴らしい話

2019年8月1日

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ハンピ3日目。

このたび始まって以来の、俗に言う日本人宿というやつに泊まっている。

そして、街の汚れた犬ころや、トカゲやゴキブリだけが話し相手だったぼくにもついに、友達ができました!涙


かっちょいいーーー!!!!!

あぁ、日本人最高。
やっぱり俺は日本語で話したいことが山ほどあったんだ。

ここでみんなに俺たちイかれたメンバーを紹介するぜ!

ミャンマーで出家予定のさすらいボウズ、ミズキ!

世界中でウェディングドレスを着ながら写真を撮って旅している新婚夫婦のモモさんとショウコさん!

フィリピンで起業した会社を譲ってまで旅をするクレイジーエンジニア、ザック!

そしてここには写っていないけれど、お留守番担当、グルメなエリート繊維系大学生、シゲ!

そしてパンツ交換は2日に一回!ホームレス系シンガーソングライター系ホームレス、ガモさんだ!

そう、俺は今ホームレスなのである。

なんとこちらの宿、一泊100ルピー、約190円という驚きの安さで泊まれるのだが、故にドミトリールームは常に満室状態、かと言って個室は700ルピーとちと値がはる。

そこで、ドミと同じ100ルピーを払えば、屋上で寝てもいいよというオーナーの許しを得て、ただいま絶賛野宿中なのである。

こちらがぼくの寝室。朝日が差し込む明るい雰囲気だ。


こちらがリビング。かなり広く、モダンでシックな作りだ。

野宿とは言えど、風が吹けば涼しいし、夜は満天の星空を眺めながら眠ることができる。

不満点といえば、屋根が無いのと布団が雨で湿っているのと破れたカヤからたくさん蚊が入ってくるのと朝起きたら犬やサルが隣で寝ているのと、オープンデッキのためにプライバシー対応はほぼ0と言うことぐらいである。たいしたことはない。

とにかくここで俺は日が沈めば眠りにつき、朝日とともに起きるという素朴な生活を行いながら、ぬくぬくとドミのベッドで雨やサルに怯えることもなく眠れるみんなに呪いを飛ばしながら、今日も心安らかに暮らしている。

そしてこの日は宿のみんなでバイクを借りて、モンキーテンプルという岩山の頂上に立つヒンズーの神社へ。

とてもとても美しい眺め、しかしいつものぼっちのおれなら、

「あぁきれいだなぁ、しゃ、写真撮ってもらいたいなぁあ、。あ、、でもあのひとは忙しそうだし、、あの人はちょ、ちょっと怖そう、、ま、まぁいいや、もう下りよう、、、」

と何もすることなく下山し、あぁ今日一日おれは何をやっていたんだと一晩中頭をコンクリートの壁に打ち付けるところであったが、友達と一緒ならこんな素晴らしい写真も撮れるのである。

あぁ、友達最高!
もうおれはぼっちシンガーでもなんでもないぞ!!

みんなと一緒なら、陽気な欧米人たちの盛り上がるバスの中も、「こちらにお友達のお名前を記入してください」と、契約の際に冷酷に尋ねるケータイショップ店員も怖くない!!!

地球はマジダチ!リア充シンガー世界のクラブでパーリナィ

だな。新しいブログのタイトルは。

そしてこの後、おれたち友達の輪は、一人の男の命さえも救うこととなる。

モンキーテンプルのあと、レンタルバイクで泳げるとルーマーのあったレイクに行ったんだ。

アリゲーターが出るよ!とか、最近飛び込みでアジアンが打ち所悪くて死んだ!とかあまりいい噂は無かったんだけれど、まぁ大丈夫だろうと。

川のように流れのある気持ち良さそうな場所をみつけてバイクを止めると、先客がいた。

昨日、カフェに誘ってくれた韓国人のキムとアメリカ人のシカゴだ!

へいへい何やってるんだ奇遇だな!とビバリーヒルズ青春白書風に爽やかに挨拶をして、先に浅瀬に体を漂わせていた彼らに混ぜてもらった。

ミズキたち他のメンバーは少し奥の方で、それぞれ足をつけていた。

湖はあまり大きくなく、流れはあるが遠浅で安全そうに見えたので、どこまでいけるかな?なんて泳いで沖の方に向かってみると、あるポイントから崖のように一気に深くなって、足がつかなくなった。

こえぇ!けどおもしれぇ!!とか思って、「ここから急に深くなるよ!怖いよー!」なんてキムやシカゴに笑って手を振ったりしてたんだけど。

そこからしばらくプカプカ浮いてたら、

あれ?

キムが結構近づいてきてた。

彼は泳げ無いはず。

必死に手で水を掻きながら、なんとか顔を出してる。

あれキム泳げるの?

そこらへんから深くなるから危ないよ?

ヘイ!ビーケアフル!

なんか話しかけたんだ。

….しかし返事がない。

水面から顔だけ出した彼の表情、遠目からだと最初は笑ってるような、ふざけているような表現にも見えた。

なんだ冗談で、溺れているフリしてるの?

でも、なんで返事返さ無いんだ?

やけに必死にもがいてるな??

静かに、ゆっくりゆっくり流されていく彼。

これ溺れてるんじゃねぇぇえ!!!!!!!???

一瞬、寒気がして急いで彼の元に泳いでいく!

まだ、彼が冗談でやってんのかな?なんて半分くらい考えていたんだけれど、近寄って、足もつかない深さで彼の肩を抱いた時、それは確信に変わった。

ものすごい力で、おれを水中に押し付けて、なんとか水面にのし上がろうとする彼。
本気で本気で、殺されるんじゃないかと思った。
でも分かってる、彼は冗談でここまでするやつじゃない。

押さえつける彼の腕をなんとか水中で振りほどいて、なんとかおれも顔を出して息をして、また潜る、おれを土台にしてなんとか落ち着いてくれないか!?

…..ダメだ!完全にパニック!!!

助けを呼びたい!向こうにはシカゴも、日本人メンバーもいる。
みんなに知らせなきゃ!

でも、やっとの思いで水中に顔を出しても、すぐに彼の腕が絡みついてきておれの首をとらえる。

ヘルプ!

そう叫びたいだけなのに、息を一飲みする間も無くまた水中に押し付けられる。

かといって、無理に彼から逃げて、助けを呼びに戻ろうとしたら、もうその瞬間にでも彼が沈んでしまって、一生彼が帰ってこないような、そんな直感もした。

彼が死ぬのももちろん怖いけれど、おれのせいで死んでしまった、なんてその責任を感じながら生きていく、そんな未来が怖かった。
自分のために彼を救いたいなんて感じていた気がする。

おれはどこまでも自己中心的な汚い人間だ。

しかし、何度も彼に押さえつけられて酸素をどんどん失ううちに、意識がぶっ飛びそうになる。
なんか辺りが真っ白に霞んできた。

やべ!これおれも死ぬ。

本気でそう思った。

そんな時だった!

ようやく俺たちの異変に気付いたのか、シカゴが!ミズキやモモさんが!こっちにやって来てくれているのがわかった!

一足先に泳ぎ着いて彼をなだめながら肩を抱くシカゴ。

「ユウキ、反対側の肩を持って!」

なんか言われたけど、いやダメだ、これだけ暴れられたら、持ち上げるのは無理だ!
それにほとんど視界は真っ白で、今にも意識が飛びそうだった。

なんかロープを!引っ張るものがいる!
なんて思って、

ごめんシカゴ、おれはなんか道具をとってくる!

言葉になってなかったろうけど、そう告げて彼に一旦この場は任せてなんか道具を取りに浅瀬へ。

そっから先はほとんど覚えて無いけど、気づけばマングローブの長い枝を持って、ほっとんど力の入ら無い足でバタ足をしてもがきながら、彼らの元に必死で戻っていると、シカゴと日本人メンバーが、なんとか、キムを浅瀬に引き揚げてくれていた!!!

助かった~!!!!!!!!!!

ほ、ほんきでもうダメかと思った。。。

本当に良かったっ!!!!!!!!!!

キムはその後、みんなにこっぴどく、
「お前は泳げ無いんならなんでそんな遠くに行ったんだ!」
なんて怒られていて、おれのせいでみんな、、としょぼんと落ち込んでいたけれど。

いいんだ。

生きている。

あぁなんて素晴らしいんだ!

とこの時ばかりは本気で思えたね。

でも、ただ野次馬でヘラヘラと集まってきたインド人たちにも思いっきり罵られていて笑ったわ。

とにかく、助けようとして一緒に溺れそうになるとは、本当に恥ずかしいし、水難事故って、怖いなぁと。

あの時、他のみんなが助けに来てくれて無かったら、おれもキムも一緒に溺れて死んでいた。

本当にありがとうみんな!

後でミズキが、こういう水難事故の時にどんな行動をすべきだったのかっていうのを調べて、教えてくれた。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/usuimafumi/20140504-00035043/

そのサイト。
やはりおれには、溺れてるかも?と気付いた時に先にみんなに知らせて、道具を持って飛び込む、ぐらいの落ち着きがいったんだ。

そして、溺れる人は静かに溺れていく、という文章。これはまさにその通りだと思った。

キムも「必死にヘルプって叫びたかったんだけどそれさえも出来なかったんだ。」と話していたけれど、息をするのに必死で声が出せないらしい。

冗談だろうなんて、見過ごさなくて本当に良かった。

とにかく、今思えばいい経験ができたってことで、笑えるのが本当に嬉しい。

人間って案外簡単に、本当に一瞬のすきに、死んじゃうんだなぁなんて肌で感じて、ぞくっとした。

だからこそ、生きてんだなぁなんて率直に感じられる。

キムと一緒に陸に上がって、おれは貧血を起こして岩の上に転がった。

仰向けになって目を開けると、ハンピの青い空はどこまでもどこまでも続いていた。

キムが言う。

「ありがとう。あの時おれには本当にヘブンが見えた。」

「ヘブンはどうだった?」

「オキナワみたいで綺麗だったよ」

「そうか。でも今見てるこの青空は、ヘブンよりも綺麗なはずだ。」

「そうだなぁ。ならここはオキナワなのかもしれないなぁ。」

なんかよくわからないテンションで話したのが、なんか面白くて2人でヘラヘラ笑った。

あぁ、生きてるって素晴らしい。

そんな単純なことと、仲間たちに感謝の、そんな1日でした。

そんなところです!!!

本日登場のさすらいボウズ、ミズキくんのブログ!かなり濃い内容で面白い!

http://blog.livedoor.jp/sasuraibozu/

そして、ハネムーンで世界一周中のモモさんとショウコさんのブログ!結婚してぇぇえ!てなります。独身旅人諸君は覚悟してみろよな!

http://momoshohoneymoon.blog.fc2.com/

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Posted by gamoyuki