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【ケアンズ/オーストラリア】ケアンズでスコールに打たれたら

2020年5月13日

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ケアンズに深夜到着後、そのまま空港で一泊、、、のはずが、警備員のおじいちゃんに声をかけられ、

「もう空港閉めちゃうから、中にはいられないよ、本当はダメだけど、入り口出てすぐのベンチのあたりなら野宿できるよ!(小声で)」

とコットン100%の柔らかさで優しく真夜中の空港外(ほぼジャングル)に締め出された後、ベンチの奥、冷たいコンクリートの上で朝を迎える。

そしてバスで街中心部へ!

熱帯の見慣れない植物たちに心おどる!

ネットで調べたとき、このバスが10ドルで直接街まで行くと書いてあったのに、バス会社のおばちゃんに、「その10ドルのバスがくるバス停に行くために、ここから出る4ドルのバスに乗って、乗り継ぎしないといけない!」と言われる。

それなら合計14ドル、おかしいぞ!ネットには10ドルと書いているのに!とダダをこねてみたけど、実際バス停までは3キロほどあり、バックパックを背負っていくにはキツイ、と判断。

しぶしぶ4ドルでバスに乗ったんだけど、おじいちゃん運転手が、

「泊まる場所はどこだい?朝早くて君以外に乗ってくる人もいないから、街まで行ってあげるよ。受付のばあさんには内緒だぞ」

なんと!!!!

ご丁寧に泊まる宿の目の前まで送ってもらう。

チェックインを済ませて、2日ぶりのシャワーを浴び、三日ぶりにベッドの上に倒れこむ。

あぁ、布団で寝れるとはなんという幸せだったのだ。

そのまま3時間ほど昼寝した。

起きたときには昼過ぎ、ケアンズの街を探検!

ケアンズって、日本にいる時から知ってたくらいやし、さぞかし大都市なんだろうと思っていたけれど、街はビックリするぐらい小さく、背の低い建物ばかりで、でも個性的な店が数多く軒を連ねていて、まるで東南アジアのどこかの大通りを歩いているような感じ。

道行く人たちもアロハシャツにビーサン。

照りつける日差しと、軒下でおしゃべりしてるアボリジニ。

ゆるーく流れる時間。

楽園だここは!

大通りを抜けたところに広場があって、女性ボーカルのバンドが心地よい音を流していた。

みんな日焼けしながらのーんびり音楽を聴いてる。

そのバンドの曲に合わせて、ヒッピーのおじいちゃんがステージ横で必死にタンバリンを振ってバンドに参加しようとしててかわいい。

その隣には、腰ふりセクシーダンスで全身で音楽を楽しんでいるゲイのおっさん。

みんなそれぞれ自分の1番楽しい方法で音楽を聴いてる。

途中で若者が二人に割り込んでいって、きたねぇダンス見せんじゃねぇ!みたいなことをゲイのおっさんに言うてたけど、踊りをやめないおっさん。

いろいろ見方あると思うけど、おれは音楽の楽しみ方を知ってて、枠にとらわれてなくて素敵だと思った。

その広場に繋がっている海岸線の通りで路上!!

南国の空気、ココナツの風に吹かれながら、大好きなandymoriの、グロリアス軽トラという曲を歌った。

トラックの荷台に揺られながら、田舎道スイカを盗みに行こうぜ!という、なんともほのぼのした曲で、歌詞に ケアンズの空の下~~と歌うパートがあって、ケアンズで歌ってみたいなぁとか漠然と思ってた。

アフリカンの女の子がはにかみながら一眼で写真を撮ってくれた。

歌って気づく。本当にこの曲にピッタリの、素敵な場所だここは。

一時間ほど歌うと、スコールのような夕立に襲われて、近くのモニュメントの屋根に逃げ込んだ。

モニュメントは、第二次世界大戦時のことが記されていた。

大戦中、日本軍がパプアニューギニアあたりまで攻めてきた際、ここケアンズから多くの戦艦がアメリカ軍の援護の為に出撃し、何隻かは攻撃を受けて太平洋に沈んだそう。

70年経った今、日本人の自分がオーストラリア側から、その海を眺めている。

この穏やかな港町にもそんな時代があったのかと思うと、考えさせられた。

その後、日も暮れてきて街をぶらぶら、するとナイトマーケットが行われている場所を発見!

かなり多くの人通りで、しかもマーケット入り口付近の店が休みでシャッターが閉まっている!

そう、この公式、

人通り + 空きスペース = 路上 !!!!

ほかの店、レストランが近いので止められるかなぁと思いつつもギターをとりだす!


そして!!


ありがとうございます!

オーストラリア最後の路上ライブ結果は47ドル!!
隣のレストランで食事をしながら耳を傾けてくれていた夫婦が帰りしに、よかったよとチップを置いていってくれたり、
アロハシャツのオッチャンが、

「おれはスキヤキが弾けるんだ!」

とギターを弾いてくれて、それに合わせて歌ったり、
マダム風のおばちゃんは、

「音楽をしながら旅してるのね、応援するわ!今手持ちがないけれど、かわりにハグしてあげる!」

とギュッとフリーハグしてくれたり!!
本当に最後まで、オーストラリアはあったかかったなぁ!!!

欧米人はよくハグするけど、ハグってすごく思いが伝わるのね。それまで初めての場所にドキドキしながら歌っていたけれど、おばちゃんにハグのパワーをもらってから堂々と、心を込めて歌うことができた気がする。

これがもし橋本愛にハグされていたのなら、今頃僕は武道館のステージに立っているくらいだろう。それくらいのパワーなのだ。

ありがとうおばちゃん。

そしてありがとう橋本愛。

帰りしにビールを一杯飲んで

宿に帰ってお金を計算していると、ドイツ人(?)のヒッピー予備軍みたいな男、アンドレアがいっしょにギターを弾こうと誘ってくれて、ゲストハウスの消灯時間まで何人も集まってギターセッションや歌ったり。
彼が歌っていた歌、ハイヤーハイヤー~~みたいな歌、きれいなメロデイだったな。

曲名を聞いとけば良かった。

有名な曲らしいけど、誰か知ってたら教えてください。

ケアンズではたった一泊の滞在だったけれど、本当にここをオーストラリア最後の街に選んで良かった。一日だけでもこれてよかったよ!


今はもうすでにトランジット、シドニーの空港まで戻ってきていて、明日朝の便でついにオーストラリアを離れ、マレーシア、クアラルンプールへ!!
これからの旅、どうなるのか不安でしかないけど、自分なりに答えを探しながら、アグレッシブな滞在にしていきたい!!!
そんなところです。

またしても空港宿泊、おやすみなさい。