ジェセ村到着と綺麗好き肌男のイメージを守る話
ラーガディープ村の宿(倉庫を貸してくれた的な)で目を覚ました俺たち!
移動疲れもあってかぐっすりと8時間眠った。
今日はついに、チャリティ活動の目的地、スノアール族の暮らすジェセ村まで歩くのだ!
簡単な朝ごはんもいただいて、元気にラーガディープ村を出発した。
しかし、、、
とことん急な斜面・・
時折崩れ落ちる岩肌・・
距離的にはたった2キロとかそんなもんだろと思うけれど、一歩一歩がとてつもなく重い。
重力がまとわりつく感じだ。
俺たちを振り返りもせずスイスイ登っていくポーターの少年の足は一体どうなってるんだ??彼らは宇宙人か??
そして歩き始めて2時間ほど、もうだめだ、おれはもうだめ、もうだめだ。とゆらゆら帝国で考え中しながら弱音川柳を5万回程はいた頃、ついに村が見えた!!!
ジェセ村、ついに到着である!!!!
長かった・・!!
昨日の朝5時にカトマンズをバンで出発して計30時間。
スリリングなバンでの移動あり、
過酷な山登りあり、
不倫騒動のニュースにゲスの極みはほんまにゲスな三角関係だなぁの怒りあり、、
まさしく山あり谷ありベッキーありの果敢な冒険の2日間だった。
(ちなみにゲスな彼のやるもう一つのバンドindigo la end の緑の少女は揺るがない名曲である。私はゲスな話にもベッキーにも興味はないわ!という人は、是非聴いてみて欲しい)
到着すると、
「よく来たねぇほら上がって上がって!」
「お茶でも飲みなさい!」
「すぐお昼ご飯の支度するからね!」
と、お母さんが優しく迎えてくれる。(言葉わからんから全部感じやけど)
ゆっくりお茶を頂いていると、村の子供やおじいちゃん、孫を連れたおばあちゃんも集まってくる。
この、村人のみんなが家族みたいな関係、とっても素敵!!
‥って言う家族思い系の優しい人たちや、家族思い系って思われたい系の人は多いと思うけれど、おれは香川の超田舎出身なので、田舎付き合いの面倒くさい面もよく知っている。
時に見栄をはるために何万も金を使い、時にじじいの酒のつまみになるために休日を使わないといけないような。
だから、一概に彼らのようなスタイルを肯定して、東京ではお隣さんの顔も知らんなんて!と否定したりはしたく無い。
けれど、見ていくと思う。
彼らの生活は、お互い助け合わないと"成り立たない"ものであるようだ。
日本の生活のように、ただ付き合いで、周りの目を気にして、やっているのではなく、助け合いから生まれる本気の感謝や優しさが、彼らの持つ本当の意味でのアットホーム感を作りあげているのだろう。
ちなみに、おれは思われたい系の人は好きではないが、本当に家族思いな可愛い女の子はすごく好きである。
ただ可愛い女の子もまぁ、好きである。
さておき、村には女性が多い。
若い女性はマキ拾いや家畜の世話、料理と忙しい。
子守はおばあちゃんの仕事だ。
そして男たちは、近頃は多くが出稼ぎに出る。
村に残っているのは、おじいちゃんなど昔からここに住む人か、ガイドやポーターなどの山の仕事を得た一握りの男たちだけ。
あとは学生だ。
みんなが分担された役割を担いながらこの村の中で生きているんだな。
なんて感心しながら昼食に出されたバッファローの肉入りダルバード(豆スープとご飯のネパール料理)をミトサミトサ!!(びゃぁあうまいぃい!!)と食べ終えたあと、この家の家主であるポーターのお父ちゃんが、ふいに尋ねる。
「この近くに滝があるんだけど、行ってみる?水浴びもできるよ!」
「おおまじすか!」
かれこれ2日間風呂に入れてなかった俺たち。
「水浴びだなんて!(おれは2日くらい入らないのは良くあることだけれど純白系肌男のイメージを守るため一応、)もちろん行きます!」と元気良く挨拶をしたのだけれど。。
この決断を、後々俺たちは深く後悔する羽目となる・・
そんなところで続く。
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